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ラブラブ番外編

★お熱い無人島生活

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無人島で(俺たちが住んでいるのでもう無人島ではないのだけれど)ゆるゆる新婚生活を送っている俺たち。

「あっ…ちょ、待っ…」

バスルームでシャワーを浴びていたら、後ろから突然フィリックスに襲われた。

「仕事からいつ戻って…?」
「今しがた。無用心だな、家の鍵が開いてたぞ。可愛いシンが侵入者に襲われてしまうじゃないか」

いやそれ侵入者ってフィリックスのことだよね?ブーメランだよね?

一ヶ月ほど、依頼があった仕事で出ていたフィリックスが戻ってきた。
エリアスもフィリックスも売れっ子のフリーランスのトレジャーハンターだ。王公貴族などに依頼を受けて色んなものを調達する仕事をしているんだ。
俺は時々同行するけど二人ほど腕は立たないから、個人ではそんなに仕事はない。

魔法の自学をしながらエリアスとフィリックスの帰りを待ってる生活の方が多いんだ。

「やっ…そんな…」

後ろから俺を抱き締めて、彼の指先が腹をなぞって胸の突起をスルッと撫でたとたん、ゾクッとした俺は快感に震えながら小さく喘ぎ声をあげた。

「あぁっ…」
「相変わらずいい体してんな」
「胸…フィリックスにいじられすぎただけなのに…」

そう。どっちかっつーと胸フェチのフィリックスにいじられまくってこんな感度のよい乳首に開発されてしまった俺の体。
二、三回擦っただけでピンと芯をもって立ち上がった桃色乳首の持ち主になってしまったのだ。

「ふっ…」

フィリックス、嬉しそうだな。

彼の指に慣らされ、彼の情熱を受け入れる俺。

「はぁ…んっ…!や、おっき…!」
「おっきくしたのはシンだぞ…責任とれ」
「そ、んな…」

イケメンボイスで囁かれ、背筋に快感が走る。フィリックスの先端が俺の奥を貫いて熱い。

「いくぞ」

フィリックスが腰を動かし始めると衝撃的な快楽が押し寄せはじめ、俺は嬌声を上げた。
バスルームに反響する俺の喘ぎ声が恥じらいを増幅させて、余計にフィリックスを燃えさせる。

はしたないほど乱れた声と吐息を漏らし、あられもなく体を開く俺の痴態にフィリックスが小さく唸る。

「っ…く…ぅ!今日のシンすごい…」
「あっ…ん…。フィリックスぅ、が、すごいから…ああっ」

今月は一人寝が長かったんだもん。フィリックスもエリアスも長期の出張で寂しかったんだもん。帰ってきたら甘えるんだってずっと思ってた。

「フィリックス…」
「もっと名前、よべ…」
「んぁぁ、フィリックス…フィリックスぅ…!」

俺は何度も何度も愛しいフィリックスの名前を呼んで快感に震えながら彼にしがみついた。


散々愛し合った後、フィリックスに綺麗に洗ってもらった俺はバスローブ一枚でドアを開けると。


そこには。


リビングで優雅にお茶を飲んでいるエリアスとアンディがいた。


ええっ…?


「よ、久しぶりだなシン。元気そうでなにより…色んな意味で」

爽やかに片手を上げるアンディがにこやかに笑いかけ、俺は彼の最後の一言に凍りついた。
エリアスの肩が笑いを堪えきれず揺れている。

全部、丸聞こえだったよな?絶対あれ全部聞かれてたよね?俺の喘ぎもなんもかも…。

ああ、今すぐ絶叫しながらこの場を走り出したい…。











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