77 / 113
伝説のゆくえ
★星空の下で
しおりを挟む
今夜は飯を食って帰れとダリウスに言われてから、立派な屋敷を散策した。エリアスのお坊っちゃまなことを再認識しただけだったけれど。
ハンター一家であるこの家からエリアスという伝説の竜騎士が誕生したのは誉れ以外何者でもなかったらしい。でも、親は少し残念そうだったと笑って話してくれた。名門ハンターの跡継ぎとなるのはダリウス一人の肩にかかるからだ。
エリアスの自室で二人きりになる。夕刻までまだまだ時間があった。びっしりと並んだ本、贅を凝らした調度品、それに…。
「このベッド、天蓋つきだね…すごーい、陛下のだってこんなんじゃなかったよー」
「だろうな…異国の王族からのプレゼントらしくてか…俺はシンプルなのが好きなのにこの部屋は不満だらけだった」
ため息混じりのエリアスに俺は微笑んだ。
「エリアスの部屋、シンプルだもんな。すごいじゃん、寝てみてもいい?」
俺がふかふかのベッドに横になると、エリアスがカーテンの紐を外し、ベッドの周囲を囲った。カチャリと部屋の鍵をかける音がして、しばらくすると、カーテンをかき分けてエリアスが入ってきた。
「面白いだろ?これ…内側が星空なんだ」
「うん…綺麗だね」
天井の布に描かれた一面の夜空が金銀の糸で刺繍されている。天界から見える空はもっと美しいのかな?
「天界…ってどんなとこなんだろうね」
「シン…気になるか、親が…」
「ううん、生まれたときからいないから平気。ジジイたちの方が大切だもん」
「そうか」
エリアスは俺の隣に寝転がったまま天井を見つめた。
「あの古文書を読んで思ったんだが、二人の伝説の竜騎士が現れるときは、もしかしたらハーフドラゴンがいるのかもな…。記録には残ってないけど。」
「そうかもね…今、そうみたいだし」
俺はぼうっと天井を見ながら答えた。
『シンシア、その通りだ…時折ドラゴン族は人間と恋に落ちる者がいる、俺もまた同じ…今までに二人の竜騎士の出現は全てハーフドラゴンが理由だろう』
指輪から頭の中にオスカーが話しかけてくるのが聞こえる。
俺もその一人ってことか…。
エリアスが俺をぎゅっと抱き締めてきた。熱い息が首筋をくすぐる。
「絶対守るから…!命を懸けてでも」
「えっ、やだ!」
「シン?」
エリアスが首を傾げる。
「命を懸けて守ってもらったら、エリアスはいなくなるじゃん!エリアスのいない世界で生きろっていうの?そんなの嫌だ」
「シン…!」
俺はボロっと涙が出てきた。
「俺を守って死んだりしたら、後を追ってエリアスの命を無駄にしてやるから!」
「……。」
キッ!と睨んでやると、エリアスが目を丸くして俺を見て、そして一言呟いた。
「こっわ…」
「あ?何?だって命懸けなんて嬉しくない!置いてかないで…」
「シン…ごめん。わかった、一緒に生きような、ずっと一緒だ」
ぐすぐすと泣く俺の背中を撫でながらエリアスが子どものようになだめる。俺はエリアスの胸にもたれて服を掴んだ。
「俺…一人じゃないって思えるのは、エリアスと…フィリックスとラースがいてくれるからなんだよ…誰も、俺のために失いたくないし、誰かが欠けた世界で生きたくない。それくらいなら俺がいなくなったほうがいいもん」
これは本音だ。俺がハーフドラゴンというのなら、今の世界でこの種族は俺たった一人なのだろう。それを知ったとき、親がわかった喜びより孤独に苛まれた。だけどそれを緩和してくれたのはこの3人のお陰。
「…バカ、お前がいなくなったらそれこそ俺がダメになるわ」
エリアスが低い声でぽそりと呟いた。
「えっ?」
顔を上げた瞬間、かぶりつくようなキスが降ってきた。胸のあたりをぎゅっと掴んでいた俺は両手を上げてエリアスの首をかき抱くと、そのまま押し倒される。
「んっ、…ふ…、んっ…」
洩れだす切ない吐息と声が閉めきったカーテンにこもる。情熱的なエリアスのキスが俺の鼓動を大きくしていくんだ。
エリアスは俺の服を丁寧にするりと脱がせていく。一糸まとわぬ姿になった俺はエリアスのなすがままに転がされて啼かされた。胸の突起を吸って弄びながら、俺自身を優しく握って昂らせていく。
「ぅぁっ…そこ、あァ…っ」
何度となく押し寄せる快感に、柔らかな彼の明るい金髪をくしゃくしゃとかき回す。首を反りながら喘ぐばっかりの俺は震えながらエリアスを全身で感じている。
指を3本入れられ、散々啼かされた後、エリアス自身がひたりと当てられた。そして腰を推し進め、俺を広げて入ってくる。固くて熱い、エリアスが俺を求めてるんだ。そう思うと幸せな気持ちになった。
「ぅああっ…あっ…!あ、ん、あっ…」
エリアスの腰がゆらゆらと動き始め、それがどんどん力強く大きくなる。突かれる度に俺は高い声で喘いだ。他所の家だから少し抑えているつもりだけれど、エリアスは容赦しない。片足を持って大きく広げられ、斜め上から勢いよく腰を何度も振り下ろされた。
「あああっ!やっ、そ、こ…あっああっ、んっ!」
どうしようもない大きな快感を叩きつけられた俺はとても感じる部分のスイッチを押されてしまう。どうやら俺の体をもう熟知しているらしいエリアスは、どこを押すと啼くのかが分かっているようだった。ガンガン攻めあげられ、何度も絶頂に上らされた。
しかし、こ、この洗濯…誰がやるのだ…。後で自分で洗おうか…。汚しちゃった…。
なんて雑念を抱いてしまうくらいばっちり溢してしまった俺はシーツの染みを見て恥ずかしくなって目を伏せる。それを知ったエリアスはニヤっと笑ってまた擦ってきた。
「 あっ!」
「集中…してほしいな。俺はまだイってないからな…夕食までまだまだ時間はある、心配すんな、これは俺が何とかするから」
そのあともっと熱く激しく抱かれてしまった俺は意識を飛ばされそうになった。
シャワーを浴びて、スッキリしたあとで、部屋を出た俺たちはまた庭等を散策しながら夕刻まで過ごしてるうちに夕食の時間になった。
食堂で贅を凝らした美味しいディナーをご馳走になりながら、目の前でダリウスがめちゃくちゃ不機嫌になっているのに気づいた。
「エリアスてめぇ…」
睨み付けるダリウスを涼しげな顔でかわし、優雅にテリーヌを切り分けて口に運ぶエリアス。
「俺のベッドのシーツと換えただろてめぇ…!」
「!」
俺は驚きのあまり口に運びかけたパンを落としそうになった。
あれからエリアスはこっそりダリウスの部屋のシーツと交換してしまったというのか?
「後始末よろしくなダリウス」
「メイドさん達に俺が誰か連れ込んだと思われるだろうが!…くそ、この貸し返せよ…!」
「実際お前いつも連れ込んでるだろ?お兄様」
兄弟による小声のやり取りに俺はひたすら赤くなって小さくなった。
「どうした?食欲ないのかシン、もっと食って大きくならないと」
エリアスとダリウスの父親ガイウスがハハハと大きく笑い、俺の目の前に特大ステーキがドン!と置かれた。
ハンター一家であるこの家からエリアスという伝説の竜騎士が誕生したのは誉れ以外何者でもなかったらしい。でも、親は少し残念そうだったと笑って話してくれた。名門ハンターの跡継ぎとなるのはダリウス一人の肩にかかるからだ。
エリアスの自室で二人きりになる。夕刻までまだまだ時間があった。びっしりと並んだ本、贅を凝らした調度品、それに…。
「このベッド、天蓋つきだね…すごーい、陛下のだってこんなんじゃなかったよー」
「だろうな…異国の王族からのプレゼントらしくてか…俺はシンプルなのが好きなのにこの部屋は不満だらけだった」
ため息混じりのエリアスに俺は微笑んだ。
「エリアスの部屋、シンプルだもんな。すごいじゃん、寝てみてもいい?」
俺がふかふかのベッドに横になると、エリアスがカーテンの紐を外し、ベッドの周囲を囲った。カチャリと部屋の鍵をかける音がして、しばらくすると、カーテンをかき分けてエリアスが入ってきた。
「面白いだろ?これ…内側が星空なんだ」
「うん…綺麗だね」
天井の布に描かれた一面の夜空が金銀の糸で刺繍されている。天界から見える空はもっと美しいのかな?
「天界…ってどんなとこなんだろうね」
「シン…気になるか、親が…」
「ううん、生まれたときからいないから平気。ジジイたちの方が大切だもん」
「そうか」
エリアスは俺の隣に寝転がったまま天井を見つめた。
「あの古文書を読んで思ったんだが、二人の伝説の竜騎士が現れるときは、もしかしたらハーフドラゴンがいるのかもな…。記録には残ってないけど。」
「そうかもね…今、そうみたいだし」
俺はぼうっと天井を見ながら答えた。
『シンシア、その通りだ…時折ドラゴン族は人間と恋に落ちる者がいる、俺もまた同じ…今までに二人の竜騎士の出現は全てハーフドラゴンが理由だろう』
指輪から頭の中にオスカーが話しかけてくるのが聞こえる。
俺もその一人ってことか…。
エリアスが俺をぎゅっと抱き締めてきた。熱い息が首筋をくすぐる。
「絶対守るから…!命を懸けてでも」
「えっ、やだ!」
「シン?」
エリアスが首を傾げる。
「命を懸けて守ってもらったら、エリアスはいなくなるじゃん!エリアスのいない世界で生きろっていうの?そんなの嫌だ」
「シン…!」
俺はボロっと涙が出てきた。
「俺を守って死んだりしたら、後を追ってエリアスの命を無駄にしてやるから!」
「……。」
キッ!と睨んでやると、エリアスが目を丸くして俺を見て、そして一言呟いた。
「こっわ…」
「あ?何?だって命懸けなんて嬉しくない!置いてかないで…」
「シン…ごめん。わかった、一緒に生きような、ずっと一緒だ」
ぐすぐすと泣く俺の背中を撫でながらエリアスが子どものようになだめる。俺はエリアスの胸にもたれて服を掴んだ。
「俺…一人じゃないって思えるのは、エリアスと…フィリックスとラースがいてくれるからなんだよ…誰も、俺のために失いたくないし、誰かが欠けた世界で生きたくない。それくらいなら俺がいなくなったほうがいいもん」
これは本音だ。俺がハーフドラゴンというのなら、今の世界でこの種族は俺たった一人なのだろう。それを知ったとき、親がわかった喜びより孤独に苛まれた。だけどそれを緩和してくれたのはこの3人のお陰。
「…バカ、お前がいなくなったらそれこそ俺がダメになるわ」
エリアスが低い声でぽそりと呟いた。
「えっ?」
顔を上げた瞬間、かぶりつくようなキスが降ってきた。胸のあたりをぎゅっと掴んでいた俺は両手を上げてエリアスの首をかき抱くと、そのまま押し倒される。
「んっ、…ふ…、んっ…」
洩れだす切ない吐息と声が閉めきったカーテンにこもる。情熱的なエリアスのキスが俺の鼓動を大きくしていくんだ。
エリアスは俺の服を丁寧にするりと脱がせていく。一糸まとわぬ姿になった俺はエリアスのなすがままに転がされて啼かされた。胸の突起を吸って弄びながら、俺自身を優しく握って昂らせていく。
「ぅぁっ…そこ、あァ…っ」
何度となく押し寄せる快感に、柔らかな彼の明るい金髪をくしゃくしゃとかき回す。首を反りながら喘ぐばっかりの俺は震えながらエリアスを全身で感じている。
指を3本入れられ、散々啼かされた後、エリアス自身がひたりと当てられた。そして腰を推し進め、俺を広げて入ってくる。固くて熱い、エリアスが俺を求めてるんだ。そう思うと幸せな気持ちになった。
「ぅああっ…あっ…!あ、ん、あっ…」
エリアスの腰がゆらゆらと動き始め、それがどんどん力強く大きくなる。突かれる度に俺は高い声で喘いだ。他所の家だから少し抑えているつもりだけれど、エリアスは容赦しない。片足を持って大きく広げられ、斜め上から勢いよく腰を何度も振り下ろされた。
「あああっ!やっ、そ、こ…あっああっ、んっ!」
どうしようもない大きな快感を叩きつけられた俺はとても感じる部分のスイッチを押されてしまう。どうやら俺の体をもう熟知しているらしいエリアスは、どこを押すと啼くのかが分かっているようだった。ガンガン攻めあげられ、何度も絶頂に上らされた。
しかし、こ、この洗濯…誰がやるのだ…。後で自分で洗おうか…。汚しちゃった…。
なんて雑念を抱いてしまうくらいばっちり溢してしまった俺はシーツの染みを見て恥ずかしくなって目を伏せる。それを知ったエリアスはニヤっと笑ってまた擦ってきた。
「 あっ!」
「集中…してほしいな。俺はまだイってないからな…夕食までまだまだ時間はある、心配すんな、これは俺が何とかするから」
そのあともっと熱く激しく抱かれてしまった俺は意識を飛ばされそうになった。
シャワーを浴びて、スッキリしたあとで、部屋を出た俺たちはまた庭等を散策しながら夕刻まで過ごしてるうちに夕食の時間になった。
食堂で贅を凝らした美味しいディナーをご馳走になりながら、目の前でダリウスがめちゃくちゃ不機嫌になっているのに気づいた。
「エリアスてめぇ…」
睨み付けるダリウスを涼しげな顔でかわし、優雅にテリーヌを切り分けて口に運ぶエリアス。
「俺のベッドのシーツと換えただろてめぇ…!」
「!」
俺は驚きのあまり口に運びかけたパンを落としそうになった。
あれからエリアスはこっそりダリウスの部屋のシーツと交換してしまったというのか?
「後始末よろしくなダリウス」
「メイドさん達に俺が誰か連れ込んだと思われるだろうが!…くそ、この貸し返せよ…!」
「実際お前いつも連れ込んでるだろ?お兄様」
兄弟による小声のやり取りに俺はひたすら赤くなって小さくなった。
「どうした?食欲ないのかシン、もっと食って大きくならないと」
エリアスとダリウスの父親ガイウスがハハハと大きく笑い、俺の目の前に特大ステーキがドン!と置かれた。
30
お気に入りに追加
4,161
あなたにおすすめの小説
【完結】2愛されない伯爵令嬢が、愛される公爵令嬢へ
華蓮
恋愛
ルーセント伯爵家のシャーロットは、幼い頃に母に先立たれ、すぐに再婚した義母に嫌われ、父にも冷たくされ、義妹に全てのものを奪われていく、、、
R18は、後半になります!!
☆私が初めて書いた作品です。
婚約破棄された公爵令嬢は、真実の愛を証明したい
香月文香
恋愛
「リリィ、僕は真実の愛を見つけたんだ!」
王太子エリックの婚約者であるリリアーナ・ミュラーは、舞踏会で婚約破棄される。エリックは男爵令嬢を愛してしまい、彼女以外考えられないというのだ。
リリアーナの脳裏をよぎったのは、十年前、借金のかたに商人に嫁いだ姉の言葉。
『リリィ、私は真実の愛を見つけたわ。どんなことがあったって大丈夫よ』
そう笑って消えた姉は、五年前、首なし死体となって娼館で見つかった。
真実の愛に浮かれる王太子と男爵令嬢を前に、リリアーナは決意する。
——私はこの二人を利用する。
ありとあらゆる苦難を与え、そして、二人が愛によって結ばれるハッピーエンドを見届けてやる。
——それこそが真実の愛の証明になるから。
これは、婚約破棄された公爵令嬢が真実の愛を見つけるお話。
※6/15 20:37に一部改稿しました。
婚約解消して次期辺境伯に嫁いでみた
cyaru
恋愛
一目惚れで婚約を申し込まれたキュレット伯爵家のソシャリー。
お相手はボラツク侯爵家の次期当主ケイン。眉目秀麗でこれまで数多くの縁談が女性側から持ち込まれてきたがケインは女性には興味がないようで18歳になっても婚約者は今までいなかった。
婚約をした時は良かったのだが、問題は1か月に起きた。
過去にボラツク侯爵家から放逐された侯爵の妹が亡くなった。放っておけばいいのに侯爵は簡素な葬儀も行ったのだが、亡くなった妹の娘が牧師と共にやってきた。若い頃の妹にそっくりな娘はロザリア。
ボラツク侯爵家はロザリアを引き取り面倒を見ることを決定した。
婚約の時にはなかったがロザリアが独り立ちできる状態までが期間。
明らかにソシャリーが嫁げば、ロザリアがもれなくついてくる。
「マジか…」ソシャリーは心から遠慮したいと願う。
そして婚約者同士の距離を縮め、お互いの考えを語り合う場が月に数回設けられるようになったが、全てにもれなくロザリアがついてくる。
茶会に観劇、誕生日の贈り物もロザリアに買ったものを譲ってあげると謎の善意を押し売り。夜会もケインがエスコートしダンスを踊るのはロザリア。
幾度となく抗議を受け、ケインは考えを改めると誓ってくれたが本当に考えを改めたのか。改めていれば婚約は継続、そうでなければ解消だがソシャリーも年齢的に次を決めておかないと家のお荷物になってしまう。
「こちらは嫁いでくれるならそれに越したことはない」と父が用意をしてくれたのは「自分の責任なので面倒を見ている子の数は35」という次期辺境伯だった?!
★↑例の如く恐ろしく省略してます。
★9月14日投稿開始、完結は9月16日です。
★コメントの返信は遅いです。
★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません
傍若無人な姉の代わりに働かされていた妹、辺境領地に左遷されたと思ったら待っていたのは王子様でした!? ~無自覚天才錬金術師の辺境街づくり~
日之影ソラ
恋愛
【新作連載スタート!!】
https://ncode.syosetu.com/n1741iq/
https://www.alphapolis.co.jp/novel/516811515/430858199
【小説家になろうで先行公開中】
https://ncode.syosetu.com/n0091ip/
働かずパーティーに参加したり、男と遊んでばかりいる姉の代わりに宮廷で錬金術師として働き続けていた妹のルミナ。両親も、姉も、婚約者すら頼れない。一人で孤独に耐えながら、日夜働いていた彼女に対して、婚約者から突然の婚約破棄と、辺境への転属を告げられる。
地位も婚約者も失ってさぞ悲しむと期待した彼らが見たのは、あっさりと受け入れて荷造りを始めるルミナの姿で……?
救国の大聖女は生まれ変わって【薬剤師】になりました ~聖女の力には限界があるけど、万能薬ならもっとたくさんの人を救えますよね?~
日之影ソラ
恋愛
千年前、大聖女として多くの人々を救った一人の女性がいた。国を蝕む病と一人で戦った彼女は、僅かニ十歳でその生涯を終えてしまう。その原因は、聖女の力を使い過ぎたこと。聖女の力には、使うことで自身の命を削るというリスクがあった。それを知ってからも、彼女は聖女としての使命を果たすべく、人々のために祈り続けた。そして、命が終わる瞬間、彼女は後悔した。もっと多くの人を救えたはずなのに……と。
そんな彼女は、ユリアとして千年後の世界で新たな生を受ける。今度こそ、より多くの人を救いたい。その一心で、彼女は薬剤師になった。万能薬を作ることで、かつて救えなかった人たちの笑顔を守ろうとした。
優しい王子に、元気で真面目な後輩。宮廷での環境にも恵まれ、一歩ずつ万能薬という目標に進んでいく。
しかし、新たな聖女が誕生してしまったことで、彼女の人生は大きく変化する。
物語のようにはいかない
わらびもち
恋愛
転生したら「お前を愛することはない」と夫に向かって言ってしまった『妻』だった。
そう、言われる方ではなく『言う』方。
しかも言ってしまってから一年は経過している。
そして案の定、夫婦関係はもうキンキンに冷え切っていた。
え? これ、どうやって関係を修復したらいいの?
いや、そもそも修復可能なの?
発言直後ならまだしも、一年も経っているのに今更仲直りとか無理じゃない?
せめて失言『前』に転生していればよかったのに!
自分が言われた側なら、初夜でこんな阿呆な事を言う相手と夫婦関係を続けるなど無理だ。諦めて夫に離婚を申し出たのだが、彼は婚姻継続を望んだ。
夫が望むならと婚姻継続を受け入れたレイチェル。これから少しずつでも仲を改善出来たらいいなと希望を持つのだが、現実はそう上手くいかなかった……。
転生したら悪の組織の幹部だったけど、大好きなヒーローに会えて大満足だった俺の話
多崎リクト
BL
トラックに轢かれたはずの主人公は、気がつくと大好きだったニチアサの「炎の戦士フレイム」の世界にいた。
黒川甲斐(くろかわ かい)として転生した彼は、なんと、フレイムの正体である正岡焔(まさおか ほむら)の親友で、
その正体は悪の組織エタニティの幹部ブラックナイトだった!!
「え、つまり、フレイムと触れ合えるの?」
だが、彼の知るフレイムとは話が変わっていって――
正岡焔×黒川甲斐になります。ムーンライトノベルズ様にも投稿中。
※はR18シーンあり
表紙は宝乃あいらんど様に頂きました!
【完結】幼馴染みが勇者になり何故か俺は勇者の番になりました
赤牙
BL
小さな村に住むシモンとその幼なじみのテオは仲良く暮らしていた。
シモンは明るく正義感の強い性格で、すぐに泣いてしまうテオをいじめっ子から助け守っていた。
2人は共に成長していきシモンは騎士団へ入隊。テオも後を追うように騎士団へと入隊。
ある日のこと
テオの背中に謎の痣が浮かび上がり心配したシモンはそれを病気か呪いと思い医師へと相談すると『勇者の紋』だと判明する。
それからテオは勇者となり剣士・聖女・賢者と魔王を倒す旅へとでることになったのだが
勇者は自分の支えとなる存在『番』を一人持つことができ勇者となったテオはシモンを『番』にしたいと迫ってくる…
✳︎執着幼馴染み✖︎主人公✳︎
誤字、脱字あったらすみません。
素人の妄想作文だと思って寛容な心でお読み下さいww
R18の話には♡マーク入れておくので読む時はご注意下さい!
✳︎そんなに冒険らしい事はしてません!
✳︎中盤から終盤にかけてR指定多めです!
本編は完結しました☆
番外編の『魔王編』と『現世転生編』あります。
少しずつ本編の見直しと少し修正を行なっているので修正前後で文章構成が違っている所もありますm(__)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる