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 ……もう、ほんと『魔が差した』としか言えない。

 ――

 思春期真っ盛りの俺は、学園の寮の自室で寝る準備をしていた。
 ベッドに入ってふとちょっとムラムラしてたから、軽くオナニーして寝るかぁ。って時にふと『女の子ってエッチしてる時どんな感じなんだろ?』とか思ってしまったのだ。

 とりあえずいそいそとパンイチになって、仰向けに寝転がる。
 それだけでは特に何にも感じなくて、足をM字に開いてみた。


「おぉ……恥ずかしいかも……」


 パカッと足を開いた途端に、パンツは履いているとはいえ、何時もは隠されているところに何となく風を感じる。
 またしてもふと思いついて、10歳の頃に貰った自分の背丈ぐらいのクマのぬいぐるみを股の間に置いてみた。(抱き枕みたいに抱っこしないと寝れない)


「……!!これが正常位の女の子の目線……!」


 何年も見てるクマなのに、見る角度のせいなのかいつもと違って見えた。
 だんだんテンションが上がってきた俺はそのままへこへこと腰を振り、クマの首に腕を回してみた。


「あっ♡あん♡クマくんのおちんちんすごぉい♡あん♡気持ちい「カミロ……?」い……」


 突然開いたドアから同級生のリシャールがこちらを真ん丸の目で見ていた。


「リシャール!!いや!これは!ちがくて!!」
「な、なにしてたの……?」
「こここここ!これは!!なんていうか!抱かれてる時の女の子ってどんな気持ちなのかなって思っ……??」


 抱き抱えていたクマがいつの間にかリシャールに変わっていた。


「なぁんだ♡早く言ってくれたらよかったのに♡」
「へっ?」
「俺がカミロの事女の子にしてあげる♡これからは抱かれたいなら俺がいつでも抱いてあげるよ♡」
「やっ、ちが……ん~ッ!!」


 キスで口を塞がれて弁明など出来なかったんだよ……。

   
 ――


「あっ♡やっ♡♡やらぁ、いきた、いきたいぃ!!♡せーしっ、せーしだしたいよぉ……!!」
「はぁっ♡だぁめ♡♡女の子は精子出さないで、しょっ♡♡」
「…………!!!♡♡♡おく!おくやだぁッ♡♡あ♡あ♡」


 あれよあれよという間にリシャールのちんこが我が物顔で俺のおしりを開拓しまくっていた。

 クマとしていた正常位の格好を今はリシャールとしている。
 何回か中に出された上にずっぷりとハメ込まれているのに、なんと全部は入っていないらしい。こわい。
 ぐりっ♡ぐりっ♡と奥に当たっている気はするのに、リシャールの体はまだひっついていないのだ。こわい。


 ふーッ♡ふーッ♡と興奮した獣のような息を吐きながら意地悪く笑ったリシャールが、奥を突くのを辞めて緩く腰を振りながら散々弄られて赤くなった俺の乳首をくりくりと摘んでいる。


「ひンッ♡いっしょやだぁ……♡♡」
「でもカミロったらおっぱい虐めたらおまんこきゅっ♡てしてくれるんだもん♡」
「ふ、ぅう♡だってぇ……♡」
「さっきまで処女だったのにすぐにこんなにとろとろになってくれて嬉しい♡俺たち身体の相性もめっちゃいいんだねぇ♡」


 ニコニコと嬉しそうに笑いながらキスまで仕掛けてくる。手に腰にその上舌まで同時に動かせるなんて器用すぎる。


「はぁっ……♡んっ♡ん♡」 
「んっ♡キスも好きなんだね♡おまんこでちんこにすき♡すき♡ってきゅんきゅんして、上手にチン媚び出来てるよ♡」
「ばかぁ♡いうなぁ♡♡」

「あは♡エッチなこと言われるのも好きなんだ?♡ほんとかわいい♡……ねぇ、またぱこぱこしてもいい?♡思いっきり奥突いて、カリのとこでメススイッチごひごりしてもいい?♡」
「はぁッ♡あ、あ……♡」

「中出ししたらまたさっき覚えたメスイキしちゃうかな?♡あ、カミロの中、すでに俺の精子いっぱい塗り広げてるから、追加で出したら妊娠しちゃうかもね♡」
「ひ♡あ♡あ♡しなぃ……♡しないからぁ♡」
「わからないよ?♡カミロは俺に女の子にされちゃったんだから♡♡我慢して真っ赤になっちゃったクリちんこからいっぱいお潮も吹こうね♡ぴゅー♡ってしたら気持ちいいもんね?♡」
「ぅ♡はぁっ♡……はぁッ♡」


 至近距離で見つめ合い、髪や頬を優しく撫ぜられながらリシャールからエッチな事を言われ続けると、どんどん息が上がってくる。
 俺の中に入ったまんまのリシャールのちんこは、相当我慢しているのか、ときおりピクピクと動く。その度に俺もリシャールの言う通り、中をきゅんきゅん♡と締めてしまう。

「りしゃーるぅ……♡」
「なあに?♡」

 やっと出たまともな言葉は、媚び媚びの甘えた声だった。

「ど、したらいいかわかんないよぉ……♡」
「わかんないかぁ♡カミロは『いいよ』って言うだけだよ♡俺のこと好きになってくれたらもっといいけど♡」
「いいよっていうの……?」
「そ♡ね、カミロ……らぶらぶ子作りセックスしてもいーい?♡」
「い、いよ……?♡」
「うふふ♡今日から毎日いっぱいしよーね♡」
「まい……?へ?あ!♡あ♡あ♡♡」

 リシャールは腰振りを激しくしていく。
 宣言通り奥をごちゅ♡ごちゅ♡と突かれたり、ずりゅぅ……♡と浅い所まで腰を引いたかと思うと、ごりごり♡と前立腺を抉るように押して行く。

「はッ♡はぁッ♡そのうちっ、ポルチオも気持ちよくなれるようにっしよう、ねっ♡♡」
「あっ!♡あっ!♡あー!♡♡しゅご、りしゃ、る♡!はげし、はげしいよぉ!!♡♡♡♡」
「俺のちんこっ、奥までぜぇんぶ入ったらっ♡もっとぱんぱん♡してあげるからねッ♡♡ほら、キスハメしよ♡♡」
「んーっ♡ふぅ♡……んふ♡く、るし♡ん♡んー!♡」


 キスしながらピストンされると、息苦しさとか目線の定まらなさで頭が余計にくらくらしてしまう。


「んはっ♡ちょっとトんじゃってる?♡か~わいい♡」
「はッ♡はっ、あ!♡きちゃう!♡きちゃう……!♡あ♡あ♡あ♡あンッ!♡♡」
「いいよ♡いっぱいイっちゃおうね♡♡んっ、俺も……♡そろそろ……っ♡」
「あ!♡あ!♡あぁ!♡」
「カミロッ♡カミロカミロカミロ……ッ♡♡孕めッ♡俺の赤ちゃん産んでッ♡♡」
「ぅあ!♡ぁ♡あ♡あぁ!♡♡いくいくいくいく!!!♡♡♡いッ、……ぁあー!!♡♡♡」
「ぐっ、しめつけやばぁ……♡だすよ♡おくにッ♡♡……んッ♡♡」

 イった後にぎゅうっと抱きしめられて、頭が真っ白になる。ぐっ♡ぐっ♡と奥を押されて、中がじんわりしたような気がした。

「はぁっ、はぁ♡カミロ寝ちゃう……?めっちゃ気持ち良かったよ♡カミロは?」
「ぅ~?♡」
「あは♡満足してそ♡良かったぁ♡」


 ぼんやりした視界の先にクマのぬいぐるみと目が合った気がした。


「くま……」
「ん?ああ、クマちゃん?あのクマちゃん、ずっとカミロにぎゅってされて寝ててずるいよね。でも今日からはエッチする時も寝る時もカミロと寝ていいのは俺だけー♡ほら、俺のことぎゅってしていいからね?」
「りしゃ、る……」
「うんうん♡俺だよ♡♡ほら、おやすみ♡」



 ――
  
 その日から毎日カミロと(色んな意味で)寝ることになった。
 クマは「はっ!カミロの匂いがすごいする!!」と言い出したリシャールにたまに抱きしめられていたり、かわいらしいクマ専用の椅子が与えられてそこに座らされたりして、俺より今やリシャールの方がかわいがっているのだった。

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