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どういうことだ?

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「うーむ。
この前見た時はウズラの卵位の大きさだったぞ?
これ、別なものか?」

目の前に置かれた現物は、確かに鶏の卵位の大きさだった。

「なあ、お前、冷蔵庫から卵持ってってイタズラしてる?
俺を騙そうとしてる?」

俺の冷蔵庫に卵は常備されている。
毎日数を確かめている訳でもないので、ひとつやふたつ誤差があっても気付かない自信はある!

「何で俺がそんな面倒な事するんだよ。

て言うか、これ卵位の大きさだけど、本当に卵か?」

うーん、確かに、冷蔵庫にあるような卵ではないな。
やっぱり、石っぽいような、、?

「お前、石持って来た?」

「そんな事はしない!」

そうだよな~。
じゃあ、この卵石はどっからきたんだ?
一応、玄関の小石を見にいったが、どこかに消えていた。

「石が、成長した?」

「石だけに意志がある?」

「ははは、バカな事言ってないでもう、寝るか。」

「そうだな。」

朝まで飲もうと思っていたが、かなり酔いが回ってるのかもと、二人で毛布を被って寝てしまう事にした。

卵石はそのままテーブルの上で。
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