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「・・・・・・はぁ」
俺は、大きなため息をついた。昨日両親がお見合いの話を持ちかけてきた、断りたいのは山々だか二人は目的を達成するためなら手段を選ばない人だ晴にもしもしのことがあったらと思うと体がゾッとする
「どうしたの?」
この声を聞くとやはり落ち着く俺は、後ろを振り向くと愛する人が不思議そうな顔でこちらを覗いていた。
「あっ、何でもない」
「そう?怖い顔をしてたけど」
「早く、学校行こう?」
「うん」
にっこりとした笑顔を見て癒された後俺は、晴の小さく冷たい手を握り大きく踏み出した。
「やっぱり怖い顔してる」
「えっ!?そうかな?」
どうしてもお見合いが、気になってしまい晴に余計な迷惑をかけてしまう
「何か悩み?俺で良かったら聴くよ」
「ありがとう」
天使なのか?こいつは天使なのか?
やはり可愛いな俺は、何度もそう思った
「ならさぁ俺の悩み聞いてくれるか?」
路地裏から少し尖った声が聞こえたすると大柄な男性が現れた
「あんた誰?」
俺が聞き返すと男は髪の毛をボリボリと掻いていたと同時に晴は、震えていた
「晴?どうした?」
「な・・・・・何で?ここにいるの?」
晴の震えた声に男を反応して晴を自分の体に引き寄せた
「晴会いたかった、好きだ」
すると男は晴の唇に舌を入れネチョネチョと嫌らしい音を立てキスをした
「おい!晴に何するやめろ!」
俺は、大柄な男の腕を掴みキスを制止させた
「誰だてめえ、愛するハニーとの再開を邪魔するな」
大柄の渾身の一撃は俺の腹に食い込んだ
「直樹!」
「気にするな晴あんなやつ、帰ったら一杯セックスをしょうな?」
「離して!」
晴は、男の拘束を振りほどき倒れている直樹に駆け寄った。直樹は血を出しながらも男に吠えた
「お前誰だ!晴は、俺の恋人だぞ!」
「恋人・・・・・・・だと」
男は悟ったように二三回うなずいた後小さな声で呟いた
「そいうことか」
「はぁ?喧嘩売ってるのか?」
「残念だなガキ俺は、晴の恋人だよ」
「・・・・・・何?」
俺は、絶句した恋人あり得ない晴に恋人がいるなんて
「晴どう言うことだ!」
晴は、顔をうつ向いたまましゃべらなかった俺は、晴の肩を掴み何度も呼び掛けた
しかし話したのは男の方だった
「俺と晴は、恋人なんだよセックスもしたしキスもした。」
俺は、もう一度晴を呼び掛ける
「晴、俺とのセックスが初めてじゃないのか?アイツと恋人だったのか」
「・・・・・・」
「何で?何も言わないんだよ!」
晴は、ただ黙り混んでいた
「俺は、お前のフェロモンにやられてセックスをしたでも俺は、本気だったお前はただ欲望のままにセックスをしたのか?」
晴は、コクりとうなずいた
「じゃあ俺は、勝手に思い込んでお前はそれを見て笑い転げてだんだな」
「違う」
「黙れ!サキュバス」
俺は、思いっきり強烈な平手を喰らわせ晴は、大きな音を立てて倒れた
「もう、聞きたくない俺は、お前が好きで、好きで堪らなくて一秒たりとも忘れたことなかった」
直樹は目を赤くし大粒の涙を何度も流した
「だったらそいつと番になって俺の目の前から消えろ!二度とお前の顔なんて見たくない!」
俺は、晴に怒鳴るように声を出した
「お前と番になってたまるか!」
俺は、カバンを持って二人の姿が見なくなるまで全速力で走った
俺は、大きなため息をついた。昨日両親がお見合いの話を持ちかけてきた、断りたいのは山々だか二人は目的を達成するためなら手段を選ばない人だ晴にもしもしのことがあったらと思うと体がゾッとする
「どうしたの?」
この声を聞くとやはり落ち着く俺は、後ろを振り向くと愛する人が不思議そうな顔でこちらを覗いていた。
「あっ、何でもない」
「そう?怖い顔をしてたけど」
「早く、学校行こう?」
「うん」
にっこりとした笑顔を見て癒された後俺は、晴の小さく冷たい手を握り大きく踏み出した。
「やっぱり怖い顔してる」
「えっ!?そうかな?」
どうしてもお見合いが、気になってしまい晴に余計な迷惑をかけてしまう
「何か悩み?俺で良かったら聴くよ」
「ありがとう」
天使なのか?こいつは天使なのか?
やはり可愛いな俺は、何度もそう思った
「ならさぁ俺の悩み聞いてくれるか?」
路地裏から少し尖った声が聞こえたすると大柄な男性が現れた
「あんた誰?」
俺が聞き返すと男は髪の毛をボリボリと掻いていたと同時に晴は、震えていた
「晴?どうした?」
「な・・・・・何で?ここにいるの?」
晴の震えた声に男を反応して晴を自分の体に引き寄せた
「晴会いたかった、好きだ」
すると男は晴の唇に舌を入れネチョネチョと嫌らしい音を立てキスをした
「おい!晴に何するやめろ!」
俺は、大柄な男の腕を掴みキスを制止させた
「誰だてめえ、愛するハニーとの再開を邪魔するな」
大柄の渾身の一撃は俺の腹に食い込んだ
「直樹!」
「気にするな晴あんなやつ、帰ったら一杯セックスをしょうな?」
「離して!」
晴は、男の拘束を振りほどき倒れている直樹に駆け寄った。直樹は血を出しながらも男に吠えた
「お前誰だ!晴は、俺の恋人だぞ!」
「恋人・・・・・・・だと」
男は悟ったように二三回うなずいた後小さな声で呟いた
「そいうことか」
「はぁ?喧嘩売ってるのか?」
「残念だなガキ俺は、晴の恋人だよ」
「・・・・・・何?」
俺は、絶句した恋人あり得ない晴に恋人がいるなんて
「晴どう言うことだ!」
晴は、顔をうつ向いたまましゃべらなかった俺は、晴の肩を掴み何度も呼び掛けた
しかし話したのは男の方だった
「俺と晴は、恋人なんだよセックスもしたしキスもした。」
俺は、もう一度晴を呼び掛ける
「晴、俺とのセックスが初めてじゃないのか?アイツと恋人だったのか」
「・・・・・・」
「何で?何も言わないんだよ!」
晴は、ただ黙り混んでいた
「俺は、お前のフェロモンにやられてセックスをしたでも俺は、本気だったお前はただ欲望のままにセックスをしたのか?」
晴は、コクりとうなずいた
「じゃあ俺は、勝手に思い込んでお前はそれを見て笑い転げてだんだな」
「違う」
「黙れ!サキュバス」
俺は、思いっきり強烈な平手を喰らわせ晴は、大きな音を立てて倒れた
「もう、聞きたくない俺は、お前が好きで、好きで堪らなくて一秒たりとも忘れたことなかった」
直樹は目を赤くし大粒の涙を何度も流した
「だったらそいつと番になって俺の目の前から消えろ!二度とお前の顔なんて見たくない!」
俺は、晴に怒鳴るように声を出した
「お前と番になってたまるか!」
俺は、カバンを持って二人の姿が見なくなるまで全速力で走った
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