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第二章 悪逆非道、邪悪なゴーレム
第十六話 ゴーレム、村を見つける
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ああ、見えてしまった。
村です。
村が遠目に見えてきました。
まずいよなあ。
夜中だからまだ見つかってないけど。
でも櫓に火が灯ってるってことは人がいるわけですよね。
そして外を警戒してますよね。
だってあんな阿呆みたいな蛇がうろついてる世界なんですもん。
それとも実はあんな阿呆な蛇がうろついてても問題ないレベルの世界なのだろうか。
うわあ、そっちのが嫌だ。
あの蛇倒すの結構苦労したのに!
あんな蛇でも一刀両断出来るような武器とかが当たり前にあるとか?
あんな蛇でも素手で引き裂けるような武術が普及してたりとか?
そりゃあ人間死にたくないもんね、対策くらい当然してるよね。
あの爺さんを基準に考えてちゃあダメってことでしょ。
爺さん弱いからオレを作ったのかも知れないし。うん、きっとそうだ。
でも騒ぎになるのも怖いもんなあ。村避けるか。
バリスタとか攻撃魔法とかバンバン飛んできてあっさりゲームオーバーの未来しか見えないもんね。
よし、避けよう。こっそり行こうこっそり。
村の見える範囲から避けて・・・。
あ、ホブさんちーす。
ああ、叩かないでやめて。
君たちはそういうコミュニケーションしか取れないんですか。
もうあなたの魔石もいらないんですよ。
ガンガン音立てないで!見つかっちゃうでしょ!
『ピーーーーーーーーーーーーーーーー!』
ほら!なんか笛の音してるじゃん!
見つかっちゃったかもしれないじゃん!
どどど、どうしよう。
素早く逃げるなんて気の利いたこと出来ないんだよ?!
こちとら全長3mくらいある土塊なんだからね!
「オーガだ!2匹いるぞ!全員避難豪に逃げ込め!」
「結界石の内側から出るなよ!」
「オーガは1匹2匹じゃ終わらないはずだ!他にもいるはずだ!探して射れ!」
「オーガロードを見つけろ!一番でかい個体だ!」
ああ、もう大騒ぎじゃない!
てかあんたホブゴブリン扱いじゃないんだね。オーガ?強そうじゃん。
あん・・・た?あんた達?いえ、皆さん。
多くないですか。ずいぶん隠れてたんですね。
ひのふのやの・・・えーっと、30体ですか多いね。
一番大きい個体がロード・・・あの奥のやつか。オレよりでかいじゃん。
まあ大きさあんまり関係なさそうだけどね。蛙とか蝙蝠とか大きくても雑魚っちかったし。
まあ、危ないで私は離れますね。さような・・・。
掴むなや。
『ぐしゃ』
あ、申し訳ない。力入っちゃった。思わず腕、つぶしちゃった・・・・。
「「「ぎゃー!ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!」」」
「「「ぎゃーうぎゃーう!ぎゃぎゃぎゃ!ぎゃ!」」」
なんか雄叫びあげ始めたよこの人たち!
ええ?戦闘?
やだよ!人に見つかったら嫌じゃん!
『カンカンカンカンカン!』
ほら、矢飛んできてるし・・・矢!
オレの体にカンカン当たってるのこれか!
オーガさん達にもしっかり当たって。刺さってますね。
良い腕です。
あ、オーガさん達も攻撃されて反撃に出ようとしてます。
まあ皆さん短気そうな顔ですもんね。
丸太を担いで、突撃して・・・、ああよく時代劇とかの映画で見る門を破るときのあれですか。
あの丸太で村の周りの白い壁を壊す気なのかな?
やばいじゃん!
村です。
村が遠目に見えてきました。
まずいよなあ。
夜中だからまだ見つかってないけど。
でも櫓に火が灯ってるってことは人がいるわけですよね。
そして外を警戒してますよね。
だってあんな阿呆みたいな蛇がうろついてる世界なんですもん。
それとも実はあんな阿呆な蛇がうろついてても問題ないレベルの世界なのだろうか。
うわあ、そっちのが嫌だ。
あの蛇倒すの結構苦労したのに!
あんな蛇でも一刀両断出来るような武器とかが当たり前にあるとか?
あんな蛇でも素手で引き裂けるような武術が普及してたりとか?
そりゃあ人間死にたくないもんね、対策くらい当然してるよね。
あの爺さんを基準に考えてちゃあダメってことでしょ。
爺さん弱いからオレを作ったのかも知れないし。うん、きっとそうだ。
でも騒ぎになるのも怖いもんなあ。村避けるか。
バリスタとか攻撃魔法とかバンバン飛んできてあっさりゲームオーバーの未来しか見えないもんね。
よし、避けよう。こっそり行こうこっそり。
村の見える範囲から避けて・・・。
あ、ホブさんちーす。
ああ、叩かないでやめて。
君たちはそういうコミュニケーションしか取れないんですか。
もうあなたの魔石もいらないんですよ。
ガンガン音立てないで!見つかっちゃうでしょ!
『ピーーーーーーーーーーーーーーーー!』
ほら!なんか笛の音してるじゃん!
見つかっちゃったかもしれないじゃん!
どどど、どうしよう。
素早く逃げるなんて気の利いたこと出来ないんだよ?!
こちとら全長3mくらいある土塊なんだからね!
「オーガだ!2匹いるぞ!全員避難豪に逃げ込め!」
「結界石の内側から出るなよ!」
「オーガは1匹2匹じゃ終わらないはずだ!他にもいるはずだ!探して射れ!」
「オーガロードを見つけろ!一番でかい個体だ!」
ああ、もう大騒ぎじゃない!
てかあんたホブゴブリン扱いじゃないんだね。オーガ?強そうじゃん。
あん・・・た?あんた達?いえ、皆さん。
多くないですか。ずいぶん隠れてたんですね。
ひのふのやの・・・えーっと、30体ですか多いね。
一番大きい個体がロード・・・あの奥のやつか。オレよりでかいじゃん。
まあ大きさあんまり関係なさそうだけどね。蛙とか蝙蝠とか大きくても雑魚っちかったし。
まあ、危ないで私は離れますね。さような・・・。
掴むなや。
『ぐしゃ』
あ、申し訳ない。力入っちゃった。思わず腕、つぶしちゃった・・・・。
「「「ぎゃー!ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!」」」
「「「ぎゃーうぎゃーう!ぎゃぎゃぎゃ!ぎゃ!」」」
なんか雄叫びあげ始めたよこの人たち!
ええ?戦闘?
やだよ!人に見つかったら嫌じゃん!
『カンカンカンカンカン!』
ほら、矢飛んできてるし・・・矢!
オレの体にカンカン当たってるのこれか!
オーガさん達にもしっかり当たって。刺さってますね。
良い腕です。
あ、オーガさん達も攻撃されて反撃に出ようとしてます。
まあ皆さん短気そうな顔ですもんね。
丸太を担いで、突撃して・・・、ああよく時代劇とかの映画で見る門を破るときのあれですか。
あの丸太で村の周りの白い壁を壊す気なのかな?
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