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切り札チャージ! 登場! 切り札戦線シャッフラー!
第4話 切り札チャージ! 登場! 切り札戦線シャッフラー! 1
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「およ、あれは揉め事ですか?」
学園が終わり無事に魔界から人間界から移動してきた私は、越後屋の前に出ると人だかりが目につきます。
「なんでしょうね?」
魔界では静かな物だったのに、人間界に戻ったら揉め事とはどうなんでしょう? とか思わないでもないが、魔界も魔界で秩序ある世界だ。人間界の方が混沌としているとどこかで聞いたことがあったりします。
「オレ様達は! 暴走宇宙族っ愛羅武路雨怒(あいらぶろーど)だっ! 突然だがこの直線は素晴らしい! オレ様達は大層この直線距離が気に入った! 早速だがこの直線道路を征服させて頂こう!」
ファンキーな角型(リーゼントの様に先の丸まった角)を持った特攻服や甚兵衛を着た一つ目の宇宙人軍団がそこにはいました。
代表と思しき宇宙人は中々の筋肉質、声が少し高いのが残念だが悪役らしい良い出で立ちです。特攻服ではなくタンクトップ姿だったらサインを貰いに行ったかも知れませんね。
「この素晴らしい直線距離には似つかない邪魔な物が多いな! お前ら! ここの制限速度の看板を全部∞のマークに変えて信号機をすべて青色に染め直してしまえっ!」
「「「ブンブーン!!」」」
甚兵衛服の戦闘員の皆さんが地面に書いてある『60』の文字を『∞』に書き直して看板を差し替え、信号機を真っ青に塗り直し始めた。
プロ戦闘員達の素早い行動ですね。
辺りに急ブレーキの音がこだまし始める、信号機のランプ部分がすべて青く塗られた為に交通がマヒし始めたのだ!
「やめないかっ!」
「誰だ!?」
降って沸いた静止の声に、暴走宇宙人やギャラリーの視線がそちらに集中する。
「たとえ看板を塗り替えようとも! ここの制限速度は変わらない!」
「信号機を塗りなおしても! 左から青、黄色、赤と冷静に判断すれば信号は守れる!」
「平和に暮らすドライバー達の急ブレーキという名の悲鳴を! 私たちは止めてみせる!」
「どーろこーつーほーと、こーきょーぶつ? 破壊の罪、つぐなって?」
「お前たち宇宙人達の好き勝手にはさせるわけにはいかないんだの!」
そこには5人の男女が立っています。
「ふんっ! たかが人間風情が! オレ様達の邪魔が出来ると思うなよ! やっちまえ! 戦闘員達!!」
その暴走宇宙人の幹部かな? の言葉に、懸命に道路の舗装や看板を直していた戦闘員達が道具を地面に置いて一斉に幹部の前に並んだ。
「「「ブンブーン!」」」
「みんな! いくぞ!」
「おう!」
5人は突撃してくる戦闘員達の攻撃をかいくぐり、素手で反撃を行っていきます。
いくらなんでも素手の人間ではプロ戦闘員の相手をするのは難しいのでは? と思っていましたが、上手く戦闘員達の攻撃をいなし見事な体捌きで反撃に転じています。
「埒が明かぬな、現れよ! 暴走改造マシン、クラクション!」
暴走宇宙人が声を上げると、地面から黒い光と共に全身にバイクのクラクションボタンとラッパのようなものが括りつけられた人型サイズのロボが現れた!
「ラーッパッパッパ!!」
ラッパって言っちゃってるよ! 大丈夫かこいつ。
「ラッパーーーーー!」
その顔に括りつけられた大きなラッパの部分からビームの様な物が飛び出して5人組を襲った! これは流石に吹き飛ばされる5人組。だが、5人に致命傷はないようだ。
「ち、仕方ない! やるぞみんな!」
「「「「おう!」」」」
「「「「「切り札チャージ!」」」」」
5人がポケットから何かカードを……よく見るとトランプだ。それを出してカードをそれぞれ1枚抜き出しました。
その瞬間5人は赤・青・黄・ピンク・白い色の光に包まれると、全身のラインが見やすいそれぞれの色を全面に押し出した5色の戦闘スーツを纏っています!
「赤き剣の切り札! シャッフルレッド!」
「青き槌の切り札! シャッフルブルー!」
「ピンクの弓の切り札! シャッフルピンク!」
「白き拳の切り札! シャッフルホワイト!」
「黄色き短剣の切り札! シャッフルイエロー!」
『切り札戦線! シャッフラー!!』
5色の爆発を背後に、5人組は変身を完了させてポーズを決めていた。
最近おもちゃも発売され始めていた新しい戦線シリーズのシャッフラーだったようです。彼らは戦線シリーズと呼ばれる正義のHERO集団の新入りですね。1か月前にテレビで特集が組まれていたのを見たことがあります。まだC級のHEROですが戦線シリーズのHEROはA級に半年くらいで上がることが多いので期待の新人って奴ですね。
「シャッフラーだ! シャッフラーが来てくれたぞ!」
「頼んだぞ! シャッフラー!」
「俺達の平和な街を救ってくれ!」
『シャッフラー! シャッフラー! シャッフラー! シャッフラー!』
辺りにシャッフラーコールがこだまします。うん、戦線HEROは人気ですね。私もシャッフルブルーの筋力には少し興味があります。
「おのれシャッフラー共め! だがオレ様の邪魔はさせん! やれっ! クラクション!」
「ラッパー!」
暴走改造マシン、クラクションは再度ラッパの部分からビームを打ち出す!
しかし、シャッフラー達はそのビームを見事にかいくぐり回避!
そして、それぞれが腰につけた武器を取り出して構えた。
「キングハンマー! 砕っ!」
シャッフルブルーは大きなハンマーを取り出すと、地面に叩きつけた! 大地がひび割れ、クラクションの体にその破片が降り注ぐ!
「ラ、ラッパ……」
「クイーンアロー! はっ!」
シャッフルピンクが弓から矢を放出! クラクションの肩口に桃色の矢が突き刺さり、その矢は爆発しクラクションにダメージを与えます。
「ジャックナックルだの! ラッシュ! ラッシュ! ラッシュ!」
爆風を切り裂いてシャッフルホワイトが拳を振るいクラクションを吹き飛ばします。
「ジョーカーダガー! くらえー」
シャッフルイエローは飛び上がって、その両手の短剣でクラクションの背中を切り付けました。前と後ろから攻撃を受けたクラクションの体は傾き、膝から崩れ落ちそうです。
「エースブレード! エーススラッシュ!」
まさに倒れそうになった時、シャッフルレッドがトドメの剣撃を振り下ろしました。
「ラ……ラッパ…………」
クラクションが爆散しました。
中々の連携ですね。戦線HEROの連携攻撃は馬鹿に出来ません。
しかし、このままでは暴走宇宙人の幹部がやられてしまいそうです。あの筋肉ならいきなり負けるような事は無いと思いますが……念のため加勢しておきましょう。あの暴走宇宙人の筋力トレーニングも教えてもらいたいですからね。
応援している人垣をしり目に、建物と建物の間に移動して周りに人がいないことを確認。
「大丈夫そうですね」
私は魔力を集中させてポケットに入れた端末の操作を行います。
『The 越後屋』で開発してもらった専用のアプリを使い魔法を発動させました。
間もなく足元には光輝く奇怪な魔法陣が浮かび上がります。私の体は魔法陣から発生した黒い靄に包まれると、私の思い描いていた姿を形作っていきます。
「……ダークネスマッスル、参る」
変身を完了させた私はその場で跳躍をすると、人垣の上を飛び越えてシャッフラーと暴走宇宙人の間に着地をしました。
学園が終わり無事に魔界から人間界から移動してきた私は、越後屋の前に出ると人だかりが目につきます。
「なんでしょうね?」
魔界では静かな物だったのに、人間界に戻ったら揉め事とはどうなんでしょう? とか思わないでもないが、魔界も魔界で秩序ある世界だ。人間界の方が混沌としているとどこかで聞いたことがあったりします。
「オレ様達は! 暴走宇宙族っ愛羅武路雨怒(あいらぶろーど)だっ! 突然だがこの直線は素晴らしい! オレ様達は大層この直線距離が気に入った! 早速だがこの直線道路を征服させて頂こう!」
ファンキーな角型(リーゼントの様に先の丸まった角)を持った特攻服や甚兵衛を着た一つ目の宇宙人軍団がそこにはいました。
代表と思しき宇宙人は中々の筋肉質、声が少し高いのが残念だが悪役らしい良い出で立ちです。特攻服ではなくタンクトップ姿だったらサインを貰いに行ったかも知れませんね。
「この素晴らしい直線距離には似つかない邪魔な物が多いな! お前ら! ここの制限速度の看板を全部∞のマークに変えて信号機をすべて青色に染め直してしまえっ!」
「「「ブンブーン!!」」」
甚兵衛服の戦闘員の皆さんが地面に書いてある『60』の文字を『∞』に書き直して看板を差し替え、信号機を真っ青に塗り直し始めた。
プロ戦闘員達の素早い行動ですね。
辺りに急ブレーキの音がこだまし始める、信号機のランプ部分がすべて青く塗られた為に交通がマヒし始めたのだ!
「やめないかっ!」
「誰だ!?」
降って沸いた静止の声に、暴走宇宙人やギャラリーの視線がそちらに集中する。
「たとえ看板を塗り替えようとも! ここの制限速度は変わらない!」
「信号機を塗りなおしても! 左から青、黄色、赤と冷静に判断すれば信号は守れる!」
「平和に暮らすドライバー達の急ブレーキという名の悲鳴を! 私たちは止めてみせる!」
「どーろこーつーほーと、こーきょーぶつ? 破壊の罪、つぐなって?」
「お前たち宇宙人達の好き勝手にはさせるわけにはいかないんだの!」
そこには5人の男女が立っています。
「ふんっ! たかが人間風情が! オレ様達の邪魔が出来ると思うなよ! やっちまえ! 戦闘員達!!」
その暴走宇宙人の幹部かな? の言葉に、懸命に道路の舗装や看板を直していた戦闘員達が道具を地面に置いて一斉に幹部の前に並んだ。
「「「ブンブーン!」」」
「みんな! いくぞ!」
「おう!」
5人は突撃してくる戦闘員達の攻撃をかいくぐり、素手で反撃を行っていきます。
いくらなんでも素手の人間ではプロ戦闘員の相手をするのは難しいのでは? と思っていましたが、上手く戦闘員達の攻撃をいなし見事な体捌きで反撃に転じています。
「埒が明かぬな、現れよ! 暴走改造マシン、クラクション!」
暴走宇宙人が声を上げると、地面から黒い光と共に全身にバイクのクラクションボタンとラッパのようなものが括りつけられた人型サイズのロボが現れた!
「ラーッパッパッパ!!」
ラッパって言っちゃってるよ! 大丈夫かこいつ。
「ラッパーーーーー!」
その顔に括りつけられた大きなラッパの部分からビームの様な物が飛び出して5人組を襲った! これは流石に吹き飛ばされる5人組。だが、5人に致命傷はないようだ。
「ち、仕方ない! やるぞみんな!」
「「「「おう!」」」」
「「「「「切り札チャージ!」」」」」
5人がポケットから何かカードを……よく見るとトランプだ。それを出してカードをそれぞれ1枚抜き出しました。
その瞬間5人は赤・青・黄・ピンク・白い色の光に包まれると、全身のラインが見やすいそれぞれの色を全面に押し出した5色の戦闘スーツを纏っています!
「赤き剣の切り札! シャッフルレッド!」
「青き槌の切り札! シャッフルブルー!」
「ピンクの弓の切り札! シャッフルピンク!」
「白き拳の切り札! シャッフルホワイト!」
「黄色き短剣の切り札! シャッフルイエロー!」
『切り札戦線! シャッフラー!!』
5色の爆発を背後に、5人組は変身を完了させてポーズを決めていた。
最近おもちゃも発売され始めていた新しい戦線シリーズのシャッフラーだったようです。彼らは戦線シリーズと呼ばれる正義のHERO集団の新入りですね。1か月前にテレビで特集が組まれていたのを見たことがあります。まだC級のHEROですが戦線シリーズのHEROはA級に半年くらいで上がることが多いので期待の新人って奴ですね。
「シャッフラーだ! シャッフラーが来てくれたぞ!」
「頼んだぞ! シャッフラー!」
「俺達の平和な街を救ってくれ!」
『シャッフラー! シャッフラー! シャッフラー! シャッフラー!』
辺りにシャッフラーコールがこだまします。うん、戦線HEROは人気ですね。私もシャッフルブルーの筋力には少し興味があります。
「おのれシャッフラー共め! だがオレ様の邪魔はさせん! やれっ! クラクション!」
「ラッパー!」
暴走改造マシン、クラクションは再度ラッパの部分からビームを打ち出す!
しかし、シャッフラー達はそのビームを見事にかいくぐり回避!
そして、それぞれが腰につけた武器を取り出して構えた。
「キングハンマー! 砕っ!」
シャッフルブルーは大きなハンマーを取り出すと、地面に叩きつけた! 大地がひび割れ、クラクションの体にその破片が降り注ぐ!
「ラ、ラッパ……」
「クイーンアロー! はっ!」
シャッフルピンクが弓から矢を放出! クラクションの肩口に桃色の矢が突き刺さり、その矢は爆発しクラクションにダメージを与えます。
「ジャックナックルだの! ラッシュ! ラッシュ! ラッシュ!」
爆風を切り裂いてシャッフルホワイトが拳を振るいクラクションを吹き飛ばします。
「ジョーカーダガー! くらえー」
シャッフルイエローは飛び上がって、その両手の短剣でクラクションの背中を切り付けました。前と後ろから攻撃を受けたクラクションの体は傾き、膝から崩れ落ちそうです。
「エースブレード! エーススラッシュ!」
まさに倒れそうになった時、シャッフルレッドがトドメの剣撃を振り下ろしました。
「ラ……ラッパ…………」
クラクションが爆散しました。
中々の連携ですね。戦線HEROの連携攻撃は馬鹿に出来ません。
しかし、このままでは暴走宇宙人の幹部がやられてしまいそうです。あの筋肉ならいきなり負けるような事は無いと思いますが……念のため加勢しておきましょう。あの暴走宇宙人の筋力トレーニングも教えてもらいたいですからね。
応援している人垣をしり目に、建物と建物の間に移動して周りに人がいないことを確認。
「大丈夫そうですね」
私は魔力を集中させてポケットに入れた端末の操作を行います。
『The 越後屋』で開発してもらった専用のアプリを使い魔法を発動させました。
間もなく足元には光輝く奇怪な魔法陣が浮かび上がります。私の体は魔法陣から発生した黒い靄に包まれると、私の思い描いていた姿を形作っていきます。
「……ダークネスマッスル、参る」
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