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新たなる伝説の戦士!? 正体不明の三人目!
第71話 新たなる伝説の戦士!? 正体不明の三人目! 14
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『ズシンッ!』
買い物が終わりお店を出ると、ショッピングモール全体に、おなかに響くような振動を感じました。
『ズシンッ!』
どこかしらから近づいてくるのが分かります。
『ズシンッ!』
『ズシンッ!』
『ズシンッ!』
『ズシンッ!』
なんでしょう、この感じは。
「夢」
「ええ…優ちゃん、ちょっとごめんね!」
「どうしました?」
「「忘れ物!」」
その言葉を残し、二人がどこかへと去っていきます。
「お店の中で走っちゃ危ないですよ!」
「「はーい!」」
金髪と銀髪の二人は、揃って走って行きました。
「聞いてませんでしたね、お忘れ物とはなんなんでしょう」
「あの慌て様ですと、とても大事な物なんでしょうね」
「では今度はつかさの服を買いましょうか」
二人がいなくなったので、端末を操作して空間庫に買い物袋をしまいます。
少しばかり買いすぎたので困っていました。
魔遮陣の環境化において魔法をむやみに使うことは出来ませんからね。
「私がお持ちしますのに」
「手ぶらの方がいいじゃないですか」
「キャー!!」
「先にお嬢様のお食事が先かと。何処で頂きますか?」
「そうですねえ、どうしましょうか」
「わーー!!」
「キャー!」
『ズシンッ!』
「なんだか騒がしいですね」
「祝日のお昼時ですからね、お食事はレストラン街にしましょうか」
「それがいいですね」
ビュッフェスタイルのお店があったはず。
『…まうなー』
その通り道を塞ぐようにクマの着ぐるみが後ろ向きで立っています。
「なんでしょう? イベントかなにかですか?」
たまにTVの撮影なんかも行われているモールらしいですので、入り口にイベント案内が多く貼ってありました。
『のたまうなー!』
後ろ向きの着ぐるみが両手を振りかざして周りの人間を威嚇しています!
たまに近くの花壇やベンチなどを持ち上げて投げたり、ショーウィンドウを割ったりと忙しそうです。
「イベントではないんですか?」
「そのようですね」
幸いにも背中を向けているので着ぐるみはこちらに気づいていません。
「いかがいたしますか?」
『ピンポンパンポーン ご来場のお客様へご案内申し上げます。現在、怪人警報が発令しております。係員の指示に従い、避難の実施のご協力をお願いいたします。繰り返し、ご来場のお客様へ…』
館内放送が流れ始めました。
といいますか、みなさん意外と慣れているので既にほとんどの人は避難済みです。
「さて、問題はどのHEROが出てくるかですが」
「その前に倒してしまってはいかがですか?」
「あ、それもそうですね」
「と、いうわけで。支給されてた専用武装を試させて頂いてもよろしいでしょうか? D型装備を希望致します」
嬉しそうな表情を作るつかさですが。
「ダメです。こんな室内で使うものじゃないでしょ?」
「お嬢様ぁ…」
D型装備は対大型仕様ですので、ここではいけません。
「A型装備にしましょうか」
「地味なチョイスでございますね、ですが即効で倒すことを考えることを考えるとよろしいのではないかと」
「では、どうぞ」
私は長い獲物の入った鞄を取り出すと渡します。
「いって参ります」
鞄の中から黒い長剣を取り出して、腰にホルスターを巻いて銃を装備します。
そして、未だにこちらに振り向かない着ぐるみノタマウナーの首を一瞬で刈り取りました。
「完了いたしました」
「ご苦労様です」
目にもとまらぬ速度でクマの着ぐるみノタマウナーの首を切り、頭を掴んでこちらに戻ってきました。
ドサリ。
彼女の後ろからノタマウナーの倒れた音が聞こえました。
買い物が終わりお店を出ると、ショッピングモール全体に、おなかに響くような振動を感じました。
『ズシンッ!』
どこかしらから近づいてくるのが分かります。
『ズシンッ!』
『ズシンッ!』
『ズシンッ!』
『ズシンッ!』
なんでしょう、この感じは。
「夢」
「ええ…優ちゃん、ちょっとごめんね!」
「どうしました?」
「「忘れ物!」」
その言葉を残し、二人がどこかへと去っていきます。
「お店の中で走っちゃ危ないですよ!」
「「はーい!」」
金髪と銀髪の二人は、揃って走って行きました。
「聞いてませんでしたね、お忘れ物とはなんなんでしょう」
「あの慌て様ですと、とても大事な物なんでしょうね」
「では今度はつかさの服を買いましょうか」
二人がいなくなったので、端末を操作して空間庫に買い物袋をしまいます。
少しばかり買いすぎたので困っていました。
魔遮陣の環境化において魔法をむやみに使うことは出来ませんからね。
「私がお持ちしますのに」
「手ぶらの方がいいじゃないですか」
「キャー!!」
「先にお嬢様のお食事が先かと。何処で頂きますか?」
「そうですねえ、どうしましょうか」
「わーー!!」
「キャー!」
『ズシンッ!』
「なんだか騒がしいですね」
「祝日のお昼時ですからね、お食事はレストラン街にしましょうか」
「それがいいですね」
ビュッフェスタイルのお店があったはず。
『…まうなー』
その通り道を塞ぐようにクマの着ぐるみが後ろ向きで立っています。
「なんでしょう? イベントかなにかですか?」
たまにTVの撮影なんかも行われているモールらしいですので、入り口にイベント案内が多く貼ってありました。
『のたまうなー!』
後ろ向きの着ぐるみが両手を振りかざして周りの人間を威嚇しています!
たまに近くの花壇やベンチなどを持ち上げて投げたり、ショーウィンドウを割ったりと忙しそうです。
「イベントではないんですか?」
「そのようですね」
幸いにも背中を向けているので着ぐるみはこちらに気づいていません。
「いかがいたしますか?」
『ピンポンパンポーン ご来場のお客様へご案内申し上げます。現在、怪人警報が発令しております。係員の指示に従い、避難の実施のご協力をお願いいたします。繰り返し、ご来場のお客様へ…』
館内放送が流れ始めました。
といいますか、みなさん意外と慣れているので既にほとんどの人は避難済みです。
「さて、問題はどのHEROが出てくるかですが」
「その前に倒してしまってはいかがですか?」
「あ、それもそうですね」
「と、いうわけで。支給されてた専用武装を試させて頂いてもよろしいでしょうか? D型装備を希望致します」
嬉しそうな表情を作るつかさですが。
「ダメです。こんな室内で使うものじゃないでしょ?」
「お嬢様ぁ…」
D型装備は対大型仕様ですので、ここではいけません。
「A型装備にしましょうか」
「地味なチョイスでございますね、ですが即効で倒すことを考えることを考えるとよろしいのではないかと」
「では、どうぞ」
私は長い獲物の入った鞄を取り出すと渡します。
「いって参ります」
鞄の中から黒い長剣を取り出して、腰にホルスターを巻いて銃を装備します。
そして、未だにこちらに振り向かない着ぐるみノタマウナーの首を一瞬で刈り取りました。
「完了いたしました」
「ご苦労様です」
目にもとまらぬ速度でクマの着ぐるみノタマウナーの首を切り、頭を掴んでこちらに戻ってきました。
ドサリ。
彼女の後ろからノタマウナーの倒れた音が聞こえました。
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