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王妃の私よりも
しおりを挟む◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
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私の名前は、リヴァリン ミナノーラ。エグリフィーン王国の国王であるフランノ ガリアード国王の王妃である。
そして、私の妹の名前はエンナ。フランノ ガリアード国王の側妃である。
私は、国王のフランノ ガリアードの王妃で幸せ者…………ではなかった。
何故なら、彼が愛するのは、私ではなく、妹の側妃だからである。
それに、私は嫌な話を耳にした。
それは、妹のエンナを王妃にするという話だ。そして、もう私は側妃どころか、王国から追放するという何とも理不尽な話だ。
理由としては、私が国王に対して冷遇しているという冤罪をきせられたからである。私は別に国王を冷遇した覚えはない。
だが、国王はエンナが好きであるから、理由を作るために、私に冤罪をきせたのである。
あぁ。何というクズ国王。
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