私の食卓には、愚痴を聞いてくれる神様がいる。

 人間関係や仕事のアレコレで悩む、新人OLの月島梨奈。そんな彼女の前に産土神である七坂が現れ、不思議な一時が幕を開けるのでした――。
24h.ポイント 21pt
0
小説 25,415 位 / 193,549件 キャラ文芸 180 位 / 4,392件

あなたにおすすめの小説

あやかし子ども食堂

克全
キャラ文芸
大坂の有る所に神使の妖狐たちが営む子ども食堂があった。苦しい状況にいる子供を助けると同時に、毒親に制裁を下す恐ろしい面もある妖狐たちだった。

薄幸華族令嬢は、銀色の猫と穢れを祓う

石河 翠
恋愛
文乃は大和の国の華族令嬢だが、家族に虐げられている。 ある日文乃は、「曰くつき」と呼ばれる品から溢れ出た瘴気に襲われそうになる。絶体絶命の危機に文乃の前に現れたのは、美しい銀色の猫だった。 彼は古びた筆を差し出すと、瘴気を墨代わりにして、「曰くつき」の穢れを祓うために、彼らの足跡を辿る書を書くように告げる。なんと「曰くつき」というのは、さまざまな理由で付喪神になりそこねたものたちだというのだ。 猫と清められた古道具と一緒に穏やかに暮らしていたある日、母屋が火事になってしまう。そこへ文乃の姉が、火を消すように訴えてきて……。 穏やかで平凡な暮らしに憧れるヒロインと、付喪神なヒーローの恋物語。 ハッピーエンドです。 この作品は、他サイトにも投稿しております。 表紙絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品(写真のID:22924341)をお借りしております。

鬼の社のあくまさん

黒谷
キャラ文芸
「おいで。私を訪ねてきたんだ、よほど困っていたんだろう?」 『鬼の社のあくまさん』──それはとある町で、まことしやかに囁かれる噂。あるいは都市伝説。  彼に気に入られれば願いを叶えてもらえるが、彼に気に入られなければ、食べられてしまうのだという──。 ***  中学三年、卒業式を迎えた黒田結子は、三年ぶりに小学校まで住んでいた町に戻ってきた。  かつての地元で再び始まる新生活に思いを馳せたのもつかの間──彼女は、かつてのクラスメイトたちが巻き起こしたとある事件に巻き込まれ、かつてのクラスメイト共々、命の危機に晒される。  クラスメイトである友人の命には刻一刻とタイムリミットが差し迫り、結子はどんどんと追い詰められていく。  困り果てた彼女が頼ったのは、この町にまことしやかに囁かれる噂。  ──『鬼の社のあくまさん』だった。 「いらっしゃい、迷えるお嬢さん」  鬼の社とは。  そこに住まう『あくまさん』とは何者なのか。  結子は、無事に高校生活を迎えられるのか。  中学生と高校生の間、何者でもない時間から始まるなんちゃってホラーな現代ファンタジー!

言祝ぎの子 ー国立神役修詞高等学校ー

三坂しほ
キャラ文芸
両親を亡くし、たった一人の兄と二人暮らしをしている椎名巫寿(15)は、高校受験の日、兄・祝寿が何者かに襲われて意識不明の重体になったことを知らされる。 病院へ駆け付けた帰り道、巫寿も背後から迫り来る何かに気がつく。 二人を狙ったのは、妖と呼ばれる異形であった。 「私の娘に、近付くな。」 妖に襲われた巫寿を助けたのは、後見人を名乗る男。 「もし巫寿が本当に、自分の身に何が起きたのか知りたいと思うのなら、神役修詞高等学校へ行くべきだ。巫寿の兄さんや父さん母さんが学んだ場所だ」 神役修詞高等学校、そこは神役────神社に仕える巫女神主を育てる学校だった。 「ここはね、ちょっと不思議な力がある子供たちを、神主と巫女に育てるちょっと不思議な学校だよ。あはは、面白いよね〜」 そこで出会う新しい仲間たち。 そして巫寿は自分の運命について知ることとなる────。 学園ファンタジーいざ開幕。 ▼参考文献 菅田正昭『面白いほどよくわかる 神道のすべて』日本文芸社 大宮司郎『古神道行法秘伝』ビイングネットプレス 櫻井治男『神社入門』幻冬舎 仙岳坊那沙『呪い完全マニュアル』国書刊行会 豊嶋泰國『憑物呪法全書』原書房 豊嶋泰國『日本呪術全書』原書房 西牟田崇生『平成新編 祝詞事典 (増補改訂版)』戎光祥出版

傷女、失踪ノ先デ、

みつお真
キャラ文芸
心の傷が身体に現れたら、あなたは生きていけますか? 何気ない毎日を送る未来。 彼女はとてもポジティブで自称楽観主義者。 ところがある日、哀しいライフイベントの為に人生の歯車が狂い始めます。 耐えきれなくなった未来は、遠い遠い島へと逃亡するのですか、そこには様々な心の病や身体の病を抱えた人々が住んでいたのです。 誇大妄想に悩まされる男。 虚言癖の青年。 アルコール中毒症の女。 アルビノの女性。 自閉症の青年。 性に悩む男性。 末期癌の少女。 彼らと関わりながら未来が出した決断は!? ふとした出来事から日常は変化します。 疲れ果てた現代人に贈る可笑しくて切ないファタジーの世界を覗いてみませんか?

便利屋ブルーヘブン、営業中。~そのお困りごと、大天狗と鬼が解決します~

卯崎瑛珠
キャラ文芸
とあるノスタルジックなアーケード商店街にある、小さな便利屋『ブルーヘブン』。 店主の天さんは、実は天狗だ。 もちろん人間のふりをして生きているが、なぜか問題を抱えた人々が、吸い寄せられるようにやってくる。 「どんな依頼も、断らないのがモットーだからな」と言いつつ、今日も誰かを救うのだ。 神通力に、羽団扇。高下駄に……時々伸びる鼻。 仲間にも、実は大妖怪がいたりして。 コワモテ大天狗、妖怪チート!?で、世直しにいざ参らん! (あ、いえ、ただの便利屋です。) ----------------------------- ほっこり・じんわり大賞奨励賞作品です。 カクヨムとノベプラにも掲載しています。

公認ゾンビになりました

川端睦月
キャラ文芸
僕、清水佑は齢15で残念ながらお亡くなりになりました。 ……のはずなんだけど。 なぜか魂が身体から抜けきれず、幽霊どころかゾンビになってしまい…… 挙げ句、『公に認められた』公認ゾンビとして警察に保護され、バイトすることになりました。 病弱だった僕が死んでから何ができるのかは分からないけれど、とりあえずは精一杯生きていこうと思います。……あれ?

ニャル様のいうとおり

時雨オオカミ
キャラ文芸
 ――優しさだけでは救えないものもある。  からかい癖のある怪異少女、紅子と邪神に呪われたヘタレな青年令一。両片想いながらに成長していく二人が絶望に立ち向かう、バトルありな純愛伝奇活劇!  邪神の本性を見て正気を失わず一矢報いてしまった青年、令一は隷属させられ呪われてしまった! 世間から忘れ去られ、邪神の小間使いとしてこき使われる毎日。  諦めかけていた彼はある日夢の中で一人の怪異少女と出会う。  赤いちゃんちゃんこの怪異、そして「トイレの紅子さん」と呼んでくれという少女と夢からの脱出ゲームを行い、その日から令一の世界は変わった。  *挿絵は友人の雛鳥さんからのファンアートです。許可取得済み。  ※ 最初の方は後味悪くバッドエンド気味。のちのち主人公が成長するにつれてストーリーを重ねていくごとにハッピーエンドの確率が上がっていきます。ドラマ性、成長性重視。  ※ ハーメルン(2016/9/12 初出現在非公開)、小説家になろう(2018/6/17 転載)、カクヨム、ノベルアップ+にてマルチ投稿。  ※神話の認知度で生まれたニャル(もどき)しか出てきません。  ※実際のところクトゥルフ要素よりあやかし・和風要素のほうが濃いお話となります。  元は一話一万くらいあったのを分割してます。  現行で80万字超え。