婚約破棄ですか? それはこれから、私が貴方に行うものですよ?
嘘を吐いている、私の婚約者様へ。
皆様の前で婚約破棄を行うのは、貴方ではありません。この私です――。
皆様の前で婚約破棄を行うのは、貴方ではありません。この私です――。
あなたにおすすめの小説
彼と婚約破棄しろと言われましても困ります。なぜなら、彼は婚約者ではありませんから
水上
恋愛
「私は彼のことを心から愛しているの! 彼と婚約破棄して!」
「……はい?」
子爵令嬢である私、カトリー・ロンズデールは困惑していた。
だって、私と彼は婚約なんてしていないのだから。
「エリオット様と別れろって言っているの!」
彼女は下品に怒鳴りながら、ポケットから出したものを私に投げてきた。
そのせいで、私は怪我をしてしまった。
いきなり彼と別れろと言われても、それは無理な相談である。
だって、彼は──。
そして勘違いした彼女は、自身を破滅へと導く、とんでもない騒動を起こすのだった……。
※この作品は、旧作を加筆、修正して再掲載したものです。
婚約破棄にはなりました。が、それはあなたの「ため」じゃなく、あなたの「せい」です。
百谷シカ
恋愛
「君がふしだらなせいだろう。当然、この婚約は破棄させてもらう」
私はシェルヴェン伯爵令嬢ルート・ユングクヴィスト。
この通りリンドホルム伯爵エドガー・メシュヴィツに婚約破棄された。
でも、決して私はふしだらなんかじゃない。
濡れ衣だ。
私はある人物につきまとわれている。
イスフェルト侯爵令息フィリップ・ビルト。
彼は私に一方的な好意を寄せ、この半年、あらゆる接触をしてきた。
「君と出会い、恋に落ちた。これは運命だ! 君もそう思うよね?」
「おやめください。私には婚約者がいます……!」
「関係ない! その男じゃなく、僕こそが君の愛すべき人だよ!」
愛していると、彼は言う。
これは運命なんだと、彼は言う。
そして運命は、私の未来を破壊した。
「さあ! 今こそ結婚しよう!!」
「いや……っ!!」
誰も助けてくれない。
父と兄はフィリップ卿から逃れるため、私を修道院に入れると決めた。
そんなある日。
思いがけない求婚が舞い込んでくる。
「便宜上の結婚だ。私の妻となれば、奴も手出しできないだろう」
ランデル公爵ゴトフリート閣下。
彼は愛情も跡継ぎも求めず、ただ人助けのために私を妻にした。
これは形だけの結婚に、ゆっくりと愛が育まれていく物語。
私から婚約者を奪うことに成功した姉が、婚約を解消されたと思っていたことに驚かされましたが、厄介なのは姉だけではなかったようです
珠宮さくら
恋愛
ジャクリーン・オールストンは、婚約していた子息がジャクリーンの姉に一目惚れしたからという理由で婚約を解消することになったのだが、そうなった原因の贈られて来たドレスを姉が欲しかったからだと思っていたが、勘違いと誤解とすれ違いがあったからのようです。
でも、それを全く認めない姉の口癖にもうんざりしていたが、それ以上にうんざりしている人がジャクリーンにはいた。
婚約者である王子の近くには何やら不自然なほどに親しい元侍女の女性がいるのですが……? ~幸せになれるなんて思わないことです~
四季
恋愛
婚約者である王子の近くには何やら不自然なほどに親しい元侍女の女性がいるのですが……?
私の元婚約者は、新しく婚約した妹の酷さを知らなかった
天宮有
恋愛
公爵貴族ジェードが、侯爵令嬢の私アイリスとの婚約破棄を言い渡す。
私の妹クーナスを新しく婚約者にするようだけど、ジェードはクーナスの酷さを知らない。
私が忠告するけど聞き入れず、ジェードは後悔することとなる。
その後、私に新たな婚約者が決まった頃に、謝罪に来たジェードが再び婚約して欲しいとやって来た。
ジェードは必死に頼むけど、私がジェードと婚約することはなかった。
妹を溺愛したい旦那様は婚約者の私に出ていってほしそうなので、本当に出ていってあげます
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族令嬢であったアリアに幸せにすると声をかけ、婚約関係を結んだグレゴリー第一王子。しかしその後、グレゴリーはアリアの妹との関係を深めていく…。ある日、彼はアリアに出ていってほしいと独り言をつぶやいてしまう。それを耳にしたアリアは、その言葉の通りに家出することを決意するのだった…。
妹は私から奪った気でいますが、墓穴を掘っただけでした。私は溺愛されました。どっちがバカかなぁ~?
百谷シカ
恋愛
「お姉様はバカよ! 女なら愛される努力をしなくちゃ♪」
妹のアラベラが私を高らかに嘲笑った。
私はカーニー伯爵令嬢ヒラリー・コンシダイン。
「殿方に口答えするなんて言語道断! ただ可愛く笑っていればいいの!!」
ぶりっ子の妹は、実はこんな女。
私は口答えを理由に婚約を破棄されて、妹が私の元婚約者と結婚する。
「本当は悔しいくせに! 素直に泣いたらぁ~?」
「いえ。そんなくだらない理由で乗り換える殿方なんて願い下げよ」
「はあっ!? そういうところが淑女失格なのよ? バーカ」
淑女失格の烙印を捺された私は、寄宿学校へとぶち込まれた。
そこで出会った哲学の教授アルジャノン・クロフト氏。
彼は婚約者に裏切られ学問一筋の人生を選んだドウェイン伯爵その人だった。
「ヒラリー……君こそが人生の答えだ!!」
「えっ?」
で、惚れられてしまったのですが。
その頃、既に転落し始めていた妹の噂が届く。
あー、ほら。言わんこっちゃない。
妹の方が好きな旦那様の前から、家出してあげました
新野乃花(大舟)
恋愛
エレーナとの婚約関係を結んでいたルドレー男爵は、あるきっかけからエレーナの妹であるサテラの方に気持ちを切り替えてしまう。その過程で、男爵は「エレーナがいなくなってくれればいいのに」とつぶやいてしまう。その言葉はエレーナ本人の耳に入っており、彼女はその言葉のままに家出をしてしまう。これで自分の思い通りになると喜んでいた男爵だったのだが…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
彼方向井様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
何かしらの反撃を行うようですが……。そう、ですね。
彼の言い分が通る確率は、少々低い、そんな予感がありますよね。
このあと、どうなるのか……? そちらは明日の投稿分で、明らかになるかと思います……っ。
デイジー様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
破棄をするのは自分。彼女は、そう宣言しておりますので。そういった証拠がある可能性は、かなり高そうですね……!
彼らは水面下で作戦を進めていて、満を持して出したようですが……。
そうは、いきそうにありません……っ。
蓮様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
色々と準備を行った上で、実行したようですが……。早々に、思い通りにはいかなくなるようですね。
残念。甘い。
相手に向けて言っているものは、すべてが返ってくることになって。もうすぐその余裕も、消えることになりそうです……!
櫻井ゆん様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
そう、ですね。
そちらを知るのは、自分の方となりそうです。
彼は(彼らは)まだ、気が付いていませんが。それは、出まかせ(苦し紛れ)ではなくって。
このあと彼らは、何度も、驚き焦ってしまいそうです。
えすく様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
どうやら。大勢の前で大きな恥をかいてしまうのは、彼(彼ら)のようです。
こちらのお話では、複数回、ざまぁが発生することとなっておりますので。
よろしければ、そちらにも、ご期待くださいませ……っ。
弓はあと様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
ありがたいことに、かなりの数のリクエストを、ずっといただいておりましたので。今回は短編ではなくショートショートいう形にして、いただいた要素の強いお話を投稿させていただきました。
現在は勝利を確信している彼(と彼女たち)ですが……。
そうは、いかないようです……!
退会済ユーザのコメントです
平沢美月様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
おっしゃる通り、ですよね。
ああいった理由で、こんなことをやってしまって。そのうえ、まったく悪びれていなくって。
やがて。彼はひどく、すべてを後悔する羽目になるようです。
退会済ユーザのコメントです
平沢美月様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
はい……! すでに、気づかれてしまっております。
そんな彼は、まだ余裕があるようですが……。
この人が思っている以上に、ですね。今は、不利な状況のようです……!
海野すじこ様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
もしかすると……。仲間は下手な人ばかり。これは、やめたほうがいい、という何かからの警告だったのかもしれませんね。
でも彼は(彼らは)嬉々として、進んでしまって。
その結果……。複数回、ですね。大きなショックが、やってきてしまうことになるようです……っ。
彼方向井様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
すみません。こちらは先ほどいただいた感想の続き『返されたね?』という意味で、解釈させていただきます(違っておりましたら、申し訳ございません)。
はい。しっかりと、返されてしまいました。
しかもそれは、ちゃんと根拠があるもののようでして。
今状況が悪いのは、彼らのほう。ピンチと、なりつつあります。
彼方向井様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
自分が宣言するだけ。彼は、そう思っていたと思います。
ですが、そうはならなくって。
これから、彼を(関係者全員を)……。予想外な出来事が、複数回、待っているようです……!
能登原あめ様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
今回のお話は、皆様からリクエストをいただいていた要素を、強く出したものとなっておりまして。反撃がメインの内容となっております。
婚約破棄は、無事成功する。
そう確信していた彼(彼ら)、ですが……?
海野すじこ様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
こちらは初めてショートショートという形になっており、内容も、ざまぁをメインとしたものとなっております。
そして今回の主人公は、ある意味で、強い人となっておりまして。これから彼(彼ら)には、予想外の反撃が、待っております……っ。
蓮様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
はい。どうやら早々に、ピンチとなっているようです。
現在はかなり、自信を持っているようですが……。
あっさりと、ですね。状況は不利なものと、なってしまいそうです……!
櫻井ゆん様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
プロローグを気に入っていただけて、ほっとしております……っ。
こちらのお話でも、引き続き、ですね。最初に抱いていただけた評価のまま、完走できるように。
これからも精一杯の力を込めて、投稿をさせていただきます……!
るしあん様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
『主人公が活躍する話を見たい』『ざまぁをメインにしてほしい』といったお言葉を、ありがたいことに、かなりの数いただいておりまして。今回のお話は、そちらを重視したものとなっております。
ですので始まりも、いつもとは少々、違うものとなっておりまして。
こういった形と、なっております……っ。
筋肉は正義様。わざわざ感想をくださり、ありがとうございます。
実はいつも読んでくださっている方から、『たまには主人公を強くして欲しい』『ざまぁをもっとメインにして欲しい』といったご意見を、かなり多くいただいておりまして。
今回はそういった要素を強めにして、ショートショートとして投稿をさせていただくことになりました。
婚約者の彼は、成功を確信しているようですが……。
そうは、いかないようです……!
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。