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第三話

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  王都から来たという家族がこの村に引っ越してきた。その家は両親と一人娘の家族構成だ。その家族は身嗜みや礼儀作法は完璧だったから、貴族とは思っている。

  だが、まぁ不思議だ。貴族と言ったら平民を奴隷やゴミなんかと勘違いしているかと思っていたが、その人たちは、俺たち村人にも丁寧に接してくれている。それなのに何故ここに来たのか。それが分からない。最初は隠居か何かだと思って、俺もいつもと同じように接していた。

  しかし村に来てから半年以上暮らしているのに未だに変化なしだ。俺も何か訳ありだと思い、俺になにか出来るかと思い考えてみたが、俺にはツテがある訳でもないし、ましてや情報綱を持っている訳でもない。だから俺はこの人たちにとって、もっと明るくなって欲しいから、話す機会を増やしたりして、少しでも癒しを与えたいと思った。余計なお世話かもしれないけど。でも少なくとも、この人たちの心遣いなどが俺たち村人にも影響を受け、笑顔が前よりももっと増えたきがした。だから俺はこの人たちを助けたいと思った。

  でもそのせいで、一人娘のニーナが、俺に懐いてしまった。キースとも仲良くはあるが、いつも俺の後ろにいたり、後を追って来たりする。まぁ、こんな可愛い人に懐かれるのは悪くないと思っている。因みにニーナは今の俺と同じ歳だ。つまり、前の年齢を合わせたら二十六歳だ。ロリコン!?いいや、違う!お間の俺はニーナと同じ十一歳だ。要するにこの世界でも前の世界でも合法だから、全くもって問題ない!

  はぁ。なんか暑くなってしまった。取り敢えず、俺はこの人たちを支えれる様になりたいという訳だ。

  話は変わって、あれから一年経っているんだ。俺も変わっていない訳では無い。まず歴代最強になった、という事だ。

  俺は武術もコンプし、世界対俺でも余裕で勝てるようになったらしい。あまり実感は無いがメーティスが言ってるんだから確実だろう。

  次は知識だ。俺はメーティスが居るから不必要だと思ったが、メーティスが知ることは歴史の事ぐらいで、今の情報は全然知らないらしい。俺は滅茶苦茶に頑張った。俺は元々勉強は得意ではなかったから、今まで以上に頑張って勉強をした。その時メーティスも一緒に勉強し、少し楽しかった。こうして俺は瞬間記憶と絶対記録というスキルを覚えた。だが、俺は頭が良くできていないからこんなもの覚えても、宝の持ち腐れだと思っている。

  これは武器だが、偶に出てくる魔獣を倒していたら武器のレベルが上がった。正直驚いた。メーティスは知っていたようだが、俺は知らなかった。レベルが上がったら、攻撃をする武器しかなかったのに、盾やサポート系の杖などに変えることが出来るようになっていた。

  そして今に至る。正直今困っているとしたら、金がない事だ。飢えることはないが、この家がもう無理そうだ。雨なんかが降れば、雨漏りは色んなところでしている。強い風が吹けば、必ず何処かが吹き飛ぶぐらいにはガタが来ている。

  そして俺は村を強化することを目標にするのだった。

♢あとがき
あと次かその次ぐらいには話が動くと思うので、少しの間待ってください。
あらすじにも書きましたが、思いつきで書いているので設定などが甘くなります。まだ数人にしか知られていないので、これからも頑張っていきたいと思います。
最後に誤字やアドバイス、質問などがありましたら感想を送ってください。
では、これで失礼します。長文失礼しました。
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