秘密

zebra

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 「ただいまあ」

 マイの顔が強張った。

 「嘘でしょ?今日はこんな時間に帰ってこないはずだったのに」

 「マイ、そこにいるんでしょ?危ないから勝手にはいっちゃだめってパパに言われているの忘れた?入るわよ」

 マイのママはそのまま入ってきてしまった。ピンチだ。

 「あなたたち、何しているの?」

 どうしようもない。こちらは皆パンツを膝まで下ろしてしゃがみこんでいる状態。

 マイが答えた。

 「何って、ママが何時もやっていることをやっただけだけど」

 今度はマイのママの顔が引きつった。立場が完全に逆転。

 「マイ、あんたって子は」

 「知ってたわよ。ママが時々ここでやってたってことは」

 「パパには、話してないでしょうね?」

 「今のところはね。でも、今後は分からないわよ」

 マイのママの顔に諦めの表情が浮かぶ。

 「分かったわよ。私も話さないから、あなたも絶対言わないで」

 「いいわよ。今日からママ公認ね」

 「はいはい、パパがいないときだけにしておきなさいよ」

 「それはママも同じね」

 「パパが帰ってくる時間は教えておくけど、十分注意するのよ」

 「ママがいるときは私に断らなくても来ていいから」

 「そこに消毒液があるから、一人使うごとによく拭いてから次の人が使うようにするのよ」
 
 「今まではママ専用だったからそんなことしないで済んでたのにね」

 「今日からママも仲間に入れて」

 「構わないわよ」
 
 「これだけ人数がいるんだから、お互いにやりっこするのもいいんじゃない?」

 「そこまでは思いつかなかったわ。さすがママは使い慣れているわね」

 「そこの作業台を使えばやりやすいと思うわ」

 開き直ったマイのママはパンツを脱いで作業台の上に寝そべった。

 「誰かやってみて」

 マイのママという大人の仲間ができた。

 

 



 
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