公爵令嬢に転生した覇王は、同じく転生した右腕魔法使いに囚われる

公爵家の息女マーガレットは王太子アダムからの婚約破棄を受けた瞬間、前世の記憶を思い出す。
彼女の前世は統一を果たした覇王ルース・グレンヴィルであった。

ルースの記憶を取り戻したマーガレット、公の場での子孫の愚行を嗜めようとした。
そところが、その瞬間、魔法使いリーレンが現れ、王太子に向けて、難病の特効薬を開発した褒美にマーガレットをゆずってほしいと言い出し、その場からマーガレットを連れ去ってしまう。

会場を離れる最中、リーレンはかつてルースの右腕であったジン・シェパードであったと明かす。

その翌日、さっそくジンことリーレンは大輪の薔薇の花を持ち、公爵家に挨拶に来るのだった。

こうして、現世での二人の交流は始まってゆく。
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