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ビースト共和国
ザンティアコ街
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ルパとミアにイチャイチャしていたら誕生日なんてあっという間に過ぎてしまった。
ほとんど、ぐうたらした日々だったが、いつもちゃっちゃか動いている身からすればこういう日も悪くない。もう、終わってしまったのでおっぱいパフパフは出来ないが、儚い夢だったと思えばいい。
今まで誕生日と言う夢を見ていたんだと……。
でも、首元にはネックレスがあり、夢ではなかったことが証明された。ルパとミアは誕生日あとの朝も唇にキスしてくれて、朝と夜の行いだけは欠かさなかった。
キスで何か得られる瞬間があり、嬉しいような大人になっているんだなと、凄く良い一日がすごせた。
七月七日を過ぎ、普通の日々を送る。海の景色もどこか変わっているような気がした。それもそのはず、ビースト共和国があるオリュザ大陸 に入ったようだ。この地で降りる者はあまりいなかった。逆に言えば、見に来ている人もいた。大自然を感じに来たのかな。
七月一〇日。豪華客船がビースト共和国の港へと入っていく。
港町と言うか、もう、ビーチだった。
人工物らしき建物はあまり見えず、海が透き通っている。ブレーブ街で見た海も綺麗だったが、その時以上だった。エメラルドグリーンと言うべきか、はたまた透明と言うべきか、下のサンゴ礁が見えるほど綺麗な海なんて初めてだ。
僕達は豪華客船を降りる。
内部の方に飛行船が着陸する飛行場があるらしい。観光客と言うよりかは冒険家が多く出回っていた。ビースト共和国は未開拓の土地が多くあるらしく皆、一獲千金を狙いに上陸しているようだ。
検問で荷物検査を終え、ようやく長い旅路が終わった。
「はぁー。やっと着いた。もう、船は良いかな……」
ルパは大きく伸びをしながら呟いた。ミアと僕も頷き、船に一生分乗った気分になっている。
「さて、まずはミアの実家を目指そうか。ミアが住んでいたのは街? 村?」
「えっと、街です。確かガラカス街と言う場所のはずです」
「なるほど。ガラカス街 はもっと北に行った場所にあるみたいだ。ここは、ザンティアコ と言う場所らしい。ガラカス街は何個の街をまたがないといけないくらい反対側だね」
「な、なにで移動するの……」
ルパは恐る恐る聞いてきた。
「馬車か貨物列車、船とかあるけど……」
「じゃあ、馬車と貨物列車で!」
ルパはもう船に乗りたくないらしい。
「そうだね。内陸を横断していこうか。線路が通っている場所はいいけど、通っていない場所は馬車移動になる。時間がかかるなぁ……」
四〇日船で凄したあと、また日数を掛けて移動する。でも、それが冒険と言うものだと考えると、楽しくはある。
「よし、せっかくザンティアコに来たんだし、街を観光していこう」
「はーい!」
僕達はザンティアコ街に入り、辺りを見て驚いた。
「あ、あれー。なんか、普通に街なんだけど……。秘境感がゼロなんだけど」
ザンティアコ街はビースト共和国の中で五本の指に入るほど多くの者が住んでいるらしい。そのため、建物が多く作られており、人族の田舎町よりも発展しているように見えた。
「生き物が集まると街って発展するんだね……」
僕は冊子を持ちながら、辺りを見渡す。あたり前だが獣族が多い。加えて、皆、厚着をしていた。うん、完全に冬の気温だった。僕達も持参した厚手のローブを羽織り、寒さをしのぐ。
「鳥籠では熱くなり始めていたのに、なんでこの街は寒いの?」
「えっと、僕達が住んでいる鳥籠は世界の上側で、この街は世界の下側なんだよ」
「ん? わけわからない」
「なんて言うのかな。焚火に手を向けると手の平は暖かいでしょ。逆に、手の甲は冷たい。そう言う違いが世界でも起こっているんだよ」
「ええ……、凄い。場所が違うだけで気温も違うなんて、お日様強すぎ」
「ほんとだよね」
現在の時刻は午前八時。ザンティアコ街の観光をするなら、宿を見つけなけないといけない。
――にしても、周りで話されていることはビースト語ばかりだな。ルパとミアに翻訳してもらうしかない。僕もビースト語を話せるようにならないとな。ミアの故郷につく頃には覚えられているといいけど……。
「ルパ、ミア、初めの方は通訳してくれると助かる。僕もビースト語を話せるように勉強するよ」
「ワカッタ!」
ルパとミアはビースト語で話した。さすがに返事で言葉の意味は理解できた。
僕達はザンティアコ街の宿を探す。治安が良さげな場所が良い。生憎、お金は多くある。
「ん? 待てよ……」
僕が持っていた通貨はルークス王国限定だ。ビースト共和国の通貨に直さなければ使えない。そう思い、僕は銀行を探した。だが、ビースト語だらけで、文字が読めない。
「ルパ、ミア。ビースト共和国の銀行を探してくれないかな。このままじゃ、何も買えない」
「ワカッタ!」
「別に、ビースト語で返してこなくても良いからね……」
ルパとミアはザンティアコ街の市民にビースト語で話しかけ、銀行の場所を聞いていた。人族が相手だと全く話せないルパは相手が獣族になったとたん、流暢に話している。
「ニクス、少し歩いた先にビースト銀行って言う場所があるらしい」
「ビースト銀行。間違いなさそうだね。よし、行こう」
僕達はザンティアコ街の中を歩いた。周りの建物は石やレンガ造りが多い。地面も整備されており、歩きやすかった。他の場所もこんな感じだと良いんだが……、そう上手くも行かなそうだ。
ざっと一キロメートル歩くと、獣族の出入りが多い建物が見えた。
ルークス銀行に似ており、獣族の兵士が当たりを見回って警戒している。銀行で間違いない。
僕達がビースト銀行に近づくと、案の定、取り囲まれた。
「ヒトゾクガナンノヨウダ」
熊族の男性が僕の前に立ち、野太い声で話しかけてくる
ほとんど、ぐうたらした日々だったが、いつもちゃっちゃか動いている身からすればこういう日も悪くない。もう、終わってしまったのでおっぱいパフパフは出来ないが、儚い夢だったと思えばいい。
今まで誕生日と言う夢を見ていたんだと……。
でも、首元にはネックレスがあり、夢ではなかったことが証明された。ルパとミアは誕生日あとの朝も唇にキスしてくれて、朝と夜の行いだけは欠かさなかった。
キスで何か得られる瞬間があり、嬉しいような大人になっているんだなと、凄く良い一日がすごせた。
七月七日を過ぎ、普通の日々を送る。海の景色もどこか変わっているような気がした。それもそのはず、ビースト共和国があるオリュザ大陸 に入ったようだ。この地で降りる者はあまりいなかった。逆に言えば、見に来ている人もいた。大自然を感じに来たのかな。
七月一〇日。豪華客船がビースト共和国の港へと入っていく。
港町と言うか、もう、ビーチだった。
人工物らしき建物はあまり見えず、海が透き通っている。ブレーブ街で見た海も綺麗だったが、その時以上だった。エメラルドグリーンと言うべきか、はたまた透明と言うべきか、下のサンゴ礁が見えるほど綺麗な海なんて初めてだ。
僕達は豪華客船を降りる。
内部の方に飛行船が着陸する飛行場があるらしい。観光客と言うよりかは冒険家が多く出回っていた。ビースト共和国は未開拓の土地が多くあるらしく皆、一獲千金を狙いに上陸しているようだ。
検問で荷物検査を終え、ようやく長い旅路が終わった。
「はぁー。やっと着いた。もう、船は良いかな……」
ルパは大きく伸びをしながら呟いた。ミアと僕も頷き、船に一生分乗った気分になっている。
「さて、まずはミアの実家を目指そうか。ミアが住んでいたのは街? 村?」
「えっと、街です。確かガラカス街と言う場所のはずです」
「なるほど。ガラカス街 はもっと北に行った場所にあるみたいだ。ここは、ザンティアコ と言う場所らしい。ガラカス街は何個の街をまたがないといけないくらい反対側だね」
「な、なにで移動するの……」
ルパは恐る恐る聞いてきた。
「馬車か貨物列車、船とかあるけど……」
「じゃあ、馬車と貨物列車で!」
ルパはもう船に乗りたくないらしい。
「そうだね。内陸を横断していこうか。線路が通っている場所はいいけど、通っていない場所は馬車移動になる。時間がかかるなぁ……」
四〇日船で凄したあと、また日数を掛けて移動する。でも、それが冒険と言うものだと考えると、楽しくはある。
「よし、せっかくザンティアコに来たんだし、街を観光していこう」
「はーい!」
僕達はザンティアコ街に入り、辺りを見て驚いた。
「あ、あれー。なんか、普通に街なんだけど……。秘境感がゼロなんだけど」
ザンティアコ街はビースト共和国の中で五本の指に入るほど多くの者が住んでいるらしい。そのため、建物が多く作られており、人族の田舎町よりも発展しているように見えた。
「生き物が集まると街って発展するんだね……」
僕は冊子を持ちながら、辺りを見渡す。あたり前だが獣族が多い。加えて、皆、厚着をしていた。うん、完全に冬の気温だった。僕達も持参した厚手のローブを羽織り、寒さをしのぐ。
「鳥籠では熱くなり始めていたのに、なんでこの街は寒いの?」
「えっと、僕達が住んでいる鳥籠は世界の上側で、この街は世界の下側なんだよ」
「ん? わけわからない」
「なんて言うのかな。焚火に手を向けると手の平は暖かいでしょ。逆に、手の甲は冷たい。そう言う違いが世界でも起こっているんだよ」
「ええ……、凄い。場所が違うだけで気温も違うなんて、お日様強すぎ」
「ほんとだよね」
現在の時刻は午前八時。ザンティアコ街の観光をするなら、宿を見つけなけないといけない。
――にしても、周りで話されていることはビースト語ばかりだな。ルパとミアに翻訳してもらうしかない。僕もビースト語を話せるようにならないとな。ミアの故郷につく頃には覚えられているといいけど……。
「ルパ、ミア、初めの方は通訳してくれると助かる。僕もビースト語を話せるように勉強するよ」
「ワカッタ!」
ルパとミアはビースト語で話した。さすがに返事で言葉の意味は理解できた。
僕達はザンティアコ街の宿を探す。治安が良さげな場所が良い。生憎、お金は多くある。
「ん? 待てよ……」
僕が持っていた通貨はルークス王国限定だ。ビースト共和国の通貨に直さなければ使えない。そう思い、僕は銀行を探した。だが、ビースト語だらけで、文字が読めない。
「ルパ、ミア。ビースト共和国の銀行を探してくれないかな。このままじゃ、何も買えない」
「ワカッタ!」
「別に、ビースト語で返してこなくても良いからね……」
ルパとミアはザンティアコ街の市民にビースト語で話しかけ、銀行の場所を聞いていた。人族が相手だと全く話せないルパは相手が獣族になったとたん、流暢に話している。
「ニクス、少し歩いた先にビースト銀行って言う場所があるらしい」
「ビースト銀行。間違いなさそうだね。よし、行こう」
僕達はザンティアコ街の中を歩いた。周りの建物は石やレンガ造りが多い。地面も整備されており、歩きやすかった。他の場所もこんな感じだと良いんだが……、そう上手くも行かなそうだ。
ざっと一キロメートル歩くと、獣族の出入りが多い建物が見えた。
ルークス銀行に似ており、獣族の兵士が当たりを見回って警戒している。銀行で間違いない。
僕達がビースト銀行に近づくと、案の定、取り囲まれた。
「ヒトゾクガナンノヨウダ」
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