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新年になり、心が入れ替わる。暖かくなったら、旅に行こう。
お年玉
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「じゃ、じゃあ……。他のやつは……」
ルパは顔を赤面させた状態で、呟く。
「里芋は子沢山、昆布も子沢山、黒豆も子沢山かな?」
「な、な、なぁ……。に、ニクス……、私のこと好きだろ……。子供産ませる気だろ」
ルパは体を震わせながら話した。
「いやいや、そんな気はないよ。ルパはまだ成人してないし。ルパが嫌がるようなことはしないって言ったでしょ」
「じゃぁ……、私が成人して嫌って言わなかったらどうするんだ?」
ルパは肩をすくめ、言う。
「その時は……、わからないかな。まぁ、でもその時は来ないと思うし、ルパは気にしなくていいよ。もし僕がルパに何かしようとしたらプルスが燃やしてくれると思うし、安心して」
「もし、襲ってきたら、ニクスのニクスを食いちぎってやる」
「うわぁ……、何が食いちぎられるかはわからないけど、ルパ、凄く怖い顔をしているよ。でも、食いちぎってもらってもいいよ。僕がそんな行動をとるかどうかはわからないけどね。って、そんな話してないで食事を楽しもうよ。食材に昔の人がどういった気持ちを込めていたかがわかるでしょ」
「うぅ……、わかった。食べればいいんでしょ、食べれば」
ルパはテーブルに並んでいるお節をハグハグと食べていく。子沢山という言葉が気になったのか、先ほどよりも食べる速度は落ちたが、美味しそうに食べてくれた。
「ふー、おいしかったね。高すぎるから毎回買っていられないけど、一年に一度は食べたいね」
「ま、まぁ。確かに美味しかったけど、私と食べる必要なかっただろ。一人分にしておけばよかったのに……」
「何言ってるの。ルパと一緒に食べるから美味しいんだよ。ルパがいなかったらどんだけ高級な料理でも美味しく感じない。僕はそう思うんだ」
「あっそ。ほんとニクスは私のこと好きすぎ。そんなふうに言っても私は何とも思わないし、美味しい物は美味しいって感じられるし、ほんとほんと、不愉快。来年も同じ料理食べたいとか、全然思わない」
ルパはずけずけと言い放つ。僕の心は抉られ、テーブルに突っ伏していると、ルパが僕の隣に座ってきた。
「どうしたのルパ。僕に何かよう?」
「別にようとかないけど……、ここにいたいからいるだけ。ニクスは何も気にしなくていい。まぁ、でもちょっとだけなら触ってもいいよ……」
ルパは僕に頭を差し出してきた。きっと頭を撫でてもいいという合図だろう。
僕はルパの頭を優しく撫でる。彼女は頭を撫でられるのが好きなので、撫でられに来ているだけだと思うが、それにしては距離が近い気もする。
「ナデナデ、サワサワ……」
「ふふ~ん、ふふ~ん」
僕が頭を撫でるとルパは上機嫌になり、すごく喜んでいた。尻尾や耳まで動いている。頭を撫でてるとき、耳が擦れるとくすぐったいのか、肩がぴくっと跳ねる。あまりに敏感なのでこれ以上は殴り掛かってくると思い、止めた。
「もういいの?」
「え? もっと撫でてもいいの? これ以上撫でたら僕、耳とか尻尾とか最悪、お尻まで触っちゃうかもよ」
「お尻まで触ったらおこるけど、耳と尻尾までならギリギリ許す……。今日はいろんなもの食べさせてくれてありがとう……。それは感謝しておく」
「はは……。感謝してくれるんだ。嬉しいな。じゃあ、今渡しておこうかな」
「ん?」
僕はベタベタ甘えてくるルパに小袋に入れた金貨八枚をあげた。
「なにこれ? 小袋……。え、金貨」
ルパは小袋を開け、中身を見て僕の方を向いた。
「そう。ルークス王国の風習で家族にお金を渡すんだ。ルパはこれで好きな物を買えるでしょ。金平糖だって買えるし、カステラも買える」
「あ、ありがとう。でも、何で金貨八枚なの? 銀貨か銅貨でもよかったのに……」
「角ウサギの討伐とか宝石の加工、色々頑張ってくれているからお駄賃の意味も込めて金貨にしているんだ。あと金は縁起がいいし八も縁起がいい。だから、金貨八枚なんだよ」
「なるほど……、人は縁起がいい物を好むのか。でも、私にこんな大金渡されても、上手く使えないよ」
「上手く使えないなら使えるようになればいい。ルパの双剣だって始めはぎこちなかったけど、最近では様になって来てるし、練習すれば上手くなるんだよ。もう少し自分に自信をもって。ルパは出来る子なんだからさ。焦らずゆっくり丁寧に、を徹底すれば何も怖がる必要ないよ」
「そういうものなのか……」
ルパは小袋を持って少し微笑み、尻尾を振っている。どうやら僕の気持ちを素直に受け取ってくれたようだ。
「主、私にはないんですか?」
プルスはローテーブルにおり、僕の方を向き、聞いてくる。
「え? プルス、何か欲しいものがあるの?」
「そりゃあ、私にも欲しいものの一つや二つありますよ。お金の価値は昔とさほど変わっていないので私でも簡単に使用できますし、いくらかくれませんか?」
「まぁ、欲しいというのならあげるよ。でも、無駄遣いしたらダメだよ」
「わかっていますよ。無駄遣いなんてしません。しっかりと腹の中に納めておきます」
「分かったよ。じゃあ、ルパと同じ金貨八枚ね」
僕はプルスに金貨八枚を手渡した。
「ありがとうございます。では、早速お腹の中に納めますね」
「え?」
プルスは金貨八枚を一枚ずつ口に挟んでは飲み込んでいく。八枚全てをお腹の中に納めてしまった。
「ちょ、お金を食べるってどういう神経してるの。もったいないよ!」
「これは私の貰ったお金なので私がどう扱おうが主には関係ないじゃないですか。一度金貨を食べてみたかったんですよ。そうしたら結構満足感がありまして、すごいいい気分なんですから、邪魔しないでください」
プルスは金貨八枚という大金を食べ、寝てしまった。一度ぶっ殺して灰の中から金貨を取り出してやろうと思ったが、既に金貨はドロドロに解け、なくなっていると思われるので、僕の方が怒りを飲み込み、ことを荒立てないようにする。
イライラした気持ちはルパの尻尾を撫でて発散しようと思い、モフモフの尻尾をそっと掴んで頬ずりをしていると気分が軽くなった。
「ルパの尻尾は精神安定に持ってこいだね……。はぁ、モフモフ……、いい匂い。癒される」
「ちょ、あんまり匂い嗅ぐなよ。結構恥ずかしいんだからな。あと、顔スリスリするな。くすぐったい」
「ごめんごめん。プルスの発言にちょっとカチンと来ちゃったから、ルパの尻尾に慰めてもらったんだ。ルパはプルスみたいに無駄遣いしたらダメだよ。金貨八枚は大金なんだからね」
ルパは顔を赤面させた状態で、呟く。
「里芋は子沢山、昆布も子沢山、黒豆も子沢山かな?」
「な、な、なぁ……。に、ニクス……、私のこと好きだろ……。子供産ませる気だろ」
ルパは体を震わせながら話した。
「いやいや、そんな気はないよ。ルパはまだ成人してないし。ルパが嫌がるようなことはしないって言ったでしょ」
「じゃぁ……、私が成人して嫌って言わなかったらどうするんだ?」
ルパは肩をすくめ、言う。
「その時は……、わからないかな。まぁ、でもその時は来ないと思うし、ルパは気にしなくていいよ。もし僕がルパに何かしようとしたらプルスが燃やしてくれると思うし、安心して」
「もし、襲ってきたら、ニクスのニクスを食いちぎってやる」
「うわぁ……、何が食いちぎられるかはわからないけど、ルパ、凄く怖い顔をしているよ。でも、食いちぎってもらってもいいよ。僕がそんな行動をとるかどうかはわからないけどね。って、そんな話してないで食事を楽しもうよ。食材に昔の人がどういった気持ちを込めていたかがわかるでしょ」
「うぅ……、わかった。食べればいいんでしょ、食べれば」
ルパはテーブルに並んでいるお節をハグハグと食べていく。子沢山という言葉が気になったのか、先ほどよりも食べる速度は落ちたが、美味しそうに食べてくれた。
「ふー、おいしかったね。高すぎるから毎回買っていられないけど、一年に一度は食べたいね」
「ま、まぁ。確かに美味しかったけど、私と食べる必要なかっただろ。一人分にしておけばよかったのに……」
「何言ってるの。ルパと一緒に食べるから美味しいんだよ。ルパがいなかったらどんだけ高級な料理でも美味しく感じない。僕はそう思うんだ」
「あっそ。ほんとニクスは私のこと好きすぎ。そんなふうに言っても私は何とも思わないし、美味しい物は美味しいって感じられるし、ほんとほんと、不愉快。来年も同じ料理食べたいとか、全然思わない」
ルパはずけずけと言い放つ。僕の心は抉られ、テーブルに突っ伏していると、ルパが僕の隣に座ってきた。
「どうしたのルパ。僕に何かよう?」
「別にようとかないけど……、ここにいたいからいるだけ。ニクスは何も気にしなくていい。まぁ、でもちょっとだけなら触ってもいいよ……」
ルパは僕に頭を差し出してきた。きっと頭を撫でてもいいという合図だろう。
僕はルパの頭を優しく撫でる。彼女は頭を撫でられるのが好きなので、撫でられに来ているだけだと思うが、それにしては距離が近い気もする。
「ナデナデ、サワサワ……」
「ふふ~ん、ふふ~ん」
僕が頭を撫でるとルパは上機嫌になり、すごく喜んでいた。尻尾や耳まで動いている。頭を撫でてるとき、耳が擦れるとくすぐったいのか、肩がぴくっと跳ねる。あまりに敏感なのでこれ以上は殴り掛かってくると思い、止めた。
「もういいの?」
「え? もっと撫でてもいいの? これ以上撫でたら僕、耳とか尻尾とか最悪、お尻まで触っちゃうかもよ」
「お尻まで触ったらおこるけど、耳と尻尾までならギリギリ許す……。今日はいろんなもの食べさせてくれてありがとう……。それは感謝しておく」
「はは……。感謝してくれるんだ。嬉しいな。じゃあ、今渡しておこうかな」
「ん?」
僕はベタベタ甘えてくるルパに小袋に入れた金貨八枚をあげた。
「なにこれ? 小袋……。え、金貨」
ルパは小袋を開け、中身を見て僕の方を向いた。
「そう。ルークス王国の風習で家族にお金を渡すんだ。ルパはこれで好きな物を買えるでしょ。金平糖だって買えるし、カステラも買える」
「あ、ありがとう。でも、何で金貨八枚なの? 銀貨か銅貨でもよかったのに……」
「角ウサギの討伐とか宝石の加工、色々頑張ってくれているからお駄賃の意味も込めて金貨にしているんだ。あと金は縁起がいいし八も縁起がいい。だから、金貨八枚なんだよ」
「なるほど……、人は縁起がいい物を好むのか。でも、私にこんな大金渡されても、上手く使えないよ」
「上手く使えないなら使えるようになればいい。ルパの双剣だって始めはぎこちなかったけど、最近では様になって来てるし、練習すれば上手くなるんだよ。もう少し自分に自信をもって。ルパは出来る子なんだからさ。焦らずゆっくり丁寧に、を徹底すれば何も怖がる必要ないよ」
「そういうものなのか……」
ルパは小袋を持って少し微笑み、尻尾を振っている。どうやら僕の気持ちを素直に受け取ってくれたようだ。
「主、私にはないんですか?」
プルスはローテーブルにおり、僕の方を向き、聞いてくる。
「え? プルス、何か欲しいものがあるの?」
「そりゃあ、私にも欲しいものの一つや二つありますよ。お金の価値は昔とさほど変わっていないので私でも簡単に使用できますし、いくらかくれませんか?」
「まぁ、欲しいというのならあげるよ。でも、無駄遣いしたらダメだよ」
「わかっていますよ。無駄遣いなんてしません。しっかりと腹の中に納めておきます」
「分かったよ。じゃあ、ルパと同じ金貨八枚ね」
僕はプルスに金貨八枚を手渡した。
「ありがとうございます。では、早速お腹の中に納めますね」
「え?」
プルスは金貨八枚を一枚ずつ口に挟んでは飲み込んでいく。八枚全てをお腹の中に納めてしまった。
「ちょ、お金を食べるってどういう神経してるの。もったいないよ!」
「これは私の貰ったお金なので私がどう扱おうが主には関係ないじゃないですか。一度金貨を食べてみたかったんですよ。そうしたら結構満足感がありまして、すごいいい気分なんですから、邪魔しないでください」
プルスは金貨八枚という大金を食べ、寝てしまった。一度ぶっ殺して灰の中から金貨を取り出してやろうと思ったが、既に金貨はドロドロに解け、なくなっていると思われるので、僕の方が怒りを飲み込み、ことを荒立てないようにする。
イライラした気持ちはルパの尻尾を撫でて発散しようと思い、モフモフの尻尾をそっと掴んで頬ずりをしていると気分が軽くなった。
「ルパの尻尾は精神安定に持ってこいだね……。はぁ、モフモフ……、いい匂い。癒される」
「ちょ、あんまり匂い嗅ぐなよ。結構恥ずかしいんだからな。あと、顔スリスリするな。くすぐったい」
「ごめんごめん。プルスの発言にちょっとカチンと来ちゃったから、ルパの尻尾に慰めてもらったんだ。ルパはプルスみたいに無駄遣いしたらダメだよ。金貨八枚は大金なんだからね」
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