『ヒヨコの加護』をもらい『焼き鳥』になるか、ならないか。石と己を磨いてスローライフ。

 下級貴族の青年、ニクスは成人になっても社会が怖いと言って騎士にならず家の中で石と剣の腕をずっと磨き続けていた。
 ある日、父親に未開拓の土地へと送ると言われ、開拓して来いと命令される。
 ニクスは無理だというも、騎士として働くか比較的自由な未開拓の土地に向うか選ばなければならなかった。どうしても働きたくなかったニクスは泣く泣く家を出る。
 実家から遥か遠くの土地へと脚を運んだニクスは自由な生活を送るため、奮闘していた。
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