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スナゴと魚取り網
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誰が油断したわけでもなかったのだが、スナゴは間違いなく窮地に陥っていた。
彼女はひたすらに走り続けていた。それも雨の中、必死に山の中、朽ちた葉っぱや枝でひどく足元に不自由する中、スナゴは死に物狂いで走り回っていた。
周りの音がどれくらい近くまで迫っているのか、ただの人間の聴覚では判断のしようがない。
だが彼女を追いかけているふもとの狗族からすれば、かなり分かりやすい音をがさがさと立てているに違いなかった。
遠吠えらしき仲間同士の呼びかけあいが、ずっとスナゴの耳にまで聞こえて来る。
それほどまでに、近かった。
「人質なんて冗談じゃない!」
スナゴはひいひいと息を切らしながらも、何とかそんな言葉を唱えて、自分の気力を震わせる。
そうでもしなかったら、今頃とっくに捕まっていた。
最近ふもとの狗族の匂いがするから、気を付けて魚を取ってくるように、と子供たちとスナゴは念には念を押された後、いつも魚を取っているあたりの水場まで行った。
そこまでは普通だったし、何の異変も感じられなかった。
トリトンも同行していたし、子供たちがもしも水場で何かあったら、という事のために、アシュレイも一緒だったのだ。
いつも通りの平和な魚取り、冬の食料のために一生懸命に、川を上ってきた大型の魚を捕まえるはずだった。
その日常が一変したのは、子供たちがきゃあきゃあとはしゃぎながら魚を取っていた時だ。
不意に、風向きが変わったと思ったら、それが起きてしまったのだ。
「ぐあああああ!!!」
最初に悲鳴を上げたのは、トリトンだった。彼は一番風上にいて、子供たちを見守りながら、魚をさばいていたのだ。
「お前ら、顔を水に突っ込め!!!!」
トリトンは悲鳴を上げた次の瞬間には、近くにいた子供たちを水に突っ込んだ。
子供たちも何事か、とトリトンに即座に従ったのが幸いだっただろう。
反応が遅れたのは、足を滑らせた子供を引っ張り上げていたアシュレイと、それを手伝っていたスナゴだ。
「っあ」
それ、というべきか、とにかく、苦痛が一気に鼻腔に入り込んできた瞬間から、アシュレイは痛みのあまり子供を手放しそうになった。
そしてアシュレイが痛みに身をよじらせたその時、ちょうど、スナゴは彼の腕にぶつかった。
子供を引っ張り上げるために、若干かがんでいたことも悪かった。
そしてスナゴは、彼等がなぜ痛みの声をあげたのか、まるで分らなかったのだ。
そのせいで、反応が大きく遅れた。
「あっ!!!」
スナゴは、ほんの一瞬、たった数秒だけ崩れた体勢と、足元の苔に足を滑らせ、一気に川に流されてしまったのだ。
普通ならばここで即死である。獣の姿に着替えられない、こういった状況での泳ぎ方も知らないただの日本人は、ここでおぼれ死ぬのが普通の運命であった。
ただ彼女がその運命から外れたのは、川下に何故か張られていた網に体が引っ掛かり、引っかかったと同時に引き上げられたからである。
助かった、と思うのもつかの間、スナゴはその網が、村の住人が仕掛けた罠ではありえないと気付いた。
村の狗族が作るなわとは、なわの素材が大きく違っていたのだ。
五年も村で暮らしていたから、スナゴも山奥の村のなわの材料も、仕上がったなわも見慣れていた。
その見慣れて馴染んだなわと全く違う、平野の縄で作られた網は、頑丈だった。
スナゴはまるで網に引っかかった魚のように、岸辺に引きずられ、そこで、網の持ち主たちが、ふもとの……つまりナリエにいちころになっていた、失礼な狗族たちだと気付いた。
私に何の用事、と問いかけようとして、はっとする。
彼女のいる村が、ふもとの村との交流を断絶したまま、一切話し合いの場所に出ていなかった事から、さっしたのだ。
「しかし、よく効くな、あの毒」
「毒って人聞きの悪い名称使うなよ、死なないんだから」
「山の奴らは煙草の匂いも激臭だろ、それにナリエ様の持ってきた香辛料を入れれば、間違いなく鼻が痛くて痛くてたまらないはずだ」
毒、と聞いてスナゴの顔色は変わった物の、煙草と香辛料と聞いて、致死の毒ではないと推測した。
そこに少しだけ安堵したのは、トリトンが子供たちを水に突っ込んだ後、のたうち回って水辺で転がりまわっていたからだ。
おそらく、自分の体の制御もできないほどの痛みだった。
スナゴは彼等よりもはるかに鈍感だったために、こうして痛みには苦しんでいないだけである。
何が幸いするかわからないものだ。
もしも同じだけの嗅覚を持っていたら、こうして魚取りの網の中で、冷静になってはいられなかっただろう。
「山の奴らもお高く留まって、こちらの話を聞きもしない。返事もしないんだ、村長達に俺たちが追い出される前に、話し合いの場所にあいつらの村の奴を引っ張り出さなきゃならない」
「ただ引っ張り出すんじゃないだろう、あの村の狗族は心底頑固だ、でも家族と仲間に対する情は熱い。ふもとに有利な話し合いにするためには、ちょっとしたことが必要だ」
彼等はスナゴも、痛みに苦しんで言葉が出ないと思い込んでいるのだろうか。
スナゴの反応を全く気にしないで、そう言った事情をぺらぺらとよく話している。
彼等は村長に、山奥の村との交流を断絶させたという罰から、村を追い出される事になりかけているらしい。
嫌ならば山奥の村に謝罪し、話し合いの場に来てもらえないかと請うための使者だったそうだ。
だが彼等からすれば、獣の血の匂いと魚の生臭さと、それから得体のしれない草の匂いの混ざる山奥の狗族は、謝る相手としてあり得ないらしい。
そしてナリエが軽蔑するのだから、あいつらは自分たちの村よりも階級的に低いのだ、という認識になっている様子だった。
つまり、だ。
スナゴは村の狗族を引っ張り出すための人質であり、ふもとの狗族に有利な話し合いにするために、対等な立場にならないようにするために必要な脅しの材料だった。
そんな事絶対にさせない、とスナゴは決めた。決めてどうするかといえば、とにかく逃げ出すことが優先だ。川をさかのぼるように進めば、見知った沢につくはず。
ふもとの狗族たちは、山の歩き方を知らないから、うまくやれば撒ける、とこの時スナゴは判断した。
そして、じっと隙を伺った。
欲しい物が手に入ったふもとの狗族たちは、スナゴをいい加減に水辺から出して、服を乾かしてやったりするべきなのに、そんな事を一切行う気配がない。
魚取りの網にぐるぐる巻きにすれば、異世界族という牙を持たない相手が、身動き一つとれないとでも思っているのか。
スナゴは慎重に網を探った。どこかに抜け出すための何かがあるのだから。
網を広げ直せなかったら、その網は罠として失格である。
魚を取りだせないのだから。
それに、冷たく冷え切った水に浸かっているせいで、スナゴの体は芯まで冷えて行きそうになっていた。異世界族は狗族と比べると体温が低いのだ。
それをいつまでも水の中につけておくのだ、こちらの生死など本当にどうでもいいだろう。
人質を死なせるなんていうのはあまりにも馬鹿だというのに。
彼等は寒い寒いと言いながら、山を登るにはあまりにも薄っぺらい恰好で焚火を囲みだす。
じりじりとスナゴは網を緩めていき、そして、彼等がどっかりと座り込んで歓談を始めたあたりで、一気に走り出した。
「あ、あいつにげたぞ!」
「水につけておけば弱るだろうってナリエ様が言っていたのに!!」
死んでしまうわ阿呆! とスナゴは怒鳴る余裕もなく、そこからひたすら、山の上の方へ上の方へ、と走って行った。
そして現在に戻るのだ。スナゴは雨まで降りだしたから、匂いでふもとの狗族が自分を見つけるのは困難だろう、と考えられるくらいまで、逃げ回った。
遠吠えが遠くなっていくし、これで大丈夫、と立ち止まろうとしたその時だ。
「いたぞ!!」
目の前に、着替えたのだろう平野狼の姿が迫り、彼女は飛び退ってそして、濡れた足場が崩れた。
あ、と意識する間に、体は転がっていき、斜面を滑り落ち、彼女の意識は真っ暗に染まって行った。
彼女はひたすらに走り続けていた。それも雨の中、必死に山の中、朽ちた葉っぱや枝でひどく足元に不自由する中、スナゴは死に物狂いで走り回っていた。
周りの音がどれくらい近くまで迫っているのか、ただの人間の聴覚では判断のしようがない。
だが彼女を追いかけているふもとの狗族からすれば、かなり分かりやすい音をがさがさと立てているに違いなかった。
遠吠えらしき仲間同士の呼びかけあいが、ずっとスナゴの耳にまで聞こえて来る。
それほどまでに、近かった。
「人質なんて冗談じゃない!」
スナゴはひいひいと息を切らしながらも、何とかそんな言葉を唱えて、自分の気力を震わせる。
そうでもしなかったら、今頃とっくに捕まっていた。
最近ふもとの狗族の匂いがするから、気を付けて魚を取ってくるように、と子供たちとスナゴは念には念を押された後、いつも魚を取っているあたりの水場まで行った。
そこまでは普通だったし、何の異変も感じられなかった。
トリトンも同行していたし、子供たちがもしも水場で何かあったら、という事のために、アシュレイも一緒だったのだ。
いつも通りの平和な魚取り、冬の食料のために一生懸命に、川を上ってきた大型の魚を捕まえるはずだった。
その日常が一変したのは、子供たちがきゃあきゃあとはしゃぎながら魚を取っていた時だ。
不意に、風向きが変わったと思ったら、それが起きてしまったのだ。
「ぐあああああ!!!」
最初に悲鳴を上げたのは、トリトンだった。彼は一番風上にいて、子供たちを見守りながら、魚をさばいていたのだ。
「お前ら、顔を水に突っ込め!!!!」
トリトンは悲鳴を上げた次の瞬間には、近くにいた子供たちを水に突っ込んだ。
子供たちも何事か、とトリトンに即座に従ったのが幸いだっただろう。
反応が遅れたのは、足を滑らせた子供を引っ張り上げていたアシュレイと、それを手伝っていたスナゴだ。
「っあ」
それ、というべきか、とにかく、苦痛が一気に鼻腔に入り込んできた瞬間から、アシュレイは痛みのあまり子供を手放しそうになった。
そしてアシュレイが痛みに身をよじらせたその時、ちょうど、スナゴは彼の腕にぶつかった。
子供を引っ張り上げるために、若干かがんでいたことも悪かった。
そしてスナゴは、彼等がなぜ痛みの声をあげたのか、まるで分らなかったのだ。
そのせいで、反応が大きく遅れた。
「あっ!!!」
スナゴは、ほんの一瞬、たった数秒だけ崩れた体勢と、足元の苔に足を滑らせ、一気に川に流されてしまったのだ。
普通ならばここで即死である。獣の姿に着替えられない、こういった状況での泳ぎ方も知らないただの日本人は、ここでおぼれ死ぬのが普通の運命であった。
ただ彼女がその運命から外れたのは、川下に何故か張られていた網に体が引っ掛かり、引っかかったと同時に引き上げられたからである。
助かった、と思うのもつかの間、スナゴはその網が、村の住人が仕掛けた罠ではありえないと気付いた。
村の狗族が作るなわとは、なわの素材が大きく違っていたのだ。
五年も村で暮らしていたから、スナゴも山奥の村のなわの材料も、仕上がったなわも見慣れていた。
その見慣れて馴染んだなわと全く違う、平野の縄で作られた網は、頑丈だった。
スナゴはまるで網に引っかかった魚のように、岸辺に引きずられ、そこで、網の持ち主たちが、ふもとの……つまりナリエにいちころになっていた、失礼な狗族たちだと気付いた。
私に何の用事、と問いかけようとして、はっとする。
彼女のいる村が、ふもとの村との交流を断絶したまま、一切話し合いの場所に出ていなかった事から、さっしたのだ。
「しかし、よく効くな、あの毒」
「毒って人聞きの悪い名称使うなよ、死なないんだから」
「山の奴らは煙草の匂いも激臭だろ、それにナリエ様の持ってきた香辛料を入れれば、間違いなく鼻が痛くて痛くてたまらないはずだ」
毒、と聞いてスナゴの顔色は変わった物の、煙草と香辛料と聞いて、致死の毒ではないと推測した。
そこに少しだけ安堵したのは、トリトンが子供たちを水に突っ込んだ後、のたうち回って水辺で転がりまわっていたからだ。
おそらく、自分の体の制御もできないほどの痛みだった。
スナゴは彼等よりもはるかに鈍感だったために、こうして痛みには苦しんでいないだけである。
何が幸いするかわからないものだ。
もしも同じだけの嗅覚を持っていたら、こうして魚取りの網の中で、冷静になってはいられなかっただろう。
「山の奴らもお高く留まって、こちらの話を聞きもしない。返事もしないんだ、村長達に俺たちが追い出される前に、話し合いの場所にあいつらの村の奴を引っ張り出さなきゃならない」
「ただ引っ張り出すんじゃないだろう、あの村の狗族は心底頑固だ、でも家族と仲間に対する情は熱い。ふもとに有利な話し合いにするためには、ちょっとしたことが必要だ」
彼等はスナゴも、痛みに苦しんで言葉が出ないと思い込んでいるのだろうか。
スナゴの反応を全く気にしないで、そう言った事情をぺらぺらとよく話している。
彼等は村長に、山奥の村との交流を断絶させたという罰から、村を追い出される事になりかけているらしい。
嫌ならば山奥の村に謝罪し、話し合いの場に来てもらえないかと請うための使者だったそうだ。
だが彼等からすれば、獣の血の匂いと魚の生臭さと、それから得体のしれない草の匂いの混ざる山奥の狗族は、謝る相手としてあり得ないらしい。
そしてナリエが軽蔑するのだから、あいつらは自分たちの村よりも階級的に低いのだ、という認識になっている様子だった。
つまり、だ。
スナゴは村の狗族を引っ張り出すための人質であり、ふもとの狗族に有利な話し合いにするために、対等な立場にならないようにするために必要な脅しの材料だった。
そんな事絶対にさせない、とスナゴは決めた。決めてどうするかといえば、とにかく逃げ出すことが優先だ。川をさかのぼるように進めば、見知った沢につくはず。
ふもとの狗族たちは、山の歩き方を知らないから、うまくやれば撒ける、とこの時スナゴは判断した。
そして、じっと隙を伺った。
欲しい物が手に入ったふもとの狗族たちは、スナゴをいい加減に水辺から出して、服を乾かしてやったりするべきなのに、そんな事を一切行う気配がない。
魚取りの網にぐるぐる巻きにすれば、異世界族という牙を持たない相手が、身動き一つとれないとでも思っているのか。
スナゴは慎重に網を探った。どこかに抜け出すための何かがあるのだから。
網を広げ直せなかったら、その網は罠として失格である。
魚を取りだせないのだから。
それに、冷たく冷え切った水に浸かっているせいで、スナゴの体は芯まで冷えて行きそうになっていた。異世界族は狗族と比べると体温が低いのだ。
それをいつまでも水の中につけておくのだ、こちらの生死など本当にどうでもいいだろう。
人質を死なせるなんていうのはあまりにも馬鹿だというのに。
彼等は寒い寒いと言いながら、山を登るにはあまりにも薄っぺらい恰好で焚火を囲みだす。
じりじりとスナゴは網を緩めていき、そして、彼等がどっかりと座り込んで歓談を始めたあたりで、一気に走り出した。
「あ、あいつにげたぞ!」
「水につけておけば弱るだろうってナリエ様が言っていたのに!!」
死んでしまうわ阿呆! とスナゴは怒鳴る余裕もなく、そこからひたすら、山の上の方へ上の方へ、と走って行った。
そして現在に戻るのだ。スナゴは雨まで降りだしたから、匂いでふもとの狗族が自分を見つけるのは困難だろう、と考えられるくらいまで、逃げ回った。
遠吠えが遠くなっていくし、これで大丈夫、と立ち止まろうとしたその時だ。
「いたぞ!!」
目の前に、着替えたのだろう平野狼の姿が迫り、彼女は飛び退ってそして、濡れた足場が崩れた。
あ、と意識する間に、体は転がっていき、斜面を滑り落ち、彼女の意識は真っ暗に染まって行った。
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