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スナゴと宮殿
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想定はしていたのだけれども、歌垣よりもずっと人が多い。
そして衣装なども洗練されている。なるほど、田舎者を馬鹿にする理由はそこかもしれない。
都から来たあの役人たちの、見下した理由をいくつか見つけたスナゴは、通る女性たちの華麗な衣装のひらひらに、あれは藪の中に突っ込めるのだろうかと、真剣に考えてしまった。
ひらひらした綺麗な衣装は素敵だ。
そういった感性はある。でもその前に、その前に。
村に戻ってもそれを着倒せるかが、問題だ。
余所に出かける時は、物々交換以外でははたしてこれから、存在するだろうか。
歌垣も行かない事にした彼女に、そんな余所行きを着て出かける事はない。
そう考えると、いくら素敵で見とれてしまっても、欲しいとは思えなくなるのだ。
一回しか着られない衣装なんて、贅沢すぎるのだし。
村で糸を紡いで作る、刺し子や紋様入りの衣装だって系統が違うだけで、素敵なのだし。
ただその衣装は、この都ではかなり見慣れない物らしい。
行列の最後尾を歩いていると、目立つのかざわつくのが聞こえていた。
数が多くて聞き取れないのだが、隣の先輩は舌打ちをしたので、あまりいいざわめきじゃないのだろう。
「見た目ばっかり着飾って、中身は三下の連中の方が多いらしいな、都ってのは、お袋が聞いたら叩きのめされる事もちらっと、聞こえたぜ、失礼だ。……手を放すんじゃねえぞ、お前がはぐれるのが一番厄介だ」
「うん」
握る手にやや力がこもったため、スナゴも力を入れ直して握った。
宮殿までは大した距離じゃなかったのだが、駕籠というのは権威の象徴でもあるのだろう。
乗るのはそう言う意味合いが強そうだ。
大きな門構えのなかに入る時、やっぱり怪訝そうな顔で止められかけたものの、行列の人間が何かささやき、入口の兵士は引きつった顔で入れてくれた。
そのまま駕籠は所定の位置らしい場所に下され、アシュレイが下りる。
そのさまはそれになれた堂々とした動きで、なるほど元皇子という名前は本物だ、動きに迷いがないと感心する。
アシュレイは周囲を見回し、二人がきちんと一緒にいる事で笑顔になった。
心配してくれていたらしい。
もしかして不安なのかな。
まあこれからの事が予測できないから、仲間が一緒の方が心強いのは確かだが。
しかし。
そう素直に、陛下の所に行けなかったのが、今回だった。
「殿下をたぶらかす怪しい奴め!」
そんな大声とともに、誰かが突っ走ってきて、スナゴはトリトンに後ろに突き飛ばされた。
駕籠からやや距離があり、これから近付こうとしていたため、アシュレイが割って入る時間がなかった。
「やめろボルテガ!」
アシュレイがそれを認識し、止めようとした時にはもう遅い。
トリトンが相手の武器を受け流し、勢いを利用して仰向けに転がし、頭を押さえ、がっちりと地面に縫い付けていたのだから。
一瞬の早業である、何が起きたのか、誰もよくわからなかったに違いない。
ただ慣れていたスナゴだけが、あ、トリトン先輩の反射が出た、とわかっただけだ。
ちなみに、いつでも息の根を止められるように、牙だけ獣化して一層鋭く変貌し、相手の柔らかい喉に押し当てている。
ボルテガなる男は、何が起きたのかさっぱりわからなかったらしいが、いくら四肢を動かしても動けない状態である事、そして相手に完全に急所を抑え込まれている事実に、顔を蒼褪めさせた。
「……トリトン、すごく強いんだな……」
一瞬の早業の結果を見ながら、アシュレイが本当に感心したという顔で言う。
ちらりとそこに視線をやったトリトンは、まだ口を開けて喉を抑え込んでいる。
通訳しろ、とスナゴに視線が向けられた。
「ええっと、アシュレイ。トリトン先輩が言うに、この狗族が俺らに危害を加えないって確証がでるまで、押さえ込むし、場合によっては咬み殺すってさ」
「ああ、いきなり切りかかられては、そう思うのもしょうがない。……ボルテガ、彼に離してもらいたかったら、絶対にお前の手の物もお前事態も、彼と彼女に手を出さないと誓わなければならないぞ。さすがに宮殿内で不浄なことがあれば、お前の家もただでは済まない」
「不浄な事?」
「流血騒ぎは、宮殿では不浄の事とされるんだ」
「へえ」
なんだか日本の内裏みたいだなあ。確か内裏は生理が来た女房だったり妃だったりを、実家に帰したのだった。
そんな事を暢気に思いながら、スナゴは目の前のボルテガなる男がどうするのかを見ていた。
ボルテガは蒼褪めながら、色々天秤にかけたのだろう。
やがてこくりと頷いた。
そこでトリトンが口を離し、べえっと思い切り顔を歪めた。
「こいつ変な物体にぬってんだろ。すっげえ苦い」
「はい、水筒」
「気が利くぜスナゴ……どっか口すすいでいい場所あるか、アシュレイ」
「そこの排水溝なら大丈夫だ」
「おー」
相当不愉快な味がしたらしい。トリトンは吐きそうな顔で口を何度もすすぎ、排水溝に水を吐きだした。
本当に嘔吐するのでは、とちょっと心配になったスナゴだが、背中をさするとよろしくないので、しなかった。
「先輩、大丈夫?」
「苦い、臭い、えげつないえぐさ、何の薬草だよ……」
「お前、宮殿の高級な香油の価値もわからないとは……」
命の危機が去ったボルテガが、呆れた声で言うが。
「俺のいい匂いってのはな、天地の匂いだ。それから仲間の毛皮と日向の匂いだ。食い物のよだれを誘う匂いだ。そんな鼻を捻じ曲げて正気かわからなくなる匂いなんて、高級だか何だか知らないが気持ち悪いだけだ」
トリトンが迷いもしないで断言した結果、眉間にしわを寄せた。
「スナゴしばらく引っ付いてるぜ、お前の匂いは甘いからいいんだ」
言いつつトリトンは彼女の腰にしがみつく。
実際に相当匂いにやられたらしい。顔色が真っ青で足元が怪しかった。
「ええと、アシュレイその狗族は何の関係があるの」
スナゴはそこでようやく、相手の素性を聞く事になる。トリトンの状態に注意していて、やっとそこまで来たわけだ。
「ボルテガ。巫子長の親衛隊長だ」
「って事はナリエっていう狗族の新鋭隊長で、アシュレイには関係がないんじゃ」
「お前もお前で無礼だな! アシュレイ様をおいて誰が巫子長であるものか! だいたいいくら陛下の命令とはいえ、ナリエ様を巫子長にし、私に引き続き新鋭隊長をしろというのは本当に、納得がいかなかったのだ!」
アシュレイに敬称をつけなかっただけで、これだけぎゃんぎゃんと騒ぐとは。
「アシュレイ、昔の相手の始末はきちんとつけておけよ」
ちょっと何か行き過ぎていないか、と思ったスナゴと同じ事を、トリトンは口に出す。
アシュレイは困った顔になった。何と言えばわかるかな、という顔である。
「相手も何も、そういう相手ではないんだが」
「これで?」
わなわなと震えているボルテガを指さし、スナゴは突っ込んでしまった。
「貴様ら! 私や殿下をそこまで侮辱するとは、どこまで下劣な輩なのだ!」
「自分の行動顧みろ。いきなり襲い掛かったお前の方が下劣」
ばっさり切り捨てたトリトンは、彼等の背後を見て言う。
「いい加減行かないと、陛下とやらが待ちくたびれるぜ、そこに迎えが来ている」
「……」
トリトンを苦々しい顔で睨み、それから一転して穏やかな顔でアシュレイに言うボルテガ。
「アシュレイ様、こちらへ。その者たちはいかがなさいますか」
「一緒に来る。そういう約束なんだ」
「……」
「彼らは恩人だからな。ボルテガ。紹介する前に殴りかかるお前もお前だ」
アシュレイの文句には落ち込むらしい。
ボルテガはうつむいた後に、慣れた動きでアシュレイをいつでも守れる位置に立った。
迎えの役人らしき狗族の女性は、微笑んだままこちらを見ていた。
「うわくせえ」
流石に堂々と言うのはかわいそう、とでも思ったのか、彼女が近寄った時に非常に小さいな声で、トリトンが呟いた。
そして衣装なども洗練されている。なるほど、田舎者を馬鹿にする理由はそこかもしれない。
都から来たあの役人たちの、見下した理由をいくつか見つけたスナゴは、通る女性たちの華麗な衣装のひらひらに、あれは藪の中に突っ込めるのだろうかと、真剣に考えてしまった。
ひらひらした綺麗な衣装は素敵だ。
そういった感性はある。でもその前に、その前に。
村に戻ってもそれを着倒せるかが、問題だ。
余所に出かける時は、物々交換以外でははたしてこれから、存在するだろうか。
歌垣も行かない事にした彼女に、そんな余所行きを着て出かける事はない。
そう考えると、いくら素敵で見とれてしまっても、欲しいとは思えなくなるのだ。
一回しか着られない衣装なんて、贅沢すぎるのだし。
村で糸を紡いで作る、刺し子や紋様入りの衣装だって系統が違うだけで、素敵なのだし。
ただその衣装は、この都ではかなり見慣れない物らしい。
行列の最後尾を歩いていると、目立つのかざわつくのが聞こえていた。
数が多くて聞き取れないのだが、隣の先輩は舌打ちをしたので、あまりいいざわめきじゃないのだろう。
「見た目ばっかり着飾って、中身は三下の連中の方が多いらしいな、都ってのは、お袋が聞いたら叩きのめされる事もちらっと、聞こえたぜ、失礼だ。……手を放すんじゃねえぞ、お前がはぐれるのが一番厄介だ」
「うん」
握る手にやや力がこもったため、スナゴも力を入れ直して握った。
宮殿までは大した距離じゃなかったのだが、駕籠というのは権威の象徴でもあるのだろう。
乗るのはそう言う意味合いが強そうだ。
大きな門構えのなかに入る時、やっぱり怪訝そうな顔で止められかけたものの、行列の人間が何かささやき、入口の兵士は引きつった顔で入れてくれた。
そのまま駕籠は所定の位置らしい場所に下され、アシュレイが下りる。
そのさまはそれになれた堂々とした動きで、なるほど元皇子という名前は本物だ、動きに迷いがないと感心する。
アシュレイは周囲を見回し、二人がきちんと一緒にいる事で笑顔になった。
心配してくれていたらしい。
もしかして不安なのかな。
まあこれからの事が予測できないから、仲間が一緒の方が心強いのは確かだが。
しかし。
そう素直に、陛下の所に行けなかったのが、今回だった。
「殿下をたぶらかす怪しい奴め!」
そんな大声とともに、誰かが突っ走ってきて、スナゴはトリトンに後ろに突き飛ばされた。
駕籠からやや距離があり、これから近付こうとしていたため、アシュレイが割って入る時間がなかった。
「やめろボルテガ!」
アシュレイがそれを認識し、止めようとした時にはもう遅い。
トリトンが相手の武器を受け流し、勢いを利用して仰向けに転がし、頭を押さえ、がっちりと地面に縫い付けていたのだから。
一瞬の早業である、何が起きたのか、誰もよくわからなかったに違いない。
ただ慣れていたスナゴだけが、あ、トリトン先輩の反射が出た、とわかっただけだ。
ちなみに、いつでも息の根を止められるように、牙だけ獣化して一層鋭く変貌し、相手の柔らかい喉に押し当てている。
ボルテガなる男は、何が起きたのかさっぱりわからなかったらしいが、いくら四肢を動かしても動けない状態である事、そして相手に完全に急所を抑え込まれている事実に、顔を蒼褪めさせた。
「……トリトン、すごく強いんだな……」
一瞬の早業の結果を見ながら、アシュレイが本当に感心したという顔で言う。
ちらりとそこに視線をやったトリトンは、まだ口を開けて喉を抑え込んでいる。
通訳しろ、とスナゴに視線が向けられた。
「ええっと、アシュレイ。トリトン先輩が言うに、この狗族が俺らに危害を加えないって確証がでるまで、押さえ込むし、場合によっては咬み殺すってさ」
「ああ、いきなり切りかかられては、そう思うのもしょうがない。……ボルテガ、彼に離してもらいたかったら、絶対にお前の手の物もお前事態も、彼と彼女に手を出さないと誓わなければならないぞ。さすがに宮殿内で不浄なことがあれば、お前の家もただでは済まない」
「不浄な事?」
「流血騒ぎは、宮殿では不浄の事とされるんだ」
「へえ」
なんだか日本の内裏みたいだなあ。確か内裏は生理が来た女房だったり妃だったりを、実家に帰したのだった。
そんな事を暢気に思いながら、スナゴは目の前のボルテガなる男がどうするのかを見ていた。
ボルテガは蒼褪めながら、色々天秤にかけたのだろう。
やがてこくりと頷いた。
そこでトリトンが口を離し、べえっと思い切り顔を歪めた。
「こいつ変な物体にぬってんだろ。すっげえ苦い」
「はい、水筒」
「気が利くぜスナゴ……どっか口すすいでいい場所あるか、アシュレイ」
「そこの排水溝なら大丈夫だ」
「おー」
相当不愉快な味がしたらしい。トリトンは吐きそうな顔で口を何度もすすぎ、排水溝に水を吐きだした。
本当に嘔吐するのでは、とちょっと心配になったスナゴだが、背中をさするとよろしくないので、しなかった。
「先輩、大丈夫?」
「苦い、臭い、えげつないえぐさ、何の薬草だよ……」
「お前、宮殿の高級な香油の価値もわからないとは……」
命の危機が去ったボルテガが、呆れた声で言うが。
「俺のいい匂いってのはな、天地の匂いだ。それから仲間の毛皮と日向の匂いだ。食い物のよだれを誘う匂いだ。そんな鼻を捻じ曲げて正気かわからなくなる匂いなんて、高級だか何だか知らないが気持ち悪いだけだ」
トリトンが迷いもしないで断言した結果、眉間にしわを寄せた。
「スナゴしばらく引っ付いてるぜ、お前の匂いは甘いからいいんだ」
言いつつトリトンは彼女の腰にしがみつく。
実際に相当匂いにやられたらしい。顔色が真っ青で足元が怪しかった。
「ええと、アシュレイその狗族は何の関係があるの」
スナゴはそこでようやく、相手の素性を聞く事になる。トリトンの状態に注意していて、やっとそこまで来たわけだ。
「ボルテガ。巫子長の親衛隊長だ」
「って事はナリエっていう狗族の新鋭隊長で、アシュレイには関係がないんじゃ」
「お前もお前で無礼だな! アシュレイ様をおいて誰が巫子長であるものか! だいたいいくら陛下の命令とはいえ、ナリエ様を巫子長にし、私に引き続き新鋭隊長をしろというのは本当に、納得がいかなかったのだ!」
アシュレイに敬称をつけなかっただけで、これだけぎゃんぎゃんと騒ぐとは。
「アシュレイ、昔の相手の始末はきちんとつけておけよ」
ちょっと何か行き過ぎていないか、と思ったスナゴと同じ事を、トリトンは口に出す。
アシュレイは困った顔になった。何と言えばわかるかな、という顔である。
「相手も何も、そういう相手ではないんだが」
「これで?」
わなわなと震えているボルテガを指さし、スナゴは突っ込んでしまった。
「貴様ら! 私や殿下をそこまで侮辱するとは、どこまで下劣な輩なのだ!」
「自分の行動顧みろ。いきなり襲い掛かったお前の方が下劣」
ばっさり切り捨てたトリトンは、彼等の背後を見て言う。
「いい加減行かないと、陛下とやらが待ちくたびれるぜ、そこに迎えが来ている」
「……」
トリトンを苦々しい顔で睨み、それから一転して穏やかな顔でアシュレイに言うボルテガ。
「アシュレイ様、こちらへ。その者たちはいかがなさいますか」
「一緒に来る。そういう約束なんだ」
「……」
「彼らは恩人だからな。ボルテガ。紹介する前に殴りかかるお前もお前だ」
アシュレイの文句には落ち込むらしい。
ボルテガはうつむいた後に、慣れた動きでアシュレイをいつでも守れる位置に立った。
迎えの役人らしき狗族の女性は、微笑んだままこちらを見ていた。
「うわくせえ」
流石に堂々と言うのはかわいそう、とでも思ったのか、彼女が近寄った時に非常に小さいな声で、トリトンが呟いた。
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