184 / 185
またね
しおりを挟む
どうしても涙が出る時は泣き笑いでゆきちゃんと過ごした。
あっちに行って私と出会って一緒に過ごす事はわかってるけど、今の私がゆきちゃんに会えなくなる事がこんなに辛いなんて……。
精一杯笑顔で残りの時間をゆきちゃんと思いっきり関わった。
ちょーど1ヶ月経った夜、神様が来た。
「どうする?記憶は無くすか?」
「いえ、覚えていたいです。ゆきちゃんを産んだ事も、ゆきちゃんと一緒にいた時間も、大切な大切な時間です。」
「俺も、ゆきは大切な宝物だ。忘れたくない!」
「わかった。では連れて行く。1分このスマホに3人で動画を残すんじゃ。これはゆきちゃんのスマホ、何度でも見れる。」
「私達に、残す事は出来ますか?」
「うむ、今までの写真や動画は他の人に見られると困るからのぉ。このスマホを使うんじゃ。全ての写真や動画を今から入れる。陽菜とルイ以外には、ただの風景が写っているように見えるようにしてある。この専用のイヤホンで聞くと声も聞ける。」
そう言って、神様が杖を一振りすると、私達が撮った写真がカメラやスマホから消えていた。
それから2人で考えてゆきちゃんを交代で抱っこしながら、ゆきちゃんをどれだけ愛しているか、大切かをスマホの動画に残した。
このスマホは、私達が消えた後にゆきちゃんのスマホで見られるようにしてあるらしい。
その後、ゆきちゃんに最後の授乳をして、神様に託す。
涙が止まらなかった。
泣きつかれて寝てしまったらしい。ゆきちゃんのベビーベットの横で寝ていたはずなのに無くなっていた。
今日は、日曜日。流唯君と2人で本当に動画や写真が見れるか神様からもらったスマホを見ていると、お母さんが来た。
もちろん、ゆきちゃんの事は忘れていた。私の体も、産む前に戻っているし、日付けは同じだけど、仕事をしていた事になっていて、ちゃんとお給料が振り込まれている。
明日から、また普通の毎日が始まるんだなぁ……。
すると、神様がくれたスマホがピロンと音をたてる。
流唯君と2人で、見てみると画像メッセージが送られてきていた。
開いてみると、私とゆきちゃんの出会いの場面が写真として送られてきた。
きっと神様のサプライズなんだろう。
それから毎日一枚必ず写真が送られてくる。
ルイ君が抱っこしてるのもあるし、ルイ君のお父さんが大はしゃぎしてるのもある。ファーナさんが抱っこしてる写真や、ワーガやナナガと写ってるのもある。
毎日の私達の楽しみになった。
それから4ヶ月経った頃、私の妊娠が判明。今回も、ゆきちゃんの時と同じように、両親が大喜び。そしてやっぱり大暴走!
流唯君も変わらずに、優しくしてくれる。
私は………、出産の痛みを覚えているから今からドキドキする。
ゆうちゃんも子どもを連れて遊びに来てくれたり、マタニティー服を貸してくれたりする。
お腹のあかちゃんは、女の子だった。やっぱりうちの両親が同じようにお雛様を買わなきゃ!と言い出してる。
またあの陣痛が始まり、いやいやこんなもんじゃなかった!と思い出しながら、痛みが強くなるのを待って病院に行った。
流唯君も私も初産だけど、経験は2回目だ。
「山田さん、落ち着いてますねぇ~。初めての人はもっとパニックになりますよ。」
助産師さんに褒められた。まぁ2回目だしね。
病院に着いてから、5時間ほどで産まれてきてくれた。
やっぱり、ゆきちゃんに似てるな。
涙が止まらなかった。
退院して家に帰ると、ゆきちゃんがいた時と同じ配置でベビー用品が置かれている。
名前は、私が陽菜、お姉ちゃんがゆき、だから『夏海』に決定。
今回は、ゆうちゃん、ゆみ、かなちゃんもお祝いを持って来てくれた。流唯君のおじさん、おばさんも病院に駆けつけてくれ、大喜びしてくれた。あやちゃんも夏海を抱っこして大喜びだ。退院してからも学校帰りに時々寄っては、夏海をあやしてくれる。
まだまだ早いのに、うちの両親と流唯君のおじさんとおばさん、あやちゃんがお雛様を買ってきた。まだ10月なのに飾ってある。早く片付けるけど、早く出すのはOKだ!とか言いながら、なかなか立派な3段のお雛様を飾ってくれる。
夏海は、お雛様がお気に入りで見せると泣き止む。
もぅ毎日お祭り騒ぎだ。
流唯君も、仕事から帰ると夏海のお世話をしてくれる。お風呂に入れるのは、流唯君の仕事だ。
「いつまで一緒に入ってくれるかなぁ~。」
いやいや、まだ3ヶ月のあかちゃん相手に何言ってるんだか!
夏海には見えるかどうかわからないけど、毎日「お姉ちゃんのゆきだよ。」と写真を見せている。
夏海が2歳になった頃、2人目を妊娠した。今度はゆうちゃんの2人目と同級生決定だ!
ゆみも結婚して、なんとほぼ同じ頃1人目妊娠。かなちゃんも結婚して双子を妊娠。
ゆうちゃん所が私より2ヶ月ほど早く産まれて、ゆみと私は予定日が2日しか違わない。かなちゃんは私より1ヶ月後だ。
大きなお腹をした4人で写真を撮ったり、ランチしたりと楽しい妊婦生活だった。
ゆうちゃん、女の子出産の知らせを聞いて、3人で大喜びした。
あっちに行って私と出会って一緒に過ごす事はわかってるけど、今の私がゆきちゃんに会えなくなる事がこんなに辛いなんて……。
精一杯笑顔で残りの時間をゆきちゃんと思いっきり関わった。
ちょーど1ヶ月経った夜、神様が来た。
「どうする?記憶は無くすか?」
「いえ、覚えていたいです。ゆきちゃんを産んだ事も、ゆきちゃんと一緒にいた時間も、大切な大切な時間です。」
「俺も、ゆきは大切な宝物だ。忘れたくない!」
「わかった。では連れて行く。1分このスマホに3人で動画を残すんじゃ。これはゆきちゃんのスマホ、何度でも見れる。」
「私達に、残す事は出来ますか?」
「うむ、今までの写真や動画は他の人に見られると困るからのぉ。このスマホを使うんじゃ。全ての写真や動画を今から入れる。陽菜とルイ以外には、ただの風景が写っているように見えるようにしてある。この専用のイヤホンで聞くと声も聞ける。」
そう言って、神様が杖を一振りすると、私達が撮った写真がカメラやスマホから消えていた。
それから2人で考えてゆきちゃんを交代で抱っこしながら、ゆきちゃんをどれだけ愛しているか、大切かをスマホの動画に残した。
このスマホは、私達が消えた後にゆきちゃんのスマホで見られるようにしてあるらしい。
その後、ゆきちゃんに最後の授乳をして、神様に託す。
涙が止まらなかった。
泣きつかれて寝てしまったらしい。ゆきちゃんのベビーベットの横で寝ていたはずなのに無くなっていた。
今日は、日曜日。流唯君と2人で本当に動画や写真が見れるか神様からもらったスマホを見ていると、お母さんが来た。
もちろん、ゆきちゃんの事は忘れていた。私の体も、産む前に戻っているし、日付けは同じだけど、仕事をしていた事になっていて、ちゃんとお給料が振り込まれている。
明日から、また普通の毎日が始まるんだなぁ……。
すると、神様がくれたスマホがピロンと音をたてる。
流唯君と2人で、見てみると画像メッセージが送られてきていた。
開いてみると、私とゆきちゃんの出会いの場面が写真として送られてきた。
きっと神様のサプライズなんだろう。
それから毎日一枚必ず写真が送られてくる。
ルイ君が抱っこしてるのもあるし、ルイ君のお父さんが大はしゃぎしてるのもある。ファーナさんが抱っこしてる写真や、ワーガやナナガと写ってるのもある。
毎日の私達の楽しみになった。
それから4ヶ月経った頃、私の妊娠が判明。今回も、ゆきちゃんの時と同じように、両親が大喜び。そしてやっぱり大暴走!
流唯君も変わらずに、優しくしてくれる。
私は………、出産の痛みを覚えているから今からドキドキする。
ゆうちゃんも子どもを連れて遊びに来てくれたり、マタニティー服を貸してくれたりする。
お腹のあかちゃんは、女の子だった。やっぱりうちの両親が同じようにお雛様を買わなきゃ!と言い出してる。
またあの陣痛が始まり、いやいやこんなもんじゃなかった!と思い出しながら、痛みが強くなるのを待って病院に行った。
流唯君も私も初産だけど、経験は2回目だ。
「山田さん、落ち着いてますねぇ~。初めての人はもっとパニックになりますよ。」
助産師さんに褒められた。まぁ2回目だしね。
病院に着いてから、5時間ほどで産まれてきてくれた。
やっぱり、ゆきちゃんに似てるな。
涙が止まらなかった。
退院して家に帰ると、ゆきちゃんがいた時と同じ配置でベビー用品が置かれている。
名前は、私が陽菜、お姉ちゃんがゆき、だから『夏海』に決定。
今回は、ゆうちゃん、ゆみ、かなちゃんもお祝いを持って来てくれた。流唯君のおじさん、おばさんも病院に駆けつけてくれ、大喜びしてくれた。あやちゃんも夏海を抱っこして大喜びだ。退院してからも学校帰りに時々寄っては、夏海をあやしてくれる。
まだまだ早いのに、うちの両親と流唯君のおじさんとおばさん、あやちゃんがお雛様を買ってきた。まだ10月なのに飾ってある。早く片付けるけど、早く出すのはOKだ!とか言いながら、なかなか立派な3段のお雛様を飾ってくれる。
夏海は、お雛様がお気に入りで見せると泣き止む。
もぅ毎日お祭り騒ぎだ。
流唯君も、仕事から帰ると夏海のお世話をしてくれる。お風呂に入れるのは、流唯君の仕事だ。
「いつまで一緒に入ってくれるかなぁ~。」
いやいや、まだ3ヶ月のあかちゃん相手に何言ってるんだか!
夏海には見えるかどうかわからないけど、毎日「お姉ちゃんのゆきだよ。」と写真を見せている。
夏海が2歳になった頃、2人目を妊娠した。今度はゆうちゃんの2人目と同級生決定だ!
ゆみも結婚して、なんとほぼ同じ頃1人目妊娠。かなちゃんも結婚して双子を妊娠。
ゆうちゃん所が私より2ヶ月ほど早く産まれて、ゆみと私は予定日が2日しか違わない。かなちゃんは私より1ヶ月後だ。
大きなお腹をした4人で写真を撮ったり、ランチしたりと楽しい妊婦生活だった。
ゆうちゃん、女の子出産の知らせを聞いて、3人で大喜びした。
0
お気に入りに追加
122
あなたにおすすめの小説
ドン引きするくらいエッチなわたしに年下の彼ができました
中七七三
恋愛
わたしっておかしいの?
小さいころからエッチなことが大好きだった。
そして、小学校のときに起こしてしまった事件。
「アナタ! 女の子なのになにしてるの!」
その母親の言葉が大人になっても頭から離れない。
エッチじゃいけないの?
でも、エッチは大好きなのに。
それでも……
わたしは、男の人と付き合えない――
だって、男の人がドン引きするぐらい
エッチだったから。
嫌われるのが怖いから。
雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜
霞杏檎
ファンタジー
「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」
回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。
フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。
しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを……
途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。
フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。
フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった……
これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である!
(160話で完結予定)
元タイトル
「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」
【完結】存在を消された『名無し』の私は、姫である双子の姉の代わりに隣国の狼王に嫁ぐことになりました。
蜜柑
恋愛
ルピア王国では双子は不吉な存在とされていた。姫リーゼロッテの双子の妹として生まれた少女は、名前を与えられず、存在を消され城の片隅で”口無し”と呼ばれながら下働きをしていた。一方、隣国テネス王国では、奴隷として扱われていた獣人族が反乱を起こし、王国を乗っ取った。その反乱王の狼族の王は、友好の証としてリーゼロッテを妻とするようにルピア王国に求めた。野蛮と噂される彼に嫁がせたくない国王は、「いない存在」である双子の妹を代わりに差し出すことにした。代わりに嫁いだ彼女は「リズ」と呼ばれ、隣国で生活するうちに本来の自分を取り戻していく。
二人静
幻夜
BL
せつなめ三角関係
“ 死がふたりを分かつまで ”
互いを唯一無二に必要とする焔のような愛を垣間みたい方いらっしゃいませ・・・
あわせて歴史(曲解)創作の長編BLですが
事前知識なしで もちろんだいじょぶです
必要なときはその時々で補足をいれてまいります
そして武闘集団『新選組』の面々なだけに 受けも攻めも男前です
江戸時代の(現代ではまだまだ足りない)男色にたいする積極的な価値観、
こと武家社会においては男色こそ自由恋愛の場であったことに触発された、
新選組の男前達をこよなく愛する作者による、偏愛に満ちあふれた“創作” ですので、
彼らの関係性は史実とは一切無関係でございます。その点を何卒お留め置きくださいませ。
同僚 × 同僚 (メインCP 沖田×斎藤)
☆親友未満はじまり
食えない男の代名詞みたいな攻めに、
はじめはひたすら振り回される受け(でも強気・・)
&
年下 × 兄貴分/上司 (沖田×土方)
☆恋仲はじまり
弟分にベタ惚れでちょっとむくわれない健気な受け
戯れてることも多いですが、いちおう、きほん切なめシリアスベースです
※いずれR18展開になるため、はじめから指定してあります
**********************
本小説での紹介事項
新選組・・・江戸時代幕末期の京都で活躍した、幕府側最強の剣客集団。
例外はあるものの、『局を脱するを許さず』が法度。
『士道に背きまじきこと』『違反した者は切腹』が大前提の、鉄の掟をもつ。
沖田総司・・・新選組一番隊組長(23)
当時は火の見櫓状態な五尺九寸(約一七八)
色黒で眼光鋭く肩の張り上がった筋骨型
斎藤一・・・新選組三番隊組長(21)
整って映える長身の五尺七寸(約一七三)
やや色白ですらりとした肉体美の涼やかな美丈夫
土方歳三・・・新選組副長(30)
美しく均等のとれた背丈の五尺五寸(約一六七)
色白で役者のように優美な美男子
※斎藤一に関しては実際には五番隊組長とされますが
ここでは通説となっている西村兼文の始末記に沿っています。
**********************
今更愛を告げられましても契約結婚は終わりでしょう?
SKYTRICK
BL
冷酷無慈悲な戦争狂α×虐げられてきたΩ令息
ユリアン・マルトリッツ(18)は男爵の父に命じられ、国で最も恐れられる冷酷無慈悲な軍人、ロドリック・エデル公爵(27)と結婚することになる。若く偉大な軍人のロドリック公爵にこれまで貴族たちが結婚を申し入れなかったのは、彼に関する噂にあった。ロドリックの顔は醜悪で性癖も異常、逆らえばすぐに殺されてしまう…。
そんなロドリックが結婚を申し入れたのがユリアン・マルトリッツだった。
しかしユリアンもまた、魔性の遊び人として名高い。
それは弟のアルノーの影響で、よなよな男達を誑かす弟の汚名を着せられた兄のユリアンは、父の命令により着の身着のままで公爵邸にやってくる。
そこでロドリックに突きつけられたのは、《契約結婚》の条件だった。
一、契約期間は二年。
二、互いの生活には干渉しない——……
『俺たちの間に愛は必要ない』
ロドリックの冷たい言葉にも、ユリアンは歓喜せざるを得なかった。
なぜなら結婚の条件は、ユリアンの夢を叶えるものだったからだ。
☆感想、ブクマなどとても励みになります!
もしも○○だったら~らぶえっちシリーズ
中村 心響
恋愛
もしもシリーズと題しまして、オリジナル作品の二次創作。ファンサービスで書いた"もしも、あのキャラとこのキャラがこうだったら~"など、本編では有り得ない夢の妄想短編ストーリーの総集編となっております。
※ 作品
「男装バレてイケメンに~」
「灼熱の砂丘」
「イケメンはずんどうぽっちゃり…」
こちらの作品を先にお読みください。
各、作品のファン様へ。
こちらの作品は、ノリと悪ふざけで作者が書き散らした、らぶえっちだらけの物語りとなっております。
故に、本作品のイメージが崩れた!とか。
あのキャラにこんなことさせないで!とか。
その他諸々の苦情は一切受け付けておりません。(。ᵕᴗᵕ。)
妖しさんたちは無駄に美形揃いでした。
来栖もよもよ&来栖もよりーぬ
恋愛
料理のセンスは0だが美味しいモノを食べるのが大好きなOL、神崎菜乃葉(かんざきなのは)(27)。
恋人に振られた原因が「感情のドライさ」というほど無表情なタイプだが、表情筋が死にかけているだけで人並みな感情はある。だが、確かに物事に余り動じないタイプではあった。
菜乃葉はランチで麻婆豆腐を食べようと中華料理屋に入った途端に躓いて異世界へ。
その国の王である十尾狐の常盤(ときわ)が、「もう扉が閉まったため来年の異界開きまで待て」と言うので諦めてひとまずお世話になる事になるが、いつの間にか隣の国との揉め事に巻き込まれていく。
長生きし過ぎて恋愛感情を忘れかけてる王と、真面目で無表情なクールビューティーがくっつくまでのお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる