106 / 185
楽しい仲間
しおりを挟む
昼過ぎに沢山のオーガを連れて戻ってきた。
キガとラナガは、すごく怒られたようでシュンとしていた。
いつものように、お風呂に入ってもらい着替えてご飯をお腹いっぱい食べてもらう。
こんなに美味しい物が食べられるのは、キガとラナガのおかけだと言われ一気に上機嫌になっていた。
本当に単純で可愛い2人だ。
住む家を決めてもらったり、家具や服を選んでもらう。
家電やキッチン、トイレ、お風呂の使い方なども教えて、明日から仕事をしてもらう事になった。
キガのお父さんがリーダーで、ラナガのお父さんが副リーダーのようなまとめ役をしていた。
2人に来てもらい、この辺りの事を聞かせてもらう。
公民館の会議室で、お茶とクッキーを用意して話し合いを始める。
緊張していた2人も、クッキーを食べて少し落ち着いたようだ。
キガのお父さんヤダガが、里の近くにはオーガの里が2つあると教えてくれた。
ラナガのお父さんラガが、他にも沢山の人種が暮らしていて交流もあったが、最近になってエルフやドワーフの様子がおかしくなり、交流もなくなったと話す。
こちらからは今までの出来事を全て話し、悪魔の力を弱める為に協力してほしいとお願いした。
自分達にできる事はなんでもすると言ってくれる。
洗脳の事を聞いて、様子がおかしかった事に納得していたし、皆んなを不幸にしている事に腹を立てていた。
明日からどう動くのがいいか、どの辺りに誰が住んでいるのかなどを話し合った。
ヤダガが里の皆んなに説明したいと、公民館に集めてラガと2人で私達が話した事や、これからの事を説明してくれた。
皆んな協力してくれるそうだ。
今晩もご飯を皆んなで食堂で食べる事にした。
ハゼドンを中心にハルー村の人達も手伝って、沢山のご馳走を作ってくれている。
色々な話しをしながらお腹いっぱい食べた。ギガとラナガは自分達がここを見つけたんだと自慢をして、母親に約束を守らなかった事は許しません!と叱られていた。
さらに、俺がビシッとここに住めるように言ったと嘘を言って、ワーガに食べられると泣き喚いていた事をバラされて、真っ赤になって怒っていた。2人の周りは、いつも大爆笑だ。
次の日、畑仕事をする人、救助に向かう人に分かれた。
まず、オーガ達をヤダガとラガが迎えに行ってくれる事になった。それぞれ別の里に行ってもらう。交流のある里だから大丈夫だと言っていた。
問題はドワーフやエルフの里だ。花火を見て来なかったのなら、夢で行くなと言われているかもしれないし、かなり奥まで進まないと行けないと言ってたから、遠すぎて来れないのかもしれない。
ヤダガが、自分達の里から1番近いエルフの里まで走って半日はかかると言っていた。オーガの速さで半日なら、私達の足では1日くらいかかるかもしれない。ヤダガ達の里に行くのも3時間くらいはかかるのに、そこから1日……。遠すぎる。
ワーガと相談して無駄になってもいいから、あちこちの山にトンネルを出す事にした。
背負ってもらい山を越してトンネルを出してをしようかと考えていたら、ルイ君がドローンの映像見て出す事はできないか?と言ってくれ、失敗してもいいからやってみる事になった。
ドローンを飛ばしてもらい、映像を見てトンネルを出してみる。
成功!!だいたいの大きさが分かればなんとかなりそうだ。
ドローンの映像からルイ君が距離を計算してくれ、私は頭の中で100メートルのトンネルとイメージしたら成功した。
かなり早く、あちこちにトンネルを出せた。谷には橋をかける事も成功!
今までの苦労はなんだったの?ワーガ、何度も背負ってもらってごめんね!と伝えると、ご主人様を背負えるのは幸せだから、これからも背負わせてくれと言われた……。
ちょっとマシになったと思ったけど、やはり変態要素は残っていた。
食堂に戻ると、オーガ達が食事をしていた。
それぞれの里のリーダーがヤダガとラガと一緒に私の所に来て挨拶をしてくれる。
ヤダガとラガが今後の事も話してくれていて、とても助かった。
家を決めてもらい、仕事の説明や食堂でハゼドンに料理を教わりたい人がいないかなどを聞いてもらった。
今日はゆっくりしてくれたらいいと言ったが、ご飯を食べて元気になったからと畑仕事を手伝ってくれた。何人か食堂でハゼドンに弟子入りしていた。またまた綺麗なオーガに囲まれてデレデレしている。
スーパーで品物を並べたり、収穫した野菜を食堂に運んでくれたり、車の運転を習ったりと積極的に行動してくれている。
夜は食堂で皆んなで食べた。ドーガは、そろそろハルー村が心配だと帰っていった。また来てくれるらしい。
ギガとラナガはドーガに憧れているらしく、ドーガとハルー村見学をするんだと一緒について行った。
ドーガも独身なので、ギガとラナガが慕ってくれてるのが嬉しいらしくご機嫌で、ハルー村の食堂の美味しいメニューを紹介していた。今夜は一緒に食べに連れて行くそうだ。
私達も美味しいご飯を食べて、自分達の家に戻って休む事にした。
私の部屋にルイ君、ワーガ、ナナガで集まってファーナさんに電話した。
ハンズフリーにしてワイワイ喋る。
サーフ君一家もルイ君のお父さんもファーナさんの家にいて、ハルハちゃんや太郎君の声に癒されたり、ルイ君のお父さんの子守唄を聞いて笑ったりした。
キガとラナガは、すごく怒られたようでシュンとしていた。
いつものように、お風呂に入ってもらい着替えてご飯をお腹いっぱい食べてもらう。
こんなに美味しい物が食べられるのは、キガとラナガのおかけだと言われ一気に上機嫌になっていた。
本当に単純で可愛い2人だ。
住む家を決めてもらったり、家具や服を選んでもらう。
家電やキッチン、トイレ、お風呂の使い方なども教えて、明日から仕事をしてもらう事になった。
キガのお父さんがリーダーで、ラナガのお父さんが副リーダーのようなまとめ役をしていた。
2人に来てもらい、この辺りの事を聞かせてもらう。
公民館の会議室で、お茶とクッキーを用意して話し合いを始める。
緊張していた2人も、クッキーを食べて少し落ち着いたようだ。
キガのお父さんヤダガが、里の近くにはオーガの里が2つあると教えてくれた。
ラナガのお父さんラガが、他にも沢山の人種が暮らしていて交流もあったが、最近になってエルフやドワーフの様子がおかしくなり、交流もなくなったと話す。
こちらからは今までの出来事を全て話し、悪魔の力を弱める為に協力してほしいとお願いした。
自分達にできる事はなんでもすると言ってくれる。
洗脳の事を聞いて、様子がおかしかった事に納得していたし、皆んなを不幸にしている事に腹を立てていた。
明日からどう動くのがいいか、どの辺りに誰が住んでいるのかなどを話し合った。
ヤダガが里の皆んなに説明したいと、公民館に集めてラガと2人で私達が話した事や、これからの事を説明してくれた。
皆んな協力してくれるそうだ。
今晩もご飯を皆んなで食堂で食べる事にした。
ハゼドンを中心にハルー村の人達も手伝って、沢山のご馳走を作ってくれている。
色々な話しをしながらお腹いっぱい食べた。ギガとラナガは自分達がここを見つけたんだと自慢をして、母親に約束を守らなかった事は許しません!と叱られていた。
さらに、俺がビシッとここに住めるように言ったと嘘を言って、ワーガに食べられると泣き喚いていた事をバラされて、真っ赤になって怒っていた。2人の周りは、いつも大爆笑だ。
次の日、畑仕事をする人、救助に向かう人に分かれた。
まず、オーガ達をヤダガとラガが迎えに行ってくれる事になった。それぞれ別の里に行ってもらう。交流のある里だから大丈夫だと言っていた。
問題はドワーフやエルフの里だ。花火を見て来なかったのなら、夢で行くなと言われているかもしれないし、かなり奥まで進まないと行けないと言ってたから、遠すぎて来れないのかもしれない。
ヤダガが、自分達の里から1番近いエルフの里まで走って半日はかかると言っていた。オーガの速さで半日なら、私達の足では1日くらいかかるかもしれない。ヤダガ達の里に行くのも3時間くらいはかかるのに、そこから1日……。遠すぎる。
ワーガと相談して無駄になってもいいから、あちこちの山にトンネルを出す事にした。
背負ってもらい山を越してトンネルを出してをしようかと考えていたら、ルイ君がドローンの映像見て出す事はできないか?と言ってくれ、失敗してもいいからやってみる事になった。
ドローンを飛ばしてもらい、映像を見てトンネルを出してみる。
成功!!だいたいの大きさが分かればなんとかなりそうだ。
ドローンの映像からルイ君が距離を計算してくれ、私は頭の中で100メートルのトンネルとイメージしたら成功した。
かなり早く、あちこちにトンネルを出せた。谷には橋をかける事も成功!
今までの苦労はなんだったの?ワーガ、何度も背負ってもらってごめんね!と伝えると、ご主人様を背負えるのは幸せだから、これからも背負わせてくれと言われた……。
ちょっとマシになったと思ったけど、やはり変態要素は残っていた。
食堂に戻ると、オーガ達が食事をしていた。
それぞれの里のリーダーがヤダガとラガと一緒に私の所に来て挨拶をしてくれる。
ヤダガとラガが今後の事も話してくれていて、とても助かった。
家を決めてもらい、仕事の説明や食堂でハゼドンに料理を教わりたい人がいないかなどを聞いてもらった。
今日はゆっくりしてくれたらいいと言ったが、ご飯を食べて元気になったからと畑仕事を手伝ってくれた。何人か食堂でハゼドンに弟子入りしていた。またまた綺麗なオーガに囲まれてデレデレしている。
スーパーで品物を並べたり、収穫した野菜を食堂に運んでくれたり、車の運転を習ったりと積極的に行動してくれている。
夜は食堂で皆んなで食べた。ドーガは、そろそろハルー村が心配だと帰っていった。また来てくれるらしい。
ギガとラナガはドーガに憧れているらしく、ドーガとハルー村見学をするんだと一緒について行った。
ドーガも独身なので、ギガとラナガが慕ってくれてるのが嬉しいらしくご機嫌で、ハルー村の食堂の美味しいメニューを紹介していた。今夜は一緒に食べに連れて行くそうだ。
私達も美味しいご飯を食べて、自分達の家に戻って休む事にした。
私の部屋にルイ君、ワーガ、ナナガで集まってファーナさんに電話した。
ハンズフリーにしてワイワイ喋る。
サーフ君一家もルイ君のお父さんもファーナさんの家にいて、ハルハちゃんや太郎君の声に癒されたり、ルイ君のお父さんの子守唄を聞いて笑ったりした。
13
お気に入りに追加
195
あなたにおすすめの小説
召喚アラサー女~ 自由に生きています!
マツユキ
ファンタジー
異世界に召喚された海藤美奈子32才。召喚されたものの、牢屋行きとなってしまう。
牢から出た美奈子は、冒険者となる。助け、助けられながら信頼できる仲間を得て行く美奈子。地球で大好きだった事もしつつ、異世界でも自由に生きる美奈子
信頼できる仲間と共に、異世界で奮闘する。
初めは一人だった美奈子のの周りには、いつの間にか仲間が集まって行き、家が村に、村が街にとどんどんと大きくなっていくのだった
***
異世界でも元の世界で出来ていた事をやっています。苦手、または気に入らないと言うかたは読まれない方が良いかと思います
かなりの無茶振りと、作者の妄想で出来たあり得ない魔法や設定が出てきます。こちらも抵抗のある方は読まれない方が良いかと思います
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
転生したら神だった。どうすんの?
埼玉ポテチ
ファンタジー
転生した先は何と神様、しかも他の神にお前は神じゃ無いと天界から追放されてしまった。僕はこれからどうすれば良いの?
人間界に落とされた神が天界に戻るのかはたまた、地上でスローライフを送るのか?ちょっと変わった異世界ファンタジーです。
転生先ではゆっくりと生きたい
ひつじ
ファンタジー
勉強を頑張っても、仕事を頑張っても誰からも愛されなかったし必要とされなかった藤田明彦。
事故で死んだ明彦が出会ったのは……
転生先では愛されたいし必要とされたい。明彦改めソラはこの広い空を見ながらゆっくりと生きることを決めた
小説家になろうでも連載中です。
なろうの方が話数が多いです。
https://ncode.syosetu.com/n8964gh/
【完結】婚約破棄されて修道院へ送られたので、今後は自分のために頑張ります!
猫石
ファンタジー
「ミズリーシャ・ザナスリー。 公爵の家門を盾に他者を蹂躙し、悪逆非道を尽くしたお前の所業! 決して許してはおけない! よって我がの名の元にお前にはここで婚約破棄を言い渡す! 今後は修道女としてその身を神を捧げ、生涯後悔しながら生きていくがいい!」
無実の罪を着せられた私は、その瞬間に前世の記憶を取り戻した。
色々と足りない王太子殿下と婚約破棄でき、その後の自由も確約されると踏んだ私は、意気揚々と王都のはずれにある小さな修道院へ向かったのだった。
注意⚠️このお話には、妊娠出産、新生児育児のお話がバリバリ出てきます。(訳ありもあります)お嫌いな方は自衛をお願いします!
2023/10/12 作者の気持ち的に、断罪部分を最後の番外にしました。
2023/10/31第16回ファンタジー小説大賞奨励賞頂きました。応援・投票ありがとうございました!
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。
★小説家になろう様でも公開しています。
【完結】私との結婚は不本意だと結婚式の日に言ってきた夫ですが…人が変わりましたか?
まりぃべる
ファンタジー
「お前とは家の為に仕方なく結婚するが、俺にとったら不本意だ。俺には好きな人がいる。」と結婚式で言われた。そして公の場以外では好きにしていいと言われたはずなのだけれど、いつの間にか、大切にされるお話。
☆現実でも似たような名前、言葉、単語、意味合いなどがありますが、作者の世界観ですので全く関係ありません。
☆緩い世界観です。そのように見ていただけると幸いです。
☆まだなかなか上手く表現が出来ず、成長出来なくて稚拙な文章ではあるとは思いますが、広い心で読んでいただけると幸いです。
☆ざまぁ(?)は無いです。作者の世界観です。暇つぶしにでも読んでもらえると嬉しいです。
☆全23話です。出来上がってますので、随時更新していきます。
☆感想ありがとうございます。ゆっくりですが、返信させていただきます。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる