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新しい住人
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少しは反省したかな?
「あれ?まだ居たんですか?人間と一緒なのは嫌なんですよね??」
「あっ………。いや、あの。……その………誤解だ。うん、そうだ誤解なんだ!!」
「そう、そうよー!誤解なのよ。あなたがあまりにも可愛いから……つい……ねぇ………。」
「人間の凄さは最初から分かってたんだ。……あの……プライド??がな。うん、オーガのプライドが。」
めちゃくちゃな言い訳をし始めた。素直に謝ればいいのに。
「へぇー、そんな風には聞こえませんでしたけどね。」
「「「……………。」」」
「あっ、帰るならあちらですよ!」
手で山の方を示す。
「あっ……………ぅ……。」
口をパクパクさせて困っている。
あー、かなりスッキリした。私って性格悪いなぁ~。
ここは、もぅ一押ししてあげましょう。
「あっ、私が呼んだのに、何もせずに帰すのは申し訳ないですねぇ~。そーだ、一口づつ桃を試食してもいいですよ?」
そう言いながら、3人のヨダレまみれの口に桃を一欠片押し込む。
「「「ぅああああああああああああああ!!!!」」」
そのまま泣きながら土下座する3人。初めてジャンピング土下座を見たわ。
「「「ごめんなさい。すみませんでした!!!もっと食べさせてください!!!」」」
息もぴったりだ。
「とりあえず、座ってください。」
ビクビクしながら椅子に座る。
「話し合いをしましょう。ゴーガは、ここにあなた達と住んでも良いと言ってます。あなた達はどうですか?」
「俺達は、一緒に住めるならありがたい。」
「俺は賛成だが、帰って里の皆んなを説得してみる。」
「私は………食べ物盗んでしまったから………。ごめんなさい。謝るからここにおいてください。」
「ゴーガ、どう??」
「陽菜がいいなら問題ない。」
「じゃあ、決まりですね!」
早速家を出す。とりあえず沢山出しておく。
ヨダレが止まるように、ハゼドンに何か食べる物を用意してもらい、お腹が落ち着いたら、それぞれ帰って仲間を連れて来てもらう事にする。
説得用に、ハルー村の果物を少し持って帰ってもらう。女のリーダーは盗んで食べているから無しにした。仲間と全部食べたらしい。しかも、全部生のまま丸かじり……。
帰ってから、お土産をオーガ達に運んでもらう。代わりに塩をもらった。
とても喜んでくれている。
だけど……人数がかなり増える。ただでさえ大食いなのに、今回持ってきた分なんて今夜の晩御飯で消えるんじゃないだろうか。
しかも、もぅ暗くなってきてしまった。しょーもないやり取りに時間を使いすぎた。
ハゼドンは、オーガ達の為に大量の晩御飯作りをしてくれている。ヒナドンもハイドンもダンドンさんも手伝いをしてくれている。
避難所の9階に作ったキッチンで頑張ってくれている。
ルイ君は新しい家を整えたり、今住んでいるオーガ達に困った事などを聞いて回ってくれている。
女のリーダー、リリガと言う名前だそうだ。リリガが仲間を連れて帰って来た。リリガの仲間は34人。
ここのオーガにお願いして家を決めて、お風呂の入り方などを教えてもらう。
もう1人のリーダーが100人ほど連れてきた。
交渉してみると言っていたリーダーも300人ほど連れてきている。
アパートも増やしたので家は少し余るくらいだった。
家が決まり、お風呂に入って着替えてから、避難所の10階に集合してもらう。
ここも畳が敷き詰めてある。机を並べてもらい、ハゼドンの作ったご馳走が並ぶ。
マイクで挨拶をする。
「こんばんは。私の名前は陽菜です。ここのリーダーのゴーガに頼まれてこの場所に新しい里を作りました。他の里から来たオーガの皆さんもここでの生活を楽しんでくださいね!そして、仲良くしてほしいです。私は人間ですが、オーガの皆さんと何も変わらないと思ってます。私のいるハルー村には、ドワーフもエルフも人間も皆んな一緒に楽しく生活しています。種族が違うからと差別することなく助け合えたら嬉しいです。」
パチパチと拍手をしてくれる。もぅヨダレが今にも落ちてしまいそうなので、ご飯タイムにする。
山のように用意してくれている料理が気持ちいいほど減っていく。
「あぁ死ぬまでにこんな美味しいものが食べられるなんて……ありがたや~ありがたや~。」
「おいちぃねー!おたーたん、おいちぃね~。」
「うめーよぉ~!!うぅーーー、うめーーー。ぐすっ。」
「なんでもします、陽菜様~!」
「ぅおーーーーー!!」
あちこちから色々な歓声が聞こえてくる。時々変なのが混じっている……。怖い……。
ハゼドンが私達の分は、取り分けてあるから後で家で食べようと言ってくれる。これだけ食べるのを見ているだけでお腹いっぱいになった気がする。
次から次へと山盛りの皿を運んできているが、空になる方が早い。小さな子どもでもドワーフの男性分くらいペロリと食べてしまう。
よく今まで生きてこられたもんだ。
もぅ出す料理がなくなってしまい、食事は終了だ!
最後に、ゴーガに挨拶してもらう事にする。
「俺はオーガの里のリーダーをしている。この新しい場所でもリーダーとして皆んなをまとめていきたいと思っている。よろしく頼む。何かあれば、相談に来てくれ。」
おー、思ったよりちゃんと話せてる。皆んなも拍手で賛同しているようだ。
「明日から、畑を増やそうと思います。皆さん手伝ってください。」
明日の事を伝えて解散!家の鍵をかけて寝るように言う。
皆んな、車ではなく靴を穿いて走って帰る。寝てしまった子も抱っこやおんぶして走って帰って行った……。中にはサンダルなのにすごい速さで走って行くオーガもいた。
さて、私達もこの前の家に行ってご飯を食べよう。
「あれ?まだ居たんですか?人間と一緒なのは嫌なんですよね??」
「あっ………。いや、あの。……その………誤解だ。うん、そうだ誤解なんだ!!」
「そう、そうよー!誤解なのよ。あなたがあまりにも可愛いから……つい……ねぇ………。」
「人間の凄さは最初から分かってたんだ。……あの……プライド??がな。うん、オーガのプライドが。」
めちゃくちゃな言い訳をし始めた。素直に謝ればいいのに。
「へぇー、そんな風には聞こえませんでしたけどね。」
「「「……………。」」」
「あっ、帰るならあちらですよ!」
手で山の方を示す。
「あっ……………ぅ……。」
口をパクパクさせて困っている。
あー、かなりスッキリした。私って性格悪いなぁ~。
ここは、もぅ一押ししてあげましょう。
「あっ、私が呼んだのに、何もせずに帰すのは申し訳ないですねぇ~。そーだ、一口づつ桃を試食してもいいですよ?」
そう言いながら、3人のヨダレまみれの口に桃を一欠片押し込む。
「「「ぅああああああああああああああ!!!!」」」
そのまま泣きながら土下座する3人。初めてジャンピング土下座を見たわ。
「「「ごめんなさい。すみませんでした!!!もっと食べさせてください!!!」」」
息もぴったりだ。
「とりあえず、座ってください。」
ビクビクしながら椅子に座る。
「話し合いをしましょう。ゴーガは、ここにあなた達と住んでも良いと言ってます。あなた達はどうですか?」
「俺達は、一緒に住めるならありがたい。」
「俺は賛成だが、帰って里の皆んなを説得してみる。」
「私は………食べ物盗んでしまったから………。ごめんなさい。謝るからここにおいてください。」
「ゴーガ、どう??」
「陽菜がいいなら問題ない。」
「じゃあ、決まりですね!」
早速家を出す。とりあえず沢山出しておく。
ヨダレが止まるように、ハゼドンに何か食べる物を用意してもらい、お腹が落ち着いたら、それぞれ帰って仲間を連れて来てもらう事にする。
説得用に、ハルー村の果物を少し持って帰ってもらう。女のリーダーは盗んで食べているから無しにした。仲間と全部食べたらしい。しかも、全部生のまま丸かじり……。
帰ってから、お土産をオーガ達に運んでもらう。代わりに塩をもらった。
とても喜んでくれている。
だけど……人数がかなり増える。ただでさえ大食いなのに、今回持ってきた分なんて今夜の晩御飯で消えるんじゃないだろうか。
しかも、もぅ暗くなってきてしまった。しょーもないやり取りに時間を使いすぎた。
ハゼドンは、オーガ達の為に大量の晩御飯作りをしてくれている。ヒナドンもハイドンもダンドンさんも手伝いをしてくれている。
避難所の9階に作ったキッチンで頑張ってくれている。
ルイ君は新しい家を整えたり、今住んでいるオーガ達に困った事などを聞いて回ってくれている。
女のリーダー、リリガと言う名前だそうだ。リリガが仲間を連れて帰って来た。リリガの仲間は34人。
ここのオーガにお願いして家を決めて、お風呂の入り方などを教えてもらう。
もう1人のリーダーが100人ほど連れてきた。
交渉してみると言っていたリーダーも300人ほど連れてきている。
アパートも増やしたので家は少し余るくらいだった。
家が決まり、お風呂に入って着替えてから、避難所の10階に集合してもらう。
ここも畳が敷き詰めてある。机を並べてもらい、ハゼドンの作ったご馳走が並ぶ。
マイクで挨拶をする。
「こんばんは。私の名前は陽菜です。ここのリーダーのゴーガに頼まれてこの場所に新しい里を作りました。他の里から来たオーガの皆さんもここでの生活を楽しんでくださいね!そして、仲良くしてほしいです。私は人間ですが、オーガの皆さんと何も変わらないと思ってます。私のいるハルー村には、ドワーフもエルフも人間も皆んな一緒に楽しく生活しています。種族が違うからと差別することなく助け合えたら嬉しいです。」
パチパチと拍手をしてくれる。もぅヨダレが今にも落ちてしまいそうなので、ご飯タイムにする。
山のように用意してくれている料理が気持ちいいほど減っていく。
「あぁ死ぬまでにこんな美味しいものが食べられるなんて……ありがたや~ありがたや~。」
「おいちぃねー!おたーたん、おいちぃね~。」
「うめーよぉ~!!うぅーーー、うめーーー。ぐすっ。」
「なんでもします、陽菜様~!」
「ぅおーーーーー!!」
あちこちから色々な歓声が聞こえてくる。時々変なのが混じっている……。怖い……。
ハゼドンが私達の分は、取り分けてあるから後で家で食べようと言ってくれる。これだけ食べるのを見ているだけでお腹いっぱいになった気がする。
次から次へと山盛りの皿を運んできているが、空になる方が早い。小さな子どもでもドワーフの男性分くらいペロリと食べてしまう。
よく今まで生きてこられたもんだ。
もぅ出す料理がなくなってしまい、食事は終了だ!
最後に、ゴーガに挨拶してもらう事にする。
「俺はオーガの里のリーダーをしている。この新しい場所でもリーダーとして皆んなをまとめていきたいと思っている。よろしく頼む。何かあれば、相談に来てくれ。」
おー、思ったよりちゃんと話せてる。皆んなも拍手で賛同しているようだ。
「明日から、畑を増やそうと思います。皆さん手伝ってください。」
明日の事を伝えて解散!家の鍵をかけて寝るように言う。
皆んな、車ではなく靴を穿いて走って帰る。寝てしまった子も抱っこやおんぶして走って帰って行った……。中にはサンダルなのにすごい速さで走って行くオーガもいた。
さて、私達もこの前の家に行ってご飯を食べよう。
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