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オーガ
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小さな子を1人で置いておくなんて出来ないし、車で一緒に寝る事にする。トイレは外に出してあるし、シャワーも出した。
意外に面倒見の良いハゼドンが、一緒にシャワールームに入って洗ってくれた。
綺麗になったターガ君は、髪の毛と目が青色でとても整った顔立ち、肌の色がなんとなく青っぽい。
日本の昔話に出てくる青鬼をすごく美化して人間に近づけた感じだ。髪の毛なんてサラッサラで紐で一つにまとめているが、サラサラすぎて紐がずり落ちてきている。
ヘアゴムを出し、括ってあげる。うーん、可愛いしカッコいい。この世界の人達ってなんでこんなに綺麗なんだろう。ドワーフがいてくれて良かった。ちょっとホッとする。
でも、ドワーフも散髪屋さんが出来てから髪の毛を短く切って髭を剃る人が出てきた。ワイルドなイケメン風になって一部の筋肉好き女子をメロメロにしている。ドワーフの女性もボサボサだった髪が毎日洗う事で綺麗になり眉も整えて、ふわふわの髪に小柄で素朴な顔立ちがなんとも可愛らしい雰囲気になって、エルフの男性に告白されたりしている。
あれ?やっぱり私は来る世界を間違えたようです。そこまでブサイクだと思ってないけど、ここの人達のレベルが高すぎる……。地味に落ち込んでしまった。ダンドンさんやハゼドンがいてくれるのが救いです。お二人の顔は大変落ち着きます……。
私とターガ君がキャンピングカーのベットで寝る事になった。
ワゴン車で4人まとめて寝てもらう。
ぐっすりと寝ていたら、急に苦しくなる。
パッと目を開けると、ターガ君が私の足を縛り、押さえつけている。
「何?……ターガ君どうしたの?」
「……ごめん。……ごめんね。」
そう言いながらも背中で手を縛られてぐるぐる巻きにされる。
小さな子どものように見えるけど、力が半端なく強い。
「外に出て!」
縄代わりのツタのような植物をグイグイ引っ張られ、担がれて外に出る。
ダンドンさん、ライルさん、ルイ君、ハゼドンがオーガに取り囲まれている。
オーガの大人は身長2メートルくらいあり、角も角だと分かるようにしっかりとある。皮膚の色も青っぽかったり赤っぽかったり、緑っぽかったりする。皮膚の色と髪の色と目の色は同じだ。松明を持っているので明るい。
ターガ君は、私を降ろして首に腕を回している。いつでも締めれるぞ!と脅しているようだ。
「お前達、助けて欲しかったら食べ物を全部置いていけ!」
美形赤鬼が怒鳴る。
「子どもにこんな事させて、最低だな!!」
ハゼドンが怒っている。確かに、子どもを使ってこんな事をさせるなんて酷い!
私の耳元でターガ君はずっと、ごめんなさいを繰り返している。
私達は、食べ物を奪われても全く困らない。私さえ無事ならどうにでもなるし、なんなら引き返してハルー村に帰れば食料はある。
「いいですよぉ~。ダンドンさん、ライルさん、積んである食べ物を分けてあげてください。」
まさか、私が指示を出すとは思わなかったようでビックリしていたが、すぐに怖い顔で脅す。
「分けるんじゃない!全部置いていけ!全部だ!!」
「欲張りですね。別にかまいませんが……。食べる物が足りてないんですか?」
「うるさい!さっさと全部持ってこい!」
ダンドンさんとライルさんが仕方ないと言う感じで積んでいた荷物を降ろす。その間に、残っていたカレーが気になっていたらしく、美形緑鬼が一口手で掬って食べる。
しばらく動かない美形緑鬼を見て、毒だったんじゃないかと心配しだすが、急に大声で叫んだ。
「う、う、う、うまーーーーーーーーーーい!!!!なんじゃこりゃ!!食べ物なのか??すごいな!!」
それを聞いた他の美形鬼が、我も我もと手を突っ込んで食べる。
あーぁ、あんな汚い手を突っ込んで……。もぅあのカレーはダメだな。
そんな失礼な事を考えていたら、カレーを食べた美形鬼達が泣いたり叫んだり踊ったり倒れたり……。
そんなに残っていなかったカレーがすぐに空っぽになる。
「おい!これをもっと作れ!」
「どこに隠しているんだ?」
「早くしろ!」
「頼む、頼むからもう一口……」
「早く作れ!!!」
やいやい言いながらダンドンさんとライルさんに詰め寄る。
「あの~、そんなに食べたいですか?いくらでも作りますから、私を自由にしてください。」
美形赤鬼が私を睨む。
「ダメだ!それより早く食い物を全部出せ!!」
それを聞いた、カレーの虜隊の美形鬼達が反発しだした。
「おい!そいつを離せ!」
「そーだ!ゴーガ!そいつを離してくれ!」
「人間の女1人くらい自由にしても問題ないだろ!早く自由にしてやれ!」
「くっ……、うるさいぞ!!リーダーは俺だ!俺が決める!!」
「なら勝手にリーダーやってろ!俺達は、さっきのが腹一杯食いたいんだ!」
「そーだそーだ!ゴーガには従わない!」
「ターガ、その人を離してあげなさい。嫌な事をさせて悪かったな。」
ターガ君がホッとしたのが分かった。お父さんなのかな?ナイフで蔓を切ってくれる。
「ごめんね……お姉ちゃん。優しくしてくれたのに。」
「大丈夫だよ。ビックリしたけど怪我もしてないしね!」
ゴーガと呼ばれている美形赤鬼が悔しそうにこっちを睨む。
睨まれても……。私は何もしてないし。無視しよう。
「ハゼドン、手伝って!ダンドンさんもライルさんもルイ君もよろしく!」
そこからは、逃げ出さないように注意はしてるようだけど、縛られたりすることはなかった。
ライルさんが持って来ていた果物の皮を剥いて皿に並べ、ダンドンさんは野菜を切ってサラダを作り、ルイ君は、残りのご飯でおにぎりを握ってくれる。ハゼドンは、カレーを作りながら、パスタを茹でナポリタンを作る。
私は次々に牛丼や親子丼、カツ丼、サンドイッチ、菓子パンに惣菜パン、コンビニスイーツなどを出す。いきなり現れる机や食べ物にビックリしていたが、ヨダレを垂らしながら見ている。
「ここにあるのは、もぅ食べる事が出来ますからどうぞ!」
フルーツやおにぎり、サラダも並べながら勧める。
バーゲンセールのおばちゃん達のように一つでも多く取ろうと押し寄せる。
すぐに無くなってしまう。
また大量に出して、ハゼドンが作ったナポリタンやカレーライスも並べるが、並べたらもぅ無くなっている。
ふと見ると、ゴーガと呼ばれていた美形赤鬼が何も食べずに輪から離れて立っていた。
「はい、どうぞ。美味しいですよ。」
カレーライスを持って行くと、またこっちを睨んでいる。
「そんなもん、いらない!」
ふぅーん、そうですか。でも、さっきからお腹がグーグーなってますよ!よし、匂い作戦だ!
団扇を出して、パタパタとカレーの匂いを送る。
「早く食べないと、冷めてしまいますよ。」
我慢の限界だったのか、奪うようにカレーを奪い取り、食べ始める。
そして泣いている……。お気に召したようで何よりです。
意外に面倒見の良いハゼドンが、一緒にシャワールームに入って洗ってくれた。
綺麗になったターガ君は、髪の毛と目が青色でとても整った顔立ち、肌の色がなんとなく青っぽい。
日本の昔話に出てくる青鬼をすごく美化して人間に近づけた感じだ。髪の毛なんてサラッサラで紐で一つにまとめているが、サラサラすぎて紐がずり落ちてきている。
ヘアゴムを出し、括ってあげる。うーん、可愛いしカッコいい。この世界の人達ってなんでこんなに綺麗なんだろう。ドワーフがいてくれて良かった。ちょっとホッとする。
でも、ドワーフも散髪屋さんが出来てから髪の毛を短く切って髭を剃る人が出てきた。ワイルドなイケメン風になって一部の筋肉好き女子をメロメロにしている。ドワーフの女性もボサボサだった髪が毎日洗う事で綺麗になり眉も整えて、ふわふわの髪に小柄で素朴な顔立ちがなんとも可愛らしい雰囲気になって、エルフの男性に告白されたりしている。
あれ?やっぱり私は来る世界を間違えたようです。そこまでブサイクだと思ってないけど、ここの人達のレベルが高すぎる……。地味に落ち込んでしまった。ダンドンさんやハゼドンがいてくれるのが救いです。お二人の顔は大変落ち着きます……。
私とターガ君がキャンピングカーのベットで寝る事になった。
ワゴン車で4人まとめて寝てもらう。
ぐっすりと寝ていたら、急に苦しくなる。
パッと目を開けると、ターガ君が私の足を縛り、押さえつけている。
「何?……ターガ君どうしたの?」
「……ごめん。……ごめんね。」
そう言いながらも背中で手を縛られてぐるぐる巻きにされる。
小さな子どものように見えるけど、力が半端なく強い。
「外に出て!」
縄代わりのツタのような植物をグイグイ引っ張られ、担がれて外に出る。
ダンドンさん、ライルさん、ルイ君、ハゼドンがオーガに取り囲まれている。
オーガの大人は身長2メートルくらいあり、角も角だと分かるようにしっかりとある。皮膚の色も青っぽかったり赤っぽかったり、緑っぽかったりする。皮膚の色と髪の色と目の色は同じだ。松明を持っているので明るい。
ターガ君は、私を降ろして首に腕を回している。いつでも締めれるぞ!と脅しているようだ。
「お前達、助けて欲しかったら食べ物を全部置いていけ!」
美形赤鬼が怒鳴る。
「子どもにこんな事させて、最低だな!!」
ハゼドンが怒っている。確かに、子どもを使ってこんな事をさせるなんて酷い!
私の耳元でターガ君はずっと、ごめんなさいを繰り返している。
私達は、食べ物を奪われても全く困らない。私さえ無事ならどうにでもなるし、なんなら引き返してハルー村に帰れば食料はある。
「いいですよぉ~。ダンドンさん、ライルさん、積んである食べ物を分けてあげてください。」
まさか、私が指示を出すとは思わなかったようでビックリしていたが、すぐに怖い顔で脅す。
「分けるんじゃない!全部置いていけ!全部だ!!」
「欲張りですね。別にかまいませんが……。食べる物が足りてないんですか?」
「うるさい!さっさと全部持ってこい!」
ダンドンさんとライルさんが仕方ないと言う感じで積んでいた荷物を降ろす。その間に、残っていたカレーが気になっていたらしく、美形緑鬼が一口手で掬って食べる。
しばらく動かない美形緑鬼を見て、毒だったんじゃないかと心配しだすが、急に大声で叫んだ。
「う、う、う、うまーーーーーーーーーーい!!!!なんじゃこりゃ!!食べ物なのか??すごいな!!」
それを聞いた他の美形鬼が、我も我もと手を突っ込んで食べる。
あーぁ、あんな汚い手を突っ込んで……。もぅあのカレーはダメだな。
そんな失礼な事を考えていたら、カレーを食べた美形鬼達が泣いたり叫んだり踊ったり倒れたり……。
そんなに残っていなかったカレーがすぐに空っぽになる。
「おい!これをもっと作れ!」
「どこに隠しているんだ?」
「早くしろ!」
「頼む、頼むからもう一口……」
「早く作れ!!!」
やいやい言いながらダンドンさんとライルさんに詰め寄る。
「あの~、そんなに食べたいですか?いくらでも作りますから、私を自由にしてください。」
美形赤鬼が私を睨む。
「ダメだ!それより早く食い物を全部出せ!!」
それを聞いた、カレーの虜隊の美形鬼達が反発しだした。
「おい!そいつを離せ!」
「そーだ!ゴーガ!そいつを離してくれ!」
「人間の女1人くらい自由にしても問題ないだろ!早く自由にしてやれ!」
「くっ……、うるさいぞ!!リーダーは俺だ!俺が決める!!」
「なら勝手にリーダーやってろ!俺達は、さっきのが腹一杯食いたいんだ!」
「そーだそーだ!ゴーガには従わない!」
「ターガ、その人を離してあげなさい。嫌な事をさせて悪かったな。」
ターガ君がホッとしたのが分かった。お父さんなのかな?ナイフで蔓を切ってくれる。
「ごめんね……お姉ちゃん。優しくしてくれたのに。」
「大丈夫だよ。ビックリしたけど怪我もしてないしね!」
ゴーガと呼ばれている美形赤鬼が悔しそうにこっちを睨む。
睨まれても……。私は何もしてないし。無視しよう。
「ハゼドン、手伝って!ダンドンさんもライルさんもルイ君もよろしく!」
そこからは、逃げ出さないように注意はしてるようだけど、縛られたりすることはなかった。
ライルさんが持って来ていた果物の皮を剥いて皿に並べ、ダンドンさんは野菜を切ってサラダを作り、ルイ君は、残りのご飯でおにぎりを握ってくれる。ハゼドンは、カレーを作りながら、パスタを茹でナポリタンを作る。
私は次々に牛丼や親子丼、カツ丼、サンドイッチ、菓子パンに惣菜パン、コンビニスイーツなどを出す。いきなり現れる机や食べ物にビックリしていたが、ヨダレを垂らしながら見ている。
「ここにあるのは、もぅ食べる事が出来ますからどうぞ!」
フルーツやおにぎり、サラダも並べながら勧める。
バーゲンセールのおばちゃん達のように一つでも多く取ろうと押し寄せる。
すぐに無くなってしまう。
また大量に出して、ハゼドンが作ったナポリタンやカレーライスも並べるが、並べたらもぅ無くなっている。
ふと見ると、ゴーガと呼ばれていた美形赤鬼が何も食べずに輪から離れて立っていた。
「はい、どうぞ。美味しいですよ。」
カレーライスを持って行くと、またこっちを睨んでいる。
「そんなもん、いらない!」
ふぅーん、そうですか。でも、さっきからお腹がグーグーなってますよ!よし、匂い作戦だ!
団扇を出して、パタパタとカレーの匂いを送る。
「早く食べないと、冷めてしまいますよ。」
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