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第四章 中級ダンジョン
第56話 一階層 パワーラビット戦
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スキル【気配察知】が左前方にいる魔物を感知した。
こちらに接近してくる。
俺は右手にショートソードを持ち、左手で盾を構えた。
ミレットは杖をギュッと握り、アンはショートソードを構えた。
「来るぞ! えっ……!?」
「ヤー!」
魔物は二十メートルほど前に来ると、甲高い声で威嚇してきた。
近づいて来たのは、ゴリマッチョな人型の魔物だ。
頭の上にウサギの耳が付いている。
似合わない……。
カワイイウサギの耳が、ボディービルダーのような体格に死ぬほど似合わない。
俺がやりづらそうにしていると、ミレットが後ろから魔物の情報を叫んだ。
「ユウト! パワーラビットです! 力の強い魔物です。防御力は高くありません」
「えっと……あれは……魔物なの? 獣人の可能性は?」
「ありません! 魔物です!」
「魔物なんだ……」
俺の目には魔物に見えないが……。
ゴリゴリマッチョなウサギ耳が付いた人型魔物という位置づけなのだろう。
パワーラビットは、ズンズンと力強く歩き、さらに近づいて来た。
パワーラビットが叫ぶ。
「ヤー!」
なんかやりづらい!
非常にやりづらい!
魔物より人に近い姿形だからだろうか?
それとも、この甲高い声のせいだろうか?
「ユウト! 油断しないで! パワーラビットは、名前の通りパワーがあるそうです! 攻撃は体当たり、パンチ、キックです!」
ミレットの声に俺は気合いを入れ直す。
「了解! まずは当たってみよう!」
俺はジリジリとパワーラビットとの距離を詰める。
パワーラビットは、俺から目をそらさずにゴツイ肉体で圧をかけてくる。
パワーラビットは、強いのかな? どうだろう?
俺のレベルは上がっている。
俺の見た目は子供だが、見た目以上に力がある。
このボディービルダーのような魔物に力で勝てるだろうか?
パワーラビットとの距離が五メートルまで近づいた。
パワーラビットが動いた!
「パワー!」
「うおっ!」
パワーラビットは、ひと声吠えると俺に蹴りを見舞ってきた。
ワンステップして、俺の盾を正面から蹴りつけた。
俺は盾をしっかり構え、急所を守る。
だが――!
「えっ!?」
俺の体がふわりと浮いた。
蹴りの衝撃で後ろに吹き飛ばされたのだ。
「おおおおお!?」
俺は後方に吹き飛びゴロゴロと転がった。
ミレットが俺に駆け寄る。
「ユウト! 大丈夫ですか?」
「大丈夫だけど……、あいつ、力が強い!」
力の強さだけなら、初心者ダンジョンのボス戦で登場した強化型ゴブリンよりも強い。
「スイッチ! 私が前に出る!」
スイッチ――位置の入れ替えだ。
アンが前へ出てくれた。
アンは小さめのラウンドシールドとショートソードを使って、パワーラビットが俺に近づかないようにしている。
一方、パワーラビットは余裕綽々。
俺を吹き飛ばしてご満悦の様子で、サイドチェストのポーズで笑っている。
「腹立つな~! ミレット。アイツは本当に魔物なの?」
「魔物です!」
ミレットは断言する。
魔物か、なら遠慮は無用だ。
さっさと倒そう。
パワーラビットの蹴りは、工夫も何もない横蹴りだったが、力が非常に強い!
だが、動き自体はのっそりとして遅い。
俺とアンがスピードで翻弄すれば、問題ないだろう。
俺は二人に指示を出す。
「ミレットは魔力を温存するから待機! アンはサイドステップで左右に動いて、パワーラビットの攻撃をかわして!」
「「はい!」」
アンが俺の指示に従って左右に動き始めた。
パワーラビットは、アンをジッと見ていたが、甲高い声を上げて殴りかかった。
「ヤー!」
だが、大ぶりのパンチである上に、動きが遅い。
アンは余裕を持って、パワーラビットのパンチをかわした。
「ヤー!」
「ヤー!」
パワーラビットは、連続してパンチを放つが、アンは落ち着いてパンチをかわす。
「当たらなければ、どうということもないわ!」
アンは、どこかの赤い人みたいなことを言って余裕の笑みを浮かべている。
これなら問題ない。
パワーラビットは、左右に動きまくるアンに集中している。
大きな背中が、がら空きだ。
俺はそっとパワーラビットの背後に回り込んだ。
俺はショートソードを大きく振りかぶり、パワーラビットへ向けて踏み込むと同時に力一杯振り下ろした。
「セイッ!」
俺のショートソードが、パワーラビットを背後から襲う。
「アーッ!」
俺はパワーラビットを袈裟懸けに切り捨てた。
パワーラビットは短く悲鳴を上げ、絶命して消えた。
最後はあっさりと討伐を終えて、俺はホッとして息を吐く。
「ふう……。力が強いから、ちょっと戸惑ったけど、大丈夫そうだね!」
「そうね。動きは遅いし、大ぶりだから問題ない」
アンがショートソードを腰の鞘に納めながら余裕たっぷりにこたえる。
ミレットは、笑顔で魔石を拾い上げて俺に差し出した。
「お二人ともお見事でした。安心して見ていられましたわ」
パワーラビットからドロップしたのは、小さな赤い魔石だった。
ステータスを見ると、討伐ポイントは2ポイント増えていた。
パワーラビットは見た目が人間に近いので倒すのに抵抗があるけれど、討伐ポイントが2ポイントなら悪くない獲物だ。
「よし! このまま水場まで進もう!」
俺たちは、探索を再開した。
こちらに接近してくる。
俺は右手にショートソードを持ち、左手で盾を構えた。
ミレットは杖をギュッと握り、アンはショートソードを構えた。
「来るぞ! えっ……!?」
「ヤー!」
魔物は二十メートルほど前に来ると、甲高い声で威嚇してきた。
近づいて来たのは、ゴリマッチョな人型の魔物だ。
頭の上にウサギの耳が付いている。
似合わない……。
カワイイウサギの耳が、ボディービルダーのような体格に死ぬほど似合わない。
俺がやりづらそうにしていると、ミレットが後ろから魔物の情報を叫んだ。
「ユウト! パワーラビットです! 力の強い魔物です。防御力は高くありません」
「えっと……あれは……魔物なの? 獣人の可能性は?」
「ありません! 魔物です!」
「魔物なんだ……」
俺の目には魔物に見えないが……。
ゴリゴリマッチョなウサギ耳が付いた人型魔物という位置づけなのだろう。
パワーラビットは、ズンズンと力強く歩き、さらに近づいて来た。
パワーラビットが叫ぶ。
「ヤー!」
なんかやりづらい!
非常にやりづらい!
魔物より人に近い姿形だからだろうか?
それとも、この甲高い声のせいだろうか?
「ユウト! 油断しないで! パワーラビットは、名前の通りパワーがあるそうです! 攻撃は体当たり、パンチ、キックです!」
ミレットの声に俺は気合いを入れ直す。
「了解! まずは当たってみよう!」
俺はジリジリとパワーラビットとの距離を詰める。
パワーラビットは、俺から目をそらさずにゴツイ肉体で圧をかけてくる。
パワーラビットは、強いのかな? どうだろう?
俺のレベルは上がっている。
俺の見た目は子供だが、見た目以上に力がある。
このボディービルダーのような魔物に力で勝てるだろうか?
パワーラビットとの距離が五メートルまで近づいた。
パワーラビットが動いた!
「パワー!」
「うおっ!」
パワーラビットは、ひと声吠えると俺に蹴りを見舞ってきた。
ワンステップして、俺の盾を正面から蹴りつけた。
俺は盾をしっかり構え、急所を守る。
だが――!
「えっ!?」
俺の体がふわりと浮いた。
蹴りの衝撃で後ろに吹き飛ばされたのだ。
「おおおおお!?」
俺は後方に吹き飛びゴロゴロと転がった。
ミレットが俺に駆け寄る。
「ユウト! 大丈夫ですか?」
「大丈夫だけど……、あいつ、力が強い!」
力の強さだけなら、初心者ダンジョンのボス戦で登場した強化型ゴブリンよりも強い。
「スイッチ! 私が前に出る!」
スイッチ――位置の入れ替えだ。
アンが前へ出てくれた。
アンは小さめのラウンドシールドとショートソードを使って、パワーラビットが俺に近づかないようにしている。
一方、パワーラビットは余裕綽々。
俺を吹き飛ばしてご満悦の様子で、サイドチェストのポーズで笑っている。
「腹立つな~! ミレット。アイツは本当に魔物なの?」
「魔物です!」
ミレットは断言する。
魔物か、なら遠慮は無用だ。
さっさと倒そう。
パワーラビットの蹴りは、工夫も何もない横蹴りだったが、力が非常に強い!
だが、動き自体はのっそりとして遅い。
俺とアンがスピードで翻弄すれば、問題ないだろう。
俺は二人に指示を出す。
「ミレットは魔力を温存するから待機! アンはサイドステップで左右に動いて、パワーラビットの攻撃をかわして!」
「「はい!」」
アンが俺の指示に従って左右に動き始めた。
パワーラビットは、アンをジッと見ていたが、甲高い声を上げて殴りかかった。
「ヤー!」
だが、大ぶりのパンチである上に、動きが遅い。
アンは余裕を持って、パワーラビットのパンチをかわした。
「ヤー!」
「ヤー!」
パワーラビットは、連続してパンチを放つが、アンは落ち着いてパンチをかわす。
「当たらなければ、どうということもないわ!」
アンは、どこかの赤い人みたいなことを言って余裕の笑みを浮かべている。
これなら問題ない。
パワーラビットは、左右に動きまくるアンに集中している。
大きな背中が、がら空きだ。
俺はそっとパワーラビットの背後に回り込んだ。
俺はショートソードを大きく振りかぶり、パワーラビットへ向けて踏み込むと同時に力一杯振り下ろした。
「セイッ!」
俺のショートソードが、パワーラビットを背後から襲う。
「アーッ!」
俺はパワーラビットを袈裟懸けに切り捨てた。
パワーラビットは短く悲鳴を上げ、絶命して消えた。
最後はあっさりと討伐を終えて、俺はホッとして息を吐く。
「ふう……。力が強いから、ちょっと戸惑ったけど、大丈夫そうだね!」
「そうね。動きは遅いし、大ぶりだから問題ない」
アンがショートソードを腰の鞘に納めながら余裕たっぷりにこたえる。
ミレットは、笑顔で魔石を拾い上げて俺に差し出した。
「お二人ともお見事でした。安心して見ていられましたわ」
パワーラビットからドロップしたのは、小さな赤い魔石だった。
ステータスを見ると、討伐ポイントは2ポイント増えていた。
パワーラビットは見た目が人間に近いので倒すのに抵抗があるけれど、討伐ポイントが2ポイントなら悪くない獲物だ。
「よし! このまま水場まで進もう!」
俺たちは、探索を再開した。
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