66 / 99
ルドルのダンジョン編
第66話 バーニング・ダウン・ザ・ハウス
しおりを挟む
冒険者ギルドは、ガランとしている
ホールには、俺、セレーネ、サクラ、エリス姫、執事セバスチャン、騎士3人がいるだけだ。
エリス姫一行は、笑いを堪えている。
ウォールの悔しがる姿を見られたのが、余程嬉しかったのだろう。
執事セバスチャンが頭を下げて来た。
「ヒロト様、本当にありがとうございます! この精霊ルート分のお礼は、別途ご用意させて頂きますので……」
「そうですね。よろしくお願いします。ですが、何よりも……俺の幼馴染シンディとセレーネのお父さんの行方を優先して下さい」
「かしこまりました。フフ……、しかし、あんな所に転移部屋があるとは……」
「本当ですよね。あそこなら、ウォール達も手を出せないでしょう」
俺とセバスチャンは、顔を見合わせてニヤリと笑った。
精霊ルートの転移部屋は、領主館の床下にあったのだ。
転移部屋の扉を開けると、土で埋まった階段があった。
土をどかし、階段を進むと、天井が木の板でふさがっていた。
サクラが板をぶち破ると……。
そこは、エリス姫の浴室だった。
精霊ルートの転移部屋に出入りするには、エリス姫の浴室を通らなくてはならない。
俺はエリス姫を、ちょっと気遣った。
「エリス姫は、ご不便だと思いますが……」
エリス姫は、屈託ない笑顔を返して来た。
「なーに、部屋を移れば良いだけじゃ。ウォールの鼻を明かすためなら、これ位どうという事はない」
精霊ルートを、エリス姫に教えてあげて良かった。
俺達は、獲物を解体担当のミルコさんに渡して解散した。
*
夜、部屋でカードの整理を始めた。
すると、サクラがやって来た。
前のように、俺の膝を枕にゴロンと寝っ転がる。
「ヒロトさんは、カードの整理ですか?」
「そうだよ。【意識潜入】して、視覚共有して良いよ」
「はーい。お! アップグレードカードがありますね!」
「4階層のボスの分だね。【鑑定】をアップグレードするよ」
「【鑑定(極)】になりますね。スキルの効果や説明が、わかるようになりますよ」
「それは便利」
俺は、事務的な会話をしながらも、ドキドキしていた。
転生前、俺は『非モテ』だった。
だから、こういうシュチュエーションは、慣れない。
「エリス姫たち、喜んでいましたね」
「そうだね。精霊ルートを教えて良かったよ」
「ウォールが、ブチ切れてました!」
「あいつ異常だよな」
すると、サクラがとんでもない事を言い出した。
「え? あんなモンじゃないですか?」
「あんなモンって……いやいや、どう考えたって異常だろう?」
「まあ、でも、地獄から転生した人ですからね。あんなモンですよ。地獄に落ちる人って、ウォールみたいな感じの人が多いですよ」
「ああ、そういう意味か……。あの……、俺も……、そうなんだけど……」
サクラが下からジーっと、俺を見ている。
「それ気になっていたのですが……。ヒロトさんって、何をやって地獄に落ちたんですか? 地獄に落ちた人にしては、まともですよね」
それか!
それな。
「覚えてないんだよ……」
サクラは、目を丸くしている。
いや、でも本当に覚えていない。
というよりも、心当たりがないんだ。
「あのー、殺人とか余程の事がないかぎり、地獄に落ちる事は、ないですよ?」
「だよねー。でも、本当に覚えていないんだ。転生して一部の記憶が無くなる事は、あるのかな?」
「いや~、それはないですね。単に思い出せないだけか……。もしくは……」
「もしくは?」
「何か別の理由で地獄に落ちたとか?」
俺は、ステータス画面を操作する手を止めた。
腕を組んで考え出した。
別の理由ね。
そういえば、女神アプロディタ様が、俺に呪いがかかっていると言っていたな。
それと関係があるのか?
急にサクラが警戒した声を出した。
「何か、臭くないですか?」
「え? 水浴びはして、着替えたけれど……」
「そうじゃなくて! 焦げ臭くないですか?」
サクラが飛び起きた。
焦げ臭い?
……。
……。
本当だ!
「火事だ!」
「火事だ!」
俺とサクラは、同時に部屋から飛び出た。
「母さん! セレーネ! 火事だ!」
2人とも、部屋から飛び出して来た。
玄関からサクラが叫んだ。
「見張りの衛士が、眠らされています!」
俺の家は、24時間体制で見張りの衛士がついている。
前の襲撃の時に、エリス姫が手配してくれた。
その衛士が眠らされて、火がつけられたって事は……。
「襲撃かよ! すぐ、装備を身に着けて! 荷物はマジックバッグに突っ込め!」
俺たちは、すぐ部屋に戻って装備を身に着けた。
煙は、まだ部屋の中に入って来ていないが、かなり臭う。
着替えなどの荷物を、マジックバッグに突っ込み部屋を出る。
セレーネとサクラも、部屋から出て来た。
チアキママの仕事部屋に向かう。
片っ端から調剤道具を、マジックバッグに放り込む。
俺はサクラに状況確認をした。
「玄関から出ると、危ないかな?」
「さっきは、玄関先に人影は見えませんでしたが……。念の為、この部屋の窓から脱出しましょう」
「そうしよう。セレーネ、窓の外を見てくれ。人影が見えたら、矢で射て!」
「わかった!」
「サクラ、チアキママを連れて来て」
「了解!」
2人が動き出した。
俺は物凄い不安に駆られた。
もし、この火が襲撃で、外に大人数が待ち構えていたら……。
非常にまずい。
戦うか?
逃げるか?
逃げ切れるだろうか?
白い煙が部屋の中に入って来た。
そろそろ、限界だ。
タオルを水で濡らして、口元にあてる。
セレーネにも、同じ物を渡す。
「窓の外に人影はない。こちら側は安全そう」
「わかった。セレーネ先に出て」
「了解! 外で援護するから!」
セレーネが、窓から外に飛び出した。
木陰に身を隠し、弓に矢をつがえ、辺りを警戒している。
サクラとチアキママが、部屋に入って来た。
濡らしたタオルを渡す。
2人に、外のセレーネのいる場所を指さす。
セレーネが、手招きしているのが見える。
「セレーネが、あそこにいる! あそこに避難して!」
サクラ、チアキママ、俺の順で窓から逃げ出した。
セレーネと合流した。
「サクラは、【飛行】して上から敵を確認してくれ! 俺は正面の様子を見て来る」
サクラが、【飛行】で高く舞い上がった。
俺は、姿勢を低くして【気配察知】で辺りを探る。
街道の方に、人の気配を感じる。
それほど、大勢じゃない。
サクラが、【意識潜入】で話しかけて来た。
(ヒロトさん! いました! 街道沿いに3人います!)
木の陰に身を潜めて、街道の方を見る。
街道上には、人影が……。
いた!
(街道の端に、3人いるな。盾を持った戦士2人、ローブを着た魔法使い1人だ)
(どうします?)
(上から急降下して、魔法使いを先に仕留めてくれ)
(了解!)
(殺すなよ。生き証人だ。エリス姫に突き出す)
(大丈夫ですよ。瀕死の重体でも、私が【ヒール】をかけますから)
(よし! ゴー!)
サクラが、上から急降下した。
魔法使いの顔面に、サクラの降下しながらの右拳がメリ込んだ。
同時にサクラが叫ぶ。
サクラお気に入りの必殺技だ。
「メリケンドライバー!」
魔法使いは、顔面を地面にメリ込ませた。
アゴをやられていた。
回復魔法【ヒール】をかけても、しばらくは食事に不自由するだろうな……。
戦士2人は、突如上空から現れたサクラに動揺している。
サクラは、戦士2人に、お気に入りの戦隊ポーズを決めて見せた。
「大正義! 剛腕美少女天使! サクラちゃん参上!」
サクラ、それは本当に必要なのか?
今は、戦闘中だぞ。
戦士2人は、呆気に取られている。
その2人を見て、サクラはご立腹だ。
「リアクションが、薄いな~! 君たち! そこは、『ど、どこから現れた!』とか~、『な、なに奴!』とか~。悪者っぽいリアクションを頂戴よ~」
戦士2人は、ハッと我に返った。
慌てて剣を構える。
「オ、オマエ!」
「よ、よくもやりやがったな!」
「うーん、イマイチ!」
サクラが戦士2人の意識を引きつけている。
俺は【神速】を使って、2人の背後に移動した。
移動しながら、剣を鞘ごとフルスイングする。
スキル【神速】+フルスイングで、戦士の頭をぶっ叩いた。
ゴゴン!
固い物同士が、ぶつかる音がした。
戦士2人は、倒れて意識を失った。
スキル【気配察知】に人の気配は、感じない。
サクラが上空に舞い上がって、状況確認した。
「クリア!」
「了解! セレーネとチアキママを、呼んで来て!」
「わかりました!」
俺は、玄関前で眠らされている衛士2人に近寄ると、頬を叩いて起こした。
目を覚ました衛士と一緒に、放火犯の3人を縛り上げた。
俺の家は、もう、かなり焼けてしまっている。
チアキママが、叫んだ。
「ああ! 私の家が! あの人に、建てて貰ったのに!」
焼け落ちる家を見ながら、俺たちは何も出来なかった。
ホールには、俺、セレーネ、サクラ、エリス姫、執事セバスチャン、騎士3人がいるだけだ。
エリス姫一行は、笑いを堪えている。
ウォールの悔しがる姿を見られたのが、余程嬉しかったのだろう。
執事セバスチャンが頭を下げて来た。
「ヒロト様、本当にありがとうございます! この精霊ルート分のお礼は、別途ご用意させて頂きますので……」
「そうですね。よろしくお願いします。ですが、何よりも……俺の幼馴染シンディとセレーネのお父さんの行方を優先して下さい」
「かしこまりました。フフ……、しかし、あんな所に転移部屋があるとは……」
「本当ですよね。あそこなら、ウォール達も手を出せないでしょう」
俺とセバスチャンは、顔を見合わせてニヤリと笑った。
精霊ルートの転移部屋は、領主館の床下にあったのだ。
転移部屋の扉を開けると、土で埋まった階段があった。
土をどかし、階段を進むと、天井が木の板でふさがっていた。
サクラが板をぶち破ると……。
そこは、エリス姫の浴室だった。
精霊ルートの転移部屋に出入りするには、エリス姫の浴室を通らなくてはならない。
俺はエリス姫を、ちょっと気遣った。
「エリス姫は、ご不便だと思いますが……」
エリス姫は、屈託ない笑顔を返して来た。
「なーに、部屋を移れば良いだけじゃ。ウォールの鼻を明かすためなら、これ位どうという事はない」
精霊ルートを、エリス姫に教えてあげて良かった。
俺達は、獲物を解体担当のミルコさんに渡して解散した。
*
夜、部屋でカードの整理を始めた。
すると、サクラがやって来た。
前のように、俺の膝を枕にゴロンと寝っ転がる。
「ヒロトさんは、カードの整理ですか?」
「そうだよ。【意識潜入】して、視覚共有して良いよ」
「はーい。お! アップグレードカードがありますね!」
「4階層のボスの分だね。【鑑定】をアップグレードするよ」
「【鑑定(極)】になりますね。スキルの効果や説明が、わかるようになりますよ」
「それは便利」
俺は、事務的な会話をしながらも、ドキドキしていた。
転生前、俺は『非モテ』だった。
だから、こういうシュチュエーションは、慣れない。
「エリス姫たち、喜んでいましたね」
「そうだね。精霊ルートを教えて良かったよ」
「ウォールが、ブチ切れてました!」
「あいつ異常だよな」
すると、サクラがとんでもない事を言い出した。
「え? あんなモンじゃないですか?」
「あんなモンって……いやいや、どう考えたって異常だろう?」
「まあ、でも、地獄から転生した人ですからね。あんなモンですよ。地獄に落ちる人って、ウォールみたいな感じの人が多いですよ」
「ああ、そういう意味か……。あの……、俺も……、そうなんだけど……」
サクラが下からジーっと、俺を見ている。
「それ気になっていたのですが……。ヒロトさんって、何をやって地獄に落ちたんですか? 地獄に落ちた人にしては、まともですよね」
それか!
それな。
「覚えてないんだよ……」
サクラは、目を丸くしている。
いや、でも本当に覚えていない。
というよりも、心当たりがないんだ。
「あのー、殺人とか余程の事がないかぎり、地獄に落ちる事は、ないですよ?」
「だよねー。でも、本当に覚えていないんだ。転生して一部の記憶が無くなる事は、あるのかな?」
「いや~、それはないですね。単に思い出せないだけか……。もしくは……」
「もしくは?」
「何か別の理由で地獄に落ちたとか?」
俺は、ステータス画面を操作する手を止めた。
腕を組んで考え出した。
別の理由ね。
そういえば、女神アプロディタ様が、俺に呪いがかかっていると言っていたな。
それと関係があるのか?
急にサクラが警戒した声を出した。
「何か、臭くないですか?」
「え? 水浴びはして、着替えたけれど……」
「そうじゃなくて! 焦げ臭くないですか?」
サクラが飛び起きた。
焦げ臭い?
……。
……。
本当だ!
「火事だ!」
「火事だ!」
俺とサクラは、同時に部屋から飛び出た。
「母さん! セレーネ! 火事だ!」
2人とも、部屋から飛び出して来た。
玄関からサクラが叫んだ。
「見張りの衛士が、眠らされています!」
俺の家は、24時間体制で見張りの衛士がついている。
前の襲撃の時に、エリス姫が手配してくれた。
その衛士が眠らされて、火がつけられたって事は……。
「襲撃かよ! すぐ、装備を身に着けて! 荷物はマジックバッグに突っ込め!」
俺たちは、すぐ部屋に戻って装備を身に着けた。
煙は、まだ部屋の中に入って来ていないが、かなり臭う。
着替えなどの荷物を、マジックバッグに突っ込み部屋を出る。
セレーネとサクラも、部屋から出て来た。
チアキママの仕事部屋に向かう。
片っ端から調剤道具を、マジックバッグに放り込む。
俺はサクラに状況確認をした。
「玄関から出ると、危ないかな?」
「さっきは、玄関先に人影は見えませんでしたが……。念の為、この部屋の窓から脱出しましょう」
「そうしよう。セレーネ、窓の外を見てくれ。人影が見えたら、矢で射て!」
「わかった!」
「サクラ、チアキママを連れて来て」
「了解!」
2人が動き出した。
俺は物凄い不安に駆られた。
もし、この火が襲撃で、外に大人数が待ち構えていたら……。
非常にまずい。
戦うか?
逃げるか?
逃げ切れるだろうか?
白い煙が部屋の中に入って来た。
そろそろ、限界だ。
タオルを水で濡らして、口元にあてる。
セレーネにも、同じ物を渡す。
「窓の外に人影はない。こちら側は安全そう」
「わかった。セレーネ先に出て」
「了解! 外で援護するから!」
セレーネが、窓から外に飛び出した。
木陰に身を隠し、弓に矢をつがえ、辺りを警戒している。
サクラとチアキママが、部屋に入って来た。
濡らしたタオルを渡す。
2人に、外のセレーネのいる場所を指さす。
セレーネが、手招きしているのが見える。
「セレーネが、あそこにいる! あそこに避難して!」
サクラ、チアキママ、俺の順で窓から逃げ出した。
セレーネと合流した。
「サクラは、【飛行】して上から敵を確認してくれ! 俺は正面の様子を見て来る」
サクラが、【飛行】で高く舞い上がった。
俺は、姿勢を低くして【気配察知】で辺りを探る。
街道の方に、人の気配を感じる。
それほど、大勢じゃない。
サクラが、【意識潜入】で話しかけて来た。
(ヒロトさん! いました! 街道沿いに3人います!)
木の陰に身を潜めて、街道の方を見る。
街道上には、人影が……。
いた!
(街道の端に、3人いるな。盾を持った戦士2人、ローブを着た魔法使い1人だ)
(どうします?)
(上から急降下して、魔法使いを先に仕留めてくれ)
(了解!)
(殺すなよ。生き証人だ。エリス姫に突き出す)
(大丈夫ですよ。瀕死の重体でも、私が【ヒール】をかけますから)
(よし! ゴー!)
サクラが、上から急降下した。
魔法使いの顔面に、サクラの降下しながらの右拳がメリ込んだ。
同時にサクラが叫ぶ。
サクラお気に入りの必殺技だ。
「メリケンドライバー!」
魔法使いは、顔面を地面にメリ込ませた。
アゴをやられていた。
回復魔法【ヒール】をかけても、しばらくは食事に不自由するだろうな……。
戦士2人は、突如上空から現れたサクラに動揺している。
サクラは、戦士2人に、お気に入りの戦隊ポーズを決めて見せた。
「大正義! 剛腕美少女天使! サクラちゃん参上!」
サクラ、それは本当に必要なのか?
今は、戦闘中だぞ。
戦士2人は、呆気に取られている。
その2人を見て、サクラはご立腹だ。
「リアクションが、薄いな~! 君たち! そこは、『ど、どこから現れた!』とか~、『な、なに奴!』とか~。悪者っぽいリアクションを頂戴よ~」
戦士2人は、ハッと我に返った。
慌てて剣を構える。
「オ、オマエ!」
「よ、よくもやりやがったな!」
「うーん、イマイチ!」
サクラが戦士2人の意識を引きつけている。
俺は【神速】を使って、2人の背後に移動した。
移動しながら、剣を鞘ごとフルスイングする。
スキル【神速】+フルスイングで、戦士の頭をぶっ叩いた。
ゴゴン!
固い物同士が、ぶつかる音がした。
戦士2人は、倒れて意識を失った。
スキル【気配察知】に人の気配は、感じない。
サクラが上空に舞い上がって、状況確認した。
「クリア!」
「了解! セレーネとチアキママを、呼んで来て!」
「わかりました!」
俺は、玄関前で眠らされている衛士2人に近寄ると、頬を叩いて起こした。
目を覚ました衛士と一緒に、放火犯の3人を縛り上げた。
俺の家は、もう、かなり焼けてしまっている。
チアキママが、叫んだ。
「ああ! 私の家が! あの人に、建てて貰ったのに!」
焼け落ちる家を見ながら、俺たちは何も出来なかった。
27
お気に入りに追加
2,847
あなたにおすすめの小説
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
無職だけど最強でした〜無職と馬鹿にされたが修行して覚醒したから無双してくる〜
えんじょい
ファンタジー
ある日、いつものように幼なじみと学校から帰宅している時に、交通事故に遭い幼なじみと共に死んでしまった…
気がつくとそこは異世界だった。
俺は転生してしまったらしい。
俺が転生してきた世界は、職というものがあり、その職によって人生が決まるという。
俺は職受礼の儀式という神々から職をもらう儀式で、無職という職を貰う。
どうやら無職というのは最弱の職らしい。
その職により俺は村から追放された。
それから修行を重ね数年後、初めてダンジョンをクリアした時に俺の職に変化が起きる。
俺の職がついに覚醒した。
俺は無職だけど最強になった。
無職で無双してやる!
初心者ですが、いい作品を書けるように頑張ります!
感想などコメント頂けると嬉しいです!
勇者に幼馴染で婚約者の彼女を寝取られたら、勇者のパーティーが仲間になった。~ただの村人だった青年は、魔術師、聖女、剣聖を仲間にして旅に出る~
霜月雹花
ファンタジー
田舎で住む少年ロイドには、幼馴染で婚約者のルネが居た。しかし、いつもの様に農作業をしていると、ルネから呼び出しを受けて付いて行くとルネの両親と勇者が居て、ルネは勇者と一緒になると告げられた。村人達もルネが勇者と一緒になれば村が有名になると思い上がり、ロイドを村から追い出した。。
ロイドはそんなルネや村人達の行動に心が折れ、村から近い湖で一人泣いていると、勇者の仲間である3人の女性がロイドの所へとやって来て、ロイドに向かって「一緒に旅に出ないか」と持ち掛けられた。
これは、勇者に幼馴染で婚約者を寝取られた少年が、勇者の仲間から誘われ、時に人助けをしたり、時に冒険をする。そんなお話である
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
はぁ?とりあえず寝てていい?
夕凪
ファンタジー
嫌いな両親と同級生から逃げて、アメリカ留学をした帰り道。帰国中の飛行機が事故を起こし、日本の女子高生だった私は墜落死した。特に未練もなかったが、強いて言えば、大好きなもふもふと一緒に暮らしたかった。しかし何故か、剣と魔法の異世界で、貴族の子として転生していた。しかも男の子で。今世の両親はとてもやさしくいい人たちで、さらには前世にはいなかった兄弟がいた。せっかくだから思いっきり、もふもふと戯れたい!惰眠を貪りたい!のんびり自由に生きたい!そう思っていたが、5歳の時に行われる判定の儀という、魔法属性を調べた日を境に、幸せな日常が崩れ去っていった・・・。その後、名を変え別の人物として、相棒のもふもふと共に旅に出る。相棒のもふもふであるズィーリオスの為の旅が、次第に自分自身の未来に深く関わっていき、仲間と共に逃れられない運命の荒波に飲み込まれていく。
※第二章は全体的に説明回が多いです。
<<<小説家になろうにて先行投稿しています>>>
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる