9 / 99
ルドルのダンジョン編
第9話 続けてダンジョン探索
しおりを挟む
「よーし、まだ2の鐘だろ。探索を続けるぞ」
2の鐘。2時の事だ。
この世界でも時間は日本と同じ。
2時間おきに役所の鐘が鳴るので時間がわかる。
「師匠、2階層におりますか?」
「いや、今日は1階層だ。2階層は、また明日にしよう」
新発見の階段を下りてみたい気もしたけれど。
まあ、また今度でもイイか。
【マッピング】スキルが付いたから、いつでも迷わず来られる。
師匠が腰のウエストポーチから、チーズ味のレーションを出して渡してくれた。
二人でボリボリとチーズレーションを食べながら、探索を続ける。
師匠のウエストポーチは、魔道具のマジックバックだ。
マジックバッグは、見かけが小さくても荷物が大量に入る。
便利なんだが、値段が高い。
たぶん、100万ゴルドとかだ。
「そういやヒロト。剣の使い方が気になってたんだが……、力が入り過ぎだ。もっと力を抜いた方がいいな……」
今度は師匠が剣の使い方を教えてくれた。
今まで俺は自己流で、ギュッっとしっかり握って剣を振っていた。
そうではなく、楽に握ってインパクトの瞬間握り込む感じらしい。
突きもステップを使って、体重移動を突きに生かす。
横払いは、大きく牽制するように振れば、複数の敵でも近づけない。
などなど、腕力に頼らない剣技を教えて貰った。
「師匠、凄い剣が振りやすいです。力はあまり使わないですね」
「そうか! あとは戦闘回数をこなして実戦慣れすればオッケーだ」
俺は歩きながら剣を振り、師匠に教わった動きを体に刷り込ませた。
「あ! ヒロト、ちょっと待て!」
師匠が立ち止まって、壁をコンコンと叩いてる。
何だろ?
師匠がニンマリと笑った。
「これ、隠し扉だぜ!」
「隠し扉!?」
おお!
じゃあ、中には、財宝とか? 宝箱とか? 秘密のアイテムとか?
すっごい楽しみ!
「師匠! 中は何ですかね?」
「さーて、お楽しみ! 開けるぞ!」
師匠がダンジョンの石壁をゆっくりと両手で押した。
忍者屋敷みたいに、壁がクルリと回った。
俺は師匠と一緒に中に入った。
「あ……」
「おお! ヒロト! ラッキーだな!」
しまった……。
ここは、モンスターハウス。
魔物の溜まり場だ。
バレーボールコートくらいの広さの部屋に、赤いスライムがうねうねと沢山いる。
50匹? 100匹はいないと思うけど、とにかく多い。
「師匠、モンスターハウスじゃないですか! 帰りましょう!」
「何言ってんだ! 実戦経験のチャンスだぞ! 対戦相手が、ほら! あんなに沢山!」
「えー! やるんですか!? 数が多すぎますよ!」
俺はちょっとひきつった声を出した。
スライムだから、まあ、やれば出来る、とは思うけど……。
それでも体当たりを集中で食らったらヤバイ。
「後ろは守ってやるから。さあ! 行ってこーい!」
師匠は俺を後ろから、ドンと押した。
まー、やりますか!
カードも手に入るし!
ザクッ!
ザクッ!
ザクッ!
プシュー!
ザクッ!
ザクッ!
ザクッ!
プシュー!
ザクッ!
ザクッ!
ザクッ!
プシュー!
か、数が多い。
スライムも動き出して、飛び跳ねて体当たり攻撃してくる。
避けながら攻撃をしなくちゃ。
ザクッ!
ザクッ!
ザクッ!
プシュー!
ザクッ!
ザクッ!
ザクッ!
プシュー!
「はー、はー、はー」
やばい息が切れる。
避けながらだと疲れる。
もう、10匹くらい片付けたか?
「ヒロトー! 水飲め。壁際まで下がって休憩しろ」
師匠が水筒をマジックバッグから出して渡してくれた。
助かる!
「あ、ありがとうございます」
師匠は、体当たりしてくるスライムをボールみたいにキャッチしてる。
笑顔でやさしくキャッチしたスライムを床に置いて、俺の方へスライムが来ないように防いでくれている。
この隙に……。
俺は裏ステータス画面を呼び出した。
赤いスライムを倒した分のステータスカードを消費して、ステータスの『パワー』を少しアップする。
こうして少しでもパワーを上げれば、少しは楽になるだろう。
「行きます!」
師匠に水筒を返して、戦線復帰する。
ザクッ!
ザクッ!
プシュー!
ザクッ!
ザクッ!
プシュー!
お! 2回の攻撃で倒せるようになって来た。
カードでパワーをアップした効果か?
ザクッ!
ザクッ!
プシュー!
ザクッ!
ザクッ!
プシュー!
「ヒロトー! 休憩だー」
「わかりましたー」
こうして何度か休憩を取った。
休憩の度にカードを消費してパワーを上げた。
ザクッ!
プシュー!
一発でスライムを倒せるようになった。
それにショートソードを振り回しても、あまり重く感じなくなって来たぞ。
あれ!?
ザン! プシュー!
なんだこれ?
すごい剣が振りやすい。
ザン! プシュー!
やっぱりだ!
剣が振りやすい!
スライムにきれいに剣が入っていく感じだ。
「おー! ヒロト! サマになって来たじゃないか! 一気にやっちまえ!」
「はい! 師匠!」
俺は一気に前へ出た。
ザン! プシュー!
ザン! プシュー!
ザン! プシュー!
ザン! プシュー!
ザン! プシュー!
気持ち良い!
剣を振るのが楽しい。
ザン! プシュー!
ザン! プシュー!
ザン! プシュー!
「オッケー! ヒロト! 全滅だな! よくやった~!」
「ふうー」
さすがに疲れた。
けど、後半楽しかった。
何か剣が自分の腕の延長みたいな感じで、自在に動かせた。
戦っていて楽しかった。
「師匠、何か途中から、急に剣が振りやすくなってですね。もう、楽しくて!」
「おお! スキルを確認してみろ!」
スキル?
俺はステータス画面を開いてみた。
スキル、スキル、スキルは……。
おあああ!
-------------------
◆スキル◆
【鑑定(上級)】【マッピング】
【剣術(初級)】new!
-------------------
俺は凄い興奮した。
これまで素振りをいくらしても付かなかったスキル【剣術】が付いてる!
「【剣術】スキルが付いてますよ!」
「おお! おめでとう! 途中から動きが良くなったから、たぶんそうだなと思ったよ」
「うおおお! すげー! 師匠! ありがとうございます!」
俺は師匠に抱き着いた。
師匠も嬉しいみたいで、バンバン背中を叩いてくれた。
いやーしかし、さすがは神速のダグだ。
S級冒険者は伊達じゃない。
指導のお陰で、初日からスキルを2つも獲得してしまった。
師匠すごい!
「ヒロト。おまえこれで昇格だ。Eランク冒険者だぞ」
「え!?」
「FランクからEランクの昇格は、魔物10匹の討伐だ」
それは知らなかった。
と言うより、ギルドで教えてもらってなかった。
他の冒険者も教えてくれなかった。
たぶん、俺は昇格なんて一生しないだろうと思われていたんだろうな。
「それホントですか?」
「ああ、これは全国のギルド共通のルールだ。間違いない」
「じゃあ、この木のギルドカードからは……」
「おさらばさ」
師匠はニヤリと笑った。
そうか!
やっとまともなギルドカードが。貰えるのか。
もう、Fランと呼ばれる事もないのか。
俺は……、そうか! やったのか!
「さあ、早いとこ魔石を拾って帰ろう。ギルドで昇格の手続きだ!」
「はい! 師匠!」
2の鐘。2時の事だ。
この世界でも時間は日本と同じ。
2時間おきに役所の鐘が鳴るので時間がわかる。
「師匠、2階層におりますか?」
「いや、今日は1階層だ。2階層は、また明日にしよう」
新発見の階段を下りてみたい気もしたけれど。
まあ、また今度でもイイか。
【マッピング】スキルが付いたから、いつでも迷わず来られる。
師匠が腰のウエストポーチから、チーズ味のレーションを出して渡してくれた。
二人でボリボリとチーズレーションを食べながら、探索を続ける。
師匠のウエストポーチは、魔道具のマジックバックだ。
マジックバッグは、見かけが小さくても荷物が大量に入る。
便利なんだが、値段が高い。
たぶん、100万ゴルドとかだ。
「そういやヒロト。剣の使い方が気になってたんだが……、力が入り過ぎだ。もっと力を抜いた方がいいな……」
今度は師匠が剣の使い方を教えてくれた。
今まで俺は自己流で、ギュッっとしっかり握って剣を振っていた。
そうではなく、楽に握ってインパクトの瞬間握り込む感じらしい。
突きもステップを使って、体重移動を突きに生かす。
横払いは、大きく牽制するように振れば、複数の敵でも近づけない。
などなど、腕力に頼らない剣技を教えて貰った。
「師匠、凄い剣が振りやすいです。力はあまり使わないですね」
「そうか! あとは戦闘回数をこなして実戦慣れすればオッケーだ」
俺は歩きながら剣を振り、師匠に教わった動きを体に刷り込ませた。
「あ! ヒロト、ちょっと待て!」
師匠が立ち止まって、壁をコンコンと叩いてる。
何だろ?
師匠がニンマリと笑った。
「これ、隠し扉だぜ!」
「隠し扉!?」
おお!
じゃあ、中には、財宝とか? 宝箱とか? 秘密のアイテムとか?
すっごい楽しみ!
「師匠! 中は何ですかね?」
「さーて、お楽しみ! 開けるぞ!」
師匠がダンジョンの石壁をゆっくりと両手で押した。
忍者屋敷みたいに、壁がクルリと回った。
俺は師匠と一緒に中に入った。
「あ……」
「おお! ヒロト! ラッキーだな!」
しまった……。
ここは、モンスターハウス。
魔物の溜まり場だ。
バレーボールコートくらいの広さの部屋に、赤いスライムがうねうねと沢山いる。
50匹? 100匹はいないと思うけど、とにかく多い。
「師匠、モンスターハウスじゃないですか! 帰りましょう!」
「何言ってんだ! 実戦経験のチャンスだぞ! 対戦相手が、ほら! あんなに沢山!」
「えー! やるんですか!? 数が多すぎますよ!」
俺はちょっとひきつった声を出した。
スライムだから、まあ、やれば出来る、とは思うけど……。
それでも体当たりを集中で食らったらヤバイ。
「後ろは守ってやるから。さあ! 行ってこーい!」
師匠は俺を後ろから、ドンと押した。
まー、やりますか!
カードも手に入るし!
ザクッ!
ザクッ!
ザクッ!
プシュー!
ザクッ!
ザクッ!
ザクッ!
プシュー!
ザクッ!
ザクッ!
ザクッ!
プシュー!
か、数が多い。
スライムも動き出して、飛び跳ねて体当たり攻撃してくる。
避けながら攻撃をしなくちゃ。
ザクッ!
ザクッ!
ザクッ!
プシュー!
ザクッ!
ザクッ!
ザクッ!
プシュー!
「はー、はー、はー」
やばい息が切れる。
避けながらだと疲れる。
もう、10匹くらい片付けたか?
「ヒロトー! 水飲め。壁際まで下がって休憩しろ」
師匠が水筒をマジックバッグから出して渡してくれた。
助かる!
「あ、ありがとうございます」
師匠は、体当たりしてくるスライムをボールみたいにキャッチしてる。
笑顔でやさしくキャッチしたスライムを床に置いて、俺の方へスライムが来ないように防いでくれている。
この隙に……。
俺は裏ステータス画面を呼び出した。
赤いスライムを倒した分のステータスカードを消費して、ステータスの『パワー』を少しアップする。
こうして少しでもパワーを上げれば、少しは楽になるだろう。
「行きます!」
師匠に水筒を返して、戦線復帰する。
ザクッ!
ザクッ!
プシュー!
ザクッ!
ザクッ!
プシュー!
お! 2回の攻撃で倒せるようになって来た。
カードでパワーをアップした効果か?
ザクッ!
ザクッ!
プシュー!
ザクッ!
ザクッ!
プシュー!
「ヒロトー! 休憩だー」
「わかりましたー」
こうして何度か休憩を取った。
休憩の度にカードを消費してパワーを上げた。
ザクッ!
プシュー!
一発でスライムを倒せるようになった。
それにショートソードを振り回しても、あまり重く感じなくなって来たぞ。
あれ!?
ザン! プシュー!
なんだこれ?
すごい剣が振りやすい。
ザン! プシュー!
やっぱりだ!
剣が振りやすい!
スライムにきれいに剣が入っていく感じだ。
「おー! ヒロト! サマになって来たじゃないか! 一気にやっちまえ!」
「はい! 師匠!」
俺は一気に前へ出た。
ザン! プシュー!
ザン! プシュー!
ザン! プシュー!
ザン! プシュー!
ザン! プシュー!
気持ち良い!
剣を振るのが楽しい。
ザン! プシュー!
ザン! プシュー!
ザン! プシュー!
「オッケー! ヒロト! 全滅だな! よくやった~!」
「ふうー」
さすがに疲れた。
けど、後半楽しかった。
何か剣が自分の腕の延長みたいな感じで、自在に動かせた。
戦っていて楽しかった。
「師匠、何か途中から、急に剣が振りやすくなってですね。もう、楽しくて!」
「おお! スキルを確認してみろ!」
スキル?
俺はステータス画面を開いてみた。
スキル、スキル、スキルは……。
おあああ!
-------------------
◆スキル◆
【鑑定(上級)】【マッピング】
【剣術(初級)】new!
-------------------
俺は凄い興奮した。
これまで素振りをいくらしても付かなかったスキル【剣術】が付いてる!
「【剣術】スキルが付いてますよ!」
「おお! おめでとう! 途中から動きが良くなったから、たぶんそうだなと思ったよ」
「うおおお! すげー! 師匠! ありがとうございます!」
俺は師匠に抱き着いた。
師匠も嬉しいみたいで、バンバン背中を叩いてくれた。
いやーしかし、さすがは神速のダグだ。
S級冒険者は伊達じゃない。
指導のお陰で、初日からスキルを2つも獲得してしまった。
師匠すごい!
「ヒロト。おまえこれで昇格だ。Eランク冒険者だぞ」
「え!?」
「FランクからEランクの昇格は、魔物10匹の討伐だ」
それは知らなかった。
と言うより、ギルドで教えてもらってなかった。
他の冒険者も教えてくれなかった。
たぶん、俺は昇格なんて一生しないだろうと思われていたんだろうな。
「それホントですか?」
「ああ、これは全国のギルド共通のルールだ。間違いない」
「じゃあ、この木のギルドカードからは……」
「おさらばさ」
師匠はニヤリと笑った。
そうか!
やっとまともなギルドカードが。貰えるのか。
もう、Fランと呼ばれる事もないのか。
俺は……、そうか! やったのか!
「さあ、早いとこ魔石を拾って帰ろう。ギルドで昇格の手続きだ!」
「はい! 師匠!」
21
お気に入りに追加
2,847
あなたにおすすめの小説
転移した場所が【ふしぎな果実】で溢れていた件
月風レイ
ファンタジー
普通の高校2年生の竹中春人は突如、異世界転移を果たした。
そして、異世界転移をした先は、入ることが禁断とされている場所、神の園というところだった。
そんな慣習も知りもしない、春人は神の園を生活圏として、必死に生きていく。
そこでしか成らない『ふしぎな果実』を空腹のあまり口にしてしまう。
そして、それは世界では幻と言われている祝福の果実であった。
食料がない春人はそんなことは知らず、ふしぎな果実を米のように常食として喰らう。
不思議な果実の恩恵によって、規格外に強くなっていくハルトの、異世界冒険大ファンタジー。
大修正中!今週中に修正終え更新していきます!
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。
ダンマス(異端者)
AN@RCHY
ファンタジー
幼女女神に召喚で呼び出されたシュウ。
元の世界に戻れないことを知って自由気ままに過ごすことを決めた。
人の作ったレールなんかのってやらねえぞ!
地球での痕跡をすべて消されて、幼女女神に召喚された風間修。そこで突然、ダンジョンマスターになって他のダンジョンマスターたちと競えと言われた。
戻りたくても戻る事の出来ない現実を受け入れ、異世界へ旅立つ。
始めこそ異世界だとワクワクしていたが、すぐに碇石からズレおかしなことを始めた。
小説になろうで『AN@CHY』名義で投稿している、同タイトルをアルファポリスにも投稿させていただきます。
向こうの小説を多少修正して投稿しています。
修正をかけながらなので更新ペースは不明です。
異世界転生したらよくわからない騎士の家に生まれたので、とりあえず死なないように気をつけていたら無双してしまった件。
星の国のマジシャン
ファンタジー
引きこもりニート、40歳の俺が、皇帝に騎士として支える分家の貴族に転生。
そして魔法剣術学校の剣術科に通うことなるが、そこには波瀾万丈な物語が生まれる程の過酷な「必須科目」の数々が。
本家VS分家の「決闘」や、卒業と命を懸け必死で戦い抜く「魔物サバイバル」、さらには40年の弱男人生で味わったことのない甘酸っぱい青春群像劇やモテ期も…。
この世界を動かす、最大の敵にご注目ください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる