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第十一章 文明開化
第341話 海賊行為の真っ最中
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――八月末。
時は一月ほどさかのぼる。
女王エリザ・グロリアーナの命を受けたドレイク船長は、デーバー海峡の西側海域にある小島の影に船団を潜めていた。
デーバー海峡は、島国エリザ女王国と大陸にあるグンマー連合王国を隔てる海峡だ。
海峡の幅は、約三十四キロ。
エリザ女王国とグンマー連合王国の間――海峡の南北を連絡船が行き来する。
また、王都キャランフィールドやアルド・フリージア王国の王都アルドポリスから、大陸西部への航路となっており、海峡を東から西へ、西から東へ大小様々な商船が商品を満載して航行する。
デーバー海峡の西側の海域は、デーバー海峡よりも広く、エリザ女王国側に小島が点在していた。
この小島の影にドレイク船長の船団は潜んでいた。
「黄金航路とは、よくいったものだな」
「まったくですな。ドレイク船長」
ドレイク船長は、副長とノンビリ会話を交していた。
――黄金航路。
成長著しいグンマー連合王国の王都キャランフィールドと交易をする航路を、商人や船乗りたちは『黄金航路』と呼んだ。
「さて、獲物が来るかな?」
「三番艦が上手くやるでしょう」
ドレイク船長の船団は、二本マストの快速船三隻で構成されている。
島影に隠れているのは、ドレイク船長の乗る一番艦と二番艦で、三番艦は獲物を探して黄金航路を航海中だ。
小島の山頂にいる見張りが赤い旗を振った。
「船長……旗が!」
「むっ! 来たか! 碇を上げろ! 帆を上げろ!」
船の上が慌ただしくなった。
碇を巻き上げる船員や帆を張る船員が力強くロープを引く。
やがてドレイク船長の乗る一番艦と二番艦は、島影から姿を現した。
ほっそりとしたシルエットが、波を切りスピードを上げる。
「船長! いました!」
「むっ!」
副長の指さす先に、ずんぐりとした二本マストの中型商船がいた。
中型商船の後ろをドレイク船長指揮下の三番艦が追っている。
「上手く追い込んだな! でかした! 二番艦は頭を抑えろ! 一番艦は商船の横に付けろ! 戦闘準備だ!」
「「「「「おおっ!」」」」」
船員たちが野太い声を上げた。
一番艦から二番艦へ手旗信号が送られ、二番艦が補助の帆を上げる。
一気に増速した二番艦が、一番艦の横をすり抜ける。
すれ違いざまに、二番艦の船長が一番艦のドレイク船長に大声で怒鳴る。
「ドレイク船長! お任せを!」
「頼むぞ!」
二番艦は商船の頭を抑えるべく、快足を飛ばして海を駆ける。
商船の上では、真っ青な顔をした商人が商船の船長の襟首をつかんでいた。
「なんとかしろ!」
「無理です! 船足が違いすぎます! 積み荷を捨てて、船を軽くして下さい! そうすれば、逃げられるかもしれません!」
「バカな! 積み荷は砂糖と香辛料だぞ! いくらしたと思っているんだ!」
「損切りして下さいよ! 命あっての物種でしょうが!」
商人は欲の皮を突っ張らせて、逃亡する機会を逸した。
積み荷を海上に投棄すれば商船が軽くなり、ひょっとしたらドレイク船長の船団から逃げられたかもしれないのだ。
だが、商人は高額な積み荷を捨てる決断が出来なかった。
商人と商船の船長がモメている間に、ドレイク船長の一番艦が商船のすぐ横に滑り込もうとしていた。
ドレイク船長は、見張りの船員に大声で指示を飛ばす。
「旗を確認しろ!」
「円環のワニ! グンマー連合王国の旗! その下に、青地に薔薇の旗! アルド・フリージア王国の船です!」
「よーし! 野郎ども! 落とすぞ!」
「「「「「おおっ!」」」」」
野太い声が海上に響いた。
商船の船長と商人が顔を青ざめさせ、慌てて武器を手にする。
商船からドレイク船長の一番艦に矢が飛んでくるが、散発的で商船の混乱ぶりを示すようだった。
ドレイク船長の一番艦が、商船の真横に船を寄せた。
「始めろ!」
ドレイク船長の号令で、船員たちが一気に動き始めた。
カギ縄を商船の舷側に投げ、船をさらに寄せる。
そして、渡し板を商船に向かって架け、一番艦の舷側に渡し板を釘で打ちつける。
盾を持った船員は、作業をする船員を、商船から飛んでくる矢から守る。
一連の動きが流れるように行われ、鮮やかな手並みは見惚れるほどだが、海賊行為の真っ最中である。
ドレイク船長が美しい容姿に似合わぬ塩辛声で、船員たちに命令を飛ばした。
「乗り込めー!」
船員たちは、小回りの効くショートソード、大型のナイフ、手斧を手に商船に飛び込んだ。
「女王陛下万歳!」
「エリザ・グロリアーナ陛下万歳!」
「女王陛下に栄光あれ!」
「バカヤロウ! 身元がバレちまうだろう!」
荒くれた見た目の船員たちは、こう見えてエリザ女王国海軍軍人である。
思わず女王の名を口にして突撃してしまった。
身元を明かしながら突撃する船員たちを見て、ドレイク船長は右手で額を抑え、天を仰ぐ。
「しょうがない。皆殺しだな」
恐ろしいことを口にしたドレイク船長は、その言葉通りに実行した。
商船の船員は一人残らず殺害され、海に放り込まれた。
襲撃が終わると、ドレイク船長は素早く指示を出す。
「よし! 逃げるぞ! 三番艦は商船を連れて港へ向かえ! 合流はラジアン諸島だ!」
三番艦は手に入れた商船に船員を分乗させて、二隻で北へ向かった。
エリザ女王国の人気のない港に船を入れるのだ。
「帆を上げろ! ラジアン諸島へ向かうぞ! 風をつかめ!」
「「「「「おお!」」」」」
ドレイク船長が指揮する一番艦と二番艦は、デーバー海峡を離れエリザ女王国の西、黄金航路の北にあるラジアン諸島へ向かった。
ドレイク船長は、血染めの剣を布で拭うと獰猛な肉食獣の笑みを浮かべた。
「さて……、次の獲物は何かな!」
時は一月ほどさかのぼる。
女王エリザ・グロリアーナの命を受けたドレイク船長は、デーバー海峡の西側海域にある小島の影に船団を潜めていた。
デーバー海峡は、島国エリザ女王国と大陸にあるグンマー連合王国を隔てる海峡だ。
海峡の幅は、約三十四キロ。
エリザ女王国とグンマー連合王国の間――海峡の南北を連絡船が行き来する。
また、王都キャランフィールドやアルド・フリージア王国の王都アルドポリスから、大陸西部への航路となっており、海峡を東から西へ、西から東へ大小様々な商船が商品を満載して航行する。
デーバー海峡の西側の海域は、デーバー海峡よりも広く、エリザ女王国側に小島が点在していた。
この小島の影にドレイク船長の船団は潜んでいた。
「黄金航路とは、よくいったものだな」
「まったくですな。ドレイク船長」
ドレイク船長は、副長とノンビリ会話を交していた。
――黄金航路。
成長著しいグンマー連合王国の王都キャランフィールドと交易をする航路を、商人や船乗りたちは『黄金航路』と呼んだ。
「さて、獲物が来るかな?」
「三番艦が上手くやるでしょう」
ドレイク船長の船団は、二本マストの快速船三隻で構成されている。
島影に隠れているのは、ドレイク船長の乗る一番艦と二番艦で、三番艦は獲物を探して黄金航路を航海中だ。
小島の山頂にいる見張りが赤い旗を振った。
「船長……旗が!」
「むっ! 来たか! 碇を上げろ! 帆を上げろ!」
船の上が慌ただしくなった。
碇を巻き上げる船員や帆を張る船員が力強くロープを引く。
やがてドレイク船長の乗る一番艦と二番艦は、島影から姿を現した。
ほっそりとしたシルエットが、波を切りスピードを上げる。
「船長! いました!」
「むっ!」
副長の指さす先に、ずんぐりとした二本マストの中型商船がいた。
中型商船の後ろをドレイク船長指揮下の三番艦が追っている。
「上手く追い込んだな! でかした! 二番艦は頭を抑えろ! 一番艦は商船の横に付けろ! 戦闘準備だ!」
「「「「「おおっ!」」」」」
船員たちが野太い声を上げた。
一番艦から二番艦へ手旗信号が送られ、二番艦が補助の帆を上げる。
一気に増速した二番艦が、一番艦の横をすり抜ける。
すれ違いざまに、二番艦の船長が一番艦のドレイク船長に大声で怒鳴る。
「ドレイク船長! お任せを!」
「頼むぞ!」
二番艦は商船の頭を抑えるべく、快足を飛ばして海を駆ける。
商船の上では、真っ青な顔をした商人が商船の船長の襟首をつかんでいた。
「なんとかしろ!」
「無理です! 船足が違いすぎます! 積み荷を捨てて、船を軽くして下さい! そうすれば、逃げられるかもしれません!」
「バカな! 積み荷は砂糖と香辛料だぞ! いくらしたと思っているんだ!」
「損切りして下さいよ! 命あっての物種でしょうが!」
商人は欲の皮を突っ張らせて、逃亡する機会を逸した。
積み荷を海上に投棄すれば商船が軽くなり、ひょっとしたらドレイク船長の船団から逃げられたかもしれないのだ。
だが、商人は高額な積み荷を捨てる決断が出来なかった。
商人と商船の船長がモメている間に、ドレイク船長の一番艦が商船のすぐ横に滑り込もうとしていた。
ドレイク船長は、見張りの船員に大声で指示を飛ばす。
「旗を確認しろ!」
「円環のワニ! グンマー連合王国の旗! その下に、青地に薔薇の旗! アルド・フリージア王国の船です!」
「よーし! 野郎ども! 落とすぞ!」
「「「「「おおっ!」」」」」
野太い声が海上に響いた。
商船の船長と商人が顔を青ざめさせ、慌てて武器を手にする。
商船からドレイク船長の一番艦に矢が飛んでくるが、散発的で商船の混乱ぶりを示すようだった。
ドレイク船長の一番艦が、商船の真横に船を寄せた。
「始めろ!」
ドレイク船長の号令で、船員たちが一気に動き始めた。
カギ縄を商船の舷側に投げ、船をさらに寄せる。
そして、渡し板を商船に向かって架け、一番艦の舷側に渡し板を釘で打ちつける。
盾を持った船員は、作業をする船員を、商船から飛んでくる矢から守る。
一連の動きが流れるように行われ、鮮やかな手並みは見惚れるほどだが、海賊行為の真っ最中である。
ドレイク船長が美しい容姿に似合わぬ塩辛声で、船員たちに命令を飛ばした。
「乗り込めー!」
船員たちは、小回りの効くショートソード、大型のナイフ、手斧を手に商船に飛び込んだ。
「女王陛下万歳!」
「エリザ・グロリアーナ陛下万歳!」
「女王陛下に栄光あれ!」
「バカヤロウ! 身元がバレちまうだろう!」
荒くれた見た目の船員たちは、こう見えてエリザ女王国海軍軍人である。
思わず女王の名を口にして突撃してしまった。
身元を明かしながら突撃する船員たちを見て、ドレイク船長は右手で額を抑え、天を仰ぐ。
「しょうがない。皆殺しだな」
恐ろしいことを口にしたドレイク船長は、その言葉通りに実行した。
商船の船員は一人残らず殺害され、海に放り込まれた。
襲撃が終わると、ドレイク船長は素早く指示を出す。
「よし! 逃げるぞ! 三番艦は商船を連れて港へ向かえ! 合流はラジアン諸島だ!」
三番艦は手に入れた商船に船員を分乗させて、二隻で北へ向かった。
エリザ女王国の人気のない港に船を入れるのだ。
「帆を上げろ! ラジアン諸島へ向かうぞ! 風をつかめ!」
「「「「「おお!」」」」」
ドレイク船長が指揮する一番艦と二番艦は、デーバー海峡を離れエリザ女王国の西、黄金航路の北にあるラジアン諸島へ向かった。
ドレイク船長は、血染めの剣を布で拭うと獰猛な肉食獣の笑みを浮かべた。
「さて……、次の獲物は何かな!」
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