162 / 358
第八章 メロビクス戦争2
第162話 魔法で作った石壁(ただし、200m級である)
しおりを挟む
「アンジェロ殿下! ありがとうございます!」
「アンジェロ殿下!」
「アンジェロ殿下!」
「静かに! さあ! 早く行って! ゲートをくぐって!」
俺たちは、王城の地下にある牢獄に侵入した。
この地下牢獄にフリージア人捕虜がいるとマール子爵から情報を得たからだ。
見張りの兵士が二人いたが、ルーナ先生がグンマークロコダイルをフルスイングして失神させた。
ルーナ先生……。
それは魔物であって、バットじゃないぞ!
捕らわれていたフリージア人は、みんな王宮で働いていた人だ。
五十人ほどだが、救出できて良かった。
ゲートをキャランフィールドへつないで、全員を移動させる……。
させるのだが……。
「何をやっているのですか!」
黒丸師匠とルーナ先生が、また悪ノリを始めた。
二人の気絶した兵士を全裸にして、亀甲縛り、かつ、M字開脚で向かい合うように縛り上げたのだ。
「他国を侵略するなど、愛が足らないのである」
「愛に目覚めて欲しいの」
ルーナ先生が、嬉しそうに頬に手を当てクネクネする。
「ムサイおっさんたちの愛の目覚めなんて、ニーズないでしょう……。さあ、次は食料奪取ですよ!」
気の毒な見張りのおっさん二人。
疲れているのに見張りをさせられ、朝、目が覚めると、この羞恥感満載の格好を同僚に見られるのか……。
変な性癖に目覚めないことを祈る。
俺は一枚の書類を地下牢に残し、次へ向かった。
食料が保管されている王宮内の倉庫も全く同じ手順だ。
ルーナ先生がグンマークロコダイルで、見張りの兵士をフルスイング!
↓
気絶した兵士(おっさん)を、全裸に剥く。
↓
変な格好に固定する。
黒丸師匠とルーナ先生が、おっさん緊縛アートにいそしむ間、俺は倉庫内の食料をアイテムボックスに収納した。
「黒丸師匠……。ルーナ先生……」
「とても楽しいのである」
「私は芸術家を目指す!」
お二人とも楽しそうなところ、申し訳ないですが、おっさんの全裸アートは、ニーズがないのですよ。
倉庫に山のように積まれていた食料は、全て俺のアイテムボックスの中だ。
メロビクス王大国軍は、明日からの食事が大変だろう。
敵司令官に同情する。
そして、もう一人同情すべき人がいる。
マール子爵だ。
一応、マール子爵をスカウトしてみたのだけれど、うわごとのように『グンマー! グンマー!』と繰り返すので……。
ホント、スマン……。
マール子爵は食料倉庫の中に、グンマークロコダイルと共に放置しておくことになった。
もちろん、グンマークロコダイルは、逃げないように鎖で縛ってある。
ルーナ先生が、グンマークロコダイルを見て気を失ったマール子爵に手を振る。
「さようならマール子爵! ありがとうマール子爵! 君の勇気は忘れない!」
ウソだ!
絶対に秒で忘れる!
「友よ! さらばである! そのグンマークロコダイルは、メスである。お幸せになのである!」
黒丸師匠も、ヒドイ言葉を口にする。
この人たちは戦争中だというのに、緊張感の欠片もないのだ。
俺は地下牢の時と同じように一枚の書類を倉庫に残し、倉庫から撤収した。
――そして、夜が明け、早朝。
「さて、壁で王宮を囲みましょう」
「敵が目を覚ましてから、壁で囲うとは、アンジェロ少年も性格が悪いのである」
「本当だ。敵が可愛そう」
黒丸師匠とルーナ先生には、言われたくないです。
ただ、まあ、二人の言うことは、あながち間違いじゃない。
敵メロビクス王大国軍に心理的ダメージを与える為に、早朝、目の前で巨大な壁を生成してやろうと思う。
「印術の準備は?」
「いつでもどうぞ!」
キャランフィールドから連れて来たエルフの皆さんも協力的だ。
――印術。
魔石に特殊なインクで印を刻んで、土魔法で生成した石壁の中に魔石を埋め込む。
こうすると敵が土魔法で石壁を崩そうとしても、印術を刻んだ魔石が敵の魔法をレジストする。
エルフのみなさんは、徹夜で大量の魔石に印を刻んでいた。
ニヤニヤと笑いながら。
楽しそうに。
エルフって、ちょっと腹黒いのか?
性格悪い?
味方で良かった。
「じゃあ、始めます!」
俺は王宮近くの道路に手をあてて、地面に魔力を流し込む。
発動するのは、初級の土魔法アースウォールだが、何せ規模がデカイ。
一瞬で王宮全体を石壁で囲ってみせる!
俺の魔力が地面に浸透して行く。
隣でルーナ先生が、魔力の広がり具合を検知して指示を出す。
「アンジェロ。左前方の魔力が薄い」
「了解です……」
目をつぶり、集中する。
魔力が多い為なのか、地面が微かに揺れているのがわかる。
「まだだ! アンジェロ! まだ、魔力が足りない!」
「はい……」
俺の感覚では、王宮を囲む円形に魔力が流し込まれている。
後は、魔法を発動すれば――。
「やれ!」
ルーナ先生から、ゴーサインが出た。
俺は、目を見開き、石壁を生成する土魔法を発動する。
「アースウォール!」
地面に染み込ませていた大量の魔力が垂直方向へ一気に開放された。
土煙が上がると同時に、何カ所かで木片が空に舞い上がる。
「チイッ!」
思わず舌を打つ。
どうやら建造物を巻き込んでしまったらしい。
だが、今さら止められない。
地面から石壁が轟音と共にせり上がり、空へ向かって突き抜けていく。
高く、高く――。
「なんであるか……。高さがありすぎである……」
「えっ……?」
黒丸師匠のつぶやきが聞こえたが……。
あ……確かに、高さが……。
俺は思わず叫んだ。
「あー! 高く作りすぎた!」
――ゴゴゴゴゴゴゴ!
石壁が……。
あ、ダメだ。
もう、制御できない。
「退避である! 退避である!」
黒丸師匠が思わず叫び、俺たちは慌てて駆けだした。
エルフさんたちも、頬を引きつらせて後退する。
しばらくして土煙が晴れると、そこには、この異世界で見たことのない巨大な石壁がそびえ立っていた。
やってしまった……。
前世、新宿で見た高層ビル群のイメージで作ってしまった。
これ、二百メートル級のヤツだ。
「やったな! さすがは、私の弟子にして婚約者!」
ルーナ先生は、大興奮で満足している。
だが、黒丸師匠は不安そうだ。
「これは……倒れてこないのであるか?」
「いや……それは……」
ぶっちゃけ、保障できない。
基礎工事とかやっていないから、マジで危ないと思う。
ただ、一気に王宮を囲む円形の巨大な壁を生成したので、そう簡単には倒れないと思うが……。
地盤沈下はしそうだな。
とにかく、この巨大な石壁を敵の魔術師に崩されないように、印術を仕込んでしまおう。
「えー、みなさん。印術をお願いします」
俺たちは手分けして、魔法で生成した巨大な石壁に印を刻んだ魔石を埋め込んだ。
これで敵の主力は壁の内側に閉じ込めた。
出陣も出来なければ、補給も出来ない、余所に連絡も出来ないのだ。
――つまり敵の主力は無力化されたのだ。
壁の向こうでは、メロビクス王大国軍が泣きそうになっているだろう。
合掌!
「アンジェロ殿下!」
「アンジェロ殿下!」
「静かに! さあ! 早く行って! ゲートをくぐって!」
俺たちは、王城の地下にある牢獄に侵入した。
この地下牢獄にフリージア人捕虜がいるとマール子爵から情報を得たからだ。
見張りの兵士が二人いたが、ルーナ先生がグンマークロコダイルをフルスイングして失神させた。
ルーナ先生……。
それは魔物であって、バットじゃないぞ!
捕らわれていたフリージア人は、みんな王宮で働いていた人だ。
五十人ほどだが、救出できて良かった。
ゲートをキャランフィールドへつないで、全員を移動させる……。
させるのだが……。
「何をやっているのですか!」
黒丸師匠とルーナ先生が、また悪ノリを始めた。
二人の気絶した兵士を全裸にして、亀甲縛り、かつ、M字開脚で向かい合うように縛り上げたのだ。
「他国を侵略するなど、愛が足らないのである」
「愛に目覚めて欲しいの」
ルーナ先生が、嬉しそうに頬に手を当てクネクネする。
「ムサイおっさんたちの愛の目覚めなんて、ニーズないでしょう……。さあ、次は食料奪取ですよ!」
気の毒な見張りのおっさん二人。
疲れているのに見張りをさせられ、朝、目が覚めると、この羞恥感満載の格好を同僚に見られるのか……。
変な性癖に目覚めないことを祈る。
俺は一枚の書類を地下牢に残し、次へ向かった。
食料が保管されている王宮内の倉庫も全く同じ手順だ。
ルーナ先生がグンマークロコダイルで、見張りの兵士をフルスイング!
↓
気絶した兵士(おっさん)を、全裸に剥く。
↓
変な格好に固定する。
黒丸師匠とルーナ先生が、おっさん緊縛アートにいそしむ間、俺は倉庫内の食料をアイテムボックスに収納した。
「黒丸師匠……。ルーナ先生……」
「とても楽しいのである」
「私は芸術家を目指す!」
お二人とも楽しそうなところ、申し訳ないですが、おっさんの全裸アートは、ニーズがないのですよ。
倉庫に山のように積まれていた食料は、全て俺のアイテムボックスの中だ。
メロビクス王大国軍は、明日からの食事が大変だろう。
敵司令官に同情する。
そして、もう一人同情すべき人がいる。
マール子爵だ。
一応、マール子爵をスカウトしてみたのだけれど、うわごとのように『グンマー! グンマー!』と繰り返すので……。
ホント、スマン……。
マール子爵は食料倉庫の中に、グンマークロコダイルと共に放置しておくことになった。
もちろん、グンマークロコダイルは、逃げないように鎖で縛ってある。
ルーナ先生が、グンマークロコダイルを見て気を失ったマール子爵に手を振る。
「さようならマール子爵! ありがとうマール子爵! 君の勇気は忘れない!」
ウソだ!
絶対に秒で忘れる!
「友よ! さらばである! そのグンマークロコダイルは、メスである。お幸せになのである!」
黒丸師匠も、ヒドイ言葉を口にする。
この人たちは戦争中だというのに、緊張感の欠片もないのだ。
俺は地下牢の時と同じように一枚の書類を倉庫に残し、倉庫から撤収した。
――そして、夜が明け、早朝。
「さて、壁で王宮を囲みましょう」
「敵が目を覚ましてから、壁で囲うとは、アンジェロ少年も性格が悪いのである」
「本当だ。敵が可愛そう」
黒丸師匠とルーナ先生には、言われたくないです。
ただ、まあ、二人の言うことは、あながち間違いじゃない。
敵メロビクス王大国軍に心理的ダメージを与える為に、早朝、目の前で巨大な壁を生成してやろうと思う。
「印術の準備は?」
「いつでもどうぞ!」
キャランフィールドから連れて来たエルフの皆さんも協力的だ。
――印術。
魔石に特殊なインクで印を刻んで、土魔法で生成した石壁の中に魔石を埋め込む。
こうすると敵が土魔法で石壁を崩そうとしても、印術を刻んだ魔石が敵の魔法をレジストする。
エルフのみなさんは、徹夜で大量の魔石に印を刻んでいた。
ニヤニヤと笑いながら。
楽しそうに。
エルフって、ちょっと腹黒いのか?
性格悪い?
味方で良かった。
「じゃあ、始めます!」
俺は王宮近くの道路に手をあてて、地面に魔力を流し込む。
発動するのは、初級の土魔法アースウォールだが、何せ規模がデカイ。
一瞬で王宮全体を石壁で囲ってみせる!
俺の魔力が地面に浸透して行く。
隣でルーナ先生が、魔力の広がり具合を検知して指示を出す。
「アンジェロ。左前方の魔力が薄い」
「了解です……」
目をつぶり、集中する。
魔力が多い為なのか、地面が微かに揺れているのがわかる。
「まだだ! アンジェロ! まだ、魔力が足りない!」
「はい……」
俺の感覚では、王宮を囲む円形に魔力が流し込まれている。
後は、魔法を発動すれば――。
「やれ!」
ルーナ先生から、ゴーサインが出た。
俺は、目を見開き、石壁を生成する土魔法を発動する。
「アースウォール!」
地面に染み込ませていた大量の魔力が垂直方向へ一気に開放された。
土煙が上がると同時に、何カ所かで木片が空に舞い上がる。
「チイッ!」
思わず舌を打つ。
どうやら建造物を巻き込んでしまったらしい。
だが、今さら止められない。
地面から石壁が轟音と共にせり上がり、空へ向かって突き抜けていく。
高く、高く――。
「なんであるか……。高さがありすぎである……」
「えっ……?」
黒丸師匠のつぶやきが聞こえたが……。
あ……確かに、高さが……。
俺は思わず叫んだ。
「あー! 高く作りすぎた!」
――ゴゴゴゴゴゴゴ!
石壁が……。
あ、ダメだ。
もう、制御できない。
「退避である! 退避である!」
黒丸師匠が思わず叫び、俺たちは慌てて駆けだした。
エルフさんたちも、頬を引きつらせて後退する。
しばらくして土煙が晴れると、そこには、この異世界で見たことのない巨大な石壁がそびえ立っていた。
やってしまった……。
前世、新宿で見た高層ビル群のイメージで作ってしまった。
これ、二百メートル級のヤツだ。
「やったな! さすがは、私の弟子にして婚約者!」
ルーナ先生は、大興奮で満足している。
だが、黒丸師匠は不安そうだ。
「これは……倒れてこないのであるか?」
「いや……それは……」
ぶっちゃけ、保障できない。
基礎工事とかやっていないから、マジで危ないと思う。
ただ、一気に王宮を囲む円形の巨大な壁を生成したので、そう簡単には倒れないと思うが……。
地盤沈下はしそうだな。
とにかく、この巨大な石壁を敵の魔術師に崩されないように、印術を仕込んでしまおう。
「えー、みなさん。印術をお願いします」
俺たちは手分けして、魔法で生成した巨大な石壁に印を刻んだ魔石を埋め込んだ。
これで敵の主力は壁の内側に閉じ込めた。
出陣も出来なければ、補給も出来ない、余所に連絡も出来ないのだ。
――つまり敵の主力は無力化されたのだ。
壁の向こうでは、メロビクス王大国軍が泣きそうになっているだろう。
合掌!
17
お気に入りに追加
4,055
あなたにおすすめの小説
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
暗殺者から始まる異世界満喫生活
暇人太一
ファンタジー
異世界に転生したが、欲に目がくらんだ伯爵により嬰児取り違え計画に巻き込まれることに。
流されるままに極貧幽閉生活を過ごし、気づけば暗殺者として優秀な功績を上げていた。
しかし、暗殺者生活は急な終りを迎える。
同僚たちの裏切りによって自分が殺されるはめに。
ところが捨てる神あれば拾う神ありと言うかのように、森で助けてくれた男性の家に迎えられた。
新たな生活は異世界を満喫したい。
転生幼女が魔法無双で素材を集めて物作り&ほのぼの天気予報ライフ 「あたし『お天気キャスター』になるの! 願ったのは『大魔術師』じゃないの!」
なつきコイン
ファンタジー
転生者の幼女レイニィは、女神から現代知識を異世界に広めることの引き換えに、なりたかった『お天気キャスター』になるため、加護と仮職(プレジョブ)を授かった。
授かった加護は、前世の記憶(異世界)、魔力無限、自己再生
そして、仮職(プレジョブ)は『大魔術師(仮)』
仮職が『お天気キャスター』でなかったことにショックを受けるが、まだ仮職だ。『お天気キャスター』の職を得るため、努力を重ねることにした。
魔術の勉強や試練の達成、同時に気象観測もしようとしたが、この世界、肝心の観測器具が温度計すらなかった。なければどうする。作るしかないでしょう。
常識外れの魔法を駆使し、蟻の化け物やスライムを狩り、素材を集めて観測器具を作っていく。
ほのぼの家族と周りのみんなに助けられ、レイニィは『お天気キャスター』目指して、今日も頑張る。時々は頑張り過ぎちゃうけど、それはご愛敬だ。
カクヨム、小説家になろう、ノベルアップ+、Novelism、ノベルバ、アルファポリス、に公開中
タイトルを
「転生したって、あたし『お天気キャスター』になるの! そう女神様にお願いしたのに、なぜ『大魔術師(仮)』?!」
から変更しました。
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
生活魔法しか使えない少年、浄化(クリーン)を極めて無双します(仮)(習作3)
田中寿郎
ファンタジー
壁しか見えない街(城郭都市)の中は嫌いだ。孤児院でイジメに遭い、無実の罪を着せられた幼い少年は、街を抜け出し、一人森の中で生きる事を選んだ。武器は生活魔法の浄化(クリーン)と乾燥(ドライ)。浄化と乾燥だけでも極めれば結構役に立ちますよ?
コメントはたまに気まぐれに返す事がありますが、全レスは致しません。悪しからずご了承願います。
(あと、敬語が使えない呪いに掛かっているので言葉遣いに粗いところがあってもご容赦をw)
台本風(セリフの前に名前が入る)です、これに関しては助言は無用です、そういうスタイルだと思ってあきらめてください。
読みにくい、面白くないという方は、フォローを外してそっ閉じをお願いします。
(カクヨムにも投稿しております)
神に異世界へ転生させられたので……自由に生きていく
霜月 祈叶 (霜月藍)
ファンタジー
小説漫画アニメではお馴染みの神の失敗で死んだ。
だから異世界で自由に生きていこうと決めた鈴村茉莉。
どう足掻いても異世界のせいかテンプレ発生。ゴブリン、オーク……盗賊。
でも目立ちたくない。目指せフリーダムライフ!
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる