11 / 14
約束通り協力してくださいね…♡
しおりを挟む
_______________
〈…先輩、みお先輩…〉「ぅ…ん…」〈大丈夫ですか?みお先輩…〉「え…?」
目が覚めると仮眠室。
ソファーの上に横たわっていて体にブランケットが掛かっていた。
そして心配そうに私の顔を覗くユアちゃんの姿
〈みお先輩、ごめんなさいあたし…〉「…私、何で…」
〈ハルト先輩が運んでくれたんですよ…〉
「…え?」
〈みお先輩、倒れたんですよ。それでデスクワークをしていたハルト先輩が直ぐに駆けつけてみお先輩をお姫様抱っこしてここまで運んでくれたんです〉
「…」〈…ハルト先輩、凄く焦った様子でした。額に汗掻いてたし……〉「…」
〈…二人って…遊びじゃないんですか…?〉
「何言って……遊びに決まってるじゃん…」
〈…そうですよね?…あぁ、良かった。じゃあ約束通り協力して下さいね…?〉「…うん」
〈それじゃあみお先輩は休んでて下さい。部長が今日は定時まで休ませてあげてって言ってましたから。〉「…ん、わかった。ありがとね、ユアちゃん」
〈…どういたしまして〉
ユアちゃんは悪い子じゃない。
ただ…まだ若いから遊びたいだけなんだよ。一回ハルトと体を重ねたら満足してそれっきりにしてくれるはず…。
本当は良い子。私が目が醒めるまで側にいてくれたし…入社してからずっと面倒見てきたんだもん…
やがて定時になり、だいぶ体調も良くなってオフィスに戻り残業をしている社員に謝罪をして先に帰る。
ハルトも今日は定時で帰ったみたい。お礼が言いたかったのにな…電話しようか…でも、やっぱりだめだ。明日会社で会ったらまた言えばいい。
そう思って歩き出そうとするとスマホが鳴った。
『みお…?』「ハルト?」『大丈夫か…?体』「あ、うん。仮眠室まで運んでくれたって聞いた。…ありがとう」『そんなの全然いいんだけど、どうした?体調悪いの?』「…」
ハルトとの関係がバレた。どうすればいい…?って相談したいけど、
じゃあ別れよう
そう言われそうで怖い
「…ちょっとくらっとしただけ。」『…貧血?』「多分そう…かな?」
『何度もそうなるなら病院行けよ…?』「うん、ありがとう」『うん、それじゃあまた明日な』「…うん、お疲れ様」『お疲れ様…』
…はぁ、頭がクラクラする、今日は帰ったらすぐに寝よう。
_______________
いきなりごめんなさい!
ジウです(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)
お知らせの所にも書いたんですけど、最近テストが多くあまり更新できてませんでした…。
皆様楽しみに待っててくださってるので、少しでも早く更新できるよう頑張ろうと思います!!
週1に1回投稿出来たら良くやったと思ってやってください…ww
これからもよろしくお願いします!
〈…先輩、みお先輩…〉「ぅ…ん…」〈大丈夫ですか?みお先輩…〉「え…?」
目が覚めると仮眠室。
ソファーの上に横たわっていて体にブランケットが掛かっていた。
そして心配そうに私の顔を覗くユアちゃんの姿
〈みお先輩、ごめんなさいあたし…〉「…私、何で…」
〈ハルト先輩が運んでくれたんですよ…〉
「…え?」
〈みお先輩、倒れたんですよ。それでデスクワークをしていたハルト先輩が直ぐに駆けつけてみお先輩をお姫様抱っこしてここまで運んでくれたんです〉
「…」〈…ハルト先輩、凄く焦った様子でした。額に汗掻いてたし……〉「…」
〈…二人って…遊びじゃないんですか…?〉
「何言って……遊びに決まってるじゃん…」
〈…そうですよね?…あぁ、良かった。じゃあ約束通り協力して下さいね…?〉「…うん」
〈それじゃあみお先輩は休んでて下さい。部長が今日は定時まで休ませてあげてって言ってましたから。〉「…ん、わかった。ありがとね、ユアちゃん」
〈…どういたしまして〉
ユアちゃんは悪い子じゃない。
ただ…まだ若いから遊びたいだけなんだよ。一回ハルトと体を重ねたら満足してそれっきりにしてくれるはず…。
本当は良い子。私が目が醒めるまで側にいてくれたし…入社してからずっと面倒見てきたんだもん…
やがて定時になり、だいぶ体調も良くなってオフィスに戻り残業をしている社員に謝罪をして先に帰る。
ハルトも今日は定時で帰ったみたい。お礼が言いたかったのにな…電話しようか…でも、やっぱりだめだ。明日会社で会ったらまた言えばいい。
そう思って歩き出そうとするとスマホが鳴った。
『みお…?』「ハルト?」『大丈夫か…?体』「あ、うん。仮眠室まで運んでくれたって聞いた。…ありがとう」『そんなの全然いいんだけど、どうした?体調悪いの?』「…」
ハルトとの関係がバレた。どうすればいい…?って相談したいけど、
じゃあ別れよう
そう言われそうで怖い
「…ちょっとくらっとしただけ。」『…貧血?』「多分そう…かな?」
『何度もそうなるなら病院行けよ…?』「うん、ありがとう」『うん、それじゃあまた明日な』「…うん、お疲れ様」『お疲れ様…』
…はぁ、頭がクラクラする、今日は帰ったらすぐに寝よう。
_______________
いきなりごめんなさい!
ジウです(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)
お知らせの所にも書いたんですけど、最近テストが多くあまり更新できてませんでした…。
皆様楽しみに待っててくださってるので、少しでも早く更新できるよう頑張ろうと思います!!
週1に1回投稿出来たら良くやったと思ってやってください…ww
これからもよろしくお願いします!
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
さよならと、その先で【切ない恋の短編集】
天野蒼空
恋愛
ちょっと切ない短編集。色んな『切ない』『叶わない』恋のお話を詰め合わせました。お好きなところからどうぞ。
「雨上がりの忘却曲線」……会えない人を待ち続けていた女の子のお話。奇跡はどこかで起きるかも。
「白」……ずっとお付き合いしている彼氏は、難病持ち。今日も病室で眠っている彼のお見舞いにいく。切なくも愛を感じる短編。
「詰められない距離」……叶わない幼なじみモノ。どうしてその距離を詰められないのかは本編へ。
「最後の一時間」……最愛の彼氏、俊が乗る電車まで、あと一時間。あなたと一緒で本当に幸せだった。愛を噛み締める、切ない物語。
「もう花束も届けられないけれど」……高校時代に好きだった君。そんな君にひまわりの花束を届けにいく。届けに行く先は……。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる