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第二部 絆ぐ伝説

第七話九章 ちがいのわかるおとなたち

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 ビーブ。
 野伏のぶせ
 行者ぎょうじゃ
 メリッサ。
 〝ブレスト〟。
 プリンス。
 自由の国リバタリアおもだった人員たち。さらに、ボーラ傭兵団の団長ボーラ。ゴンドワナ評議会議長ヘイダールの名代みょうだい、ロスタム。そして、同盟国たるレムリア伯爵領から派遣された助っ人将軍ヴァレリ。
 港町サラフディンを舞台に力と権力をもつ人間たち――と、サル一匹――が、それぞれの場所で、それぞれの役目をもって、ローラシアへと向かう準備を進めていた。そのなかでも、ロウワンは自由の国リバタリアの主催として、ひときわ多忙な日々を送っていた。
 ゴンドワナや他国の要人たちと会い、あらゆる場所からあがってくる無数の報告を聞き、書類を決裁し、必要とあれば自ら兵士たちに会って戦いの意義を語り、士気を鼓舞する。
 まったく、その仕事内容ときたら大量なだけではなく、あきれるほどに多種多様。ひとりの人間が処理できるとは思えないほどのものだった。まして、いまだ一〇代半ばの少年の仕事量とは、誰がどう見ても思えない。
 それほどの量の仕事をロウワンはしかし、日々、着実にこなしていった。
 〝鬼〟のもとで様々な雑務を押しつけられ、ハルキスのもとで一年にわたって学び、ビーブたちと剣の修行に励んだ。大陸に戻ってきてからは自由の国リバタリアの主催として諸国を歴訪し、多くの人々と会い、ときには戦いをこなしてきた。そのロウワンにとっては、今回の多忙さもとくに際だったものではない。
 口笛を吹きながら……とは、さすがにいかないが『いっぱいいっぱい』と言うほどのものでもない。三〇代、四〇代の働き盛りの男たちでさえ舌を巻くような活力を見せながら、ロウワンは膨大な職務を処理していった。
 そのなかで、両親であるムスタファとアーミナに会うことは避けていた。今回はあくまでも自由の国リバタリアの主催として来ているのであり、ふたりの息子として来ているのではない。仕事の量と事態の緊急性を思えば、ふたりの息子として行動している余裕などありはしなかった。
 そもそも、そのムスタファとアーミナのふたりからして、息子の遠征を支えるべく物資と人員、情報の確保に躍起となっており、会っている暇などなかった。仮に、会うことがあっても、そのときはあくまでもゴンドワナ商人と自由の国リバタリアの主催として『公人』同士、仕事の話をするために会うことになるはずだった。
 ――息子としての義理は、生きて帰ってから果たせばいい。
 そう思っている。
 親からすれば『生きて帰ってくることが、一番の義理の果たし方』と言うことになるが。
 そんな多忙な日々のなかで、ロウワンの意識を捕えたものがある。
 ローラシアの貴族令嬢セシリアである。
 かつての長く豊かな金髪を短く切りそろえ、令嬢のドレスのかわりに市井しせいの少年の服を着て、セシリアの男性形である『セシル』を名乗っている。しかし、その実態が『男装した女の子』であることは誰もが知っている。気付いている。気付いた上で、必死に男の振りをしているセシリアの心情をおもんばかって口にも、態度にも出さずにいる。そのセシリアが男だと信じている人間などこの世にひとり、根っからの朴念仁ぼくねんじんであるロウワンだけであったろう。
 その朴念仁ぼくねんじんロウワンは、セシリアについて奇妙な噂を聞いた。
 自由の国リバタリア第二代提督〝ブレスト〟・ザイナブの従者として、様々な雑務に追われているはずのセシリア。そのセシリアがなぜか、その任務の合間を縫って港を訪れ、誰彼かまわずなにやら尋ねてまわっているというのだ。
 それと聞いてロウワンはふと、興味を引かれた。
 もとより、ロウワンはセシリアのことは気にかけていた。自分より年下の人間など身のまわりにはセシリアひとりしかいない。それだけでも気にかけるには充分だが、わずか一二歳の少年――と、ロウワンは思っている――が、戦火に追われて故郷をはなれ、たったひとり海を越えて、自由の国リバタリアへとたどり着き、救援を求めてきたのだ。その健気さには心を打たれるし、苦難を思えば報いてやりたくもなる。
 日頃からそんな風に思い、言わば『ひいき』にしていたので、セシリアの行動に関する噂を聞いたとき、ふと会ってみたくなったのだ。
 ちょうど、めずらしく激務に空きができ、時間ができたときでもあった。なにしろ、生真面目なたちであり、しかも、自由の国リバタリアの主催となってからは常に仕事しごとの状態なので、仕事が途切れると逆になにをやっていいのかわからなくなるのだ。
 そんなロウワンにとって、セシリアに会いに行くのはうってつけの時間つぶしでもあった。
 港に行って少し探してみると、たしかにいた。
 セシリアがややくすんだ色合いの短い金髪を振り乱してあちこちを駆けまわり、相手かわまずなにやら尋ねている。相手は決まって首を横に振り、そのたびにセシリアはガックリとうなだれる。そして、気を取り直すようにくすんだ金髪に包まれた頭を振って、次の相手のもとに向かうのだ。
 ――なにを、あんなに必死になっているんだ?
 実際にセシリアの姿を見て、ロウワンはさらに興味を引かれた。セシリアのもとに向かった。
 「セシル」
 と、セシリアを少年と思い込んでいるロウワンは、迷うことなくセシリアを男性名で呼ぶ。
 「あ、ロウワンさま」
 声をかけられて、セシリアは振り返った。その声も、口調も、仕種にいたるまですべて、女の子そのもの。男の振りはしていてもしょせん、上辺だけのもの。一二年にわたって培われた貴族令嬢としての立ち居振る舞いはそうそう隠せるものではない。まして、急に声をかけられたとなれば、とっさに男の振りなどできるはずもない。素の令嬢としての姿が丸出しになってしまう。
 そんな姿を見ても女の子だと気付かず少年だと思い込んでいるロウワンは、まったくもってどうしようもない朴念仁ぼくねんじんなのだった。
 「セシル。なにを、そんなに必死に尋ねてまわってるんだ?」
 ロウワンはセシリアに尋ねた。そこには、弟を気遣う兄のような優しさが込められていた。
 そもそも、ロウワンはムスタファとアーミナの長子であり、弟もいれば妹もいる。年下の相手は慣れているのだ。まあ、長子としての立場など吹っ飛ばして家出したどら息子なわけだが。
 セシリアはロウワンのそんな『家庭の事情』など知らない。セシリアにとってロウワンはあくまでも『自分とそんなにかわらない年頃なのに、一国を率いている立派な人』である。そしてまた『兄さまを助けるために軍を出してくれた恩人』でもある。その『立派』な『恩人』から声をかけられて、セシリアは緊張した。
 「そ、その……ねえ、いえ、兄さまを探しているんです」
 「お兄さん?」
 「はい」
 と、セシリアは、眉をひそめるロウワンの前でうなずいて見せた。
 「わた……いえ、僕の三番目の兄なんです。僕と一緒にルドヴィクス兄さまからロウワンさまに救援を求めるよう指示されて、フィルの町までは一緒に来たんですけど、そこで別れたんです。『ふたりで同じ道をたどっていては、なにかあったときふたりともたどり着けなくなるから』って」
 「ああ、なるほど。ちがう道を行けば、どちらかは無事にたどり着けるというわけだ」
 「はい。そうです。ですから、ねえ、いえ、兄さまは僕を、船に乗って直行できる海路を行かせ、ご自分は陸路を行かれたんです」
 言いながらセシリアは思い出す。
 覚悟を決めて陸路を向かう姉ソフィアの姿を。
 『兄さま』とセシリアは呼んでいるが、実際は姉である。ただ、危険の多い道のりを踏破するために、ソフィアは自ら『男に』なった。セシリアの長い金髪を乱暴に切りとり、『男になるよう』迫ったのもソフィアである。そして、セシリアはソフィアの思いをみ、男として通しているのだ。ロウワン以外にはまるで、成功していなかったけれど。
 それはともかく、セシリアはソフィアのことを思い出しながらつづけた。
 「でも、兄さまは自由の国リバタリアにはたどり着いていませんでした。タラの島でもできるだけの人に聞いたんですけど、誰も知っている人がいなくて。だから、ここでも兄さまのことを人に聞いていたんです。たとえ陸路を進んだにしても、自由の国リバタリアに向かうなら海に出なくてはならない。そのためにはきっと、この港町に来るはずですから」
 セシリアは小さな両手を握りしめ、ロウワンを見上げながら必死の表情で訴えかけた。
 これがもし、かつての令嬢としての、ドレスをまとい、長く豊かな金髪をたなびかせていた頃のセシリアであったならさぞかし、男の庇護欲を刺激する姿となっていただろう。世の中の男という男すべて、味方にできていたにちがいない。朴念仁ぼくねんじんのロウワンにとっては、たとえ少年の振りをしていても庇護欲を刺激されるに充分な姿であったけれど。
 「わかった」
 と、ロウワンは『兄のように』力強くうなずいた。
 「こちらでも探しておくよ。お兄さんの名前は?」
 「それは……」
 セシリアは口ごもった。
 姉の名はソフィア。しかし『ソフィア』とは女性の名。その名を告げれば実は姉だということがバレてしまう。『ソフィア』という名を告げることはできない。では、なんと告げればいい?
 とっさにそんな機転を利かすには、まだまだ経験不足のセシリアはなにも答えられずに途方に暮れた。
 すると、ロウワンの方がなにやら察したように言った。
 「ああ、そうか。ローラシア貴族の息子。そんな立場が知られては道中が危ない。だから、身分を隠すために名前をかえている。いま、どんな名前を名乗っているかは君にもわからないわけだ」
 「は、はい、そうです……!」
 ロウワンがそう言ってくれたので、セシリアはホッとしてうなずいた。
 「わかった。では、お兄さんの特徴を教えてくれ。なにかの特徴があれば、見た目からでも探せるはずだ」
 「はい! ねえ、兄さまはとにかく賢い方なんです」
 「賢い?」
 「はい。とにかく、頭が良くて、勉強家で、なんでも知っているんです。いつもメガネをかけていて、その奥の目がとにかく賢そうなんです。その瞳の輝きを見れば一目で兄さまだとわかるはずです」
 セシリアは熱心にそう主張した。
 ――一目見れば、賢いとわかる。
 と言うのは、妹としての欲目だったかも知れないが、セシリアにとってはそれが真実なのである。
 ロウワンはうなずいた。
 『賢い』というのはともかく、メガネというのは特徴になる。いまの時代、メガネはすでにめずらしいものではないが、だからと言って『誰でもかけられる』というものでもない。やはり、それなりに資産のある家の人物でなければ手に入れられない。
 メガネをかけている、というだけでも、ある程度の絞り込みはできる。
 「わかった。セシル。そんな人物を見かけたら連絡するよう、全軍に伝えておくよ」
 「ありがとうございます!」
 セシリアはバネ仕掛けの人形のような動作で上半身ごと頭をさげると、次の相手に話を聞くために駆け出していった。そんなセシリアの後ろ姿を見て、ロウワンは思った。
 「健気な良い子だな。なんとしても無事にお兄さんたちに会わせてあげないとな」
 そのためにも、準備を急ぐ必要がある。
 ローラシアで化け物相手に抵抗をつづけるセシリアの長兄ルドヴィクス。かのが生きている間に到着しなければ――少なくとも、セシリアにとっては――今回の救援は無意味なものになってしまう。
 ――そうはさせない。間に合わせてみせる。絶対に。
 その思いで準備を急ぐロウワンのもとに行者ぎょうじゃがやってきた。相変わらず、盛大に結いあげた長い髪に挿したかんざしをシャラシャラ言わせながら、あるかなしかのかすかな微笑みを浮かべている。
 「対化け物用の武器がいくつか出来たけど、すべて配ってしまうかい? それとも、ローラシアで抵抗をつづけているルドヴィクスたちのためにとっておくかい?」
 行者ぎょうじゃはそう尋ねてきた。
 「僕としては、とっておくべきだと思うけどね。化け物相手にここまで生き残ってきたなら体力、精神力ともたしかな兵士たちばかりだ。しかも、戦意と復讐心は誰よりも強い。化け物を倒せる武器さえ与えれば、強力な兵士になってくれるはずだからね」
 行者ぎょうじゃはそう言いながら、なにかを見せつけるように盛んに頭をひねっている。
 「ああ、そうだな」
 ロウワンは行者ぎょうじゃの言葉の正しさを認めた。
 たしかに、ローラシアと縁もゆかりもない兵士たちよりも、ローラシアの兵士たちの方が必死さでははるかに勝るだろう。必死な方に渡した方が効率的なはずだった。
 「命を懸けてローラシアを守ろうとしている人たちの思いに報いたい。あなたの用意した武器は、ルドヴィクス卿たちのためにとっておいてくれ」
 「了解」
 と、行者ぎょうじゃは答えたもののやはり、盛んに頭をひねっている。
 その仕種にロウワンは眉をひそめた。
 「行者ぎょうじゃ。さっきから、なにを頭をひねってるんだ?」
 その言葉に――。
 行者ぎょうじゃは深いふかい溜め息をついた。
 「やれやれ。わからないのかい、ロウワン?」
 「なにが?」
 朴念仁ぼくねんじんのロウワンは本当になにもわかっていなかったので、キョトンとした表情を浮かべるばかりだった。そのとき、
 「ほう。かんざしを新しくしたのか」
 「キキキ」
 ズシリと肚に響くような野太い声と、やや甲高いサルの声がした。
 近隣を巡って兵を確保してきた野伏のぶせとビーブが戻ってきたのだ。ひとりと一匹は行者ぎょうじゃを見るなり言った。
 「精緻ではあるが派手ではない控えめな意匠。かんざしに合わせて結いあげた新しい髪型。見事だ」
 「キキキ、キイ、キイ、キイ」
 ――ああ。よく似合ってるぜ。人間にしては良い趣味してるな。
 ふたりからそう言われて、行者ぎょうじゃはニッコリと微笑んだ。
 「ありがとう、ふたりとも。野伏のぶせ。君も服を新調したんだね。最上質な生地を使いながら決して質の高さを誇示しないさりげない作り。粋だ。そして、ビーブ。相変わらず隙のない毛並み。日頃の手入れの丹念さがうかがえるね。なんとも粋だよ」
 「キキキ、キイキイ」
 ――当たり前だろ。なんたって、おれさまはお前たちとちがって女房持ちなんだ。いつ、女房の前に出ても恥ずかしくないよう、身だしなみは整えておかないとな。
 「はは。そうだね」
 まるで、蝶ネクタイを直すかのような気取った態度でそう告げるビーブに笑いかけたあと、行者ぎょうじゃはロウワンに目をやった。そこには少々、手厳しい表情が浮いていた。
 「わかった、ロウワン? これが、ちがいのわかるおとなの会話だよ」
 「あいにくだけど、おれはそういうことには興味がないんだ。かんざしをめてもらいたいなら他を当たってくれ」
 ロウワンは冷たいぐらいそっけなくそう言うと、仕事に戻っていった。
 行者ぎょうじゃは溜め息をついた。
 「やれやれ。あれじゃあ、メリッサが髪を切ったことにも本気で気付いていないね。歳の差はあっても、うまく行きそうなだけにもったいない」
 行者ぎょうじゃがそう言うと、野伏のぶせもうなずいた。
 「まったく、先行き不安なやつだ。ここはひとつ、娼館しょうかんに連れて行って経験させてやるのが年長者の務めというものか」
 「それも、ありかもね。でも、たいていの女性は娼館しょうかん通いはいやがるものだよ」
 「そうだな。とくに、メリッサは研究一筋でお堅い性格だからな。うかつに連れ出しては嫌われかねないか」
 「キキキ。キイ、キイ、キイ」
 ――まったく、面倒くさいやつらだぜ。ロウワンの子どもを見てから、くたばりたいんだけどな。
 「……ビーブ。君、最近、『おとな』を通りこして『おじいちゃん』になってないかい?」
 まわりのおとなたちは好き勝手なことを言っているが、いくらロウワンが朴念仁ぼくねんじんで色恋沙汰にうとくとも、そんなことは指揮官としての力量にはなんの関係もないことだった。
 すべての準備が終わり、いよいよローラシアに向けて出発するとなったとき、ロウワンは改めて全軍の前で演説した。
 「忘れるな! この戦いは目的ではない。あくまでも手段に過ぎない。我が子の、その子の、さらにその子たちが安心して暮らせることのできる世界、人と人が殺しあうことのない世界、その世界を作るための時間を稼ぐ。そのための手段としての戦いだ!
 しかし、それは、目的を達成するための欠かせない手段だ。すべての力を振り絞って戦え! 我が子の、その子の、さらにその子たちのために!」
 おおおっ、と、ロウワンの言葉を受けて遠吠えのような声が響く。
 これだけの兵士たちを鼓舞することのできる指揮官としての素養があるのなら、色事師としてはまったくの落第であっても取るに足らない欠点でしかない。
 そして、ロウワン率いる連合軍は北上を開始した。一五万の死兵と化したローラシア兵が待ち受ける国境へと向かって。
 そこで、どれほど過酷な戦いが行われるのか。
 それはまだ、誰も知らない。
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