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序章
魔王との戦い
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世界の七割を占める海。どの大陸からも最も遠い地点に反転世界への入り口はある。特別な魔法具を使って開いた魔界への入り口に、勇者一行は迷わず煌めく炎の翼を持った聖獣から飛び降りた。
神の御使とも、神自身だとも言われる成獣が『御武運を』と凛とした声で鳴き祝福を授けるように旋回する。触れても熱くない火の粉が降り注ぐ中、一行は重力に逆らわず落ちていく。海に開いた禍々しい入り口は何事も無かったかのように閉じ、そして一行の目の前にはこの世のものとは思えない禍々しい景色が広がっていた。
草木の一切存在しない大地。空は紫で雲は黒色、太陽なんて存在しない暗い世界なのに不思議と辺りは明るい。まるで頼りない蝋燭の火を灯したような不安定な明るさだった。剥き出しの大地の果てには山頂に聳え立つ漆黒の魔王城が見えた。そこが、彼らの最後の戦いの場だった。
「この程度か、人間よ」
「そんな、無傷かよ⁉︎」
いくつもの戦いの果て辿り着いた魔王城、その最深部。黒や紫で統一された空間にその存在はいた。血の通っていない青白い肌に、氷のような冷たさを感じさせる白髪に、血のような赤い目。手足はすらりと長く、けれど鍛えられているのだと一目でわかる体躯。そして何より、頭部に映える山羊のような巻角。この世を混乱に陥れた全ての元凶がそこにはいた。
一行は戦いを挑んだ。二年もの月日で磨かれた彼らの力は凄まじく、魔王を圧倒するものだった。けれど確かに今膝を着いたはずの魔王がゆらりと陽炎のように立ち上がり、それまで受けていた傷を瞬く間に治癒して見せたのだ。
「そんな…」
魔法使いが狼狽えた。彼らの力は確かに魔王を圧倒したけれど、それは本気を出していなかったという訳ではない。彼らにもまだまだ余力はある。けれど圧倒したと思っていた相手が、まさか自分たちの力を遊び感覚で試して来るだなんて思いもしなかったのだ。
「今までの礼だ、受け取れ」
こちらに伸ばされた魔王の手のひらからゾッとするような魔力を感じた時、誰の背筋にも冷や汗が伝った。そして誰もが思った「次元が違う」と。
自分たちの力など本来はこの存在の足元にも及ばないのだと、そう思わせるのに十分な程の魔力の質量。たった数秒のその出来事に誰の脳裏にも走馬灯が走った。そして闇そのものが魔王の手のひらから膨れ上がり、一切の躊躇もなく放たれた。
「うわあぁああああぁ‼︎」
叫んだのは勇者だったか、それとも全員か。終わったと思った。こんな全てを破壊し尽くすような純粋な狂気を前に、女神から加護を与えられただけの人間が耐えられるはずもないと、そう思ったのに終わりはいつまでもやって来なかった。
「──ほぉ、やるじゃないか」
愉悦を含んだ魔王の声に勇者は顔を上げた。そして驚愕に目を見開く。
「聖女⁉︎」
そこには両手で聖なる結界を張りたった一人で魔王の攻撃を受けている聖女の姿があった。
「…魔王の闇に対抗し得るのは、私の光だけ」
確かに今、魔王から放たれる黒の波動を受け止めているのは聖女の突き出した両手から溢れる白い眩いばかりの光。黒髪をたなびかせながら聖女はいつもはほんの少しも動かない表情を僅かに綻ばせた。
「!」
勇者たちは驚いた。そして嫌な焦燥が全身を走る。本能的にダメだと叫びそうになったが、聖女の声が響く方が早かった。
「私ごと魔王を討ってください」
勇者は言葉を失った。それは共に旅をして来た仲間も同じだったが、唯一人迷いを振り切った顔をして立ち上がった人物がいた。
「わかった」
「フェルゼン⁉︎」
「ありがとうございます、フェルゼン」
「ああ、あとは任せろ」
「おいフェルゼン何言ってんだよ! お前自分が何を言ってんのかわかってるのか⁉︎」
立ち上がったのは岩のような大男、聖女と同じく女神リーベの加護を受けた戦士だ。彼は旅の序盤聖女のことが気に食わずよく突っかかっていたが、今では無二の戦友と呼べる間柄となっていた。そのフェルゼンの言葉に勇者は激昂するが、旅の途中出会ったエルフの弓使いに諭されて涙した。
この場にいる全員が、この圧倒的な力を有する魔王を倒すにはそれしかないと理解していた。
「勇者リヒト。──あとはお願いします」
勇者は「神殺しの剣」を震えながら構えた。その間も魔王の猛攻は続き、聖女の力は確実に削がれていっている。勇者は叫んだ。
全てを振り切るように、迷いを消し去るように。その瞬間、剣は眩いほどの光を放ち、その光は聖女と、そして魔王を貫いた。
光が収束し、聖女と魔王が同時に倒れる。仲間の全員が彼女のもとに走ろうとしたが非情にも魔王が倒れたことで城が崩れ去ろうとしていた。勇者たちは転移の魔法を使えない。それを使えるのは聖女だけだったからだ。
だから彼らは急いでこの場から逃げなくてはならない。崩れ落ちる瓦礫の中、勇者は最後まで聖女の亡骸を共に連れて行こうとしていた。けれどそれをフェルゼンが気絶させることで止め、一行は転移装置へと急いだ。
絶命した魔王と聖女の姿を瓦礫が掻き消し、千年にも渡る人間と魔族との戦いは終結したのだった。
───
瓦礫の落ちる魔王城の最上階、神殺しの剣に貫かれた魔王は生まれて初めて感じる度し難い痛みと苦しみに口からごぽりと赤い血を吐き出した。体を貫いたものがただの剣だったのなら彼は瞬く間に傷を治癒して見せただろう。
けれど貫いたのは神殺しの剣。その名の通り神すらも殺すことの出来る神剣で、ただ魔族の王であるというだけの存在が貫かれたのだ。その傷が治るはずがない。
このまま自分はこの魔王城と共に消え去るのだろう。それで、全てが終わる。
「…嗚呼、やっとだ」
そう掠れた声で呟いた時、視界の端で何かが浮くのが見えた。思わずそちらに視線を向けた魔王は、この世のものとは思えない光景に目を見開くことになる。
まるで実った稲穂のような波打つ黄金色が空中で聖女を包んでいた。あまりに眩くて直視が難しい程の光の中、それでも魔王は目を逸らすことが出来ずその光景を目に焼き付けていた。
彼が魔王として出現し千年の時が経った。その間彼の前には数多の美しいものが並べ立てられた。臣下の魔族が地上で奪ってきた目が潰れそうな程輝いている色とりどりの宝飾類、魔界の中でも特に手先の器用な職人が作り出した繊細な彫り物がされた魔道具。この世で最も美しいと謳われた豊かな金の髪と鮮やかな新緑のような目を持つ人間も彼は目にしてきた。
けれどそのどれもが霞む程の光景が今彼の前にある。
一目で致死量だと分かるほどの血液を失い、間違いなく死に至っていた体に赤みが戻っていく。この世界には瀕死状態から人体を回復させる高等な治癒魔法はあるが、死んだ人間を蘇らせることは出来ない。そんなことが出来るのは神だけだ。
そう、神だけなのだ。
(今俺は、神の御業を見ているのか)
魔王は血で赤く濡れた唇を僅かに持ち上げた。命が終わるその間際に、一等美しいものが見られて幸福だとすら思った。
神の御使とも、神自身だとも言われる成獣が『御武運を』と凛とした声で鳴き祝福を授けるように旋回する。触れても熱くない火の粉が降り注ぐ中、一行は重力に逆らわず落ちていく。海に開いた禍々しい入り口は何事も無かったかのように閉じ、そして一行の目の前にはこの世のものとは思えない禍々しい景色が広がっていた。
草木の一切存在しない大地。空は紫で雲は黒色、太陽なんて存在しない暗い世界なのに不思議と辺りは明るい。まるで頼りない蝋燭の火を灯したような不安定な明るさだった。剥き出しの大地の果てには山頂に聳え立つ漆黒の魔王城が見えた。そこが、彼らの最後の戦いの場だった。
「この程度か、人間よ」
「そんな、無傷かよ⁉︎」
いくつもの戦いの果て辿り着いた魔王城、その最深部。黒や紫で統一された空間にその存在はいた。血の通っていない青白い肌に、氷のような冷たさを感じさせる白髪に、血のような赤い目。手足はすらりと長く、けれど鍛えられているのだと一目でわかる体躯。そして何より、頭部に映える山羊のような巻角。この世を混乱に陥れた全ての元凶がそこにはいた。
一行は戦いを挑んだ。二年もの月日で磨かれた彼らの力は凄まじく、魔王を圧倒するものだった。けれど確かに今膝を着いたはずの魔王がゆらりと陽炎のように立ち上がり、それまで受けていた傷を瞬く間に治癒して見せたのだ。
「そんな…」
魔法使いが狼狽えた。彼らの力は確かに魔王を圧倒したけれど、それは本気を出していなかったという訳ではない。彼らにもまだまだ余力はある。けれど圧倒したと思っていた相手が、まさか自分たちの力を遊び感覚で試して来るだなんて思いもしなかったのだ。
「今までの礼だ、受け取れ」
こちらに伸ばされた魔王の手のひらからゾッとするような魔力を感じた時、誰の背筋にも冷や汗が伝った。そして誰もが思った「次元が違う」と。
自分たちの力など本来はこの存在の足元にも及ばないのだと、そう思わせるのに十分な程の魔力の質量。たった数秒のその出来事に誰の脳裏にも走馬灯が走った。そして闇そのものが魔王の手のひらから膨れ上がり、一切の躊躇もなく放たれた。
「うわあぁああああぁ‼︎」
叫んだのは勇者だったか、それとも全員か。終わったと思った。こんな全てを破壊し尽くすような純粋な狂気を前に、女神から加護を与えられただけの人間が耐えられるはずもないと、そう思ったのに終わりはいつまでもやって来なかった。
「──ほぉ、やるじゃないか」
愉悦を含んだ魔王の声に勇者は顔を上げた。そして驚愕に目を見開く。
「聖女⁉︎」
そこには両手で聖なる結界を張りたった一人で魔王の攻撃を受けている聖女の姿があった。
「…魔王の闇に対抗し得るのは、私の光だけ」
確かに今、魔王から放たれる黒の波動を受け止めているのは聖女の突き出した両手から溢れる白い眩いばかりの光。黒髪をたなびかせながら聖女はいつもはほんの少しも動かない表情を僅かに綻ばせた。
「!」
勇者たちは驚いた。そして嫌な焦燥が全身を走る。本能的にダメだと叫びそうになったが、聖女の声が響く方が早かった。
「私ごと魔王を討ってください」
勇者は言葉を失った。それは共に旅をして来た仲間も同じだったが、唯一人迷いを振り切った顔をして立ち上がった人物がいた。
「わかった」
「フェルゼン⁉︎」
「ありがとうございます、フェルゼン」
「ああ、あとは任せろ」
「おいフェルゼン何言ってんだよ! お前自分が何を言ってんのかわかってるのか⁉︎」
立ち上がったのは岩のような大男、聖女と同じく女神リーベの加護を受けた戦士だ。彼は旅の序盤聖女のことが気に食わずよく突っかかっていたが、今では無二の戦友と呼べる間柄となっていた。そのフェルゼンの言葉に勇者は激昂するが、旅の途中出会ったエルフの弓使いに諭されて涙した。
この場にいる全員が、この圧倒的な力を有する魔王を倒すにはそれしかないと理解していた。
「勇者リヒト。──あとはお願いします」
勇者は「神殺しの剣」を震えながら構えた。その間も魔王の猛攻は続き、聖女の力は確実に削がれていっている。勇者は叫んだ。
全てを振り切るように、迷いを消し去るように。その瞬間、剣は眩いほどの光を放ち、その光は聖女と、そして魔王を貫いた。
光が収束し、聖女と魔王が同時に倒れる。仲間の全員が彼女のもとに走ろうとしたが非情にも魔王が倒れたことで城が崩れ去ろうとしていた。勇者たちは転移の魔法を使えない。それを使えるのは聖女だけだったからだ。
だから彼らは急いでこの場から逃げなくてはならない。崩れ落ちる瓦礫の中、勇者は最後まで聖女の亡骸を共に連れて行こうとしていた。けれどそれをフェルゼンが気絶させることで止め、一行は転移装置へと急いだ。
絶命した魔王と聖女の姿を瓦礫が掻き消し、千年にも渡る人間と魔族との戦いは終結したのだった。
───
瓦礫の落ちる魔王城の最上階、神殺しの剣に貫かれた魔王は生まれて初めて感じる度し難い痛みと苦しみに口からごぽりと赤い血を吐き出した。体を貫いたものがただの剣だったのなら彼は瞬く間に傷を治癒して見せただろう。
けれど貫いたのは神殺しの剣。その名の通り神すらも殺すことの出来る神剣で、ただ魔族の王であるというだけの存在が貫かれたのだ。その傷が治るはずがない。
このまま自分はこの魔王城と共に消え去るのだろう。それで、全てが終わる。
「…嗚呼、やっとだ」
そう掠れた声で呟いた時、視界の端で何かが浮くのが見えた。思わずそちらに視線を向けた魔王は、この世のものとは思えない光景に目を見開くことになる。
まるで実った稲穂のような波打つ黄金色が空中で聖女を包んでいた。あまりに眩くて直視が難しい程の光の中、それでも魔王は目を逸らすことが出来ずその光景を目に焼き付けていた。
彼が魔王として出現し千年の時が経った。その間彼の前には数多の美しいものが並べ立てられた。臣下の魔族が地上で奪ってきた目が潰れそうな程輝いている色とりどりの宝飾類、魔界の中でも特に手先の器用な職人が作り出した繊細な彫り物がされた魔道具。この世で最も美しいと謳われた豊かな金の髪と鮮やかな新緑のような目を持つ人間も彼は目にしてきた。
けれどそのどれもが霞む程の光景が今彼の前にある。
一目で致死量だと分かるほどの血液を失い、間違いなく死に至っていた体に赤みが戻っていく。この世界には瀕死状態から人体を回復させる高等な治癒魔法はあるが、死んだ人間を蘇らせることは出来ない。そんなことが出来るのは神だけだ。
そう、神だけなのだ。
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