73 / 90
第四章
その感情は誰のもの
しおりを挟む
「いいこと、ラファエル。あんた一回城に行ってることで面割れてるんだから絶対に顔出すんじゃないわよ」
「城に着いたらオレがどうにかして言いくるめて城の騎士の服調達するんでそれに着替えて下さい。そっからは別行動っす」
「俺とマヅラ、そんでお前の親父はパーティ会場にいる。どうにか親父さんを王女に接近できるようにはするが期待はすんな。最悪お前一人でアルフレッド探し出すつもりでいろよ」
城に到着するまでの馬車の中、四人は小さな声で作戦会議をしていた。ミゲルは違う馬車に乗っているが目的地は同じだ、心配するようなことは何もない。
だがどうしたって気にはなる。それが顔に出ていたのだろうか、オヅラが眉間に皺を寄せてラファエルを睨んでいた。
「なんだオメエその顔は、親父さんが性悪女と会うのが不安なのかよ」
「…性悪女って言い方はちょっと…」
「いやでも性格は悪いと思うっすよ」
「……タリヤまで…」
ラファエルは苦笑した。
応接間で全てを明かしたあの日、誰よりも取り乱すだろうと思っていたミゲルは意外にも冷静で「そうか」としか言わなかった。きっと聞きたいことが沢山あるはずなのにたったそれだけ言って、それ以降ミゲルは口を開かなかった。その時はラファエルも後ろ向きな考えしか浮かばなかったがその翌日ミゲルは今までと変わらない態度でラファエルと接してくれた。
そこにはラファエルを息子として扱うミゲルがいて、正直にいうとラファエルの方が困惑した。ただ招待状を見せてくれたあの日、ミゲルが言ったのだ。
(「…アンジェリカ様と接触しても良いだろうか」)
何を考えているかわからない表情だった。その声音からも真意を計ることはできなかった。
だがその言葉を、その意思を、どうしてラファエルに止められるだろうか。
アンジェリカはラファエルだ。本当の、正しい、ミゲルの息子であるラファエルなのだ。それに会いたいという気持ちを否定する権利はラファエルにはない。
それに対してラファエルはなんと返せば良いのだろうか。好きにしたらいいと思うけれど、それではあまりにも素っ気ない言い方になってしまう。悩んだ末に「うん」とだけ返事をしてその日の会話は終わった。
「……不安がないとは言わないけど、止める権利は僕にはないよ」
背もたれに体を預けてラファエルはため息混じりに呟いた。
馬車の窓から見える空はどこまでも青く澄んでいて憎らしいくらいだ。
「……僕はラファエルだけどラファエルじゃない。あの人の息子は」
「ふんっ」
「いっだあ!」
向かいに座るマヅラがラファエルの脛を蹴り飛ばし、突如襲った痛みにうずくまった。
「腐るんじゃないわよバカエル」
「だな、んな辛気くせえ顔されたら士気が下がる。タリヤの為にももうちょい良い顔してくれや」
「そうっすねー、もうちょいがんばりましょラファエルさん」
三人の視線がラファエルに集まって居心地の悪さに眉を寄せる。けれど確かに三人の言う通りだった。
「……ごめんなさい」
渋々といった様子で謝るラファエルに満足そうに頷いて三人はまた背もたれに体を預けた。
流れる空は青い。進む馬車も、微かに開いている窓から入る風もいつもと変わらない。それは三人の態度もそうだった。
「……みんなは、気持ち悪いと思わないの」
気が付けばそんな言葉が滑り落ちていた。
「…僕は、自分でも自分が何者なのかわからない。今も本当にここが現実なのかわからないでいる。こうしてみんなと話せてるし、蹴られたところも痛いのに、それでも受け止めきれないんだ」
何度も数え切れない程考えてきた疑問はそれを人に打ち明けても晴れることはなかった。依然としてラファエルの胸の真ん中に巣喰い、渦巻きのようにぐるぐると回る。出口のない迷宮に囚われているような感覚に唇を噛むと隣から大きなため息が聞こえた。
「はーーーーーーーーーー」
窓枠に頬杖をついたオヅラが遠くを見ていた。
「んなもん知るかよバーーーーカ」
心底どうでもいいと言いたげに吐き捨てられた言葉にラファエルは目を丸くした。そんな顔をしていると窓越しにオヅラと目が合って思わずラファエルの背筋が伸びた。
「お前、今同情されると思ってただろ」
窓越しの会話は続く。
「およそ理解できねえ境遇、辛そうな顔した美人、まあ同情するには十分な条件だわな」
よいせ、なんておっさん臭い言葉と一緒に体をラファエルの方へと向けたオヅラは辛気臭い顔を顎から掴んだ。
「甘えんなよお坊ちゃん。この状況はな、お前が選んだんだ。お前がした選択が、この状況を作ってる。いいか、もう一回わかりやすく言うぞ。お前が作ったんだよ、他の誰でもないお前が。お前の頭で考えて、お前の言葉で選んで、それで今ここにいるんだろうが」
マヅラの目が真っ直ぐラファエルを射抜く。この男の目が意外にも知性的な光を宿しているとわかったのはヒノデの国で共に龍に立ち向かった時だった。
「ここに至るまでの選択に、本物のラファエルとやらの意思はあったのかよ」
顎から手が離れる。その手がラファエルの胸をドン、と叩いた。
軽い衝撃と痛みがあった。
「今のお前のその苦悩は誰のもんだ」
誰のもの、だろうか。
「お前が今感じてる辛さはその本物のラファエルってやつのもんなのかよ」
「………それ、は」
ラファエルの脳裏に様々なことが思い出される。
初めてこの姿を鏡で見た日、自分の意思で思うように歩くことが出来た日、剣を握り、自由に走り回り、怪我をして、自分の好きなものを腹一杯食べることがきた日、あの喜びは、誰のものだっただろうか。
あの日、なんでも出来ると感じた幸せは。
「……僕の、だ」
ぽつ、とこぼした言葉にオヅラが鼻を短く鳴らした。
「じゃあ胸を張れ。くだらねえことでうだうだ悩むな」
「くだらないは言い過ぎよ兄貴」
「そうっすねえ、でもまあ概ね同意見っす」
向かいに座るマヅラとタリヤは笑っている。
「アタシ達はアンタしか知らないからよ。本物のラファエルなんか知ったこっちゃないの。アタシ達が知ってるのはいけすかないアンタだけよ」
「いけすかない」
「死にたがりで何考えてるかわかんなくてアルフレッドさんにやたら大事にされてるめちゃくちゃな美人ってイメージっすね」
「散々だね」
「言ったでしょ、アンタは気味が悪いしタチも悪いし根性悪いって」
馬車は進む。着実に王城へと近づいていく。
「何、不満?」
マヅラが笑う。タリヤもどこか楽しげだし、オヅラは呆れたように窓の外を見ている。
「全然」
ラファエルも笑った。心が軽くなったような気がした。
馬車は進み、一旦宿屋へと止まる。そこで一晩過ごし、翌日いよいよ王城へと到着する。
「城に着いたらオレがどうにかして言いくるめて城の騎士の服調達するんでそれに着替えて下さい。そっからは別行動っす」
「俺とマヅラ、そんでお前の親父はパーティ会場にいる。どうにか親父さんを王女に接近できるようにはするが期待はすんな。最悪お前一人でアルフレッド探し出すつもりでいろよ」
城に到着するまでの馬車の中、四人は小さな声で作戦会議をしていた。ミゲルは違う馬車に乗っているが目的地は同じだ、心配するようなことは何もない。
だがどうしたって気にはなる。それが顔に出ていたのだろうか、オヅラが眉間に皺を寄せてラファエルを睨んでいた。
「なんだオメエその顔は、親父さんが性悪女と会うのが不安なのかよ」
「…性悪女って言い方はちょっと…」
「いやでも性格は悪いと思うっすよ」
「……タリヤまで…」
ラファエルは苦笑した。
応接間で全てを明かしたあの日、誰よりも取り乱すだろうと思っていたミゲルは意外にも冷静で「そうか」としか言わなかった。きっと聞きたいことが沢山あるはずなのにたったそれだけ言って、それ以降ミゲルは口を開かなかった。その時はラファエルも後ろ向きな考えしか浮かばなかったがその翌日ミゲルは今までと変わらない態度でラファエルと接してくれた。
そこにはラファエルを息子として扱うミゲルがいて、正直にいうとラファエルの方が困惑した。ただ招待状を見せてくれたあの日、ミゲルが言ったのだ。
(「…アンジェリカ様と接触しても良いだろうか」)
何を考えているかわからない表情だった。その声音からも真意を計ることはできなかった。
だがその言葉を、その意思を、どうしてラファエルに止められるだろうか。
アンジェリカはラファエルだ。本当の、正しい、ミゲルの息子であるラファエルなのだ。それに会いたいという気持ちを否定する権利はラファエルにはない。
それに対してラファエルはなんと返せば良いのだろうか。好きにしたらいいと思うけれど、それではあまりにも素っ気ない言い方になってしまう。悩んだ末に「うん」とだけ返事をしてその日の会話は終わった。
「……不安がないとは言わないけど、止める権利は僕にはないよ」
背もたれに体を預けてラファエルはため息混じりに呟いた。
馬車の窓から見える空はどこまでも青く澄んでいて憎らしいくらいだ。
「……僕はラファエルだけどラファエルじゃない。あの人の息子は」
「ふんっ」
「いっだあ!」
向かいに座るマヅラがラファエルの脛を蹴り飛ばし、突如襲った痛みにうずくまった。
「腐るんじゃないわよバカエル」
「だな、んな辛気くせえ顔されたら士気が下がる。タリヤの為にももうちょい良い顔してくれや」
「そうっすねー、もうちょいがんばりましょラファエルさん」
三人の視線がラファエルに集まって居心地の悪さに眉を寄せる。けれど確かに三人の言う通りだった。
「……ごめんなさい」
渋々といった様子で謝るラファエルに満足そうに頷いて三人はまた背もたれに体を預けた。
流れる空は青い。進む馬車も、微かに開いている窓から入る風もいつもと変わらない。それは三人の態度もそうだった。
「……みんなは、気持ち悪いと思わないの」
気が付けばそんな言葉が滑り落ちていた。
「…僕は、自分でも自分が何者なのかわからない。今も本当にここが現実なのかわからないでいる。こうしてみんなと話せてるし、蹴られたところも痛いのに、それでも受け止めきれないんだ」
何度も数え切れない程考えてきた疑問はそれを人に打ち明けても晴れることはなかった。依然としてラファエルの胸の真ん中に巣喰い、渦巻きのようにぐるぐると回る。出口のない迷宮に囚われているような感覚に唇を噛むと隣から大きなため息が聞こえた。
「はーーーーーーーーーー」
窓枠に頬杖をついたオヅラが遠くを見ていた。
「んなもん知るかよバーーーーカ」
心底どうでもいいと言いたげに吐き捨てられた言葉にラファエルは目を丸くした。そんな顔をしていると窓越しにオヅラと目が合って思わずラファエルの背筋が伸びた。
「お前、今同情されると思ってただろ」
窓越しの会話は続く。
「およそ理解できねえ境遇、辛そうな顔した美人、まあ同情するには十分な条件だわな」
よいせ、なんておっさん臭い言葉と一緒に体をラファエルの方へと向けたオヅラは辛気臭い顔を顎から掴んだ。
「甘えんなよお坊ちゃん。この状況はな、お前が選んだんだ。お前がした選択が、この状況を作ってる。いいか、もう一回わかりやすく言うぞ。お前が作ったんだよ、他の誰でもないお前が。お前の頭で考えて、お前の言葉で選んで、それで今ここにいるんだろうが」
マヅラの目が真っ直ぐラファエルを射抜く。この男の目が意外にも知性的な光を宿しているとわかったのはヒノデの国で共に龍に立ち向かった時だった。
「ここに至るまでの選択に、本物のラファエルとやらの意思はあったのかよ」
顎から手が離れる。その手がラファエルの胸をドン、と叩いた。
軽い衝撃と痛みがあった。
「今のお前のその苦悩は誰のもんだ」
誰のもの、だろうか。
「お前が今感じてる辛さはその本物のラファエルってやつのもんなのかよ」
「………それ、は」
ラファエルの脳裏に様々なことが思い出される。
初めてこの姿を鏡で見た日、自分の意思で思うように歩くことが出来た日、剣を握り、自由に走り回り、怪我をして、自分の好きなものを腹一杯食べることがきた日、あの喜びは、誰のものだっただろうか。
あの日、なんでも出来ると感じた幸せは。
「……僕の、だ」
ぽつ、とこぼした言葉にオヅラが鼻を短く鳴らした。
「じゃあ胸を張れ。くだらねえことでうだうだ悩むな」
「くだらないは言い過ぎよ兄貴」
「そうっすねえ、でもまあ概ね同意見っす」
向かいに座るマヅラとタリヤは笑っている。
「アタシ達はアンタしか知らないからよ。本物のラファエルなんか知ったこっちゃないの。アタシ達が知ってるのはいけすかないアンタだけよ」
「いけすかない」
「死にたがりで何考えてるかわかんなくてアルフレッドさんにやたら大事にされてるめちゃくちゃな美人ってイメージっすね」
「散々だね」
「言ったでしょ、アンタは気味が悪いしタチも悪いし根性悪いって」
馬車は進む。着実に王城へと近づいていく。
「何、不満?」
マヅラが笑う。タリヤもどこか楽しげだし、オヅラは呆れたように窓の外を見ている。
「全然」
ラファエルも笑った。心が軽くなったような気がした。
馬車は進み、一旦宿屋へと止まる。そこで一晩過ごし、翌日いよいよ王城へと到着する。
45
お気に入りに追加
1,872
あなたにおすすめの小説
転生するにしても、これは無いだろ! ~死ぬ間際に読んでいた小説の悪役に転生しましたが、自分を殺すはずの最強主人公が逃がしてくれません~
槿 資紀
BL
駅のホームでネット小説を読んでいたところ、不慮の事故で電車に撥ねられ、死んでしまった平凡な男子高校生。しかし、二度と目覚めるはずのなかった彼は、死ぬ直前まで読んでいた小説に登場する悪役として再び目覚める。このままでは、自分のことを憎む最強主人公に殺されてしまうため、何とか逃げ出そうとするのだが、当の最強主人公の態度は、小説とはどこか違って――――。
最強スパダリ主人公×薄幸悪役転生者
R‐18展開は今のところ予定しておりません。ご了承ください。
【完結】廃棄王子、側妃として売られる。社畜はスローライフに戻りたいが離して貰えません!
鏑木 うりこ
BL
空前絶後の社畜マンが死んだ。
「すみませんが、断罪返しされて療養に出される元王太子の中に入ってください、お願いします!」
同じ社畜臭を感じて頷いたのに、なぜか帝国の側妃として売り渡されてしまった!
話が違うし約束も違う!男の側妃を溺愛してくるだと?!
ゆるーい設定でR18BLになります。
本編完結致しました( ´ ▽ ` )緩い番外編も完結しました。
番外編、お品書き。
〇セイリオス&クロードがイチャイチャする話
〇騎士団に謎のオブジェがある話
○可愛いけれどムカつくあの子!
○ビリビリ腕輪の活用法
○進撃の双子
○おじさん達が温泉へ行く話
○孫が可愛いだけだなんて誰が言った?(孫に嫉妬するラムの話)
○なんかウチの村で美人が田んぼ作ってんだが?(田んぼを耕すディエスの話)
○ブラックラム(危なく闇落ちするラム)
○あの二人に子供がいたならば
やっと完結表記に致しました。長い間&たくさんのご声援を頂き誠にありがとうございました~!
堅物王子の側妃は降嫁と言われたので王宮騎士になって返り咲く
あさ田ぱん
BL
辺境伯の四男のアナベルは堅物王子ギルフォードと政略結婚をして側妃となった。ギルフォードは好色な王に習って側妃を数名抱えていたが、いずれも白い結婚で、国庫を圧迫する後宮を縮小したいと考えている。アナベルは唯一の男の側妃で他の側妃からの虐めにも耐えて頑張っていたが、スタンピードが発生したことでギルフォードは側妃達を降嫁させると宣言する。
堅物王子攻×健気受け
R18には※をつけております。
いろいろとご指摘の箇所を修正、改稿してアップしています。
※皇→王に修正、などなど、タイトルも変えました
エロゲ世界のモブに転生したオレの一生のお願い!
たまむし
BL
大学受験に失敗して引きこもりニートになっていた湯島秋央は、二階の自室から転落して死んだ……はずが、直前までプレイしていたR18ゲームの世界に転移してしまった!
せっかくの異世界なのに、アキオは主人公のイケメン騎士でもヒロインでもなく、ゲーム序盤で退場するモブになっていて、いきなり投獄されてしまう。
失意の中、アキオは自分の身体から大事なもの(ち●ちん)がなくなっていることに気付く。
「オレは大事なものを取り戻して、エロゲの世界で女の子とエッチなことをする!」
アキオは固い決意を胸に、獄中で知り合った男と協力して牢を抜け出し、冒険の旅に出る。
でも、なぜかお色気イベントは全部男相手に発生するし、モブのはずが世界の命運を変えるアイテムを手にしてしまう。
ちん●んと世界、男と女、どっちを選ぶ? どうする、アキオ!?
完結済み番外編、連載中続編があります。「ファタリタ物語」でタグ検索していただければ出てきますので、そちらもどうぞ!
※同一内容をムーンライトノベルズにも投稿しています※
pixivリクエストボックスでイメージイラストを依頼して描いていただきました。
https://www.pixiv.net/artworks/105819552
悪役令息を引き継いだら、愛が重めの婚約者が付いてきました
ぽんちゃん
BL
双子が忌み嫌われる国で生まれたアデル・グランデは、辺鄙な田舎でひっそりと暮らしていた。
そして、双子の兄――アダムは、格上の公爵子息と婚約中。
この婚約が白紙になれば、公爵家と共同事業を始めたグランデ侯爵家はおしまいである。
だが、アダムは自身のメイドと愛を育んでいた。
そこでアダムから、人生を入れ替えないかと持ちかけられることに。
両親にも会いたいアデルは、アダム・グランデとして生きていくことを決めた。
しかし、約束の日に会ったアダムは、体はバキバキに鍛えており、肌はこんがりと日に焼けていた。
幼少期は瓜二つだったが、ベッドで生活していた色白で病弱なアデルとは、あまり似ていなかったのだ。
そのため、化粧でなんとか誤魔化したアデルは、アダムになりきり、両親のために王都へ向かった。
アダムとして平和に暮らしたいアデルだが、婚約者のヴィンセントは塩対応。
初めてのデート(アデルにとって)では、いきなり店前に置き去りにされてしまい――!?
同性婚が可能な世界です。
女性も登場しますが、恋愛には発展しません。
※ 感想欄はネタバレを含みますので、お気をつけください‼︎(><)
ヘタレな師団長様は麗しの花をひっそり愛でる
野犬 猫兄
BL
本編完結しました。
お読みくださりありがとうございます!
番外編は本編よりも文字数が多くなっていたため、取り下げ中です。
番外編へ戻すか別の話でたてるか検討中。こちらで、また改めてご連絡いたします。
第9回BL小説大賞では、ポイントを入れてくださった皆様、またお読みくださった皆様、どうもありがとうございました_(._.)_
【本編】
ある男を麗しの花と呼び、ひっそりと想いを育てていた。ある時は愛しいあまり心の中で悶え、ある時は不甲斐なさに葛藤したり、愛しい男の姿を見ては明日も頑張ろうと思う、ヘタレ男の牛のような歩み寄りと天然を炸裂させる男に相手も満更でもない様子で進むほのぼの?コメディ話。
ヘタレ真面目タイプの師団長×ツンデレタイプの師団長
2022.10.28ご連絡:2022.10.30に番外編を修正するため下げさせていただきますm(_ _;)m
2022.10.30ご連絡:番外編を引き下げました。
【取り下げ中】
【番外編】は、視点が基本ルーゼウスになります。ジーク×ルーゼ
ルーゼウス・バロル7歳。剣と魔法のある世界、アンシェント王国という小さな国に住んでいた。しかし、ある時召喚という形で、日本の大学生をしていた頃の記憶を思い出してしまう。精霊の愛し子というチートな恩恵も隠していたのに『精霊司令局』という機械音声や、残念なイケメンたちに囲まれながら、アンシェント王国や、隣国のゼネラ帝国も巻き込んで一大騒動に発展していくコメディ?なお話。
※誤字脱字は気づいたらちょこちょこ修正してます。“(. .*)
悪役令息の七日間
リラックス@ピロー
BL
唐突に前世を思い出した俺、ユリシーズ=アディンソンは自分がスマホ配信アプリ"王宮の花〜神子は7色のバラに抱かれる〜"に登場する悪役だと気付く。しかし思い出すのが遅過ぎて、断罪イベントまで7日間しか残っていない。
気づいた時にはもう遅い、それでも足掻く悪役令息の話。【お知らせ:2024年1月18日書籍発売!】
【完結】引きこもり陰キャの僕が美形に転生したら
抹茶らて
BL
僕、田中幸助は引きこもりで陰キャのどこにでもいる、しがない高校生。だったはずなのに…
長い眠りから覚めたと思ったら、美形家族に囲まれていた!?
エレクサリア公爵家の三男ディディ=エレクサリアとオシャレな名前になっていて…美形ショタにあやされるとか、これなんてプレイ?
ずっと一人だった僕に愛情を注いでくれる家族と、迫って来る多方面のイケメン達。
愛されて慣れていない僕はタジタジで………
*R18は保険です(まだ書き上げていないので…)
*ノリと勢いで書いています
*予告なくエロを入れてしまうことがあります
*地雷を踏んでしまったらごめんなさい…
*ストックが無くなってしまったら毎日投稿できないかもしれないです
*愛され慣れていない主人公の行く末を温かく見守ってあげてください
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる