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第四章
三人、行く
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「あれ、本当に本当なんすかね?」
ガタガタと揺れる馬車の荷台でずっと気になっていたことを声に出してみる。その声からはわかりやすく動揺が感じられてその問い掛けを受けた人物も難しそうに眉を寄せた。
「知らねえよ。でもまあ火のないとこに煙は立たねえっていうしな」
車輪がそこそこの大きな石を踏んだのか荷台がガタンと大きく揺れて三人は強かに尻を打った。
「ちょっとぉ⁉︎安全運転心掛けなさいよ!アタシの玉のお肌に傷がついたらどうしてくれんのよ!」
「は、はいぃ!すいませんすいませんすいません!」
鬼の形相で御者を叱り飛ばした今日も頭頂部が太陽光を反射しているマヅラが兄のオヅラと仲間のタリヤを振り返った。
「それを今から確かめに行くんでしょ。あの眼鏡ちゃんの言ったことが本当にしろ嘘にしろ、本人に直接確かめるしかないわよ」
三人は五日程前にヒノデの国から大陸に戻って来ていた。
マルルゥを始めとするギルドの役員たちのお陰で海神によって持たされた被害からの復興は思いの外早く進みもう三人の手を必要とはしなくなった。まだ完全に元通りというわけではもちろん無いが手取り足取り救ってやらなければならない程ヒノデの民は貧弱ではない。
寧ろ少し後ろ髪を引かれていた三人の尻を蹴飛ばしたのは住人達の方だった。
「もう十分だよ、行っといで」
そう言ってくれたのは海神を退治したあの日今にも飛びかかって来そうだった男達を鶴の一声で鎮めたおばちゃんだ。
「そうですよ、私たちはもう大丈夫です!」
それに同意するようにおみつが笑い、それにつられて笑いの輪が広がっていく。
「また戻ってきたら沢山外のお話を聞かせてください!それとラファエルさんとアルフレッドさんにもよろしくお伝えください!」
かくして様々な人の声援を背中に聞きながらヒノデの国を出た三人は五日の船旅の後辿り着いた港街で衝撃ともいえる噂話を耳にすることになる。
──Sランクハンターのアルフレッドが王女様に囲われたらしいぞ!
あまりに現実味が無さすぎて最初は三人共が笑い飛ばしていたが酒場どころかギルドまでその話題で持ち切り。更にはギルドで執り行うはずだったSランクハンターを讃える式典なんてふざけたものが頓挫したと聞いていよいよ三人の笑いは収まった。
だが式典に至ってはアルフレッド自体がふざけるなと一蹴した可能性の方が遥かに高く、王女に囲われたなんて噂は全く持って信じるに値しなかった。アルフレッドがラファエルの側を離れる筈がない、そう確信していたから。
けれど港街のギルドに到着した三人は驚きに目を見開くことになる。
「…こちらへ」
マルルゥは三人が来るのをわかっていたかのように驚くこともなく別室へと案内し、向かいのソファに腰掛けた。いつになく真面目に不機嫌そうな顔でマルルゥは口を開いた。
「あの噂は概ね真実です」
「はあ⁉︎」
「お静かに。極秘情報といっても差し支えない問題なんですよ、これ。特に我々にとっては」
声を上げたマヅラに短く静止を掛け、マルルゥは真剣な顔で続ける。
「我々はアルフレッドさんと密に連絡を取り合っていました。数十年振りのSランクハンターですからね、ギルド総出で祭り上げようと必死なんですがアルフレッドさん全然首を縦に振ってくれなくて」
「そりゃあそうだろアルフレッドだぞ。めんどくさがるに決まってんだろ」
「そうですけど!そうなんですけど!こんな稼ぎ時、……おほん!失礼しました」
「この人今稼ぎ時っていったっすよ」
「とにかく!」
わざとらしい咳払いをもう一つしたマルルゥが三人を見る。
「アルフレッドさんはどんな状況でも連絡を突然断つような人ではありません。それなのにもう何日も連絡が返って来ないどころかラファエルさんまでギルドに顔を見せません。あのバトルジャンキーが」
「………」
三人のなんとも言えない顔を見てマルルゥがまた一つ咳払い。
「あのお二人がこんな期間どの地区のギルドにも顔を出さないなんてこと今までありませんでした。それに話によるとラファエルさんは一度城に招かれているみたいで」
そこからのマルルゥの話を聞いた三人は難しい顔をしてギルドを後にした。
いつも通り賑わう街を歩きながらふとマヅラが口を開いた。
「行くわよ」
「え」「は?」二人の声が重なった。
「ラファエルのとこ行くわよ」
声にしたことで決意が固まったのかズンズンと肩で風を切るように歩き出したマヅラの後を二人が慌てて追う。
「いやいやなに言ってんすかマロンさん!」
「そうだぞマヅラ、大体ギルドの話だって信憑性が」
「うるさいわね!」
ビタっと止まり後ろを振り返ったマヅラが張りのある声で一喝する。
人の往来の激しい道での出来事だからか何人かが足を止めるがマヅラはお構いなしに声を張り上げた。
「行くっていったら行くのよ!さっさと準備なさいこのバカちんがぁ!」
そして三人はその日のうちにラファエルの行き先を突き止め、場所を手配して冒頭へと至る。
目的地はラファエルの実家があるらしい町。見える景色はどこまでも長閑でこの環境でラファエルが育ったのかと思えばなんだかぴったりと嵌るような気がして心が少し温かくなる。けれどマヅラはすぐに表情を引き締めた。
瓦割り占いのマロンといえば巷でも名の知れた占い師だ。マヅラの見た目と口調、派手なパフォーマンスが注目されがちだがその実占いの精度も相当なものだった。
マヅラの占いは当たる。かなりの確率で当たるのだ。
「…大波乱、起きてるかもしれないわね…」
ガタガタと揺れる馬車の荷台でずっと気になっていたことを声に出してみる。その声からはわかりやすく動揺が感じられてその問い掛けを受けた人物も難しそうに眉を寄せた。
「知らねえよ。でもまあ火のないとこに煙は立たねえっていうしな」
車輪がそこそこの大きな石を踏んだのか荷台がガタンと大きく揺れて三人は強かに尻を打った。
「ちょっとぉ⁉︎安全運転心掛けなさいよ!アタシの玉のお肌に傷がついたらどうしてくれんのよ!」
「は、はいぃ!すいませんすいませんすいません!」
鬼の形相で御者を叱り飛ばした今日も頭頂部が太陽光を反射しているマヅラが兄のオヅラと仲間のタリヤを振り返った。
「それを今から確かめに行くんでしょ。あの眼鏡ちゃんの言ったことが本当にしろ嘘にしろ、本人に直接確かめるしかないわよ」
三人は五日程前にヒノデの国から大陸に戻って来ていた。
マルルゥを始めとするギルドの役員たちのお陰で海神によって持たされた被害からの復興は思いの外早く進みもう三人の手を必要とはしなくなった。まだ完全に元通りというわけではもちろん無いが手取り足取り救ってやらなければならない程ヒノデの民は貧弱ではない。
寧ろ少し後ろ髪を引かれていた三人の尻を蹴飛ばしたのは住人達の方だった。
「もう十分だよ、行っといで」
そう言ってくれたのは海神を退治したあの日今にも飛びかかって来そうだった男達を鶴の一声で鎮めたおばちゃんだ。
「そうですよ、私たちはもう大丈夫です!」
それに同意するようにおみつが笑い、それにつられて笑いの輪が広がっていく。
「また戻ってきたら沢山外のお話を聞かせてください!それとラファエルさんとアルフレッドさんにもよろしくお伝えください!」
かくして様々な人の声援を背中に聞きながらヒノデの国を出た三人は五日の船旅の後辿り着いた港街で衝撃ともいえる噂話を耳にすることになる。
──Sランクハンターのアルフレッドが王女様に囲われたらしいぞ!
あまりに現実味が無さすぎて最初は三人共が笑い飛ばしていたが酒場どころかギルドまでその話題で持ち切り。更にはギルドで執り行うはずだったSランクハンターを讃える式典なんてふざけたものが頓挫したと聞いていよいよ三人の笑いは収まった。
だが式典に至ってはアルフレッド自体がふざけるなと一蹴した可能性の方が遥かに高く、王女に囲われたなんて噂は全く持って信じるに値しなかった。アルフレッドがラファエルの側を離れる筈がない、そう確信していたから。
けれど港街のギルドに到着した三人は驚きに目を見開くことになる。
「…こちらへ」
マルルゥは三人が来るのをわかっていたかのように驚くこともなく別室へと案内し、向かいのソファに腰掛けた。いつになく真面目に不機嫌そうな顔でマルルゥは口を開いた。
「あの噂は概ね真実です」
「はあ⁉︎」
「お静かに。極秘情報といっても差し支えない問題なんですよ、これ。特に我々にとっては」
声を上げたマヅラに短く静止を掛け、マルルゥは真剣な顔で続ける。
「我々はアルフレッドさんと密に連絡を取り合っていました。数十年振りのSランクハンターですからね、ギルド総出で祭り上げようと必死なんですがアルフレッドさん全然首を縦に振ってくれなくて」
「そりゃあそうだろアルフレッドだぞ。めんどくさがるに決まってんだろ」
「そうですけど!そうなんですけど!こんな稼ぎ時、……おほん!失礼しました」
「この人今稼ぎ時っていったっすよ」
「とにかく!」
わざとらしい咳払いをもう一つしたマルルゥが三人を見る。
「アルフレッドさんはどんな状況でも連絡を突然断つような人ではありません。それなのにもう何日も連絡が返って来ないどころかラファエルさんまでギルドに顔を見せません。あのバトルジャンキーが」
「………」
三人のなんとも言えない顔を見てマルルゥがまた一つ咳払い。
「あのお二人がこんな期間どの地区のギルドにも顔を出さないなんてこと今までありませんでした。それに話によるとラファエルさんは一度城に招かれているみたいで」
そこからのマルルゥの話を聞いた三人は難しい顔をしてギルドを後にした。
いつも通り賑わう街を歩きながらふとマヅラが口を開いた。
「行くわよ」
「え」「は?」二人の声が重なった。
「ラファエルのとこ行くわよ」
声にしたことで決意が固まったのかズンズンと肩で風を切るように歩き出したマヅラの後を二人が慌てて追う。
「いやいやなに言ってんすかマロンさん!」
「そうだぞマヅラ、大体ギルドの話だって信憑性が」
「うるさいわね!」
ビタっと止まり後ろを振り返ったマヅラが張りのある声で一喝する。
人の往来の激しい道での出来事だからか何人かが足を止めるがマヅラはお構いなしに声を張り上げた。
「行くっていったら行くのよ!さっさと準備なさいこのバカちんがぁ!」
そして三人はその日のうちにラファエルの行き先を突き止め、場所を手配して冒頭へと至る。
目的地はラファエルの実家があるらしい町。見える景色はどこまでも長閑でこの環境でラファエルが育ったのかと思えばなんだかぴったりと嵌るような気がして心が少し温かくなる。けれどマヅラはすぐに表情を引き締めた。
瓦割り占いのマロンといえば巷でも名の知れた占い師だ。マヅラの見た目と口調、派手なパフォーマンスが注目されがちだがその実占いの精度も相当なものだった。
マヅラの占いは当たる。かなりの確率で当たるのだ。
「…大波乱、起きてるかもしれないわね…」
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