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子犬の秘密10

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とにかく!カトーリオが身分を明かしたということは、俺たちは合格らしい。そしてあの小憎らしいニエ団長のことだ、どうしてほしいか、ヒントを用意してくれているはずだ。
「カトーリオよ、他にニエ団長から言伝は無いか?」
スゥーッと息を吸い込み、カトーリオは口角をニヤニヤと上げ、もったいぶって言った。
「ただ一言・・・"やってやれ"、と。」
俺とオーリィとシルバは顔を見合わせ、全員ニヤリと笑った。
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