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50 酔っぱらい ※
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「まさかそんな捉え方をするとは思わなかった。でも、そうか……。おまえの元気がなかったのは、勘違いしてたからだったんだな」
お兄さんは立ち上がり、どこかへ行こうとする。ルルシェは彼の腕に必死ですがりついた。
「い、行かないで。置いてかないで……!」
「どこにも行かない。ほら、顔を拭いてやるから――おいで」
棚からハンカチを取ったのか、お兄さんの手には布が握られている。彼はソファに座り直し、自分の膝をぽんぽんとたたいた。ここへ座れという意味らしい。
誘われるままにちょこんと座ると、お兄さんはルルシェの顔を優しく拭いてくれた。
「おまえの中に、こんな小さな子供がいたなんてなぁ……。ずっと隠れてたんだな」
「あの、イグニスさま……本当に、結婚しちゃうの?」
イグニスの手からぽろりとハンカチが落ちた。彼はパチパチとまたたきを繰り返し、「はぁあ?」と仰天した顔で言う。
「なんだそれ。いつ俺が結婚することになったんだ?」
「だって……メイドのひと達が、お姫さまと婚約するって言ってたから。だからぼくのこと、もう要らないんだろなって……思って……」
また涙が出てきた。涙腺が決壊したかのように簡単に雫がこぼれて来るが、イグニスは慌てることもなくルルシェの顔を拭いている。
「ふぅん。メイド達は、俺とリョーシィが婚約すると勘違いしてるのか。ややこしいな……。そこからおまえの勘違いに繋がったわけだ」
「結婚しないの?」
「しないよ。俺はおまえのものだから」
(ああ……!)
なんて嬉しいことを言ってくれるのだろう。
ルルシェはイグニスに抱きつき、彼の頬にちゅっとキスをした。それに応えるように長い腕がルルシェの背中と腰を抱きしめ、唇に柔らかなものが触れる。
「……甘い香りがする。かなり飲んだな? この酔っ払いめ」
「んっ、んぁ、う……」
口のなかにぬるりとしたものが入り込み、鳥肌が立つような感覚に身震いする。ふわっと浮き上がるような感じがしたあと、部屋のすみに置かれた寝台へ運ばれた。
「もう休んだほうがいい。酔うと眠くなるだろ」
「どこ行くの? さっき、ぼくのものって言ってたでしょ……そばにいて」
「あ、おい……!」
離れようとする体にしがみ付くと、バランスを崩した彼がルルシェの上に倒れた。しかしルルシェを潰すこともなく、寝台に肘をついて体を支えている。とても苦しそうな表情で。
「この状況で、ずっと傍にいろって……拷問みたいだな」
「ごうも……。そんなにいや?」
ルルシェが泣くと、イグニスは慌てたように首を振る。
「嫌じゃない。そういう意味じゃなくて……うまそうなご馳走がすぐ目の前にあるのに、我慢するのはつらいだろ。おまえメイド服だし……。使用人を襲ってるみたいな気分だ」
酔っぱらったルルシェの目は潤み、頬は紅色に染まっている。濡れて光る唇はイグニスにとって目の毒だった。しかしそれに気づかない彼女は、朗らかに笑っている。
「おいしそうなら、食べたらいいでしょ。我慢しなくていいよ」
「……言ったな。自分から言ったんだから、後悔するなよ」
「え……?」
男の手がルルシェの膝裏を掴み、Mの字に大きく割り拓く。べろべろに酔ったルルシェは自分に何が起きているかも分からず、自分の脚の間からイグニスの端正な顔を見つめた。
優しいはずのお兄さんが、捕食者のように目をギラギラさせてルルシェを――獲物を見下ろしている。食べられてしまうと分かるのに、恐怖よりも喜びの方が大きい。早く食べてほしい。
「ひっ……!」
イグニスが女の秘部に顔を寄せ、下着の上から肉厚の舌で秘裂をなぞった。尖らせた舌の先端が蜜口に沈み、筋を辿って上へと移動する。膨れた雌芯を舌で押し潰されてルルシェは甲高い声を漏らした。
「あぁン……っ! あ、いい……気持ちいい……!」
「何なんだ、その可愛い声は。酔っぱらうと素直になるのか……。いつもそうだといいんだけどな」
イグニスはぼそっと呟いて、ルルシェの下着の紐を二つともほどいた。濡れて張り付いた下着を取り去ると、女陰はすでに拓いて蜜口がひくひくと蠢いている。イグニスは喉を鳴らし、誘われるように唇を寄せた。
「あーっ……! あっ、はぁん! あぁ、あふっ……」
膣口に唇をつけ、溢れた蜜をじゅうっと啜る。膨らんだ秘玉を唇と舌で嬲ると、泉のようにとぷとぷと蜜が湧き出した。蜜孔が物欲しそうにヒクついても、イグニスは指も舌も挿れてやらない。ルルシェがこらえ切れなくなって腰を揺らしても、気づかない振りをした。
「んくっ、あう……お、おね、がい……もう……」
秘玉から与えられる快感だけじゃ足りない。下腹の疼きを治めてほしい。
頭の芯がどろどろに溶けてしまったルルシェは、羞恥を押し隠して自分の秘部に手を伸ばした。花びらの両脇に指を沿えて割り拓きながらイグニスに甘くおねだりする。
「もう、むりなの……。我慢できないの。はやく、きて……」
イグニスは瞠目し、ごくりと喉を鳴らした。逸る手でベルトを緩め、先走りを滲ませる剛直を取り出す。ルルシェの膝を掴んで、雄の杭を一気に埋め込んだ。
「あぁあ――っ……!」
子宮口に剛直の先端がめり込み、ルルシェはその感触だけで達してしまった。腰を動かしていなくても、蠕動する蜜孔が屹立にいやらしく絡み付いてくる。
「っ、くそ……! どうなってんだよ、おまえの体は……!」
イグニスが苦しそうに呟いて腰を振り出す。太く長いモノが蜜孔に隙間なくみっしりと埋まり、充足感で視界が潤んだ。頭がおかしくなりそうなほど気持ちがいい。
嬌声を上げる紅色の唇から唾液が垂れ、イグニスは上体を倒してそれを舐め取った。埋め込まれた怒張の角度が変わり、さらに強烈な快感がルルシェを追い詰める。
「ああ、いい……! 気持ちいい……イグニス、さま……!」
「うあ……、締まる……」
このままでは膣に射精してしまう。イグニスは慌てて腰を引こうとしたが、細い脚がそれを阻んだ。イグニスの腰にがっちりと巻きついて固定している。
「おっ、おい! 放せ、もう出るから!」
「だめ……いかない、で……このままでいいから……!」
ルルシェは腕を伸ばして、イグニスの肩を引き寄せた。彼は切なそうな顔をしたが、やがてふっと微笑んだ。何かを決意したように。
「……分かった。ここまでやったんだ、責任はちゃんと取る。おまえの純潔を奪った時から、そのつもりだったからな……」
何の話か分からない。きょとんとするルルシェを放置して、イグニスが猛然と腰を叩きつけた。官能に火が灯り、もう一度頂点へ駆け上がっていく。
「はっ、あン! あっ、あ、あぁん、あぁあ――……!」
きゅうっと下腹が収縮し、雄根を容赦なく絞った。男のモノが内部でびくびくと跳ねながら、子宮に熱い白濁をまき散らしている。お腹の奥が温かく、不思議な感覚に包まれた。
(ああ、しあわせ……)
火照った体から汗がふき出し、宙に浮いているみたいだった。しばらくふわふわと漂ったあと、徐々に体が重くなってくる。同時に、猛烈な睡魔に襲われた。
「……おやすみ」
聞きなれた安心する声が子守唄のように優しくささやき、ルルシェは意識を手放した。大好きなひとの香りに包まれて眠るのは最高に幸せだった。
お兄さんは立ち上がり、どこかへ行こうとする。ルルシェは彼の腕に必死ですがりついた。
「い、行かないで。置いてかないで……!」
「どこにも行かない。ほら、顔を拭いてやるから――おいで」
棚からハンカチを取ったのか、お兄さんの手には布が握られている。彼はソファに座り直し、自分の膝をぽんぽんとたたいた。ここへ座れという意味らしい。
誘われるままにちょこんと座ると、お兄さんはルルシェの顔を優しく拭いてくれた。
「おまえの中に、こんな小さな子供がいたなんてなぁ……。ずっと隠れてたんだな」
「あの、イグニスさま……本当に、結婚しちゃうの?」
イグニスの手からぽろりとハンカチが落ちた。彼はパチパチとまたたきを繰り返し、「はぁあ?」と仰天した顔で言う。
「なんだそれ。いつ俺が結婚することになったんだ?」
「だって……メイドのひと達が、お姫さまと婚約するって言ってたから。だからぼくのこと、もう要らないんだろなって……思って……」
また涙が出てきた。涙腺が決壊したかのように簡単に雫がこぼれて来るが、イグニスは慌てることもなくルルシェの顔を拭いている。
「ふぅん。メイド達は、俺とリョーシィが婚約すると勘違いしてるのか。ややこしいな……。そこからおまえの勘違いに繋がったわけだ」
「結婚しないの?」
「しないよ。俺はおまえのものだから」
(ああ……!)
なんて嬉しいことを言ってくれるのだろう。
ルルシェはイグニスに抱きつき、彼の頬にちゅっとキスをした。それに応えるように長い腕がルルシェの背中と腰を抱きしめ、唇に柔らかなものが触れる。
「……甘い香りがする。かなり飲んだな? この酔っ払いめ」
「んっ、んぁ、う……」
口のなかにぬるりとしたものが入り込み、鳥肌が立つような感覚に身震いする。ふわっと浮き上がるような感じがしたあと、部屋のすみに置かれた寝台へ運ばれた。
「もう休んだほうがいい。酔うと眠くなるだろ」
「どこ行くの? さっき、ぼくのものって言ってたでしょ……そばにいて」
「あ、おい……!」
離れようとする体にしがみ付くと、バランスを崩した彼がルルシェの上に倒れた。しかしルルシェを潰すこともなく、寝台に肘をついて体を支えている。とても苦しそうな表情で。
「この状況で、ずっと傍にいろって……拷問みたいだな」
「ごうも……。そんなにいや?」
ルルシェが泣くと、イグニスは慌てたように首を振る。
「嫌じゃない。そういう意味じゃなくて……うまそうなご馳走がすぐ目の前にあるのに、我慢するのはつらいだろ。おまえメイド服だし……。使用人を襲ってるみたいな気分だ」
酔っぱらったルルシェの目は潤み、頬は紅色に染まっている。濡れて光る唇はイグニスにとって目の毒だった。しかしそれに気づかない彼女は、朗らかに笑っている。
「おいしそうなら、食べたらいいでしょ。我慢しなくていいよ」
「……言ったな。自分から言ったんだから、後悔するなよ」
「え……?」
男の手がルルシェの膝裏を掴み、Mの字に大きく割り拓く。べろべろに酔ったルルシェは自分に何が起きているかも分からず、自分の脚の間からイグニスの端正な顔を見つめた。
優しいはずのお兄さんが、捕食者のように目をギラギラさせてルルシェを――獲物を見下ろしている。食べられてしまうと分かるのに、恐怖よりも喜びの方が大きい。早く食べてほしい。
「ひっ……!」
イグニスが女の秘部に顔を寄せ、下着の上から肉厚の舌で秘裂をなぞった。尖らせた舌の先端が蜜口に沈み、筋を辿って上へと移動する。膨れた雌芯を舌で押し潰されてルルシェは甲高い声を漏らした。
「あぁン……っ! あ、いい……気持ちいい……!」
「何なんだ、その可愛い声は。酔っぱらうと素直になるのか……。いつもそうだといいんだけどな」
イグニスはぼそっと呟いて、ルルシェの下着の紐を二つともほどいた。濡れて張り付いた下着を取り去ると、女陰はすでに拓いて蜜口がひくひくと蠢いている。イグニスは喉を鳴らし、誘われるように唇を寄せた。
「あーっ……! あっ、はぁん! あぁ、あふっ……」
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頭の芯がどろどろに溶けてしまったルルシェは、羞恥を押し隠して自分の秘部に手を伸ばした。花びらの両脇に指を沿えて割り拓きながらイグニスに甘くおねだりする。
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イグニスは瞠目し、ごくりと喉を鳴らした。逸る手でベルトを緩め、先走りを滲ませる剛直を取り出す。ルルシェの膝を掴んで、雄の杭を一気に埋め込んだ。
「あぁあ――っ……!」
子宮口に剛直の先端がめり込み、ルルシェはその感触だけで達してしまった。腰を動かしていなくても、蠕動する蜜孔が屹立にいやらしく絡み付いてくる。
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イグニスが苦しそうに呟いて腰を振り出す。太く長いモノが蜜孔に隙間なくみっしりと埋まり、充足感で視界が潤んだ。頭がおかしくなりそうなほど気持ちがいい。
嬌声を上げる紅色の唇から唾液が垂れ、イグニスは上体を倒してそれを舐め取った。埋め込まれた怒張の角度が変わり、さらに強烈な快感がルルシェを追い詰める。
「ああ、いい……! 気持ちいい……イグニス、さま……!」
「うあ……、締まる……」
このままでは膣に射精してしまう。イグニスは慌てて腰を引こうとしたが、細い脚がそれを阻んだ。イグニスの腰にがっちりと巻きついて固定している。
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ルルシェは腕を伸ばして、イグニスの肩を引き寄せた。彼は切なそうな顔をしたが、やがてふっと微笑んだ。何かを決意したように。
「……分かった。ここまでやったんだ、責任はちゃんと取る。おまえの純潔を奪った時から、そのつもりだったからな……」
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きゅうっと下腹が収縮し、雄根を容赦なく絞った。男のモノが内部でびくびくと跳ねながら、子宮に熱い白濁をまき散らしている。お腹の奥が温かく、不思議な感覚に包まれた。
(ああ、しあわせ……)
火照った体から汗がふき出し、宙に浮いているみたいだった。しばらくふわふわと漂ったあと、徐々に体が重くなってくる。同時に、猛烈な睡魔に襲われた。
「……おやすみ」
聞きなれた安心する声が子守唄のように優しくささやき、ルルシェは意識を手放した。大好きなひとの香りに包まれて眠るのは最高に幸せだった。
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