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カウドゥール
【11年作】14歳くらいKさんと幼女R(※グロ/傷口に消毒液どっぱー)
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「なんでそんなにボクの事、嫌うのさ、ばかぁぁぁぁぁぁ!!」
Gが、そう泣きわめきながらばたばたと去って行った。
「……クソがぁっ!!! 死ねっ!!! このド変態がぁっ!!!」
絨毯の上で、Kが血まみれの状態で這い回る。
今、KはGに膝から下の両足を切られ、更に両手を縛られ、身動きがとれなくなっていた。
「マジ、キチガイが……クソがっ……!」
下を向いてブツブツと呪いの言葉を吐いていると、布擦れの音が聞こえた。
顔を上げると、そこにはGの娘のRが開きっ放しのドアから、こそっと顔を覗かせていた。
「……何、見てんだよ」
KはギロリとRを下から睨みつけた。
「……あ、のっ……!」
Rが口を開く。
「………痛い……?」
Kは鼻で笑った。
「痛くなさそうに見えるか?」
Rがビクッと身を縮める。
「ごめんなさっ……」
「うぜぇ、失せろ、消えろ」
この忌々しいクソ変態野郎の娘は、なんでこうやってちょくちょく俺を見に来るんだ。
そんなに、ひでぇ目に遭っている俺を見るのが楽しいのかよ、うぜぇ。ムカつく。
むすっとしながらKは床に顔を突っ伏した。
足が再生したら、速攻Gをブッ殺しに行ってやる。
後ろから思いっきり曲刀で背中をブッ刺して、そのまま一気に尻の割れ目まで切り裂いて、その裂け目に両手を突っ込んで内蔵を剥き出して……。
悶々とえげつない残酷なイメージトレーニングをしていると、不意に、足にまるで電流が走ったかのような強烈な痛みを感じた。
「ぎゃあああああああああ!!!!」
思わず、床を転げ回る。
何事かと、ばっ、と自分が寝ていた所を睨み付けると、そこにはRが、何か液体の入ったボトルを持っていた。
「ご、こめん……。染みた……?」
そういえば、辺りが消毒液臭い。
「あの……ほら、ケガしたら、消毒しなきゃ……」
Kは激昴した。
「てめぇ!!!! こんな傷口断面むき出しの所にいきなりそんなもんぶっかけやがったのか!!!! このクソガキが!!!!! 死ね!!!!!!」
自分より小さな女の子に、容赦なく怒鳴りつける。
Rが恐怖におののく。
「ごっ、ごめんなさっ……」
「失せろ! 消えろ!! 殺すぞ、このアマ!!!!」
今にも、Rの喉元にでもかぶりつきそうないきおいで叫び散らす。
Rは「ごめんなさいごめんなさい」と、泣きながら部屋を出て行った。
Rが部屋を出てしばらくしてから、またいつもの後悔がKの胸中を襲った。
あいつに悪気はない。知っている。
あぁ、またやってしまった。
「……消毒、って……」
笑えた。そんな無駄な行為、やさしさに。
とりあえず、床にこぼれた消毒液がもったいないと思ったので、Kはそれをすすった。
Gが、そう泣きわめきながらばたばたと去って行った。
「……クソがぁっ!!! 死ねっ!!! このド変態がぁっ!!!」
絨毯の上で、Kが血まみれの状態で這い回る。
今、KはGに膝から下の両足を切られ、更に両手を縛られ、身動きがとれなくなっていた。
「マジ、キチガイが……クソがっ……!」
下を向いてブツブツと呪いの言葉を吐いていると、布擦れの音が聞こえた。
顔を上げると、そこにはGの娘のRが開きっ放しのドアから、こそっと顔を覗かせていた。
「……何、見てんだよ」
KはギロリとRを下から睨みつけた。
「……あ、のっ……!」
Rが口を開く。
「………痛い……?」
Kは鼻で笑った。
「痛くなさそうに見えるか?」
Rがビクッと身を縮める。
「ごめんなさっ……」
「うぜぇ、失せろ、消えろ」
この忌々しいクソ変態野郎の娘は、なんでこうやってちょくちょく俺を見に来るんだ。
そんなに、ひでぇ目に遭っている俺を見るのが楽しいのかよ、うぜぇ。ムカつく。
むすっとしながらKは床に顔を突っ伏した。
足が再生したら、速攻Gをブッ殺しに行ってやる。
後ろから思いっきり曲刀で背中をブッ刺して、そのまま一気に尻の割れ目まで切り裂いて、その裂け目に両手を突っ込んで内蔵を剥き出して……。
悶々とえげつない残酷なイメージトレーニングをしていると、不意に、足にまるで電流が走ったかのような強烈な痛みを感じた。
「ぎゃあああああああああ!!!!」
思わず、床を転げ回る。
何事かと、ばっ、と自分が寝ていた所を睨み付けると、そこにはRが、何か液体の入ったボトルを持っていた。
「ご、こめん……。染みた……?」
そういえば、辺りが消毒液臭い。
「あの……ほら、ケガしたら、消毒しなきゃ……」
Kは激昴した。
「てめぇ!!!! こんな傷口断面むき出しの所にいきなりそんなもんぶっかけやがったのか!!!! このクソガキが!!!!! 死ね!!!!!!」
自分より小さな女の子に、容赦なく怒鳴りつける。
Rが恐怖におののく。
「ごっ、ごめんなさっ……」
「失せろ! 消えろ!! 殺すぞ、このアマ!!!!」
今にも、Rの喉元にでもかぶりつきそうないきおいで叫び散らす。
Rは「ごめんなさいごめんなさい」と、泣きながら部屋を出て行った。
Rが部屋を出てしばらくしてから、またいつもの後悔がKの胸中を襲った。
あいつに悪気はない。知っている。
あぁ、またやってしまった。
「……消毒、って……」
笑えた。そんな無駄な行為、やさしさに。
とりあえず、床にこぼれた消毒液がもったいないと思ったので、Kはそれをすすった。
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