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第48話 真の解決
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ガレイク――ヤツは緋色の狼【スカーレット・ウルフ】で戦闘部門のトップに就任するだけの実力は持ち合わせていたようだ。
前任者であるレグロスさんも相当な実力者だし、妖狐アカツキも同時に相手をしながらそれでも優位に戦いを進めている。
持って生まれたセンスというべきなのか……騎士団にでも入っていたら大成していただろうにもったいないな。
ただ、この島で好き放題されるわけにはいかない。
俺はレグロスさんとアカツキが時間を稼いでいる間に、最後の魔力を振り絞って唯一の武器である銛を付与効果で強化する。
やるしかない。
隙をついて、なんとかヤツに一撃を食らわせれば……動きを封じ込めるはずだ。
「はははっ! 無駄だ無駄だぁ!」
勢いに乗って攻撃を繰り返すガレイク。
徐々におされていくレグロスさん――だが、俺とはアイコンタクトで互いに意思を通じ合えていた。
これも事前の打ち合わせ通り。
レグロスさんとアカツキが攻撃を加えていくうちに、ヤツの動きは少しずつだが鈍っていった。
その動きを見極め、チャンスだと決め込むと一気に走りだした。
「そこだぁ!」
ついに捉えたその瞬間を逃さず、俺はガレイクに銛を投げつける。
「っ!? 甘いな!」
俺の放った渾身の一撃。
手応えはあったのだが、ギリギリのところでかわされてしまった。
戦意を奪うほどのダメージには遠く及ばず、わずかなかすり傷だけしか負わせられなかったのだ。
「ずっと俺の動きをつけねらっていたようだが、残念だったな」
「……そうでもないさ」
「強がりはよせ。この中でおまえは一番戦闘力が低いんだろう? 商会に残っていたデータで調べさせてもらったのさ」
確かにその情報に誤りはない。
俺は弱い。
レグロスさんやアカツキとガチでやり合ったら数分ともたないだろう。
だからこそ、戦い方のバリエーションってもので差をつけなくちゃいけない。
それを可能としているのが付与効果スキルなのだ。
「さて、そろそろ遊びは終わりに――ぐっ!?」
……どうやら、効果が出てきたようだな。
先ほどまでの強気な態度から一変し、青ざめてその場にうずくまるガレイク。
「島に眠るお宝を手に入れようと情報を集めたまではよかったが、俺のスキルまではさすがに計算外だったようだな」
「スキルだと? ……そうか。腕の立つ付与効果スキル職人がいるとは聞いていたが、まさかおまえのことか」
情報は持っていても、それが俺と断定するには至らなかったようだ。
ここまで順調にことを運んでいただけに最後の最後で油断したか。
「さっきの銛に何かを仕込んでやがったのか」
「そういうことだ。――おまえたちもこれまでだな」
「む、無念……」
そう言い残し、ガレイクは倒れた。
もちろん死んじゃいない。
「咄嗟に麻痺効果を持たせたか……やるな」
さすがにレグロスさんは気づいたようだな。
事前の打ち合わせでは俺が銛でヤツを仕留めるという流れだったが、ヤツの実力が想定以上だったため、急遽追加で効果を増やしたのだ。
おかげでもう何もできないくらいの疲労感に襲われる。
けど……これで島は守られたんだ。
――っと、そうだった。
まだまだ解決しなければいけない案件があったんだよな。
俺は立ち上がると、茫然としているアロン代表とゴードン様のもとへ向かう。
「明日には騎士団が到着するでしょうが……それまでは大人しくしていていただきますよ」
「き、貴様! 誰に向かって口を利いている!」
ガレイクが倒れ、脅威が去ったと知ったゴードン様は強気な態度で迫る。
だが、ここで思いがけない人物がやってきた。
「そこまでにしていただきましょうか、父上」
「っ!? バレント!?」
現れたのはバレント様だった。
「貴様も俺の言いつけを破ってこの島に来たのだ。覚悟はできているのだろうな?」
「覚悟? それは父上の方では?」
「な、何っ? どういう意味だ?」
「実は先ほど港に騎士団の船がやってきたんです」
えっ?
騎士団の船が?
いくらなんでも対応が早すぎないか?
それとも……別件で最初からこの島を訪れる予定があったとか?
「ど、どういうことだ! なぜ騎士団がこの島に!?」
「ご自分の胸に手を当てて聞いてみたらどうですか? 思い当たる節が数えきれないほどたくさんあるでしょう?」
「ぐっ!?」
露骨に顔色が悪くなるゴードン様。
同時に、巻き込まれることが確定したアロン代表も真っ青になっている。
どうやら、この事件は真の意味できちんと解決しそうだな。
※次回(一旦?)最終回!
前任者であるレグロスさんも相当な実力者だし、妖狐アカツキも同時に相手をしながらそれでも優位に戦いを進めている。
持って生まれたセンスというべきなのか……騎士団にでも入っていたら大成していただろうにもったいないな。
ただ、この島で好き放題されるわけにはいかない。
俺はレグロスさんとアカツキが時間を稼いでいる間に、最後の魔力を振り絞って唯一の武器である銛を付与効果で強化する。
やるしかない。
隙をついて、なんとかヤツに一撃を食らわせれば……動きを封じ込めるはずだ。
「はははっ! 無駄だ無駄だぁ!」
勢いに乗って攻撃を繰り返すガレイク。
徐々におされていくレグロスさん――だが、俺とはアイコンタクトで互いに意思を通じ合えていた。
これも事前の打ち合わせ通り。
レグロスさんとアカツキが攻撃を加えていくうちに、ヤツの動きは少しずつだが鈍っていった。
その動きを見極め、チャンスだと決め込むと一気に走りだした。
「そこだぁ!」
ついに捉えたその瞬間を逃さず、俺はガレイクに銛を投げつける。
「っ!? 甘いな!」
俺の放った渾身の一撃。
手応えはあったのだが、ギリギリのところでかわされてしまった。
戦意を奪うほどのダメージには遠く及ばず、わずかなかすり傷だけしか負わせられなかったのだ。
「ずっと俺の動きをつけねらっていたようだが、残念だったな」
「……そうでもないさ」
「強がりはよせ。この中でおまえは一番戦闘力が低いんだろう? 商会に残っていたデータで調べさせてもらったのさ」
確かにその情報に誤りはない。
俺は弱い。
レグロスさんやアカツキとガチでやり合ったら数分ともたないだろう。
だからこそ、戦い方のバリエーションってもので差をつけなくちゃいけない。
それを可能としているのが付与効果スキルなのだ。
「さて、そろそろ遊びは終わりに――ぐっ!?」
……どうやら、効果が出てきたようだな。
先ほどまでの強気な態度から一変し、青ざめてその場にうずくまるガレイク。
「島に眠るお宝を手に入れようと情報を集めたまではよかったが、俺のスキルまではさすがに計算外だったようだな」
「スキルだと? ……そうか。腕の立つ付与効果スキル職人がいるとは聞いていたが、まさかおまえのことか」
情報は持っていても、それが俺と断定するには至らなかったようだ。
ここまで順調にことを運んでいただけに最後の最後で油断したか。
「さっきの銛に何かを仕込んでやがったのか」
「そういうことだ。――おまえたちもこれまでだな」
「む、無念……」
そう言い残し、ガレイクは倒れた。
もちろん死んじゃいない。
「咄嗟に麻痺効果を持たせたか……やるな」
さすがにレグロスさんは気づいたようだな。
事前の打ち合わせでは俺が銛でヤツを仕留めるという流れだったが、ヤツの実力が想定以上だったため、急遽追加で効果を増やしたのだ。
おかげでもう何もできないくらいの疲労感に襲われる。
けど……これで島は守られたんだ。
――っと、そうだった。
まだまだ解決しなければいけない案件があったんだよな。
俺は立ち上がると、茫然としているアロン代表とゴードン様のもとへ向かう。
「明日には騎士団が到着するでしょうが……それまでは大人しくしていていただきますよ」
「き、貴様! 誰に向かって口を利いている!」
ガレイクが倒れ、脅威が去ったと知ったゴードン様は強気な態度で迫る。
だが、ここで思いがけない人物がやってきた。
「そこまでにしていただきましょうか、父上」
「っ!? バレント!?」
現れたのはバレント様だった。
「貴様も俺の言いつけを破ってこの島に来たのだ。覚悟はできているのだろうな?」
「覚悟? それは父上の方では?」
「な、何っ? どういう意味だ?」
「実は先ほど港に騎士団の船がやってきたんです」
えっ?
騎士団の船が?
いくらなんでも対応が早すぎないか?
それとも……別件で最初からこの島を訪れる予定があったとか?
「ど、どういうことだ! なぜ騎士団がこの島に!?」
「ご自分の胸に手を当てて聞いてみたらどうですか? 思い当たる節が数えきれないほどたくさんあるでしょう?」
「ぐっ!?」
露骨に顔色が悪くなるゴードン様。
同時に、巻き込まれることが確定したアロン代表も真っ青になっている。
どうやら、この事件は真の意味できちんと解決しそうだな。
※次回(一旦?)最終回!
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