4 / 4
部活動見学①
しおりを挟む
(今日いろいろあったな~、あの先輩いい人だったな~)
私は今日あったことを思い出していた。私は完全にあの人のことを好きになっていた。
「よし!昨日は少し具合が悪かったけど今日は大丈夫だ!」
(今日も先輩に、会えるかな?会いたいな~)
そう思っていると後ろから声がした。
「結愛!昨日大丈夫?」
そらが話しかけてきた。
「そら!大丈夫だよ!昨日はごめんね」
(ホントごめん!昨日は具合が悪かった!)
「私聞いたんだけど入学式やってる時誰かといたでしょ?」
(え?誰から聞いたの?恥ずかしい!)
「うん、いたよ?」
「結愛!その人のこと好きでしょ?」
そらは目をキラキラさせて聞いてきた。
(そうだよ!先輩のこと好きだよ!一目惚れだよ!)
「…うん、好きだよ…」
私は恥ずかしくて声が小さくなった。
「名前は?」
そらはまた目を輝かせて聞いてきた。
(そら!その目お願いだからやめて!その目されてお願いされると断われないから!)
「神楽坂姫人…」
「名前スゴくカッコイイね!」
(うん!そうなんだよ!名前もカッコイイけど行動もクールなんだよ!)
「だよな、私もカッコイイと思った」
私は自分の溢れ出そうな気持ちを必死で必死で抑えた。
(危ない危ない気持ちがもれるところだった…)
「あと…」
(え!まだあるの!?これ以上言われると気持ち抑えられないって!)
「結愛!そら!おはよう!」
すると遼が挨拶してきた。
「遼だ!おはよう!」
私は助かったと思い、大声で遼を呼んだ。
「お前どうした?俺を普通に呼んで?体調まだ悪いんじゃねぇのか?」
私はさっきまで救世主だと、思っていたのが一瞬で邪魔者になった。
「素直になればいいのに~」
私は遼にからかったみた。すると遼は顔色一つ変えずに
「誰がお前なんかにときめくかよ」
(言ってくれるやないですか!まぁ、私もあなたのことなんとも思ってへんけども)
私はなぜか大阪のおばちゃんみたいな関西弁を心で、呟いていた。
「こっちもですよ~」
「まぁまぁ二人ともやめなって」
そらはいつものように喧嘩を止めようとして真ん中に入った。
「そうだ!私、昨日学校途中で帰ったから教室わかんない!どうしよう!」
(ホントにどうしよう!!)
「なんだそのことか、安心しろや俺たち全員同じクラスやで」
(やったー!リアルに嬉しい!!)
「奇跡だ!」
「なんやそんなに俺と同じクラスになって嬉しいのかいな」
(なんだコイツ!とんだ自己中野郎じゃねぇか!)
「はいはい、そうですね…」
私はわざとだるそうに答えた。
そうして歩いているうちにどうやら私のクラスに着いたようだ。
(私のクラスは1年3組だ。クラスの人と馴染めるかな?)
「なんだよ、お前もしかして緊張とかしてんのか?」
(当たり前だろ!昨日私行ってねぇんだぞ!」
「べ、べ、別にそ、そんな、わけないだろ」
私は豪快に噛んだ。
「緊張しまくりじゃねぇか!」
「うるさいです。」
(私はこれから一年やっていけるだろうか…)
私は今日あったことを思い出していた。私は完全にあの人のことを好きになっていた。
「よし!昨日は少し具合が悪かったけど今日は大丈夫だ!」
(今日も先輩に、会えるかな?会いたいな~)
そう思っていると後ろから声がした。
「結愛!昨日大丈夫?」
そらが話しかけてきた。
「そら!大丈夫だよ!昨日はごめんね」
(ホントごめん!昨日は具合が悪かった!)
「私聞いたんだけど入学式やってる時誰かといたでしょ?」
(え?誰から聞いたの?恥ずかしい!)
「うん、いたよ?」
「結愛!その人のこと好きでしょ?」
そらは目をキラキラさせて聞いてきた。
(そうだよ!先輩のこと好きだよ!一目惚れだよ!)
「…うん、好きだよ…」
私は恥ずかしくて声が小さくなった。
「名前は?」
そらはまた目を輝かせて聞いてきた。
(そら!その目お願いだからやめて!その目されてお願いされると断われないから!)
「神楽坂姫人…」
「名前スゴくカッコイイね!」
(うん!そうなんだよ!名前もカッコイイけど行動もクールなんだよ!)
「だよな、私もカッコイイと思った」
私は自分の溢れ出そうな気持ちを必死で必死で抑えた。
(危ない危ない気持ちがもれるところだった…)
「あと…」
(え!まだあるの!?これ以上言われると気持ち抑えられないって!)
「結愛!そら!おはよう!」
すると遼が挨拶してきた。
「遼だ!おはよう!」
私は助かったと思い、大声で遼を呼んだ。
「お前どうした?俺を普通に呼んで?体調まだ悪いんじゃねぇのか?」
私はさっきまで救世主だと、思っていたのが一瞬で邪魔者になった。
「素直になればいいのに~」
私は遼にからかったみた。すると遼は顔色一つ変えずに
「誰がお前なんかにときめくかよ」
(言ってくれるやないですか!まぁ、私もあなたのことなんとも思ってへんけども)
私はなぜか大阪のおばちゃんみたいな関西弁を心で、呟いていた。
「こっちもですよ~」
「まぁまぁ二人ともやめなって」
そらはいつものように喧嘩を止めようとして真ん中に入った。
「そうだ!私、昨日学校途中で帰ったから教室わかんない!どうしよう!」
(ホントにどうしよう!!)
「なんだそのことか、安心しろや俺たち全員同じクラスやで」
(やったー!リアルに嬉しい!!)
「奇跡だ!」
「なんやそんなに俺と同じクラスになって嬉しいのかいな」
(なんだコイツ!とんだ自己中野郎じゃねぇか!)
「はいはい、そうですね…」
私はわざとだるそうに答えた。
そうして歩いているうちにどうやら私のクラスに着いたようだ。
(私のクラスは1年3組だ。クラスの人と馴染めるかな?)
「なんだよ、お前もしかして緊張とかしてんのか?」
(当たり前だろ!昨日私行ってねぇんだぞ!」
「べ、べ、別にそ、そんな、わけないだろ」
私は豪快に噛んだ。
「緊張しまくりじゃねぇか!」
「うるさいです。」
(私はこれから一年やっていけるだろうか…)
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
就職面接の感ドコロ!?
フルーツパフェ
大衆娯楽
今や十年前とは真逆の、売り手市場の就職活動。
学生達は賃金と休暇を貪欲に追い求め、いつ送られてくるかわからない採用辞退メールに怯えながら、それでも優秀な人材を発掘しようとしていた。
その業務ストレスのせいだろうか。
ある面接官は、女子学生達のリクルートスーツに興奮する性癖を備え、仕事のストレスから面接の現場を愉しむことに決めたのだった。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
バスケ部員のラブストーリー
小説好きカズナリ
青春
主人公高田まさるは高校2年のバスケ部員。
同じく、女子バスケ部の街道みなみも高校2年のバスケ部員。
実は2人は小学からの幼なじみだった。
2人の関係は進展するのか?
※はじめは短編でスタートします。文字が増えたら、長編に変えます。
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
High-/-Quality
hime
青春
「…俺は、もう棒高跳びはやりません。」
父の死という悲劇を乗り越え、失われた夢を取り戻すために―。
中学時代に中学生日本記録を樹立した天才少年は、直後の悲劇によってその未来へと蓋をしてしまう。
しかし、高校で新たな仲間たちと出会い、再び棒高跳びの世界へ飛び込む。
ライバルとの熾烈な戦いや、心の葛藤を乗り越え、彼は最高峰の舞台へと駆け上がる。感動と興奮が交錯する、青春の軌跡を描く物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる