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逮ニャ?

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「なんで!逃げたんだ!」
 俺は逃げた奴をとりあえず捕まえて署まで同行してもらった。そして、そのまま取り調べ室へと連れてった。
 しかし、俺は話を聞く人ではない。先輩の戦時と一つ下の後輩の蒼木海星(あおきかいせい)が行う。
「さぁ、教えてもらおうかな?なんで逃げたんだ?」
「俺はなにもやってない!」
 その男が大声でそう叫んだ。
「お前が窃盗したんだろ!」
「それは俺はやってない!」
 コイツ終わったな。
「それはってなんだ?じゃあ他のことをやったってことだろ?」
「そ、それは…」
 男は完璧に墓穴を掘ってしまった。男は完全に頭の思考が止まっているようだ。
「おい!お前とっとはけよ!この野郎!」
 男は泣いていた。
「はい…私は…犯罪を…しました。」
 男は参ったという表情で自供し始めた。
「私は…痴漢を行って…しまい…ました。」
結局その男は逮捕された。

 俺は犯罪者を捕まることができた。しかし狙っていた窃盗犯はまだ捕まえられていない。
「お疲れ様でした。」
 そう言って署を後にした。

 俺は家に帰っている途中だった、すると
「窃盗よー!」
 商店街の方からそんな声がしてきた。
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