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従属
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「ん゛ぅ♡あ゛っ♡あ゛う゛っ♡♡」
「ははっ! いいぞいいぞー」
寝室に広がるぐちゅぐちゅという音。その発生源であるドラセルは、ベッドの上で一心不乱に陰茎を扱いている。
数分前、リグに取引を持ち掛けられたドラセル。頷いてはいけないと理性が止めるが、産まれてから28年抱え続けた本能はリグの提案に屈しかけた。それでもこのまま何もせずに負けるわけにもいかないと抵抗を試みたドラセル、しかしその爪がリグへ届く前にドラセルは苦しみに呻くことになる。
「うぐぅ!?」
「苦しいか? そうだろうな、身体中の魔力が暴れ回ってるんだから、苦しいよなぁ」
「な、にがっ」
「圧倒的に力じゃ敵わない相手のところに無策でくるはずないだろ? 覚えてるか、オレを得意げに売り込んでたヤツの言葉。オレの自己治癒力ってのは魔力を上手い事動かして高めてるんだが、別に影響を与えるのは他人にだってできるんだ」
「っ!?」
「まぁ、要はこうして触れてさえいれば相手の魔力を引っ掻き回せるってこと。竜人族はことさら魔力が多いって話だから、アンタにとっては天敵だな?」
「っは、はぁ……だったら、俺を支配すれば……」
「言っただろ、国に興味はないって。そんな面倒なことしたくない。だから、ほとぼりが冷めるまでアンタで遊ばせてもらう。いいよな?」
尋ねている口調ではあるが、その実今度こそドラセルに断ることは出来ない。リグの能力、結界を解きこの部屋に入ってきたのもそれの力であろう。結界も元を正せばドラセルの魔力であるため、それを歪め穴をあけたのだ。
そこまで考えたドラセルは、相性の悪すぎる相手に生まれて初めて「歯が立たない」という感情を持った。リグの言葉を鵜呑みにするはずもないが、それとしてリグを退けるにしても時間をかけてリグの弱点を探る必要がある。
(そうっ♡だからこれは♡完敗したのではない♡言いなりになって♡隙を見つけるため仕方なく♡仕方なくだっ♡♡)
「う゛ふぅっ♡♡で、出るっ♡♡ん゛ぐぅ♡♡♡」
両手で握り締めた陰茎の先から、勢いよく白濁が吹き上がる。リグの申し出を受けた証明としてリグの目の前で自慰をさせられていたドラセルは、はぁはぁと息を荒げてリグを窺った。
「本当に射精できるんだな。分かってる? オレ、アンタの敵なんだけど」
「て、敵とはいえ、今は一時的に手を組む間柄、なのだろう?」
「そうだが、それにしたってこんな、なぁ?」
「っ♡」
明らかに馬鹿にしてドラセルを見下ろすリグ。その目に映るのは、『いつもやっているようなオナニーをしろ』という命令に従い、全裸で仰向けになった格好で陰茎を扱き、あまつさえ達した情けない男の姿だ。
椅子に座りただ眺めていただけのリグであったが、他人の目線に晒されているという実感がドラセルの手を激しく動かした。それは他人に見せられるようなおとなしいものでなく、己の敏感なところばかり責めるようないやらしいもの。だらしなく開いた足を踏ん張り腰を持ち上げ、陰茎を見せつけるようにして快感を貪っているドラセルの様子は、リグにとって興味をそそるものであった。
「なかなか、楽しめそうだな」
「ふっ♡んっ♡」
「でもな、アンタのオナニーはこんなもんじゃないだろ? ほら、次はそのやらしくそそり立っている乳首でイけよ」
「!? ち、乳首は……」
「……なんだ? 文句があるのか?」
「そういうことでは」
「あーあ、ただ乳首シコるだけでよかったのにちょっと物足りなくなったなぁ。ベッドから降りて、そこにしゃがめ」
「……」
「そうそう。そんで、手はこう、で……」
一瞬にして雰囲気をとげとげしく変化させたリグに、ドラセルは慌てて言葉通りにする。ベッドから降り床に足を付け、そのまま膝を開きつつ曲げていく。
取られるままに手を胸の前に持っていけば、陰茎が丸見えの状態で乳首を扱く格好になった。
「~~~♡」
これからさせられるであろうことを想像し、羞恥に思わずドラセルは尻尾を丸め陰茎を隠してしまう。当然そんなことが許されるはずもなく、リグは足でドラセルの尻尾を踏みつけた。
「なーに隠そうとしてんだ。このまま乳首だけでイけ。ああそうだ、イく時はイくって言うんだぞ? 王様だからか? その変にお上品な言葉、下品なもんに変えていくからな」
「ひぅ♡」
「まぁまずは……早くやれ」
「ひっ♡んひっ♡はっ♡はぁっ♡♡」
強い目線に見下ろされ、ドラセルはすぐさま指で乳首を扱き始める。しゅこしゅこと乳頭を尖らせるかの如く捻じり上げながら指を前後させていると、乳首で快感を得ることを知っている体は再び陰茎に芯を持たせていった。
徐々に頭を持ち上げ始める股間を意識することもなく、ドラセルは乳首を弄ぶ。本当は、乳首で達することもできるのだ。しかし陰茎ではなく、さらには後孔でもない部分で達する様は流石のドラセルも恥ずかしかった。
だというのにリグの目に逆らうことができず、ドラセルはひたすら乳首を自らの手で虐めていく。完全に勃起した陰茎が勝手にへこへこと揺れる腰に合わせて汁を飛ばし、開き始めた鈴口がドラセルの限界が近いことをリグに教える。
「ん゛お゛♡乳首っ♡乳首で達する♡イく♡イくぅ♡♡♡」
乳首が凹むほどに思いっきり爪を立て、その刺激によって触れてもいない陰茎から再度白濁を噴き出すドラセル。
そのまま仰向けに床に倒れたドラセルを、リグは鼻で笑いながら眺めていた。
「ははっ! いいぞいいぞー」
寝室に広がるぐちゅぐちゅという音。その発生源であるドラセルは、ベッドの上で一心不乱に陰茎を扱いている。
数分前、リグに取引を持ち掛けられたドラセル。頷いてはいけないと理性が止めるが、産まれてから28年抱え続けた本能はリグの提案に屈しかけた。それでもこのまま何もせずに負けるわけにもいかないと抵抗を試みたドラセル、しかしその爪がリグへ届く前にドラセルは苦しみに呻くことになる。
「うぐぅ!?」
「苦しいか? そうだろうな、身体中の魔力が暴れ回ってるんだから、苦しいよなぁ」
「な、にがっ」
「圧倒的に力じゃ敵わない相手のところに無策でくるはずないだろ? 覚えてるか、オレを得意げに売り込んでたヤツの言葉。オレの自己治癒力ってのは魔力を上手い事動かして高めてるんだが、別に影響を与えるのは他人にだってできるんだ」
「っ!?」
「まぁ、要はこうして触れてさえいれば相手の魔力を引っ掻き回せるってこと。竜人族はことさら魔力が多いって話だから、アンタにとっては天敵だな?」
「っは、はぁ……だったら、俺を支配すれば……」
「言っただろ、国に興味はないって。そんな面倒なことしたくない。だから、ほとぼりが冷めるまでアンタで遊ばせてもらう。いいよな?」
尋ねている口調ではあるが、その実今度こそドラセルに断ることは出来ない。リグの能力、結界を解きこの部屋に入ってきたのもそれの力であろう。結界も元を正せばドラセルの魔力であるため、それを歪め穴をあけたのだ。
そこまで考えたドラセルは、相性の悪すぎる相手に生まれて初めて「歯が立たない」という感情を持った。リグの言葉を鵜呑みにするはずもないが、それとしてリグを退けるにしても時間をかけてリグの弱点を探る必要がある。
(そうっ♡だからこれは♡完敗したのではない♡言いなりになって♡隙を見つけるため仕方なく♡仕方なくだっ♡♡)
「う゛ふぅっ♡♡で、出るっ♡♡ん゛ぐぅ♡♡♡」
両手で握り締めた陰茎の先から、勢いよく白濁が吹き上がる。リグの申し出を受けた証明としてリグの目の前で自慰をさせられていたドラセルは、はぁはぁと息を荒げてリグを窺った。
「本当に射精できるんだな。分かってる? オレ、アンタの敵なんだけど」
「て、敵とはいえ、今は一時的に手を組む間柄、なのだろう?」
「そうだが、それにしたってこんな、なぁ?」
「っ♡」
明らかに馬鹿にしてドラセルを見下ろすリグ。その目に映るのは、『いつもやっているようなオナニーをしろ』という命令に従い、全裸で仰向けになった格好で陰茎を扱き、あまつさえ達した情けない男の姿だ。
椅子に座りただ眺めていただけのリグであったが、他人の目線に晒されているという実感がドラセルの手を激しく動かした。それは他人に見せられるようなおとなしいものでなく、己の敏感なところばかり責めるようないやらしいもの。だらしなく開いた足を踏ん張り腰を持ち上げ、陰茎を見せつけるようにして快感を貪っているドラセルの様子は、リグにとって興味をそそるものであった。
「なかなか、楽しめそうだな」
「ふっ♡んっ♡」
「でもな、アンタのオナニーはこんなもんじゃないだろ? ほら、次はそのやらしくそそり立っている乳首でイけよ」
「!? ち、乳首は……」
「……なんだ? 文句があるのか?」
「そういうことでは」
「あーあ、ただ乳首シコるだけでよかったのにちょっと物足りなくなったなぁ。ベッドから降りて、そこにしゃがめ」
「……」
「そうそう。そんで、手はこう、で……」
一瞬にして雰囲気をとげとげしく変化させたリグに、ドラセルは慌てて言葉通りにする。ベッドから降り床に足を付け、そのまま膝を開きつつ曲げていく。
取られるままに手を胸の前に持っていけば、陰茎が丸見えの状態で乳首を扱く格好になった。
「~~~♡」
これからさせられるであろうことを想像し、羞恥に思わずドラセルは尻尾を丸め陰茎を隠してしまう。当然そんなことが許されるはずもなく、リグは足でドラセルの尻尾を踏みつけた。
「なーに隠そうとしてんだ。このまま乳首だけでイけ。ああそうだ、イく時はイくって言うんだぞ? 王様だからか? その変にお上品な言葉、下品なもんに変えていくからな」
「ひぅ♡」
「まぁまずは……早くやれ」
「ひっ♡んひっ♡はっ♡はぁっ♡♡」
強い目線に見下ろされ、ドラセルはすぐさま指で乳首を扱き始める。しゅこしゅこと乳頭を尖らせるかの如く捻じり上げながら指を前後させていると、乳首で快感を得ることを知っている体は再び陰茎に芯を持たせていった。
徐々に頭を持ち上げ始める股間を意識することもなく、ドラセルは乳首を弄ぶ。本当は、乳首で達することもできるのだ。しかし陰茎ではなく、さらには後孔でもない部分で達する様は流石のドラセルも恥ずかしかった。
だというのにリグの目に逆らうことができず、ドラセルはひたすら乳首を自らの手で虐めていく。完全に勃起した陰茎が勝手にへこへこと揺れる腰に合わせて汁を飛ばし、開き始めた鈴口がドラセルの限界が近いことをリグに教える。
「ん゛お゛♡乳首っ♡乳首で達する♡イく♡イくぅ♡♡♡」
乳首が凹むほどに思いっきり爪を立て、その刺激によって触れてもいない陰茎から再度白濁を噴き出すドラセル。
そのまま仰向けに床に倒れたドラセルを、リグは鼻で笑いながら眺めていた。
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