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虎髭とザル娘
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三国志シリーズ第9弾
関羽の話書いたら思い付いちゃいました。
********************************************
それは暑い夏の日のこと。
一人の男が庭で瓶子から直接酒を飲んでいた。
男は姓を張、名を飛、字を翼徳という。
彼はこの新野の城主・劉備の義弟である。
その鍛え抜かれた体躯は彼が一角の武将であることを示していた。
事実、彼はあの呂布とも互角に渡り歩いたことがあったのだ。
そんな彼の唯一の弱点。
それが酒癖の悪さだった。
人に絡むは、喧嘩っ早くなるはで何度もう一人の義兄・関羽に窘められたことか…。
おまけに最近は同僚の趙雲にまで白い目で見られる始末。
「しょうがねーだろ、この世にコレより美味い飲み物なんてねーんだからよぉ。」
そうひとりごちるしかなかった。
もう一口と瓶子を持ち上げるとそれは軽く、揺すっても水音はしない。
「チッ。」
翼徳は舌打ちした。
頭を掻きならがら厨に向かうことにした。
すると、門の方から若い娘の声がした。
「どなたかいらっしゃいませんか?」
聞き覚えのある娘の声に、翼徳は足を向ける。
案の定、それは贔屓にしてる酒家の看板娘・鈴麗だった。
「やっぱりお前か…。」
「あ、旦那、いらっしゃったんですか。
なら話は早い。 先日の飲み代、きっちり耳揃えて払ってください。」
「はぁ?」
「はぁ?じゃないです。 忘れたとは言わせませんよ!
無礼講だと言って家臣方の飲み代全部自分につけといてくれって言ったじゃないですか。」
「あ…。」
翼徳は思い出した。
先日憂さ晴らしで家臣どもを引き連れて娘の店で散々どんちゃん騒ぎをしたことを…。
で、気が大きくなった自分が全部飲み代払うと言ったのだ。
だが、こういう時に限って手持ちが少ない。
「あぁ、その、なんだ…。」
「はい。」
「今、手持ちがねぇんだわ。」
「で?」
「もうちぃっと待って…。」
「毎回それですよね?」
「うぐっ。」
「今日はそれ、通用しませんから。」
「な、なら、こうしねぇか?」
「?」
「俺とお前とで飲み比べで勝負しようぜ。 それでお前が勝ったら全部払う。
それでどうだ?」
鈴麗は逡巡したのちニヤリと唇の端を上げ、その提案に乗った。
この時、翼徳は知らなかった。
彼女が『ザル』だと言われるほど酒が強いということを…。
「旦那、これ、何ですか?」
「ああ、今日は暑いから涼むのにはいいかと思ってよ。」
庭に置かれたのは大きなたらいだった。
そこにせっせと井戸から水を汲んでくる翼徳。
なんで、そんなことやってるのかわからず鈴麗は首を傾げる。
「今から飲み比べするのにそれは必要ですか?」
「必要だ! 俺が勝った時の褒美がねぇだろう?」
「そうですね。」
「だからよぉ、俺が勝ったらお前と水浴びってどうだ。
勿論、裸でだがな。」
一瞬眉を顰めた鈴麗だったが、負けるつもりなど毛頭ないのでそれを受け入れる。
そうして始まった飲み比べだったのだが…。
結果は鈴麗の圧勝。
翼徳は庭に大の字になって眠りこけてしまった。
「フフフ、旦那、私の勝ちですからきっちり払ってもらいますよ。」
眠りこけて意識のない翼徳の耳元で囁きかける鈴麗。
ふと着物の合わせ目から見えたその胸板にドキリとする。
そして、ムクムクと悪戯心が沸き上がる。
帯を解き、上着を肌蹴させると逞しく暑い胸板にちょこんとついた乳首。
「ちょっとくらいいいわよね。」
鈴麗は舌なめずりしながら彼に覆い被さるとその乳首を舐め上げる。
ビクッと体が反応したが、どうやら起きる気配はない。
翼徳の肌は酒のせいか熱い。
薄っすら汗の浮かんだ胸板、綺麗に割れた腹筋。
それらを指でなぞっていくと、悪戯心はさらに大きくなる。
鈴麗は一度体を起こすと、今度は下衣に手をかけ剥ぎ取った。
翼徳の逸物は既に腹に付きそうなほど反り返っていた。
「さすがは豪傑。 立派なものをお持ちで…。」
鈴麗は迷わずそれを口に含む。
亀頭を少し強く吸い、鈴口に舌を這わせる。
そのまま飲み込み、喉の奥で締め付けると翼徳の腰が跳ねる。
それが楽しくなって今度は裏筋にねっとりと下から上へと舐め上げる。
眠っていても感じるのか、小さな喘ぎが聞こえてくる。
構わず口淫を続ける鈴麗。
翼徳の反応は大きくなり、不意に覚醒した。
「うわぁ! お、お前、何を!」
身を起こそうとした翼徳に構わず、再び亀頭を強く吸い上げる。
「ぐぉっ! お、おい、そ、それ以上は…。」
それだけ言うのが精いっぱいだった。
翼徳は眉を寄せ、奥歯を食いしばるが、背筋を這い上がる快感には勝てず、鈴麗の口の中で爆ぜた。
鈴麗はそれを一滴残らず飲み込み体を起こす。
「ねぇ、旦那。」
「へ?」
「私ね、アイツがいなくなってからしてないの。」
「な、何…。」
鈴麗には恋仲の男がいるのは知っていた。
だが、その男は不幸にも野盗に襲われ亡くなったと、聞いていた。
「鈴麗…。」
「ねぇ、慰めてよ。」
「は?」
「旦那のこの立派な逸物でさ。」
そう言うと鈴麗は翼徳の腰に跨り、逸物に手を添え、自身の蜜壺に宛がう。
そして、そのまま一気に腰を下ろした。
「ぐぉっ!!」
「はぁぁぁぁ…。 大きい…。」
鈴麗は自分のいい所にあたるように腰をくねらせる。
やがて見つけたのか、今度は激しく上下に動き始めた。
これには翼徳も我慢できず、呻きのような喘ぎを上げざるを得ない。
激しく肉のぶつかる音と淫靡な水音が辺りに響く。
酒が回っているせいで翼徳は体に力が入らず、されるがまま喘ぐよりほかになかった。
「り、りんれい…。 そ、そろ、そろ…、げん、かい…。」
「あんっ、イイですよ。 そのまま私の中に…。」
「い、いいのか?」
「ええ、旦那のだったら…。」
「そ、そうか…。 なら、遠慮なく出すぞ!!」
翼徳は再び爆ぜた。
と、同時に鈴麗も絶頂を迎えたようでその中が怪しく蠢き吐き出された白濁を零すまいと締め上げる。
そして、くたりと翼徳の体に倒れ込む。
「「はぁ、はぁ、はぁ……。」」
二人は息が整うまで繋がったまま体を重ねた。
息が整うと翼徳は体を起こし、力を失った自身を引き抜く。
「まったく…。 なんてことをしやがる。」
「飲み比べに負けたんだから文句言わないの。」
「ぐぅ…。」
「その代わり、飲み代はまたでいいですから。」
「い、いいのか?」
「その代わり…、ね?」
鈴麗は力を失くした逸物に手をやり扱き始める。
すると、ソレは再び力を取り戻し、鎌首を持ち上げ始める。
とはいえ、やられっぱなしでは男が廃る。
翼徳は鈴麗の手を取り引き剥がすと抱き上げ例のたらいに降ろす。
「きゃっ!」
「まずは汗を流す。 あと、お前、口ゆすげ。」
「え?」
「あぁ、さっき、口の中にぶちまけちまったからよぉ。」
「あ…。」
翼徳は井戸からくみ上げた水を瓶子に入れて鈴麗に渡す。
それを受け取り、口をゆすいだ。
「んじゃ、今度は体な。」
「へ?」
言うが早いか、再び井戸から水をくみ上げ鈴麗に頭からかけた。
その後すぐに翼徳は背後から抱きすくめるとお互いの体を洗い始める。
と、いっても翼徳の手つきはいやらしいが…。
「あん…、旦那そこは…。」
「翼徳だ。 これからは字で呼べ。」
「で、でも…。」
「言っとくが、俺は遊びのつもりはねぇ。」
「私みたいな小娘でいいの?」
「よく言うぜ。 俺のこと散々食ったくせに。」
「だって、立派なもの…。」
「それ以上は言わんでいい。」
「ん…、翼徳様…。」
「そうそう、それでいいんだ。」
日が暮れる頃まで水浴びしながら二人は睦み合った。
その頃には鈴麗はぐったりとしていたが、如何せん翼徳は体力が有り余ってる。
夜には寝室に連れ込まれ、翌朝まで貪られる羽目に…。
それでも翼徳から求められるのは悪くはないのでいつの間にやら妻となっていたのだった。
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お読みいただきありがとうございました。
妄想ダダ漏れ~~~
関羽の話書いたら思い付いちゃいました。
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それは暑い夏の日のこと。
一人の男が庭で瓶子から直接酒を飲んでいた。
男は姓を張、名を飛、字を翼徳という。
彼はこの新野の城主・劉備の義弟である。
その鍛え抜かれた体躯は彼が一角の武将であることを示していた。
事実、彼はあの呂布とも互角に渡り歩いたことがあったのだ。
そんな彼の唯一の弱点。
それが酒癖の悪さだった。
人に絡むは、喧嘩っ早くなるはで何度もう一人の義兄・関羽に窘められたことか…。
おまけに最近は同僚の趙雲にまで白い目で見られる始末。
「しょうがねーだろ、この世にコレより美味い飲み物なんてねーんだからよぉ。」
そうひとりごちるしかなかった。
もう一口と瓶子を持ち上げるとそれは軽く、揺すっても水音はしない。
「チッ。」
翼徳は舌打ちした。
頭を掻きならがら厨に向かうことにした。
すると、門の方から若い娘の声がした。
「どなたかいらっしゃいませんか?」
聞き覚えのある娘の声に、翼徳は足を向ける。
案の定、それは贔屓にしてる酒家の看板娘・鈴麗だった。
「やっぱりお前か…。」
「あ、旦那、いらっしゃったんですか。
なら話は早い。 先日の飲み代、きっちり耳揃えて払ってください。」
「はぁ?」
「はぁ?じゃないです。 忘れたとは言わせませんよ!
無礼講だと言って家臣方の飲み代全部自分につけといてくれって言ったじゃないですか。」
「あ…。」
翼徳は思い出した。
先日憂さ晴らしで家臣どもを引き連れて娘の店で散々どんちゃん騒ぎをしたことを…。
で、気が大きくなった自分が全部飲み代払うと言ったのだ。
だが、こういう時に限って手持ちが少ない。
「あぁ、その、なんだ…。」
「はい。」
「今、手持ちがねぇんだわ。」
「で?」
「もうちぃっと待って…。」
「毎回それですよね?」
「うぐっ。」
「今日はそれ、通用しませんから。」
「な、なら、こうしねぇか?」
「?」
「俺とお前とで飲み比べで勝負しようぜ。 それでお前が勝ったら全部払う。
それでどうだ?」
鈴麗は逡巡したのちニヤリと唇の端を上げ、その提案に乗った。
この時、翼徳は知らなかった。
彼女が『ザル』だと言われるほど酒が強いということを…。
「旦那、これ、何ですか?」
「ああ、今日は暑いから涼むのにはいいかと思ってよ。」
庭に置かれたのは大きなたらいだった。
そこにせっせと井戸から水を汲んでくる翼徳。
なんで、そんなことやってるのかわからず鈴麗は首を傾げる。
「今から飲み比べするのにそれは必要ですか?」
「必要だ! 俺が勝った時の褒美がねぇだろう?」
「そうですね。」
「だからよぉ、俺が勝ったらお前と水浴びってどうだ。
勿論、裸でだがな。」
一瞬眉を顰めた鈴麗だったが、負けるつもりなど毛頭ないのでそれを受け入れる。
そうして始まった飲み比べだったのだが…。
結果は鈴麗の圧勝。
翼徳は庭に大の字になって眠りこけてしまった。
「フフフ、旦那、私の勝ちですからきっちり払ってもらいますよ。」
眠りこけて意識のない翼徳の耳元で囁きかける鈴麗。
ふと着物の合わせ目から見えたその胸板にドキリとする。
そして、ムクムクと悪戯心が沸き上がる。
帯を解き、上着を肌蹴させると逞しく暑い胸板にちょこんとついた乳首。
「ちょっとくらいいいわよね。」
鈴麗は舌なめずりしながら彼に覆い被さるとその乳首を舐め上げる。
ビクッと体が反応したが、どうやら起きる気配はない。
翼徳の肌は酒のせいか熱い。
薄っすら汗の浮かんだ胸板、綺麗に割れた腹筋。
それらを指でなぞっていくと、悪戯心はさらに大きくなる。
鈴麗は一度体を起こすと、今度は下衣に手をかけ剥ぎ取った。
翼徳の逸物は既に腹に付きそうなほど反り返っていた。
「さすがは豪傑。 立派なものをお持ちで…。」
鈴麗は迷わずそれを口に含む。
亀頭を少し強く吸い、鈴口に舌を這わせる。
そのまま飲み込み、喉の奥で締め付けると翼徳の腰が跳ねる。
それが楽しくなって今度は裏筋にねっとりと下から上へと舐め上げる。
眠っていても感じるのか、小さな喘ぎが聞こえてくる。
構わず口淫を続ける鈴麗。
翼徳の反応は大きくなり、不意に覚醒した。
「うわぁ! お、お前、何を!」
身を起こそうとした翼徳に構わず、再び亀頭を強く吸い上げる。
「ぐぉっ! お、おい、そ、それ以上は…。」
それだけ言うのが精いっぱいだった。
翼徳は眉を寄せ、奥歯を食いしばるが、背筋を這い上がる快感には勝てず、鈴麗の口の中で爆ぜた。
鈴麗はそれを一滴残らず飲み込み体を起こす。
「ねぇ、旦那。」
「へ?」
「私ね、アイツがいなくなってからしてないの。」
「な、何…。」
鈴麗には恋仲の男がいるのは知っていた。
だが、その男は不幸にも野盗に襲われ亡くなったと、聞いていた。
「鈴麗…。」
「ねぇ、慰めてよ。」
「は?」
「旦那のこの立派な逸物でさ。」
そう言うと鈴麗は翼徳の腰に跨り、逸物に手を添え、自身の蜜壺に宛がう。
そして、そのまま一気に腰を下ろした。
「ぐぉっ!!」
「はぁぁぁぁ…。 大きい…。」
鈴麗は自分のいい所にあたるように腰をくねらせる。
やがて見つけたのか、今度は激しく上下に動き始めた。
これには翼徳も我慢できず、呻きのような喘ぎを上げざるを得ない。
激しく肉のぶつかる音と淫靡な水音が辺りに響く。
酒が回っているせいで翼徳は体に力が入らず、されるがまま喘ぐよりほかになかった。
「り、りんれい…。 そ、そろ、そろ…、げん、かい…。」
「あんっ、イイですよ。 そのまま私の中に…。」
「い、いいのか?」
「ええ、旦那のだったら…。」
「そ、そうか…。 なら、遠慮なく出すぞ!!」
翼徳は再び爆ぜた。
と、同時に鈴麗も絶頂を迎えたようでその中が怪しく蠢き吐き出された白濁を零すまいと締め上げる。
そして、くたりと翼徳の体に倒れ込む。
「「はぁ、はぁ、はぁ……。」」
二人は息が整うまで繋がったまま体を重ねた。
息が整うと翼徳は体を起こし、力を失った自身を引き抜く。
「まったく…。 なんてことをしやがる。」
「飲み比べに負けたんだから文句言わないの。」
「ぐぅ…。」
「その代わり、飲み代はまたでいいですから。」
「い、いいのか?」
「その代わり…、ね?」
鈴麗は力を失くした逸物に手をやり扱き始める。
すると、ソレは再び力を取り戻し、鎌首を持ち上げ始める。
とはいえ、やられっぱなしでは男が廃る。
翼徳は鈴麗の手を取り引き剥がすと抱き上げ例のたらいに降ろす。
「きゃっ!」
「まずは汗を流す。 あと、お前、口ゆすげ。」
「え?」
「あぁ、さっき、口の中にぶちまけちまったからよぉ。」
「あ…。」
翼徳は井戸からくみ上げた水を瓶子に入れて鈴麗に渡す。
それを受け取り、口をゆすいだ。
「んじゃ、今度は体な。」
「へ?」
言うが早いか、再び井戸から水をくみ上げ鈴麗に頭からかけた。
その後すぐに翼徳は背後から抱きすくめるとお互いの体を洗い始める。
と、いっても翼徳の手つきはいやらしいが…。
「あん…、旦那そこは…。」
「翼徳だ。 これからは字で呼べ。」
「で、でも…。」
「言っとくが、俺は遊びのつもりはねぇ。」
「私みたいな小娘でいいの?」
「よく言うぜ。 俺のこと散々食ったくせに。」
「だって、立派なもの…。」
「それ以上は言わんでいい。」
「ん…、翼徳様…。」
「そうそう、それでいいんだ。」
日が暮れる頃まで水浴びしながら二人は睦み合った。
その頃には鈴麗はぐったりとしていたが、如何せん翼徳は体力が有り余ってる。
夜には寝室に連れ込まれ、翌朝まで貪られる羽目に…。
それでも翼徳から求められるのは悪くはないのでいつの間にやら妻となっていたのだった。
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お読みいただきありがとうございました。
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