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『夏と風のアイロニー(3)』
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『夏と風のアイロニー(3)』
男子トイレの個室は全部で三つ。
最初に夏木さんと入った時は、全てが空いていて一番奥をさっきまで使っていた。
今、一番奥の個室は開いている。
当然だ。誰もいないんだから。
二番目、真ん中の個室も空いている。
当然だ、誰もいないんだから。
三番目。入ってすぐの個室は扉が閉まっていた。
さて、どうしてだろう。
風か何かで自然と閉まった? そうかもしれない。
けれど開けようとすると、ロックがかかっていて開かない。
オレはコンコンコンと三度叩いた後、一拍おいてコンコンと二度叩く。
カシャン、と鍵の開く音がした。
オレが扉を開けると、個室の中には強いメスの匂いが充満していた。
フタをしたままの洋式便器に座っていたのは薫ちゃんだった。
「良かったね。夏木さん、気づかなかったみたいだよ?」
「セ、センパイ。ウチ、センパイの言う通りにして待ってました……」
薫ちゃんにはあらかじめ、こういい含めていた。
トイレの近くに隠れて、オレと夏木さんがトイレに入った五分後、別の個室の中で待っているように、と。
「そうだね。もう一つの言いつけも、ちゃんと守ってたかな?」
「う、はいッス」
薫ちゃんは、その短いスカートを持ち上げる。
「はい、よくできました」
ノーパンだ。絶景ですね。
と言っても、一日中ノーパンにさせていたわけじゃない。トイレに入ってからだ。
さすがにこのスカート丈でパンツ無しの学園生活はあまりにクソゲーだろう。
この世界において女性がノーパンである事がバレた時、どういった扱いになるのかはわからないが、少なくとも学校では肩身が狭くなるだろう。薫ちゃんはツッパリ系という事もあり、なおさらだ。
夏木さんみたいなロングスカートだったらそうそうバレないだろうけど、ノーパンプレイをさせるために不良少女としての彼女のシンボルを変えさせるのはオレとしても本意ではない。
どこまで攻められるのか、責めていいのか、そのあたりは少しずつ経験値を溜めていくしかないだろう。
処女調教。
オレもまだ手探り状態。
せっかくこん従順な後輩ちゃんを手に入れたのだ。踏み込みすぎて台無しにすることだけは避けたい。
というわけで、薫ちゃんはトイレに入ってから、パンツを脱いで待っていましたとさ。
オレが命令したのはそれだけ。
でも、それだけで終わるはずもないよね?
二つ隣の個室で顔見知りの先輩二人がアンアン言って、いや、アンアン言ってるのは夏木さんだけだけれども、そう言う事をしていたわけだから。
「薫ちゃん。スカートを持ち上げたまま、足を開いてみようか?」
「え、あの……」
ピッチリと閉じた太もも。
先日は暗がりだったから、恥ずかしく無かったかもしれない。
しかし今はトイレの個室内とはいえ、十分に明るい。
丸見えになってしまうのが恥ずかしく、薫ちゃんの足は閉じられたままだ。
「薫ちゃん? 聞こえなかったかな?」
「え、えっとですね。さすがに恥ずかしい、かな、というかですね?」
モゴモゴと言い訳しつつも、オレに逆らう事には抵抗があるのか足を開こうとして、また閉じる。
「薫ちゃん。もしかして、ボクのいう事、ききたくないのかな?」
「う、いえ、そういうわけじゃないッス。けど……」
「こーんな意地悪な先輩とわかってて、何でも言う事を聞くって約束したよね?」
顔を近づけ、ジっと目を覗き込む。
眼鏡はかけたままだ。さすがにエロ魔眼を開放しての至近距離で直視はマズい。
「う、うう、そうなんスけど……」
もしこれがアダルトなゲームなら選択肢が出てくるタイミングかな?
例えば最初の選択肢として――。
(1)「薫。オレの女だろ? さっさと股を開け」
なんて言って迫るパターン。イケイケ系に豹変して、有無をいわさずドSな展開に持っていく。
正直、薫ちゃんもそうやって迫られるのが、悪くないと思っている節があるので問題ないだろう。
もう一つの選択肢として。
(2)「一人で脱ぐのは恥ずかしいかな? じゃあボクが先に脱ぐね?」
と言って、目の前に息子さんを突き出すパターン。
さっきまで自分のよく知る夏木センパイが、咥え込んでいたペニスだ。
もちろん出した以上はオレも出すモノ出させてもらうわけだが、それはどっちの選択肢にしたって同じ事。
ただ、どうせ出すなら、どっちの選択肢の方が盛り上がるかという問題。
選択肢1の懸念事項として、オレが頻繁にオラオラ系を出し過ぎると薫ちゃんも慣れてしまい、いざという時に効果が薄くなるのではという問題がある。
……よし。
「んー。薫ちゃん、恥ずかしいのかな? ならボクから先に脱いであげるよ?」
「え、えっ?」
年長者として後輩を導くべく、オレは率先して手本を見せる(2)の選択肢をとった。
かの偉人の言葉ではないが、人というのは、やってみせ、褒めてみせねば動かない。
というわけで、オレはあえて薫ちゃんの目の前に腰をもっていき、わざとらしくカチャカチャと音を立てながらベルトをはずし、もったいぶる事なくストンとズボンを落とした。
目の前にあらわれた、ペニスの形がしっかりとわかる黒いボクサーパンツに薫ちゃんの視線は釘付けだ。
「あ、あのっ、えっと」
「さ、どうする? 薫ちゃんはどうしたい?」
薫ちゃんがとまどうように、それでいて自分の欲望に従ってオレのパンツに手を伸ばしてくる。
触れる寸前、こちらを上目で見てくる。
「いいよ?」
何がいいのかはあえて言わない。
それが妙というものだろう。
男子トイレの個室は全部で三つ。
最初に夏木さんと入った時は、全てが空いていて一番奥をさっきまで使っていた。
今、一番奥の個室は開いている。
当然だ。誰もいないんだから。
二番目、真ん中の個室も空いている。
当然だ、誰もいないんだから。
三番目。入ってすぐの個室は扉が閉まっていた。
さて、どうしてだろう。
風か何かで自然と閉まった? そうかもしれない。
けれど開けようとすると、ロックがかかっていて開かない。
オレはコンコンコンと三度叩いた後、一拍おいてコンコンと二度叩く。
カシャン、と鍵の開く音がした。
オレが扉を開けると、個室の中には強いメスの匂いが充満していた。
フタをしたままの洋式便器に座っていたのは薫ちゃんだった。
「良かったね。夏木さん、気づかなかったみたいだよ?」
「セ、センパイ。ウチ、センパイの言う通りにして待ってました……」
薫ちゃんにはあらかじめ、こういい含めていた。
トイレの近くに隠れて、オレと夏木さんがトイレに入った五分後、別の個室の中で待っているように、と。
「そうだね。もう一つの言いつけも、ちゃんと守ってたかな?」
「う、はいッス」
薫ちゃんは、その短いスカートを持ち上げる。
「はい、よくできました」
ノーパンだ。絶景ですね。
と言っても、一日中ノーパンにさせていたわけじゃない。トイレに入ってからだ。
さすがにこのスカート丈でパンツ無しの学園生活はあまりにクソゲーだろう。
この世界において女性がノーパンである事がバレた時、どういった扱いになるのかはわからないが、少なくとも学校では肩身が狭くなるだろう。薫ちゃんはツッパリ系という事もあり、なおさらだ。
夏木さんみたいなロングスカートだったらそうそうバレないだろうけど、ノーパンプレイをさせるために不良少女としての彼女のシンボルを変えさせるのはオレとしても本意ではない。
どこまで攻められるのか、責めていいのか、そのあたりは少しずつ経験値を溜めていくしかないだろう。
処女調教。
オレもまだ手探り状態。
せっかくこん従順な後輩ちゃんを手に入れたのだ。踏み込みすぎて台無しにすることだけは避けたい。
というわけで、薫ちゃんはトイレに入ってから、パンツを脱いで待っていましたとさ。
オレが命令したのはそれだけ。
でも、それだけで終わるはずもないよね?
二つ隣の個室で顔見知りの先輩二人がアンアン言って、いや、アンアン言ってるのは夏木さんだけだけれども、そう言う事をしていたわけだから。
「薫ちゃん。スカートを持ち上げたまま、足を開いてみようか?」
「え、あの……」
ピッチリと閉じた太もも。
先日は暗がりだったから、恥ずかしく無かったかもしれない。
しかし今はトイレの個室内とはいえ、十分に明るい。
丸見えになってしまうのが恥ずかしく、薫ちゃんの足は閉じられたままだ。
「薫ちゃん? 聞こえなかったかな?」
「え、えっとですね。さすがに恥ずかしい、かな、というかですね?」
モゴモゴと言い訳しつつも、オレに逆らう事には抵抗があるのか足を開こうとして、また閉じる。
「薫ちゃん。もしかして、ボクのいう事、ききたくないのかな?」
「う、いえ、そういうわけじゃないッス。けど……」
「こーんな意地悪な先輩とわかってて、何でも言う事を聞くって約束したよね?」
顔を近づけ、ジっと目を覗き込む。
眼鏡はかけたままだ。さすがにエロ魔眼を開放しての至近距離で直視はマズい。
「う、うう、そうなんスけど……」
もしこれがアダルトなゲームなら選択肢が出てくるタイミングかな?
例えば最初の選択肢として――。
(1)「薫。オレの女だろ? さっさと股を開け」
なんて言って迫るパターン。イケイケ系に豹変して、有無をいわさずドSな展開に持っていく。
正直、薫ちゃんもそうやって迫られるのが、悪くないと思っている節があるので問題ないだろう。
もう一つの選択肢として。
(2)「一人で脱ぐのは恥ずかしいかな? じゃあボクが先に脱ぐね?」
と言って、目の前に息子さんを突き出すパターン。
さっきまで自分のよく知る夏木センパイが、咥え込んでいたペニスだ。
もちろん出した以上はオレも出すモノ出させてもらうわけだが、それはどっちの選択肢にしたって同じ事。
ただ、どうせ出すなら、どっちの選択肢の方が盛り上がるかという問題。
選択肢1の懸念事項として、オレが頻繁にオラオラ系を出し過ぎると薫ちゃんも慣れてしまい、いざという時に効果が薄くなるのではという問題がある。
……よし。
「んー。薫ちゃん、恥ずかしいのかな? ならボクから先に脱いであげるよ?」
「え、えっ?」
年長者として後輩を導くべく、オレは率先して手本を見せる(2)の選択肢をとった。
かの偉人の言葉ではないが、人というのは、やってみせ、褒めてみせねば動かない。
というわけで、オレはあえて薫ちゃんの目の前に腰をもっていき、わざとらしくカチャカチャと音を立てながらベルトをはずし、もったいぶる事なくストンとズボンを落とした。
目の前にあらわれた、ペニスの形がしっかりとわかる黒いボクサーパンツに薫ちゃんの視線は釘付けだ。
「あ、あのっ、えっと」
「さ、どうする? 薫ちゃんはどうしたい?」
薫ちゃんがとまどうように、それでいて自分の欲望に従ってオレのパンツに手を伸ばしてくる。
触れる寸前、こちらを上目で見てくる。
「いいよ?」
何がいいのかはあえて言わない。
それが妙というものだろう。
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