258 / 415
『春日井、新たな快感への覚醒(1)』
しおりを挟む
『春日井、新たな快感への覚醒(1)』
このまま続けてもらえば盛大に出せると思うし、初めての精子の味に苦しむ春日井さんが口を離さずにいられるかというのも見てみたいが、オレにとって相手への最初の射精というのは非常に重い意味を持つ。
三つ目に知ったチートスキル『性感開闢』。対象が最初に精を受けた場所が性感帯となる。
夏木さんは口、先生は顔、とあの時は知らなかったゆえに流れでそうなったが、今回はオレに選択できる余地がある。
口でも顔でも実に楽しめるのだが……。
「うぶっ……うぐっ……ふっ……」
野外の初フェラだというのに、ここまで没頭できる春日井さんの露出癖、そしてこの世界における男から女性へのスキンシップが問題視されていないとなれば……。
オレは視界の下、今や垂れ落ちた唾液でびしょ濡れになり、胸の谷間に張り付いたタンクトップを見る。
性感開闢にすべきは――胸。
と思いかけたが、オレはその考えを打ち消した。
確かにさきほどの若い女性二人組のように男が女性の胸を揉んでいても、奇異な目で見られど不審者扱いはされなかった。
であればデートの最中、いつでも春日井さんの胸をもみしだき、羞恥と周知の中で悶えさせるプレイも可能。
彼女の露出願望、そしてマゾ願望を叶えられる、最良の選択肢であろうとは思う。
思うのだが。
ここからの発言はオレの卑しい心、貴賤なき至高の存在であるおっぱいに対して、まごう事なく愚弄である事は重々承知の上での発言だが……春日井さんはおっぱいがあんまり大きくないのだ。
もしこれが初めての人、具体的には夏木さんの揺れる暴力装置を知らない頃のオレであったなら、一も二もなく、おっぱいで感じる春日井さんにしてしまった事だろう。
だが、ああ、だが。
オレの手にいまだ残る夏木さんの弾力というのは、他の全てを一つ下のランクにしてしまった。
春日井さんのおっぱいは、いやさ、冬原先生のおっぱいだって全てが素晴らしい。
だか、それでも、俺は思うだろう。
春日井さんのおっぱいを揉むたび、そして春日井さんがそれでイクたびにもしコレが夏木さんだったら、と。
この世界に来て後悔があるとすれば、夏木さんの胸に『性感開闢』が使えなかった事だ。
いや、だからといって、普段ツンツンの夏木さんが口でする時はその気持ちよさに従順になってしまうというのも素晴らしく悩ましい所ではある。
ともかく。
オレが春日井さんに求めるのは別のテーマだと知り置いて欲しい。
露出癖、そして犬属性、苦しいプレイにも耐えるマゾ耐性。
であれば、もはや全てを語るまでもない。賢明なる読者諸氏であればすでに悟っているだろう。
性感を開闢すべきは、そう――お尻だ。
お尻の最大の特性である、叩いても痛みのわりにダメージがないというそれを活かせば、わんわんプレイにも対応できる事は冬原先生で実証済みだ。先生もマゾっ気あるしね。
さらに野外デートでは人目につかず揉みまくる事ができるし、ベッドの上では、いや今回のように野外であろうと、お尻を叩きながら挿入された春日井さんはどのように泣くのだろうか。
実に、実に楽しみだ。
考えれば考えるほどお尻しかない。
お尻フェチではないが、お尻が嫌いなわけじゃない。
むしろこの素晴らしい思いつきを、お尻への造詣と理解と尊敬を深める道程の最初の一歩とする所存だ。
「うう……うっぶ……」
春日井さんの口から、圧迫感からの息苦しさがそろそろ限界という嗚咽が漏れている。
それでもなお彼女はオレを射精へと導こうと、顔を動かそうとしていた。健気だ。
「がんばったね、春日井さん。でももういいよ?」
「……んー……んー!」
半分ほど露出していたペニスを、再びくわえこみ、そのまま首を横に振る。
オレに見限られたと思った春日井さんが懇願してくる。
「ああ、違うよ。そろそろ次に行こうかなって。手も離していいよ?」
「……う……ぶっ……つ、次?」
春日井さんがオレから離れ聞き返してくる。
「その前に春日井さんの方はどうかな? 立ってくれる?」
「え、ええ」
「後ろを向いて。ああ、そうだ、今度は壁に手をつこうか。その手を壁から離したらそこでおしまいだよ?」
「壁? ええ、わ、わかったわ」
立ち上がり売店の壁に手をつく春日井さん。
タンクトップでホットパンツ、黒い下着がチラチラするほどの露出で無防備な後ろ姿をさらす春日井さん。
「じゃあ、ジッとしててね?」
「……ええ、その、痛い事とか苦しい事は……」
最初に突然口にねじこまれたのがよほど怖かったらしい。
ちょっと悪い事をしたかなと思いつつ。
「大丈夫、もうあんな乱暴な事はしないから」
「そ、そう、うん、そうよね! 宮城君は優しいものね……いっっ!?」
春日井さんが言い終わるより早く、オレは少し大きめのお尻をひっぱたいた。
このまま続けてもらえば盛大に出せると思うし、初めての精子の味に苦しむ春日井さんが口を離さずにいられるかというのも見てみたいが、オレにとって相手への最初の射精というのは非常に重い意味を持つ。
三つ目に知ったチートスキル『性感開闢』。対象が最初に精を受けた場所が性感帯となる。
夏木さんは口、先生は顔、とあの時は知らなかったゆえに流れでそうなったが、今回はオレに選択できる余地がある。
口でも顔でも実に楽しめるのだが……。
「うぶっ……うぐっ……ふっ……」
野外の初フェラだというのに、ここまで没頭できる春日井さんの露出癖、そしてこの世界における男から女性へのスキンシップが問題視されていないとなれば……。
オレは視界の下、今や垂れ落ちた唾液でびしょ濡れになり、胸の谷間に張り付いたタンクトップを見る。
性感開闢にすべきは――胸。
と思いかけたが、オレはその考えを打ち消した。
確かにさきほどの若い女性二人組のように男が女性の胸を揉んでいても、奇異な目で見られど不審者扱いはされなかった。
であればデートの最中、いつでも春日井さんの胸をもみしだき、羞恥と周知の中で悶えさせるプレイも可能。
彼女の露出願望、そしてマゾ願望を叶えられる、最良の選択肢であろうとは思う。
思うのだが。
ここからの発言はオレの卑しい心、貴賤なき至高の存在であるおっぱいに対して、まごう事なく愚弄である事は重々承知の上での発言だが……春日井さんはおっぱいがあんまり大きくないのだ。
もしこれが初めての人、具体的には夏木さんの揺れる暴力装置を知らない頃のオレであったなら、一も二もなく、おっぱいで感じる春日井さんにしてしまった事だろう。
だが、ああ、だが。
オレの手にいまだ残る夏木さんの弾力というのは、他の全てを一つ下のランクにしてしまった。
春日井さんのおっぱいは、いやさ、冬原先生のおっぱいだって全てが素晴らしい。
だか、それでも、俺は思うだろう。
春日井さんのおっぱいを揉むたび、そして春日井さんがそれでイクたびにもしコレが夏木さんだったら、と。
この世界に来て後悔があるとすれば、夏木さんの胸に『性感開闢』が使えなかった事だ。
いや、だからといって、普段ツンツンの夏木さんが口でする時はその気持ちよさに従順になってしまうというのも素晴らしく悩ましい所ではある。
ともかく。
オレが春日井さんに求めるのは別のテーマだと知り置いて欲しい。
露出癖、そして犬属性、苦しいプレイにも耐えるマゾ耐性。
であれば、もはや全てを語るまでもない。賢明なる読者諸氏であればすでに悟っているだろう。
性感を開闢すべきは、そう――お尻だ。
お尻の最大の特性である、叩いても痛みのわりにダメージがないというそれを活かせば、わんわんプレイにも対応できる事は冬原先生で実証済みだ。先生もマゾっ気あるしね。
さらに野外デートでは人目につかず揉みまくる事ができるし、ベッドの上では、いや今回のように野外であろうと、お尻を叩きながら挿入された春日井さんはどのように泣くのだろうか。
実に、実に楽しみだ。
考えれば考えるほどお尻しかない。
お尻フェチではないが、お尻が嫌いなわけじゃない。
むしろこの素晴らしい思いつきを、お尻への造詣と理解と尊敬を深める道程の最初の一歩とする所存だ。
「うう……うっぶ……」
春日井さんの口から、圧迫感からの息苦しさがそろそろ限界という嗚咽が漏れている。
それでもなお彼女はオレを射精へと導こうと、顔を動かそうとしていた。健気だ。
「がんばったね、春日井さん。でももういいよ?」
「……んー……んー!」
半分ほど露出していたペニスを、再びくわえこみ、そのまま首を横に振る。
オレに見限られたと思った春日井さんが懇願してくる。
「ああ、違うよ。そろそろ次に行こうかなって。手も離していいよ?」
「……う……ぶっ……つ、次?」
春日井さんがオレから離れ聞き返してくる。
「その前に春日井さんの方はどうかな? 立ってくれる?」
「え、ええ」
「後ろを向いて。ああ、そうだ、今度は壁に手をつこうか。その手を壁から離したらそこでおしまいだよ?」
「壁? ええ、わ、わかったわ」
立ち上がり売店の壁に手をつく春日井さん。
タンクトップでホットパンツ、黒い下着がチラチラするほどの露出で無防備な後ろ姿をさらす春日井さん。
「じゃあ、ジッとしててね?」
「……ええ、その、痛い事とか苦しい事は……」
最初に突然口にねじこまれたのがよほど怖かったらしい。
ちょっと悪い事をしたかなと思いつつ。
「大丈夫、もうあんな乱暴な事はしないから」
「そ、そう、うん、そうよね! 宮城君は優しいものね……いっっ!?」
春日井さんが言い終わるより早く、オレは少し大きめのお尻をひっぱたいた。
30
お気に入りに追加
860
あなたにおすすめの小説
シン・三毛猫現象 〜自然出産される男が3万人に1人の割合になった世界に帰還した僕はとんでもなくモテモテになったようです〜
ミコガミヒデカズ
ファンタジー
気軽に読めるあべこべ、男女比モノです。
以前、私がカクヨム様で書いていた小説をリメイクしたものです。
とあるきっかけで異世界エニックスウェアに転移した主人公、佐久間修。彼はもう一人の転移者と共に魔王との決戦に挑むが、
「儂の味方になれば世界の半分をやろう」
そんな魔王の提案に共に転移したもう一人の勇者が応じてしまう。そんな事はさせないと修は魔王を倒そうとするが、事もあろうに味方だったもう一人の勇者が魔王と手を組み攻撃してきた。
瞬間移動の術でなんとか難を逃れた修だったが、たどり着いたのは男のほとんどが姿を消した異世界転移15年後の地球だった…。
男女比1:10000の貞操逆転世界に転生したんだが、俺だけ前の世界のインターネットにアクセスできるようなので美少女配信者グループを作る
電脳ピエロ
恋愛
男女比1:10000の世界で生きる主人公、新田 純。
女性に襲われる恐怖から引きこもっていた彼はあるとき思い出す。自分が転生者であり、ここが貞操の逆転した世界だということを。
「そうだ……俺は女神様からもらったチートで前にいた世界のネットにアクセスできるはず」
純は彼が元いた世界のインターネットにアクセスできる能力を授かったことを思い出す。そのとき純はあることを閃いた。
「もしも、この世界の美少女たちで配信者グループを作って、俺が元いた世界のネットで配信をしたら……」
貞操観念逆転世界におけるニートの日常
猫丸
恋愛
男女比1:100。
女性の価値が著しく低下した世界へやってきた【大鳥奏】という一人の少年。
夢のような世界で彼が望んだのは、ラブコメでも、ハーレムでもなく、男の希少性を利用した引き籠り生活だった。
ネトゲは楽しいし、一人は気楽だし、学校行かなくてもいいとか最高だし。
しかし、男女の比率が大きく偏った逆転世界は、そんな彼を放っておくはずもなく……
『カナデさんってもしかして男なんじゃ……?』
『ないでしょw』
『ないと思うけど……え、マジ?』
これは貞操観念逆転世界にやってきた大鳥奏という少年が世界との関わりを断ち自宅からほとんど出ない物語。
貞操観念逆転世界のハーレム主人公を拒んだ一人のネットゲーマーの引き籠り譚である。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
可愛すぎるクラスメイトがやたら俺の部屋を訪れる件 ~事故から助けたボクっ娘が存在感空気な俺に熱い視線を送ってきている~
蒼田
青春
人よりも十倍以上存在感が薄い高校一年生、宇治原簾 (うじはられん)は、ある日買い物へ行く。
目的のプリンを買った夜の帰り道、簾はクラスメイトの人気者、重原愛莉 (えはらあいり)を見つける。
しかしいつも教室でみる活発な表情はなくどんよりとしていた。只事ではないと目線で追っていると彼女が信号に差し掛かり、トラックに引かれそうな所を簾が助ける。
事故から助けることで始まる活発少女との関係。
愛莉が簾の家にあがり看病したり、勉強したり、時には二人でデートに行ったりと。
愛莉は簾の事が好きで、廉も愛莉のことを気にし始める。
故障で陸上が出来なくなった愛莉は目標新たにし、簾はそんな彼女を補佐し自分の目標を見つけるお話。
*本作はフィクションです。実在する人物・団体・組織名等とは関係ございません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる