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『GW編・三日目:7時20分発、急に混みだした電車内で起きた奇跡(5)』
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『GW編・三日目:7時20分発、急に混みだした電車内で起きた奇跡(5)』
……。
……。
……おや?
てっきり、正気に戻った彼がすぐにでも私を突き飛ばすかと思ったが、何の反応もない。
私がどうしたのかと思った瞬間。
「す、すみませんでした!」
と大きな声があがる。
同時に美少年は私の胸から腕を一気に引き抜いたが、彼のそでの金ボタンが私のジャケットの中でひっかかり、ブラウスがひっぱられ、さらにその下のブラのフロントホックがはじけてしまった。
無駄にデカい胸の贅肉が振動しながらブラウスの中で暴れる。
私に謝ろうとしたのか、頭を下げながら後ろに下がっていた彼がその後方で不自然に尻を突き出していた年増OLのケツ駄肉に弾かれ、勢いよく私に突っ込んできた。
「むぐっ!」
「あんっ!」
さきほどのように私の胸の谷間に顔をうずめる美少年。
だが私はさきほど違ってブラウスの中でブラがフルオープン中だ。
ブラウス越しとはいえナマ男子高生、それも美少年の顔が私の胸にうずまっている。
ミリの厚みしかない衣越しに振れあう、女と男の肌。
もはやこれは……セックスでは?
「んっんっ!」
そう考えるだけで刺激度が十倍増しになり、ついつい卑猥な声が漏れた。
彼も今度はすぐに自分の状況を把握し、私から離れようとしたのだが。
「す、すみませ、すみません! うわっ!」
不意に電車が大きくゆれて、反射的にどこかにつかまろうとした両手が私の胸に舞い戻ってきた。
しかも今度は左右両手で、それぞれの胸をわしづかみだ。
ブラ越しのさっきとは違い、指の感触がはっきりとわかる。
まずい、立ってきた。
いや、私は悪くないぞ。こんなの誰だって乳首立つわ。
しかし欲求不満がたまった女の生理なんぞ、男に理解されるばすがない。
ブラウスの上からとはいえ、このままでは彼も私がおっ立てていること事に気づくだろう。
もはや訴えられるのは仕方ない。
残りの人生きあきらめた。
しかし、せめて。
こんなかわいい美少年に変態ババアとさげすまれるような視線でだけでは見られたくない。
そんな思いで一刻も早く彼の指から逃れなければと私は必死でもがく。
だというのに電車の揺れのせいで美少年が再びバランスを崩して、さらに私によりかかってくる。
当然ながら、さらに指がくいこみ、その刺激と快感でますます乳首がとがる!
「んっんっ、んほっ!」
「ご、ごめんなさい、わざとじゃ、わざとじゃないんです、うわっ!」
結局。
その地獄のような天国のような時間は、次の駅である協和駅に到着するまで続いた。
顔を真っ赤にしながら降りていった美少年はこのあたりの生徒だろうか。学ランの学校がこのあたりにあるという記憶はないすが……帰ったら後輩に聞いてみるか。
制服のノリの効き具合からして新一年生だろうと思う。
一般車両には何かの間違いで乗り込んだに違いない。
窓の外を見ると、ホームでこちらを振り返った美少年と目があった。
彼は私に痴女まがいな事をされ続けたというのに、声をあげる事もなかった。
それどころか、何度も体が接触した事を謝ってくれさえした。
本当に事故だし、私にすれば極上のラッキースケベ体験に感謝しかないのだが、彼は私にぶつかった自分が悪いと思っているようだった。
「親御さんの教育がいいのか……世間を知らないだけなのか」
とっさながらも名刺を渡せたのは実に幸運だった。
もし連絡をくれて次に会う事があれば、私ができうる最大の謝罪をしたいと思う。
もちろん謝罪だけばなく謝礼もするつもりだ。
あの子が連絡をくれるという事は、少なくとも私を嫌っていないという事。
つまりそれは私に惚れている可能性もあるという事。
「くくく……」
私はほくそ笑む。
周囲の女性客たちから向けられる怨恨を通り越して殺意のこもった――負け犬どもの視線が実に気持ちいい。
金や地位を得ただけでは、とうてい味わえない優越感に体がしびれる。
もし彼が私のものになったら……腕を組んで街を歩くだけで漏らすかもしれん。
オムツが必要か?
一代で会社を立ち上げ、成功者と羨まれる私がオムツ?
……ふふ。
無論、一向にかまわんっ!
「ふう」
あの天使と腕を組んで街を歩く自分を想像しただけで、ちょっと濡れた。
妄想がはかどりすぎていたようで、気づけばそろそろ私の降りる駅だ。
ミスをしでかした、いやミスをしてくれた社員に感謝だ。
出社したら金一封を出してやろう。
……。
……。
……おや?
てっきり、正気に戻った彼がすぐにでも私を突き飛ばすかと思ったが、何の反応もない。
私がどうしたのかと思った瞬間。
「す、すみませんでした!」
と大きな声があがる。
同時に美少年は私の胸から腕を一気に引き抜いたが、彼のそでの金ボタンが私のジャケットの中でひっかかり、ブラウスがひっぱられ、さらにその下のブラのフロントホックがはじけてしまった。
無駄にデカい胸の贅肉が振動しながらブラウスの中で暴れる。
私に謝ろうとしたのか、頭を下げながら後ろに下がっていた彼がその後方で不自然に尻を突き出していた年増OLのケツ駄肉に弾かれ、勢いよく私に突っ込んできた。
「むぐっ!」
「あんっ!」
さきほどのように私の胸の谷間に顔をうずめる美少年。
だが私はさきほど違ってブラウスの中でブラがフルオープン中だ。
ブラウス越しとはいえナマ男子高生、それも美少年の顔が私の胸にうずまっている。
ミリの厚みしかない衣越しに振れあう、女と男の肌。
もはやこれは……セックスでは?
「んっんっ!」
そう考えるだけで刺激度が十倍増しになり、ついつい卑猥な声が漏れた。
彼も今度はすぐに自分の状況を把握し、私から離れようとしたのだが。
「す、すみませ、すみません! うわっ!」
不意に電車が大きくゆれて、反射的にどこかにつかまろうとした両手が私の胸に舞い戻ってきた。
しかも今度は左右両手で、それぞれの胸をわしづかみだ。
ブラ越しのさっきとは違い、指の感触がはっきりとわかる。
まずい、立ってきた。
いや、私は悪くないぞ。こんなの誰だって乳首立つわ。
しかし欲求不満がたまった女の生理なんぞ、男に理解されるばすがない。
ブラウスの上からとはいえ、このままでは彼も私がおっ立てていること事に気づくだろう。
もはや訴えられるのは仕方ない。
残りの人生きあきらめた。
しかし、せめて。
こんなかわいい美少年に変態ババアとさげすまれるような視線でだけでは見られたくない。
そんな思いで一刻も早く彼の指から逃れなければと私は必死でもがく。
だというのに電車の揺れのせいで美少年が再びバランスを崩して、さらに私によりかかってくる。
当然ながら、さらに指がくいこみ、その刺激と快感でますます乳首がとがる!
「んっんっ、んほっ!」
「ご、ごめんなさい、わざとじゃ、わざとじゃないんです、うわっ!」
結局。
その地獄のような天国のような時間は、次の駅である協和駅に到着するまで続いた。
顔を真っ赤にしながら降りていった美少年はこのあたりの生徒だろうか。学ランの学校がこのあたりにあるという記憶はないすが……帰ったら後輩に聞いてみるか。
制服のノリの効き具合からして新一年生だろうと思う。
一般車両には何かの間違いで乗り込んだに違いない。
窓の外を見ると、ホームでこちらを振り返った美少年と目があった。
彼は私に痴女まがいな事をされ続けたというのに、声をあげる事もなかった。
それどころか、何度も体が接触した事を謝ってくれさえした。
本当に事故だし、私にすれば極上のラッキースケベ体験に感謝しかないのだが、彼は私にぶつかった自分が悪いと思っているようだった。
「親御さんの教育がいいのか……世間を知らないだけなのか」
とっさながらも名刺を渡せたのは実に幸運だった。
もし連絡をくれて次に会う事があれば、私ができうる最大の謝罪をしたいと思う。
もちろん謝罪だけばなく謝礼もするつもりだ。
あの子が連絡をくれるという事は、少なくとも私を嫌っていないという事。
つまりそれは私に惚れている可能性もあるという事。
「くくく……」
私はほくそ笑む。
周囲の女性客たちから向けられる怨恨を通り越して殺意のこもった――負け犬どもの視線が実に気持ちいい。
金や地位を得ただけでは、とうてい味わえない優越感に体がしびれる。
もし彼が私のものになったら……腕を組んで街を歩くだけで漏らすかもしれん。
オムツが必要か?
一代で会社を立ち上げ、成功者と羨まれる私がオムツ?
……ふふ。
無論、一向にかまわんっ!
「ふう」
あの天使と腕を組んで街を歩く自分を想像しただけで、ちょっと濡れた。
妄想がはかどりすぎていたようで、気づけばそろそろ私の降りる駅だ。
ミスをしでかした、いやミスをしてくれた社員に感謝だ。
出社したら金一封を出してやろう。
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