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『夏木の望む駄賃』
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『夏木の望む駄賃』
あまりに予想外の内容につい確認してしまう。
「手をつなぐ?」
「ああああ、いや、やっぱ今の無し! わ、忘れてくれ!」
小学生か。
この世界の女子の性教育はどうなっているのか?
いや男女比が極端にかたよるとこうなるのか?
それとも夏木さんが初心すぎるだけなのか?
「いいよ」
「ひぁ!」
手を握りしめた。
夏木さんの両手をオレが両手で強く包み込む。
「うあ……」
「それで……どうすればいいの?」
「え?」
「手をつないで……この後、どうすればいいの?」
まさかこれで終わりというわけじゃないだろう。
自分が男に飢えたこの世界の女の立場だったら、この先に望むものは何かと考える。
おっぱいを揉めとかだろうか?
いやむしろ舐めろと言われる?
どっちでも来い。望むところだ。
その制服の上からでもわかる巨大な質量に立ち向かう覚悟はできている。
童貞ゆえ力及ばぬとも、精魂尽き果てるまで努力する所存である。
「い、いやもう充分だ……ッ! 宮城は女に触れて気持ち悪くないのか!?」
「……は?」
「フツー、男は親しくも無い女なんかに触らないだろ!? な、なのに、こんな!」
顔を真っ赤にしてオレの手からのがれようしている夏木さん。
オレはその手を逃がすまいと、さらに力をこめた。
「ひゃ!」
「……お駄賃が欲しいんじゃなかったの? たったこれだけの事でいいの?」
「こ、これだけ……?」
ゴクリとノドをならした夏木さん。
羞恥にそまった顔だが、その目がさらなる期待の光を浮かべたのをオレは逃さなかった。
「……ちょっと待て! その前にアタシも確認したい!」
しかしすぐに正気に戻る。
さすが硬派だ。
「ここまでして、いったいアタシに何をさせるつもりだよ?」
彼女からするとお駄賃が多すぎて、何をさせられるか不安が勝ったという事か。
だがオレとしてはここまでもくそもない。
まだ始まってすらいないのだが、この世界基準でちょっと脅しすぎたようだ。
いや、ならば、むしろもっと攻めるか。
あまりに予想外の内容につい確認してしまう。
「手をつなぐ?」
「ああああ、いや、やっぱ今の無し! わ、忘れてくれ!」
小学生か。
この世界の女子の性教育はどうなっているのか?
いや男女比が極端にかたよるとこうなるのか?
それとも夏木さんが初心すぎるだけなのか?
「いいよ」
「ひぁ!」
手を握りしめた。
夏木さんの両手をオレが両手で強く包み込む。
「うあ……」
「それで……どうすればいいの?」
「え?」
「手をつないで……この後、どうすればいいの?」
まさかこれで終わりというわけじゃないだろう。
自分が男に飢えたこの世界の女の立場だったら、この先に望むものは何かと考える。
おっぱいを揉めとかだろうか?
いやむしろ舐めろと言われる?
どっちでも来い。望むところだ。
その制服の上からでもわかる巨大な質量に立ち向かう覚悟はできている。
童貞ゆえ力及ばぬとも、精魂尽き果てるまで努力する所存である。
「い、いやもう充分だ……ッ! 宮城は女に触れて気持ち悪くないのか!?」
「……は?」
「フツー、男は親しくも無い女なんかに触らないだろ!? な、なのに、こんな!」
顔を真っ赤にしてオレの手からのがれようしている夏木さん。
オレはその手を逃がすまいと、さらに力をこめた。
「ひゃ!」
「……お駄賃が欲しいんじゃなかったの? たったこれだけの事でいいの?」
「こ、これだけ……?」
ゴクリとノドをならした夏木さん。
羞恥にそまった顔だが、その目がさらなる期待の光を浮かべたのをオレは逃さなかった。
「……ちょっと待て! その前にアタシも確認したい!」
しかしすぐに正気に戻る。
さすが硬派だ。
「ここまでして、いったいアタシに何をさせるつもりだよ?」
彼女からするとお駄賃が多すぎて、何をさせられるか不安が勝ったという事か。
だがオレとしてはここまでもくそもない。
まだ始まってすらいないのだが、この世界基準でちょっと脅しすぎたようだ。
いや、ならば、むしろもっと攻めるか。
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