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『おそらく、あの子は君のことを恨むだろう』
ウォレスの脳裏に、いつかベルナルドに言われた言葉がこだました。
シンシアの固い表情は、そんな彼女の感情を思わせる。
手を振り払われたマックスも不安そうな色を濃くして、もう一度シンシアに声をかけた。しかしさすがのマックスも、「彼のことを恨んでいるのか」と直接的に訊くことはできなかった。
その場に暗く神経質な雰囲気が漂う。
「シンシア・・・」
マックスは、再度彼女の肩に手をやった。
その手は、シンシアの身体に触れる前に、彼女の手によってギュッと捕まれた。
「・・・そんなに優しくしないでよ」
「え?」
マックスがシンシアの顔を覗き込むと、シンシアはうっすらと赤く充血した目で、ちらりとマックスを見た。
「次パパと会う時は、絶対に泣かないって決めてたのに。笑顔で迎えようって決めてたのに」
マックスだけに聞こえる程度の小さな声でそう呟いて口を尖らせるシンシアの真意がわかって、マックスは表情を緩めた。
シンシアは、涙を堪えるためにそんな表情をしていたのだ。
「何だ、シンシア、君・・・」
およそ笑顔とは程遠い、気難しい顔つきのシンシアを見て、マックスは思わず吹き出す。
「何よ! マックスったら、酷いわ!!」
シンシアはムキになってマックスの胸元をドンドンと拳で叩いた。
イテテテと痛がるマックスだが、笑い声は止まらない。ベルナルドもようやくそのことに気が付いて、ハハハと笑い声を上げた。
顔を真っ赤にして怒るシンシアに、ついにウォレスが声をかけた。
「シンシア・・・」
マックスの胸元で暴れるシンシアの動きが止まり、ウォレスの方を振り返る。
「おいで」
ウォレスが大きく腕を広げる。
みるみるシンシアの両目から大きな涙が零れ落ち、彼女は「パパ!」と叫ぶと、父親の胸元に飛び込んだ。
「本当に心配をかけたね・・・。私を許してくれるかい?」
娘の小さな身体を強く抱き締め、ウォレスが言う。
シンシアは父親の深いブルーの瞳を見つめつつ、涙に濡れた声で答えた。
「もう私を一人にしないって約束してくれたら、許すわ。だって、どんな危険なことよりも、パパが私の前からいなくなることの方がよっぽど怖いのよ」
ウォレスもまた、うっすらと目を潤ませながら頷く。
「もう二度と、お前を一人にしないよ」
ウォレスがシンシアの額に口づけを落とす。
やっとシンシアの顔が笑顔に変わった。
それは涙塗れの笑顔だったが、その場の三人には、天使の笑顔のように見えた。
ジェイコブ・マローンの取り調べは、集中的に行われた。
警察関係者の誰もが、およそ凶悪な爆弾魔とは程遠いイメージのジェイコブに驚きを隠さなかったが、ジェイコブがC・トリビューンの社員であることで更に騒ぎは大きくなった。なぜなら、三番目の被害者ケヴィン・ドースンの勤めていた新聞社だったからだ。
ただ、ジェイコブは配送業務に携わる若者で、第一線の記者であったドースンと面識があるとはいえなかった。
外見で見る限り、取調室でおどおどした表情を見せるこのひ弱な青年が、街中を震撼させる事件を起こしたとは、とても想像ができなかった。
だが、彼が取り押さえられた時の状況や彼の自宅が捜索されるに従って、彼の異常性が明らかにされていった。
彼が取り押さえられた時に所持していた爆弾は、他の事件で使用された爆発物と全く同じ原材料が使われており、彼の自宅からは彼の母親と見られる女性の遺体も発見された。
女性の死因は撲殺であり、凶器はシンクにそのまま放置された血糊つきのマグカップと特定された。マグカップから検出された指紋は間違いなくジェイコブのものであり、ジェイコブの部屋からは爆弾を制作する道具と材料が少し残っていた。
ジェイコブの犯行を決定づけたのは、彼にその材料を売ったとされる板金屋のコールの証言だった。警察が用意した面通しでも、コールは迷いもなしにジェイコブを指さした。
板金屋のコールは、闇取引人として元々警察にマークされていた男だったが、ジェイコブが逮捕されるまで捜査当局はまったく尻尾を掴めずにいた。
そんなコールをしょっ引いて来たのは、何を隠そう爆弾処理班のセス・ピーターズだ。
不思議なことにコールは、ピーターズに伴われ従順に取り調べに応じた。
コールに対して、ピーターズが圧力をかける何かを言ったのか。はたまた、元々コールが取り引きしている情報を、捜査当局から外れていたピーターズがなぜ持ちえたのか。
疑問点は多々あったが、コールから有効な証言が出てくると、皆口を閉ざした。
例えピーターズがどんな手を使っていても、それで早期に事件が解決するならと皆深く詮索しなかった。
実のところ、セスにコールの情報もたらしたのは、ウォレスだった。
セス自身がコールの身柄を拘束しにいったのも、コールにウォレスの存在を口止めさせるためだった。
だが、セスの心配も取り越し苦労に終わった。
ウォレスに余程怖い目に合わされたのか、コールは“謎の黒い男”にかなり怯えており、セスがそのことを突きつけると、途端に弱腰になってたちまちセスの言うことに従った。
あの男に追い回されるなら、警察に捕まって少しの間ブタ箱に入った方がましだとコールはそう零した。
逃れられない証拠を次々と突きつけられたジェイコブは、やがて証言を始めた。
そして不思議なことに、一度口を開くと、まるで自分の犯行を誇るかのような態度に出始めた。
その爛々とした目つきは不気味で、「すべてはボスを守るためにしたことだ」と訳のわからない動機を繰り返した。
自分は神に選ばれた力を持っていると騒ぎ出す日もあれば、自分が目標に定めた人間は死んで当然な人間達だったと涙ながらに訴える日もあった。その事実を知ったマスコミは、やがてジェイコブ・マローンは精神鑑定にかけられるだろうと挙って書き立て始めた。
マジックミラーの向こうでは、歯をむき出しにしたジェイコブが、捜査官に向かって「NO」と不気味に唸り続けている。
その様子を見て、ハドソン刑事が派手な溜息をついた。
マローンは、なぜか三番目の事件のみ犯行を認めなかったのだ。
「まったく、頭がおかしくなったんならなったで、素直に全部の事件を認めたらどうだ。なのになんだ、アイツは」
「だから言ったでしょうが。彼の後ろには、第三の男がいるんですよ」
多くの刑事や爆弾処理班のチーフがいる前で、セスはそう言った。
「ベン・スミスか」
ハドソンが鼻で笑う。
マローンが、三番目の事件を起こしたと主張する男の名だ。
ハドソンは肩を竦める。
「どうせ罪を少しでも軽くしようという心づもりなんだろう。実際、あの時の被害が一番大きかったんだからな」
セスは呆れたように口を開けて、天を仰いだ。
「本気で言ってるんですか? あの男の顔を見てくださいよ。あいつが、自分の爆弾の出来を自慢するようなあの若造が、そんなことに気を回して別の人間に罪を擦り付けるだなんて真似をわざわざすると思いますか?! それに、あの男が独自に爆弾の作り方を習得したとは思えません。彼が言うように、ベン・スミスなる男に習ったとなれば、辻褄があいます」
「ベン・スミスのことはもう調べたんだよ!」
セスの声を遮るように、ハドソンが大声を上げた。
「マローンが言ったように、ヤツの職場にも調べに行った。配送部を取り仕切っている人間は最近そこに配属されてきたらしく、ベン・スミスのことはおろか、マローンのこともよく覚えていないとさ。じゃ、前任者に問い合わせをしようとしたら、前任者は借金が嵩んでいたせいでか、家財道具一式残したまま、家族ごと行方不明。夜逃げだ。結局履歴書も調べてみたが見つからない。配送部にいる他の連中が口々に言った同僚のベン・スミスという男を捕まえてみたら、単なる同姓同名で今じゃ名誉毀損でこっちが訴えられかけている。マローンの家からは、ヤツと母親以外の指紋すら出てこなかったんだぞ。代わりに見つかったのはこれだ!!」
余程ストレスが溜まっていたのだろうか。ハドソンはセスに向かって、物凄い剣幕で一気に捲くし立て、マローンの部屋から押収した証拠品を翳した。
ジッパーつきの透明な袋に入れられたそれは、爆弾の製法が掲載されたホームページのプリントアウトされた紙だった。マローンの家にはパソコンがなかったため、おそらくどこかのサイバーカフェや電気店にでも行って密かに出力したものだろう。その気になれば、誰でもできることだった。
さすがのセスも、この証拠品を前にして、それ以上言い返すことができなかった。
ハドソンの言った通り、マローンの言う『ベン・スミス』なる男の形跡はまったくない。── 少なくとも、ウォレスがジェイクの顔写真を見たという証言以外は・・・。
しかしそのことを口に出す訳にもいかず、セスは低い唸り声を出す以外に何も言葉にできなかった。
ウォレスの脳裏に、いつかベルナルドに言われた言葉がこだました。
シンシアの固い表情は、そんな彼女の感情を思わせる。
手を振り払われたマックスも不安そうな色を濃くして、もう一度シンシアに声をかけた。しかしさすがのマックスも、「彼のことを恨んでいるのか」と直接的に訊くことはできなかった。
その場に暗く神経質な雰囲気が漂う。
「シンシア・・・」
マックスは、再度彼女の肩に手をやった。
その手は、シンシアの身体に触れる前に、彼女の手によってギュッと捕まれた。
「・・・そんなに優しくしないでよ」
「え?」
マックスがシンシアの顔を覗き込むと、シンシアはうっすらと赤く充血した目で、ちらりとマックスを見た。
「次パパと会う時は、絶対に泣かないって決めてたのに。笑顔で迎えようって決めてたのに」
マックスだけに聞こえる程度の小さな声でそう呟いて口を尖らせるシンシアの真意がわかって、マックスは表情を緩めた。
シンシアは、涙を堪えるためにそんな表情をしていたのだ。
「何だ、シンシア、君・・・」
およそ笑顔とは程遠い、気難しい顔つきのシンシアを見て、マックスは思わず吹き出す。
「何よ! マックスったら、酷いわ!!」
シンシアはムキになってマックスの胸元をドンドンと拳で叩いた。
イテテテと痛がるマックスだが、笑い声は止まらない。ベルナルドもようやくそのことに気が付いて、ハハハと笑い声を上げた。
顔を真っ赤にして怒るシンシアに、ついにウォレスが声をかけた。
「シンシア・・・」
マックスの胸元で暴れるシンシアの動きが止まり、ウォレスの方を振り返る。
「おいで」
ウォレスが大きく腕を広げる。
みるみるシンシアの両目から大きな涙が零れ落ち、彼女は「パパ!」と叫ぶと、父親の胸元に飛び込んだ。
「本当に心配をかけたね・・・。私を許してくれるかい?」
娘の小さな身体を強く抱き締め、ウォレスが言う。
シンシアは父親の深いブルーの瞳を見つめつつ、涙に濡れた声で答えた。
「もう私を一人にしないって約束してくれたら、許すわ。だって、どんな危険なことよりも、パパが私の前からいなくなることの方がよっぽど怖いのよ」
ウォレスもまた、うっすらと目を潤ませながら頷く。
「もう二度と、お前を一人にしないよ」
ウォレスがシンシアの額に口づけを落とす。
やっとシンシアの顔が笑顔に変わった。
それは涙塗れの笑顔だったが、その場の三人には、天使の笑顔のように見えた。
ジェイコブ・マローンの取り調べは、集中的に行われた。
警察関係者の誰もが、およそ凶悪な爆弾魔とは程遠いイメージのジェイコブに驚きを隠さなかったが、ジェイコブがC・トリビューンの社員であることで更に騒ぎは大きくなった。なぜなら、三番目の被害者ケヴィン・ドースンの勤めていた新聞社だったからだ。
ただ、ジェイコブは配送業務に携わる若者で、第一線の記者であったドースンと面識があるとはいえなかった。
外見で見る限り、取調室でおどおどした表情を見せるこのひ弱な青年が、街中を震撼させる事件を起こしたとは、とても想像ができなかった。
だが、彼が取り押さえられた時の状況や彼の自宅が捜索されるに従って、彼の異常性が明らかにされていった。
彼が取り押さえられた時に所持していた爆弾は、他の事件で使用された爆発物と全く同じ原材料が使われており、彼の自宅からは彼の母親と見られる女性の遺体も発見された。
女性の死因は撲殺であり、凶器はシンクにそのまま放置された血糊つきのマグカップと特定された。マグカップから検出された指紋は間違いなくジェイコブのものであり、ジェイコブの部屋からは爆弾を制作する道具と材料が少し残っていた。
ジェイコブの犯行を決定づけたのは、彼にその材料を売ったとされる板金屋のコールの証言だった。警察が用意した面通しでも、コールは迷いもなしにジェイコブを指さした。
板金屋のコールは、闇取引人として元々警察にマークされていた男だったが、ジェイコブが逮捕されるまで捜査当局はまったく尻尾を掴めずにいた。
そんなコールをしょっ引いて来たのは、何を隠そう爆弾処理班のセス・ピーターズだ。
不思議なことにコールは、ピーターズに伴われ従順に取り調べに応じた。
コールに対して、ピーターズが圧力をかける何かを言ったのか。はたまた、元々コールが取り引きしている情報を、捜査当局から外れていたピーターズがなぜ持ちえたのか。
疑問点は多々あったが、コールから有効な証言が出てくると、皆口を閉ざした。
例えピーターズがどんな手を使っていても、それで早期に事件が解決するならと皆深く詮索しなかった。
実のところ、セスにコールの情報もたらしたのは、ウォレスだった。
セス自身がコールの身柄を拘束しにいったのも、コールにウォレスの存在を口止めさせるためだった。
だが、セスの心配も取り越し苦労に終わった。
ウォレスに余程怖い目に合わされたのか、コールは“謎の黒い男”にかなり怯えており、セスがそのことを突きつけると、途端に弱腰になってたちまちセスの言うことに従った。
あの男に追い回されるなら、警察に捕まって少しの間ブタ箱に入った方がましだとコールはそう零した。
逃れられない証拠を次々と突きつけられたジェイコブは、やがて証言を始めた。
そして不思議なことに、一度口を開くと、まるで自分の犯行を誇るかのような態度に出始めた。
その爛々とした目つきは不気味で、「すべてはボスを守るためにしたことだ」と訳のわからない動機を繰り返した。
自分は神に選ばれた力を持っていると騒ぎ出す日もあれば、自分が目標に定めた人間は死んで当然な人間達だったと涙ながらに訴える日もあった。その事実を知ったマスコミは、やがてジェイコブ・マローンは精神鑑定にかけられるだろうと挙って書き立て始めた。
マジックミラーの向こうでは、歯をむき出しにしたジェイコブが、捜査官に向かって「NO」と不気味に唸り続けている。
その様子を見て、ハドソン刑事が派手な溜息をついた。
マローンは、なぜか三番目の事件のみ犯行を認めなかったのだ。
「まったく、頭がおかしくなったんならなったで、素直に全部の事件を認めたらどうだ。なのになんだ、アイツは」
「だから言ったでしょうが。彼の後ろには、第三の男がいるんですよ」
多くの刑事や爆弾処理班のチーフがいる前で、セスはそう言った。
「ベン・スミスか」
ハドソンが鼻で笑う。
マローンが、三番目の事件を起こしたと主張する男の名だ。
ハドソンは肩を竦める。
「どうせ罪を少しでも軽くしようという心づもりなんだろう。実際、あの時の被害が一番大きかったんだからな」
セスは呆れたように口を開けて、天を仰いだ。
「本気で言ってるんですか? あの男の顔を見てくださいよ。あいつが、自分の爆弾の出来を自慢するようなあの若造が、そんなことに気を回して別の人間に罪を擦り付けるだなんて真似をわざわざすると思いますか?! それに、あの男が独自に爆弾の作り方を習得したとは思えません。彼が言うように、ベン・スミスなる男に習ったとなれば、辻褄があいます」
「ベン・スミスのことはもう調べたんだよ!」
セスの声を遮るように、ハドソンが大声を上げた。
「マローンが言ったように、ヤツの職場にも調べに行った。配送部を取り仕切っている人間は最近そこに配属されてきたらしく、ベン・スミスのことはおろか、マローンのこともよく覚えていないとさ。じゃ、前任者に問い合わせをしようとしたら、前任者は借金が嵩んでいたせいでか、家財道具一式残したまま、家族ごと行方不明。夜逃げだ。結局履歴書も調べてみたが見つからない。配送部にいる他の連中が口々に言った同僚のベン・スミスという男を捕まえてみたら、単なる同姓同名で今じゃ名誉毀損でこっちが訴えられかけている。マローンの家からは、ヤツと母親以外の指紋すら出てこなかったんだぞ。代わりに見つかったのはこれだ!!」
余程ストレスが溜まっていたのだろうか。ハドソンはセスに向かって、物凄い剣幕で一気に捲くし立て、マローンの部屋から押収した証拠品を翳した。
ジッパーつきの透明な袋に入れられたそれは、爆弾の製法が掲載されたホームページのプリントアウトされた紙だった。マローンの家にはパソコンがなかったため、おそらくどこかのサイバーカフェや電気店にでも行って密かに出力したものだろう。その気になれば、誰でもできることだった。
さすがのセスも、この証拠品を前にして、それ以上言い返すことができなかった。
ハドソンの言った通り、マローンの言う『ベン・スミス』なる男の形跡はまったくない。── 少なくとも、ウォレスがジェイクの顔写真を見たという証言以外は・・・。
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