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29・魔王は逃げる 下
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「陛下、どちらにいらっしゃるのです?」
城のあちこちで、私を探して歩くエリーの声がする。
「お願いエリー、しばらく見逃してよ!」
「まあ、駄目ですよ陛下。さあ、お部屋に戻りましょう」
私はエリーに連れられ、すごすごと部屋へ戻る。もちろん部屋には謙斗が待っていて、ニヤニヤと嬉しそうに笑っていた。
「よう、見つかったな」
手を伸ばしてベッドに引っ張り込まれながら、私はせめてもの抵抗を試みる。
「もう、謙斗の馬鹿! どうせ分かってるんなら、エリーに探させなくてもいいじゃないの」
「そこまで分かってるんなら、探させるようなことをしなきゃいいだろ」
そのころにはもう、謙斗の手は私のドレスにかかっていて、早くも押し倒されていたりするのだが。
「やだ、さっきまでしてたじゃない! もっとお仕事したらどうなの?」
「とっくに全部終わったよ。うちの宰相は有能だからな」
―――アードンめ! こんなことなら、もっと無能な奴を宰相にしておけばよかった。
「ほら、余計なことを考えてる暇はないぞ」
「えっ、やだもう謙斗の馬鹿―――っ! 少しは休ませてぇ!」
「バルゴラス、匿って!」
黒龍将軍のバルゴラスは私を座らせ、「妻の心得」らしきお説教を始めた。この際お説教でもいいから時間を稼ごうと思っていたら、さすが筆頭将軍。綺麗に切り上げて謙斗のところへ連れて行かれてしまった。
「バルゴラス、ご苦労」
「何のことはございません、創造主」
―――バルゴラスの裏切り者っ!
毎日毎晩、私は謙斗に抱き潰されている。人間なら何回死んでも足りないだろう。いくら回復するからって、毎日あれでは私が保たない。あんなにイきまくって、気絶するまで……。さすがに怖くなるのだ。
そして耐えられなくなると、私は謙斗から逃げ出したくなる。
ところが城の皆は、もう痴話喧嘩とすら思ってくれないらしい。そんなプレイなんかしたくもないのに!
「アードン、何とかして! 貴方なら謙斗に言えるでしょう? もう少し自重しろとか、仕事した方がいいとか……」
あんなに有能で忠実で、誰より頼りになった宰相アードンは、重々しく首を振った。
「陛下、どうか創造主の言うことをお聞きください。それが今のこの国にとって、一番の幸せです」
「アードンまで……」
私はがっくりと下を向いたけれど、ひとつだけ思い出して聞いてみる。
「そういえば、貴方たちはどうして……彼を創造主だと知ったの?」
アードンはあっけにとられたような顔をして言った。
「初めて勇者として城に来たとき、頭の中に命令が聞こえました。あの強さを見ては、疑う理由もありませんでしたし」
「私にはそんなこと言わなかったじゃない」
「申し訳ありません、陛下。そういう命令でしたので」
―――もう、謙斗ってば、人を馬鹿にして!!
怒り狂って謙斗のもとへ駈け込んで行った私は、やっぱり馬鹿だった。またも美味しくいただかれただけ。本当は、謙斗の掌から逃げられる気がしないのだ。こういうのも、惚れた弱みって言うのだろうか?
「もうあんたでもいいわ、ギエルム! あんたは出ていって、私をこの部屋に匿いなさい!」
ギエルムは私を見ただけで、顔を引きつらせて部屋から出て行った。前に謙斗から締め上げられたのが、よほど効いているらしい。やがてエリーが呼びに来て……、もうあとは言うまでもなかった。
「創造主、失礼ですがあの陛下が、本当に言いなりになるとお思いで?」
ある日の会議室で、バルゴラスが尋ねた。何やら書類を手にしたアードンも手をとめて、謙斗を興味深げに見る。
私は会議室にはいない。謙斗の行先を知ろうと、こっそり魔鏡で会議室の様子を覗いていた。
「言いなりに? そんなわけねぇだろ。別に俺は、そんなことも望んでないしな」
「ではなぜ、あんなふうになさるのです? おそらくわざと逃げさせて、捕まえてらっしゃるでしょう」
アードンが問うと、ギエルムがそっと目を上げた。やはり気になるらしい。
「俺は気の強いあいつを追い詰めて、悔しがりながら堕ちていくのを見るのが好きなんだよ」
「やれやれ、それは陛下にはお気の毒というか……。永遠に終わらない追いかけっこですな」
バルゴラスとアードンが苦笑するなかで、謙斗はふと視線を移してこっちを見た。
―――!? 魔鏡ごしに目が合うなんて、嘘っ!
「……覚悟しろよ」
将軍たちは意味が分からない顔をしている。私はやにわに立ち上がった。
―――ヤバい、逃げないと!! これは、絶対にお仕置きコースだ……!
私は慌てて部屋を飛び出した。もう、これじゃ何回転生しても命が足りない気がする。それでもきっと、謙斗は私を追って来るのだろう、どこまでも。
―――魔王は今日も広大な魔王城で、逃げている。
城のあちこちで、私を探して歩くエリーの声がする。
「お願いエリー、しばらく見逃してよ!」
「まあ、駄目ですよ陛下。さあ、お部屋に戻りましょう」
私はエリーに連れられ、すごすごと部屋へ戻る。もちろん部屋には謙斗が待っていて、ニヤニヤと嬉しそうに笑っていた。
「よう、見つかったな」
手を伸ばしてベッドに引っ張り込まれながら、私はせめてもの抵抗を試みる。
「もう、謙斗の馬鹿! どうせ分かってるんなら、エリーに探させなくてもいいじゃないの」
「そこまで分かってるんなら、探させるようなことをしなきゃいいだろ」
そのころにはもう、謙斗の手は私のドレスにかかっていて、早くも押し倒されていたりするのだが。
「やだ、さっきまでしてたじゃない! もっとお仕事したらどうなの?」
「とっくに全部終わったよ。うちの宰相は有能だからな」
―――アードンめ! こんなことなら、もっと無能な奴を宰相にしておけばよかった。
「ほら、余計なことを考えてる暇はないぞ」
「えっ、やだもう謙斗の馬鹿―――っ! 少しは休ませてぇ!」
「バルゴラス、匿って!」
黒龍将軍のバルゴラスは私を座らせ、「妻の心得」らしきお説教を始めた。この際お説教でもいいから時間を稼ごうと思っていたら、さすが筆頭将軍。綺麗に切り上げて謙斗のところへ連れて行かれてしまった。
「バルゴラス、ご苦労」
「何のことはございません、創造主」
―――バルゴラスの裏切り者っ!
毎日毎晩、私は謙斗に抱き潰されている。人間なら何回死んでも足りないだろう。いくら回復するからって、毎日あれでは私が保たない。あんなにイきまくって、気絶するまで……。さすがに怖くなるのだ。
そして耐えられなくなると、私は謙斗から逃げ出したくなる。
ところが城の皆は、もう痴話喧嘩とすら思ってくれないらしい。そんなプレイなんかしたくもないのに!
「アードン、何とかして! 貴方なら謙斗に言えるでしょう? もう少し自重しろとか、仕事した方がいいとか……」
あんなに有能で忠実で、誰より頼りになった宰相アードンは、重々しく首を振った。
「陛下、どうか創造主の言うことをお聞きください。それが今のこの国にとって、一番の幸せです」
「アードンまで……」
私はがっくりと下を向いたけれど、ひとつだけ思い出して聞いてみる。
「そういえば、貴方たちはどうして……彼を創造主だと知ったの?」
アードンはあっけにとられたような顔をして言った。
「初めて勇者として城に来たとき、頭の中に命令が聞こえました。あの強さを見ては、疑う理由もありませんでしたし」
「私にはそんなこと言わなかったじゃない」
「申し訳ありません、陛下。そういう命令でしたので」
―――もう、謙斗ってば、人を馬鹿にして!!
怒り狂って謙斗のもとへ駈け込んで行った私は、やっぱり馬鹿だった。またも美味しくいただかれただけ。本当は、謙斗の掌から逃げられる気がしないのだ。こういうのも、惚れた弱みって言うのだろうか?
「もうあんたでもいいわ、ギエルム! あんたは出ていって、私をこの部屋に匿いなさい!」
ギエルムは私を見ただけで、顔を引きつらせて部屋から出て行った。前に謙斗から締め上げられたのが、よほど効いているらしい。やがてエリーが呼びに来て……、もうあとは言うまでもなかった。
「創造主、失礼ですがあの陛下が、本当に言いなりになるとお思いで?」
ある日の会議室で、バルゴラスが尋ねた。何やら書類を手にしたアードンも手をとめて、謙斗を興味深げに見る。
私は会議室にはいない。謙斗の行先を知ろうと、こっそり魔鏡で会議室の様子を覗いていた。
「言いなりに? そんなわけねぇだろ。別に俺は、そんなことも望んでないしな」
「ではなぜ、あんなふうになさるのです? おそらくわざと逃げさせて、捕まえてらっしゃるでしょう」
アードンが問うと、ギエルムがそっと目を上げた。やはり気になるらしい。
「俺は気の強いあいつを追い詰めて、悔しがりながら堕ちていくのを見るのが好きなんだよ」
「やれやれ、それは陛下にはお気の毒というか……。永遠に終わらない追いかけっこですな」
バルゴラスとアードンが苦笑するなかで、謙斗はふと視線を移してこっちを見た。
―――!? 魔鏡ごしに目が合うなんて、嘘っ!
「……覚悟しろよ」
将軍たちは意味が分からない顔をしている。私はやにわに立ち上がった。
―――ヤバい、逃げないと!! これは、絶対にお仕置きコースだ……!
私は慌てて部屋を飛び出した。もう、これじゃ何回転生しても命が足りない気がする。それでもきっと、謙斗は私を追って来るのだろう、どこまでも。
―――魔王は今日も広大な魔王城で、逃げている。
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さんしろう様
素敵セリフありがとうございます!
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