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29・カイン様と 上
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カイン様は私を抱き上げて、ベッドに下ろした。そのまま私に覆い被さって、寝衣のシャツを脱がせてゆく。
「や、カイン様……」
「駄目だ、もう待てない」
着ていたものを全部剥ぎ取られて、思わず隠そうとした手を押さえつけられた。カイン様が私の身体を眺めて言う。
「綺麗だ、ミア……」
「ああ、そんなに見られたら、恥ずかしいです……」
「おまえ、その顔……自覚がないのか? そんな顔されたら、もっと……泣かせたくなる」
「そんな顔なんて、わからないです……」
それより、カイン様の声が……何か違う。普段はよく通る張りのある声だけど、今は囁くように低い声なのに気づいて、私は恥ずかしさをこらえて目を合わせる。
私を見つめるカイン様の真剣な顔。それを見たら、私のほうこそ、文字通り泣いてしまいそうになった。いつも余裕たっぷりなのに、それほどに私を求めてくれている……。そう感じたら、私の中にわずかに残っていた、ためらいが消えた。
「カイン様……」
カイン様を見上げて微笑んでみる。緊張と羞恥で、本当に笑えたかどうか自信がないけれど……。私はそのまま、そっと目を閉じる。
カイン様が、自分のシャツを脱ぐ気配を感じた。
「ああ、ミア……なんて胸だ……」
「あぁっ、……は、あん……っ」
カイン様は、ひたすら私の胸を弄んでいた。焦れったくなるほどにやわやわと揉んだかと思うと、捏ねるように揉みしだいて、両方の乳首を舌と指で転がす。谷間に顔を埋めて、白い肌に痕がつくほどきつく吸って、次にはそっと歯をたてる。
「ああっ、んうぅ! あ……!」
カイン様の奔放な愛撫に翻弄されて、何かにすがりたくなって手を伸ばす。
「あ、あぁ……カイン様っ……!」
胸の上の、炎の色の髪を抱きしめたかたちになってしまったけれど、カイン様は顔をあげて私に口づけてくれる。
「どうした、ミア?」
その声はひどく優しい。けれどその瞳は、獲物を捕らえた獣のようで……、私の鼓動が早くなる。
「もう我慢できないのか?」
「やあっ、ちが……ぁっ! はあぁん!」
囁いた唇に耳を噛まれ、答えようと開いた口から出るのは、言葉ではなく甘い声になってしまう。
「いい声だ、ミア……。もっと聞かせてくれ」
耳元で囁かれると、その声にも震えてしまう。
いい声はカイン様のほうだ、と思う。普段の声も素敵だけど、今の低く掠れた声は……何故か私の身体を痺れさせるから……。
「ミア……」
カイン様が身体を横にずらし、私の肩を抱いた。そしてまた深く口づけながら、空いた手を私の秘所へ伸ばす。
くちゅ、と湿った音がして、私のそこはカイン様の指を迎え入れた。
「んんーっ!」
声はカイン様に飲み込まれてしまい、私はカイン様にすがりついて震えることしかできない。長い指が器用に動いて、感じる場所を見つけては快感を引き出してゆく。
「ん、んうーっ!? んーっ!」
カイン様に抱かれた身体ががくがくと震え、私は息苦しくなって、カイン様の唇から逃れようともがく。
「っはぁ、ん! ああぁ! や、ダメぇ!」
「……凄い、感じやすいな……」
カイン様は指をさらにかき回し、首筋から胸元へ唇を這わせていく。
「あっ!! ……んん、あ、はあ……っ!」
抑えようにも、もう声が止まらない。
「ミア……」
カイン様がまた私の乳首を捕らえ、中の指も増やして激しく動かした。カイン様の指が動く度に、そこからの水音が大きくなって、私の腰も自然に動いてしまう。
「ひ、ダメぇ、そんな、に……激しっ、されたらぁ!」
腰が甘く痺れて、下腹がきゅんと締まる。そして背中を駆け上がる快感……。
「あ、ああ、カイン様っ、もう、も……!! ああああぁ━━━━っっっ!!」
「あ……!?」
息を弾ませてふと我に返ると、カイン様の首にしがみついていた。
あわてて腕をほどくと、カイン様が笑う。
「おまえの腕なら痛くも痒くもない。いくらでも抱きついてくれていいぞ?」
私が顔を赤らめると、また笑われてしまった。
「あれだけ声をあげて感じておいて、まだ恥ずかしいのか? 本当に可愛い奴だな、ミア……」
「本当は、もっと……一晩中でも鳴かせたいが、今日はあまり無理はさせたくない。長い1日だったからな」
そう言いながら私の脚を割って、固くなったものをあてがう。
「ミア、……行くぞ?」
そして一気に入ってきた。
「あああ……っ!?」
カイン様のものは、私が唯一知る男性……ルカ様のより、かなり大きいみたいだった。いっぱいに押し広げられる感覚に、少しだけ、苦しげな声をあげてしまう。
「くっ……きついな……」
カイン様も少し眉を寄せ、両手で私の膝を抱えている。
「……辛くないか?」
「大丈夫、です」
「辛くなったら言えよ?」
カイン様はゆっくり動きはじめた。
「ん……、はっ……」
そろそろと引いては突く、を何度か繰り返すと、達したばかりだった私は、すぐに反応して蜜を溢れさせた。
「あぁ、ん……、はぁ……」
「イイのか、ミア?」
「あん、……いい、ぁ……っ、いいです、カイン様……」
カイン様が突くスピードを上げる。その度に奥まで穿たれ、背を反らせて声をあげる。
「あぁ、は、んっ、んっ……あぁ!」
いつの間にかまた、鼻にかかった甘い声になっているのが自分でも分かる。
カイン様が私の脚を肩にかけて、私の身体を折り曲げるように身を乗り出した。
「あああっ! ひっ、やあぁ!」
上から叩きつけるように一番感じるところを突かれるから堪らない。私は一気に乱れてしまう。
「あぁ! カイン様ぁっ、や、そこはだめぇ……!」
「ふ……、ならやめるか?」
「やぁ、いや、やめちゃいや! あぁ!」
「イイなら、ちゃんと言ってみろ……、ミア」
「いい、イイのぉ……! あん、でも、強すぎ、て……! あぁ、もう!」
カイン様が私に小さく口づけて笑う。
「またイきそうなんだな? いいぞ、何度でもイけよ」
そしてさらに激しく腰を打ちつける。
「あぁ! や、あ、ダメぇ! あ、あ、あ……!」
たちまち昇り詰める私の耳元でカイン様が言う。
「イくときは、『イく』って言うんだ、ミア」
もうすっかり快感に溺れた私は、カイン様の言いなりだ。
「ああぁ、イく! カイン様ぁ! イっちゃうぅ!! ……ああぁ━━━っ!」
言うと同時に達し、身体をのけ反らせて、ひくひくと痙攣する私。
「くっ! うぅ……」
カイン様は歯を食い縛って耐えている。
「すごい締め付けだ……、俺までイっちまうところだった……」
そして私の脚をつかんで、腰をぐりぐりと押しつけるように動かした。
「ひあぁ!? やぁっ、まだダメぇ! まだぁ!」
まだ達した痙攣が治まってもいないのに、最奥を抉られ、私は一気に狂乱に引き戻される。
「ああああぁ! だめ、また! またイく! ぃやあぁ!」
「カイン様、ダメぇ! イってる、も、イってるのぉ……!」
「あぁ、お願い!お願い、だからぁ……! あ、あ、やああー!」
「いやあ、カイン様……! も、無理……! おか、しく……なっちゃ……」
何度イかされたのか分からない。
ついに本気で拒んだとき、私は涙と汗でぐちゃぐちゃになっていた。続けて達し過ぎたあまりに身体の震えはおさまらず、息も絶え絶え。腰が、というより身体中の骨が抜けてしまったみたいになって、もう腕を上げることさえ辛い。
もっともカイン様も、額に脂汗を浮かべている。私がイく度にカイン様のモノを締めつけるのを、歯を食い縛って耐え続けたのだから……。
「悪かった、ミア。感じるミアがあまりにも可愛かったから止まらなかった……」
そう言って私の乱れた髪を、顔から払ってくれる。そんな優しい仕草にも、震えてしまう私の身体。
「……無理、させないって、言ったのに……」
涙目で訴える私にカイン様は何も答えずに、すっかり腫れた唇にもう何度目かも分からない口づけを落とす。そのまま私の腰を抱いて、深く突き入れた。
「んん、はあぁ!! ああ、またぁ!」
もともと今までも、イったままだったようなものだ。あっという間に深い絶頂が私を襲う。
「あ、あ、あ…… ━━━━━━!!」
もう声も出ない。喉の奥から細く高い音が絞り出されるだけ。
「う、くっ…………! ぅあああ!」
私の絶頂に、カイン様のものがさらに大きさを増して、カイン様の呻きとともに弾けるのを感じた……。
「や、カイン様……」
「駄目だ、もう待てない」
着ていたものを全部剥ぎ取られて、思わず隠そうとした手を押さえつけられた。カイン様が私の身体を眺めて言う。
「綺麗だ、ミア……」
「ああ、そんなに見られたら、恥ずかしいです……」
「おまえ、その顔……自覚がないのか? そんな顔されたら、もっと……泣かせたくなる」
「そんな顔なんて、わからないです……」
それより、カイン様の声が……何か違う。普段はよく通る張りのある声だけど、今は囁くように低い声なのに気づいて、私は恥ずかしさをこらえて目を合わせる。
私を見つめるカイン様の真剣な顔。それを見たら、私のほうこそ、文字通り泣いてしまいそうになった。いつも余裕たっぷりなのに、それほどに私を求めてくれている……。そう感じたら、私の中にわずかに残っていた、ためらいが消えた。
「カイン様……」
カイン様を見上げて微笑んでみる。緊張と羞恥で、本当に笑えたかどうか自信がないけれど……。私はそのまま、そっと目を閉じる。
カイン様が、自分のシャツを脱ぐ気配を感じた。
「ああ、ミア……なんて胸だ……」
「あぁっ、……は、あん……っ」
カイン様は、ひたすら私の胸を弄んでいた。焦れったくなるほどにやわやわと揉んだかと思うと、捏ねるように揉みしだいて、両方の乳首を舌と指で転がす。谷間に顔を埋めて、白い肌に痕がつくほどきつく吸って、次にはそっと歯をたてる。
「ああっ、んうぅ! あ……!」
カイン様の奔放な愛撫に翻弄されて、何かにすがりたくなって手を伸ばす。
「あ、あぁ……カイン様っ……!」
胸の上の、炎の色の髪を抱きしめたかたちになってしまったけれど、カイン様は顔をあげて私に口づけてくれる。
「どうした、ミア?」
その声はひどく優しい。けれどその瞳は、獲物を捕らえた獣のようで……、私の鼓動が早くなる。
「もう我慢できないのか?」
「やあっ、ちが……ぁっ! はあぁん!」
囁いた唇に耳を噛まれ、答えようと開いた口から出るのは、言葉ではなく甘い声になってしまう。
「いい声だ、ミア……。もっと聞かせてくれ」
耳元で囁かれると、その声にも震えてしまう。
いい声はカイン様のほうだ、と思う。普段の声も素敵だけど、今の低く掠れた声は……何故か私の身体を痺れさせるから……。
「ミア……」
カイン様が身体を横にずらし、私の肩を抱いた。そしてまた深く口づけながら、空いた手を私の秘所へ伸ばす。
くちゅ、と湿った音がして、私のそこはカイン様の指を迎え入れた。
「んんーっ!」
声はカイン様に飲み込まれてしまい、私はカイン様にすがりついて震えることしかできない。長い指が器用に動いて、感じる場所を見つけては快感を引き出してゆく。
「ん、んうーっ!? んーっ!」
カイン様に抱かれた身体ががくがくと震え、私は息苦しくなって、カイン様の唇から逃れようともがく。
「っはぁ、ん! ああぁ! や、ダメぇ!」
「……凄い、感じやすいな……」
カイン様は指をさらにかき回し、首筋から胸元へ唇を這わせていく。
「あっ!! ……んん、あ、はあ……っ!」
抑えようにも、もう声が止まらない。
「ミア……」
カイン様がまた私の乳首を捕らえ、中の指も増やして激しく動かした。カイン様の指が動く度に、そこからの水音が大きくなって、私の腰も自然に動いてしまう。
「ひ、ダメぇ、そんな、に……激しっ、されたらぁ!」
腰が甘く痺れて、下腹がきゅんと締まる。そして背中を駆け上がる快感……。
「あ、ああ、カイン様っ、もう、も……!! ああああぁ━━━━っっっ!!」
「あ……!?」
息を弾ませてふと我に返ると、カイン様の首にしがみついていた。
あわてて腕をほどくと、カイン様が笑う。
「おまえの腕なら痛くも痒くもない。いくらでも抱きついてくれていいぞ?」
私が顔を赤らめると、また笑われてしまった。
「あれだけ声をあげて感じておいて、まだ恥ずかしいのか? 本当に可愛い奴だな、ミア……」
「本当は、もっと……一晩中でも鳴かせたいが、今日はあまり無理はさせたくない。長い1日だったからな」
そう言いながら私の脚を割って、固くなったものをあてがう。
「ミア、……行くぞ?」
そして一気に入ってきた。
「あああ……っ!?」
カイン様のものは、私が唯一知る男性……ルカ様のより、かなり大きいみたいだった。いっぱいに押し広げられる感覚に、少しだけ、苦しげな声をあげてしまう。
「くっ……きついな……」
カイン様も少し眉を寄せ、両手で私の膝を抱えている。
「……辛くないか?」
「大丈夫、です」
「辛くなったら言えよ?」
カイン様はゆっくり動きはじめた。
「ん……、はっ……」
そろそろと引いては突く、を何度か繰り返すと、達したばかりだった私は、すぐに反応して蜜を溢れさせた。
「あぁ、ん……、はぁ……」
「イイのか、ミア?」
「あん、……いい、ぁ……っ、いいです、カイン様……」
カイン様が突くスピードを上げる。その度に奥まで穿たれ、背を反らせて声をあげる。
「あぁ、は、んっ、んっ……あぁ!」
いつの間にかまた、鼻にかかった甘い声になっているのが自分でも分かる。
カイン様が私の脚を肩にかけて、私の身体を折り曲げるように身を乗り出した。
「あああっ! ひっ、やあぁ!」
上から叩きつけるように一番感じるところを突かれるから堪らない。私は一気に乱れてしまう。
「あぁ! カイン様ぁっ、や、そこはだめぇ……!」
「ふ……、ならやめるか?」
「やぁ、いや、やめちゃいや! あぁ!」
「イイなら、ちゃんと言ってみろ……、ミア」
「いい、イイのぉ……! あん、でも、強すぎ、て……! あぁ、もう!」
カイン様が私に小さく口づけて笑う。
「またイきそうなんだな? いいぞ、何度でもイけよ」
そしてさらに激しく腰を打ちつける。
「あぁ! や、あ、ダメぇ! あ、あ、あ……!」
たちまち昇り詰める私の耳元でカイン様が言う。
「イくときは、『イく』って言うんだ、ミア」
もうすっかり快感に溺れた私は、カイン様の言いなりだ。
「ああぁ、イく! カイン様ぁ! イっちゃうぅ!! ……ああぁ━━━っ!」
言うと同時に達し、身体をのけ反らせて、ひくひくと痙攣する私。
「くっ! うぅ……」
カイン様は歯を食い縛って耐えている。
「すごい締め付けだ……、俺までイっちまうところだった……」
そして私の脚をつかんで、腰をぐりぐりと押しつけるように動かした。
「ひあぁ!? やぁっ、まだダメぇ! まだぁ!」
まだ達した痙攣が治まってもいないのに、最奥を抉られ、私は一気に狂乱に引き戻される。
「ああああぁ! だめ、また! またイく! ぃやあぁ!」
「カイン様、ダメぇ! イってる、も、イってるのぉ……!」
「あぁ、お願い!お願い、だからぁ……! あ、あ、やああー!」
「いやあ、カイン様……! も、無理……! おか、しく……なっちゃ……」
何度イかされたのか分からない。
ついに本気で拒んだとき、私は涙と汗でぐちゃぐちゃになっていた。続けて達し過ぎたあまりに身体の震えはおさまらず、息も絶え絶え。腰が、というより身体中の骨が抜けてしまったみたいになって、もう腕を上げることさえ辛い。
もっともカイン様も、額に脂汗を浮かべている。私がイく度にカイン様のモノを締めつけるのを、歯を食い縛って耐え続けたのだから……。
「悪かった、ミア。感じるミアがあまりにも可愛かったから止まらなかった……」
そう言って私の乱れた髪を、顔から払ってくれる。そんな優しい仕草にも、震えてしまう私の身体。
「……無理、させないって、言ったのに……」
涙目で訴える私にカイン様は何も答えずに、すっかり腫れた唇にもう何度目かも分からない口づけを落とす。そのまま私の腰を抱いて、深く突き入れた。
「んん、はあぁ!! ああ、またぁ!」
もともと今までも、イったままだったようなものだ。あっという間に深い絶頂が私を襲う。
「あ、あ、あ…… ━━━━━━!!」
もう声も出ない。喉の奥から細く高い音が絞り出されるだけ。
「う、くっ…………! ぅあああ!」
私の絶頂に、カイン様のものがさらに大きさを増して、カイン様の呻きとともに弾けるのを感じた……。
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