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第1章
第16話
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「すみません、何かあったんですか?」
事の異変に気づいた私は近くにいた受付嬢に尋ね、その顛末を知りました。
私達が来るだいぶ前に、バトルオークに襲撃され負傷した冒険者が運ばれてきたことが始まりとして、バトルオークが今も尚町に向かって来ているという話のようです。
その数も二匹や四匹ならいいのですが、その総数は五十匹程と言われ集団行動を行うとも。
それ以上はギルドが情報収集を行ってると言われ聞くことは出来なかった。
「ルーア達!至急テントを回収して待機してて、私が回収しに行くから」
「え?あ、はい!分かりました!」
これはルーア達もやばいのではないかと、急いで撤収命令を出し、アルクさんも一緒に一度キャンプへと戻ります。
出来れば、RQ-11による偵察でより詳しい情報も欲しい。
北門を出て少し走ると、私はアプリを開き一両の車両に運転手と銃座手を一名ずつ、それに加えM2 重機関銃一挺とM240を二挺、マウントも購入し装備すると目の前に展開し、助手席に乗ると車を出しました。
アルクさんもそれには驚きましたが、今は急を要しますしいずれ導入する予定だったので問題はなし。
それの名は、Flyer72。
詳しい情報は英語W〇kiを翻訳してもよく分からなかったのですが、私の中では最大で5門の機関銃を装備できるハリネズミよりもスゴイヤツというイメージ。
それが少し小さくなったFlyer60というのもあります。
米海軍特殊作戦司令部が、ゼネラル・ダイナミクス・オードナンス・アンド・タクティカル・システムズの戦術用途車輌「Flyer60」を、多用途な任務に向けて評価中であることを軍事情報サイトのシェファードが軍当局関係者筋からの情報として報じているなど、実戦配備されてるのかは知りませんがちゃんと実在する兵器です。
「え、これなに黒恵ちゃん?」
「アルクさん!とりあえずこっち乗ってください!」
横に3席並ぶ椅子を運転手を挟むように座り、車を出させるとあっという間にキャンプへと着きました。
着いた先ではまだ撤収作業が行なわれていたので私達も加勢して手早く済ませると、状況を説明しつつ、ルーアとリーアにRQ-11による索敵を実施し、事態の収集をこちらも行います。
「……なるほど、それで焦ってたんですね」
説明が終わると、各々悩ましい表情を浮かべ状況の異例さを理解しました。
ですが、銃を相手に苦戦するような相手でもなさそうですから、その中でも私は比較的楽観的にいました。
「確かに討伐資格はレベルⅢだったよね……いた、バトルオークの集団がいたよ。数は……50はいるとも思う」
そんなこんなでお互いに整理を付けられてきた中、ルーアが早速小隊規模の敵部隊を発見。
映像に写るバトルオークは、通常のオークに比べ防具や大きなメイスを全匹が装備し、中には大きく分厚い木製の盾を持っている個体がいました。
「もう少し深くも見てみて、人為的なものであれば、別に部隊がいくつか展開してるはず」
もしそうであれば、それはきっと魔王軍か何かの仕業に違いないでしょう。
周辺もくまなく捜索してそれを実証させます。
「分かった、探してみる」
その後、ルーアは50匹バトルオーク小隊の後方に100匹のバトルオーク中隊、20匹単位で別れる弓矢スケルトン小隊を複数を発見。これを受け、私は偵察報告による緊急クエスト時の優先討伐権を手に入れるべく、北門近くに戦力をまとめて待機させ、私はギルドへと向かいました。
──────
「すみません、偵察報告をしに来たのですが、至急担当の方をお呼び出来ないでしょうか」
ギルド内に入ると目に入った受付嬢にそう言い、噂を聞き付けやってきた近くの冒険者達を騒然とさせました。
詳細は不明とはいえ既に冒険者約10名が被害を受け、そのうち3名ほどは偵察に行ったパーティーらしい。
それでも、未だバトルオークが数十匹という不確かな情報しか届いていませんでした。
「分かりました、個室の方へご案内します」
また偵察報告が来たと、受付嬢に案内される女性の姿に期待や不安が募ります。
1ヶ月ほど前には新米だった冒険者、異例の早さでのレベルⅢまで昇進。
指折りのレベルIV、Ⅴ冒険者よりも有名な彼女の名を、彼らは口々に囁きましたが、その口から聞こえる言葉は、決して良いものでもありませんでした。
「ここで、少々お待ちください」
三畳もなさそうな室内の中に入れられ待つように言われると、私は近くの椅子に腰掛け、収納強化魔法によって容量を増加させた背中のバックから、必要なものを取り出しそれを手元に置いて、深い溜息をつきました。
自分との実力差に相手を罵るしかない人々の言葉が頭の中に響き、明かりの中に生まれる暗闇を覗いたような残念さが心の内にこもり、私はこの世界に歓迎されていないのかなと、少し考えてしまいます。
傍から見れば、少しでも多くお金が稼げるクエストを私が片っ端から食い散らかし、市場を独占しているような状態が続いていて、レベルⅢに昇格した今はキャステイトを討伐するので他のクエストには手をつけてませんでしたが、レベルⅢのクエストも掲示板に貼られるのが護衛などの長期間束縛系クエストしかなくクエストが無くなるのも時間の問題という状況でした。
そんなある意味脅威となる人物に与える異名など、良いものなんてありません。
「お待たせしました、黒恵さん」
憂鬱な気分で待ち続け数分後、やっと来たかと顔を上げると、そこにはマウエズさんがいました。
「こんにちは、マウエズさん。早速、偵察報告と行きますね」
急いで暗い顔をどうにかしようと作り笑顔で誤魔化し、簡易的な格子線を引いて横に英語文字、縦に数字を書いたこの町の周辺地図をテーブルに置き、RQ-11によって捉えたバトルオーク部隊がどこに、どのくらいの規模でいるか。
他にもスケルトン部隊などの戦力を確認したことを報告しました。
「このモンスター達の連携した展開は、明らかに人為的なもの。魔王軍か何かの仕業に、違いないと睨んでいますが、この部隊侵攻に何の意味があるのかまではまだ考えが及ばない所です」
市民の間にも魔王軍との戦況などの話は聞きませんし、もしこのまま神様との約束を果たすには独自に動くしか今のところ選択肢がないのも確かで、この機会にギルドと連携が取れるようにもしておきたいのです。
なるべく、現時点で対抗戦力を整えられるだけの判断材料となる情報等も欲しい。
「そうですね、私たちギルドも、魔王軍が関与していると予測しています。これは極秘事項なので他言無用ですが……この町は街道の中間地点として新たに整備されているというのはご存知ですよね?」
ここに来た時、最初のクエストでロイスロー討伐を受け、その道中に付き添いのマウエズさんが説明していたのを思い出します。
「はい、それに先駆けてギルドの設置や行商の流通も始まり、整備と同時進行で栄えているのだと思っています」
大通りに店を構え、連日宣伝のための大声が通りを歩く時聞こえるようになりました。
キャンプ暮しに変えてからは食材などを値段交渉を交えたりして買ってもいます。
「ですが、ここから街道の先というと、既に魔王軍の勢力圏内であり、現在は通行を規制しているんです」
私はその言葉に驚愕し、それと共に憤りを覚え反射的にテーブルを叩きました。でも、その行動自体はなんの意味がないと気付き、食いかかるような姿勢を辞めて座り直します。
「ギルドは何故その事を公表しないのですか?」
紛うことなき非常事態のはず、それでもただ手をこまねいているだけでは見えるのは破滅のみ。
まさか、あのバトルオーク部隊が斥候とでも言うのでしょうか。
「もう潮時ですし、今回の緊急クエスト召集時に公表する予定でいます。既に共和国軍の増援を要請して向かってもらっている途中ですから、それまでの間、黒恵さん達に時間を稼いで頂きたい」
違う、ギルドもギルドで切羽詰まった状況なのです。
実力あるものが死ぬのを避け、かつ最大戦力を活かして攻撃するには、私達がうってつけ。
それでも、未だバトルオークが数十匹という不確かな情報しか届いていなかった?そんなの嘘。
私たちにそれを正確に把握しているかのテストをそこでするための情報を集め、断片的に公表していたに過ぎず、それに合格した私は、たった六人で魔王軍を正面から相手しないといけなくなりました。
「……分かりました。既に仲間が北門の方でバトルオークの迎撃準備を完了しているので、報奨金さえ保証して貰えれば私は行きます」
それにマウエズさんが満足そうに頷き、8人分の緊急クエストタグを用意してもらうと、私は行き場のない怒りをバトルオーク達に押し付けるべく、村の中をフル装備で駆けた。
事の異変に気づいた私は近くにいた受付嬢に尋ね、その顛末を知りました。
私達が来るだいぶ前に、バトルオークに襲撃され負傷した冒険者が運ばれてきたことが始まりとして、バトルオークが今も尚町に向かって来ているという話のようです。
その数も二匹や四匹ならいいのですが、その総数は五十匹程と言われ集団行動を行うとも。
それ以上はギルドが情報収集を行ってると言われ聞くことは出来なかった。
「ルーア達!至急テントを回収して待機してて、私が回収しに行くから」
「え?あ、はい!分かりました!」
これはルーア達もやばいのではないかと、急いで撤収命令を出し、アルクさんも一緒に一度キャンプへと戻ります。
出来れば、RQ-11による偵察でより詳しい情報も欲しい。
北門を出て少し走ると、私はアプリを開き一両の車両に運転手と銃座手を一名ずつ、それに加えM2 重機関銃一挺とM240を二挺、マウントも購入し装備すると目の前に展開し、助手席に乗ると車を出しました。
アルクさんもそれには驚きましたが、今は急を要しますしいずれ導入する予定だったので問題はなし。
それの名は、Flyer72。
詳しい情報は英語W〇kiを翻訳してもよく分からなかったのですが、私の中では最大で5門の機関銃を装備できるハリネズミよりもスゴイヤツというイメージ。
それが少し小さくなったFlyer60というのもあります。
米海軍特殊作戦司令部が、ゼネラル・ダイナミクス・オードナンス・アンド・タクティカル・システムズの戦術用途車輌「Flyer60」を、多用途な任務に向けて評価中であることを軍事情報サイトのシェファードが軍当局関係者筋からの情報として報じているなど、実戦配備されてるのかは知りませんがちゃんと実在する兵器です。
「え、これなに黒恵ちゃん?」
「アルクさん!とりあえずこっち乗ってください!」
横に3席並ぶ椅子を運転手を挟むように座り、車を出させるとあっという間にキャンプへと着きました。
着いた先ではまだ撤収作業が行なわれていたので私達も加勢して手早く済ませると、状況を説明しつつ、ルーアとリーアにRQ-11による索敵を実施し、事態の収集をこちらも行います。
「……なるほど、それで焦ってたんですね」
説明が終わると、各々悩ましい表情を浮かべ状況の異例さを理解しました。
ですが、銃を相手に苦戦するような相手でもなさそうですから、その中でも私は比較的楽観的にいました。
「確かに討伐資格はレベルⅢだったよね……いた、バトルオークの集団がいたよ。数は……50はいるとも思う」
そんなこんなでお互いに整理を付けられてきた中、ルーアが早速小隊規模の敵部隊を発見。
映像に写るバトルオークは、通常のオークに比べ防具や大きなメイスを全匹が装備し、中には大きく分厚い木製の盾を持っている個体がいました。
「もう少し深くも見てみて、人為的なものであれば、別に部隊がいくつか展開してるはず」
もしそうであれば、それはきっと魔王軍か何かの仕業に違いないでしょう。
周辺もくまなく捜索してそれを実証させます。
「分かった、探してみる」
その後、ルーアは50匹バトルオーク小隊の後方に100匹のバトルオーク中隊、20匹単位で別れる弓矢スケルトン小隊を複数を発見。これを受け、私は偵察報告による緊急クエスト時の優先討伐権を手に入れるべく、北門近くに戦力をまとめて待機させ、私はギルドへと向かいました。
──────
「すみません、偵察報告をしに来たのですが、至急担当の方をお呼び出来ないでしょうか」
ギルド内に入ると目に入った受付嬢にそう言い、噂を聞き付けやってきた近くの冒険者達を騒然とさせました。
詳細は不明とはいえ既に冒険者約10名が被害を受け、そのうち3名ほどは偵察に行ったパーティーらしい。
それでも、未だバトルオークが数十匹という不確かな情報しか届いていませんでした。
「分かりました、個室の方へご案内します」
また偵察報告が来たと、受付嬢に案内される女性の姿に期待や不安が募ります。
1ヶ月ほど前には新米だった冒険者、異例の早さでのレベルⅢまで昇進。
指折りのレベルIV、Ⅴ冒険者よりも有名な彼女の名を、彼らは口々に囁きましたが、その口から聞こえる言葉は、決して良いものでもありませんでした。
「ここで、少々お待ちください」
三畳もなさそうな室内の中に入れられ待つように言われると、私は近くの椅子に腰掛け、収納強化魔法によって容量を増加させた背中のバックから、必要なものを取り出しそれを手元に置いて、深い溜息をつきました。
自分との実力差に相手を罵るしかない人々の言葉が頭の中に響き、明かりの中に生まれる暗闇を覗いたような残念さが心の内にこもり、私はこの世界に歓迎されていないのかなと、少し考えてしまいます。
傍から見れば、少しでも多くお金が稼げるクエストを私が片っ端から食い散らかし、市場を独占しているような状態が続いていて、レベルⅢに昇格した今はキャステイトを討伐するので他のクエストには手をつけてませんでしたが、レベルⅢのクエストも掲示板に貼られるのが護衛などの長期間束縛系クエストしかなくクエストが無くなるのも時間の問題という状況でした。
そんなある意味脅威となる人物に与える異名など、良いものなんてありません。
「お待たせしました、黒恵さん」
憂鬱な気分で待ち続け数分後、やっと来たかと顔を上げると、そこにはマウエズさんがいました。
「こんにちは、マウエズさん。早速、偵察報告と行きますね」
急いで暗い顔をどうにかしようと作り笑顔で誤魔化し、簡易的な格子線を引いて横に英語文字、縦に数字を書いたこの町の周辺地図をテーブルに置き、RQ-11によって捉えたバトルオーク部隊がどこに、どのくらいの規模でいるか。
他にもスケルトン部隊などの戦力を確認したことを報告しました。
「このモンスター達の連携した展開は、明らかに人為的なもの。魔王軍か何かの仕業に、違いないと睨んでいますが、この部隊侵攻に何の意味があるのかまではまだ考えが及ばない所です」
市民の間にも魔王軍との戦況などの話は聞きませんし、もしこのまま神様との約束を果たすには独自に動くしか今のところ選択肢がないのも確かで、この機会にギルドと連携が取れるようにもしておきたいのです。
なるべく、現時点で対抗戦力を整えられるだけの判断材料となる情報等も欲しい。
「そうですね、私たちギルドも、魔王軍が関与していると予測しています。これは極秘事項なので他言無用ですが……この町は街道の中間地点として新たに整備されているというのはご存知ですよね?」
ここに来た時、最初のクエストでロイスロー討伐を受け、その道中に付き添いのマウエズさんが説明していたのを思い出します。
「はい、それに先駆けてギルドの設置や行商の流通も始まり、整備と同時進行で栄えているのだと思っています」
大通りに店を構え、連日宣伝のための大声が通りを歩く時聞こえるようになりました。
キャンプ暮しに変えてからは食材などを値段交渉を交えたりして買ってもいます。
「ですが、ここから街道の先というと、既に魔王軍の勢力圏内であり、現在は通行を規制しているんです」
私はその言葉に驚愕し、それと共に憤りを覚え反射的にテーブルを叩きました。でも、その行動自体はなんの意味がないと気付き、食いかかるような姿勢を辞めて座り直します。
「ギルドは何故その事を公表しないのですか?」
紛うことなき非常事態のはず、それでもただ手をこまねいているだけでは見えるのは破滅のみ。
まさか、あのバトルオーク部隊が斥候とでも言うのでしょうか。
「もう潮時ですし、今回の緊急クエスト召集時に公表する予定でいます。既に共和国軍の増援を要請して向かってもらっている途中ですから、それまでの間、黒恵さん達に時間を稼いで頂きたい」
違う、ギルドもギルドで切羽詰まった状況なのです。
実力あるものが死ぬのを避け、かつ最大戦力を活かして攻撃するには、私達がうってつけ。
それでも、未だバトルオークが数十匹という不確かな情報しか届いていなかった?そんなの嘘。
私たちにそれを正確に把握しているかのテストをそこでするための情報を集め、断片的に公表していたに過ぎず、それに合格した私は、たった六人で魔王軍を正面から相手しないといけなくなりました。
「……分かりました。既に仲間が北門の方でバトルオークの迎撃準備を完了しているので、報奨金さえ保証して貰えれば私は行きます」
それにマウエズさんが満足そうに頷き、8人分の緊急クエストタグを用意してもらうと、私は行き場のない怒りをバトルオーク達に押し付けるべく、村の中をフル装備で駆けた。
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