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#03.さお
#03-06.官能の共鳴 *
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早速節子さんたちと会った翌朝、黒神さんと一週間の荷物を取りに、アパートに戻る。
勿論、黒神さんに限ってそれだけで済むはずがなく。
「朝っぱらからエッチだなおれたち……」黒神さんによって開発されてしまったこのからだはすぐ反応する。「さおってば。締め付けきっつ。わざと?」
わざとではない。あまりにも気持ちよすぎてつい、膣が収縮してしまうのだ。ぎゅうぎゅうと筋肉が収縮し、きっと黒神さんの感度を高めてくれている。
バースト。官能が爆発してしまいそうだ。黒神さんによって高められた暴力的なまでの官能が。
「……気持ち、いい……」行為のさなか、わたしは彼のからだを抱き締める。いつもわたしが下で黒神さんがうえ。黒神さんの動きが気持ちいい。「ああ……もう、溶けちゃいそう」
現実と妄想の境目が曖昧で、脳味噌がバターみたいに溶けてしまっている。黒神さんの緩やかな腰使いはなんだか、湖に浮かぶ孤独な船を思わせる。孤独で――静謐で。
愛情とはつまり努力なのだと思う。自分を知って貰い、相手のことを開発する努力。
「すげえ……濡れてんのなさお。分かる?」
びたびたと抽挿を繰り広げながら黒神さんは笑う。わたしのおっぱいをわしづかみにするとべろべろと舌で首筋を舐めあげ、、
「や……もう、駄目……黒神さん……わたし、また……」
「おれも、もう……」
いくら細身に見えても男の人のからだは重たい。固い胸板で圧迫され、息苦しさのなかに頼もしさを覚える。しっかりと手を繋ぎ合わせ、重ね合う努力。
黒神さんは、わたしを追い込むことに、容赦しない。舞台が自宅マンションであれ、この壁の薄い築八十年のアパートであれど。
しっかりと追い込まれるわたしは、ちゃんと、黒神さんのことが好きなんだと思う。好きだからこそちゃんと――向き合いたい。
ひとりでシャワーを浴びていると黒神さんが入ってきた。
「や。ちょっと……」
わたしは抗議の声をあげるのだが、見てしまう。黒神さんのペニスが勃起している。
いつも、わたしのことを気持ちよく導いてくれるそこが、なんだか――愛おしい。
黒神さんと一緒にお風呂に入るのは初めてだ。自分のからだに自信なんかないわたしは、つい、鍛え抜かれた黒神さんとの差異を認識してしまうので。いつも、先にシャワーを浴びさせて頂いている。
休日の朝、いたずらで黒神さんを起こすのを別とすれば、わたしはフェラチオをしないほうで。ひょっとしたらこれ、自己中なのかもしれない、という不安も過ぎる。
当惑を残しつつもわたしは尋ねた。「黒神さん、なんで勃起してるの?」
「知らなかったのかよ」とわたしのはだかに背に手を添える黒神さんは、「おまえが知らねえだけで、おれ、結構勃起してんの。おまえの姿見るだけで。条件反射だな。これ」
わたしは笑って答えた。「パブロフの犬っていうんですよこういうの」
そして身を屈め、あなたの屈強な頂きを貪る。
「ああ……もう、駄目ぇ……っ、お願い……ああ、ああ、ああんっ……あんっ……」
冷たい風呂場の壁に手を添え、背後から愛しこまれるわたしの蜜の量はおびただしいほどで。犬のように発情してしまう。
いくら抗議の声をあげようとも、黒神さんは動きを止めない。
立ちバック。背後から濡れたわたしの乳房をむにむにと黒神さんは揉みしだき、
「ああ……さおのなか、最高。たまんない……どうしてきみってそんなに気持ちがいいの?」
「わたしも……だけど、あんっ」
「ここが弱いんだよな……さおは」
顔が見えないのがもどかしい。あのふてぶてしく、俺様的な、圧倒的な快楽を提供する調教者の顔を見せて欲しい。出来ないわたしは黒神さんの恍惚のときの表情を脳内に蘇らせるばっかりで。
黒神さんに愛されるとき、わたしは感じすぎて相手の表情を確かめる余裕がない。スパークした脳内。またたく流れ星たちが作り上げる清流。星の海の中でわたしはただ、感じるだけの無能と化す。
だから、黒神さんの感じるときの表情を見られる機会は貴重で。そう、例えばフェラチオのときなどに限られる。わたしの頭にしっかり手を添え、わたしの口内に射精するときの表情、それからぐったり力を失うあの動きとかも、たまらないんだけどね。
背後から思い切り貫かれ、濡れた乳房を刺激するどころか、黒神さんの手は下方に伸び、
「すっげえ……膝の裏までぐっちょりだぜ……さお」
抜かりなく言葉で愛撫を繰り返す。聴覚までもあなたに支配されている。
「さおのなか。とろっとろ。あっつ。……食いちぎられてしまいそうだぜ……」
「――んっ」
挙句、わたしの愛芽に手をかけ、ぐにぐにと刺激を与える。「やあ……そこ、駄目……三点責めなんて……ずるい……」
すると黒神さんは上半身をわたしの背中に密着させ、
「これが、いいんだろう? さおは」
大きな手でわたしの両の乳首を刺激し、ぬめぬめとしたクリトリスもぐちゅぐちゅといじり倒す。勿論、わたし史上一番弱く、男を待ち望むそこは、あなたの固く太いペニスで貫かれており、――わたしはとうとう、絶叫した。
あなたの行動は止まるはずもなく、本格的にわたしが自分を見失っても、あなたの攻撃は続けられた。
「あん……あんっ、あんっ、あんっ……」
出しては駄目だと思うほどに、声が出てしまう。
一度着替えたはずのわたしだが結局黒神さんに貫かれている。パンティは膝まで下げられ、スカートをまくりあげられ、立ちバック。――立ちバック。
黒神さんとつき合い始めて初めて体験した体位だが、これ、やばい。立っているのがしんどいほどに気持ちいいのに。なんか煽る。
しかも、わたしは薄―いお隣さんとの壁に手を右の頬を押しつけている状態で。顔を左に傾け、せめて聞こえないようにと、声を逃す、のだが。黒神さんがそれを許すはずがなく。
「さーお」
ぱちん、と胸の拘束が緩む。と思ったときには、熱いあなたの手のひらでしっかりと乳房を包まれており、そのあたたかさ――ついさきほどまで味わっていたはずなのに、もうわたしはあなたを懐かしいと感じている。出来ることならば一生、セックスをしていたい。
誰も来ないエデンの花園でわたしとあなたは愛という花を咲かすの。永遠に枯れない不滅の花を。
「さおの、おっぱい、最高……」わたしの髪に顔を埋めながらあなたは、「すげえ、やわこくて、すぅーぐ固くなんのな。たまんねえ……」
ばち、ばち、とあなたがペニスで叩きつける音のなかに甘さが混ざる。紛れもなくそれは、わたしの排出するおびただしい愛の蜜の成せる技で。その潤滑油が二人の感度を高めていく。
頃合いだと分かったのだろう。黒神さんは、
「もう、我慢出来ない。激しくいくぞ、さお」
わたしも、我慢出来なかった。発情した犬のごとく、本能を剥き出しにしたわたしは、あなたの愛を受け止めた。
――電車のなかで、見つめ合った。
ふたりが肩からかけるボストンバッグのなかには、わたしの一週間分の衣類が詰められている。あと文庫本も少々。どうせ黒神さんのマンションに行ったら本そっちのけで愛し合うに決まっているのに、それでも持ち込むのはわたしのこころのどこかに残る意地のようなものだった。――セックスばかり、してるんじゃないのよ、と。
「楽しみだな。きみとこれからずっと一緒に過ごせるのかと思うと」思えば黒神さんは、偽装職場恋愛を提案した当初から、新宿の自宅マンションで過ごすことを提案してくれていたのだ。お母さんの件をきっかけに、動いたかたちだ。
黒神さんの言葉で、わたしのこころのなかに潜む悲観的な予測が消えていく。――いや、消えることなどないけれど、少なくとも黒神さんと一緒にいるあいだは、その悲観的な予測を感じずにいられる。あんなにも愛されたのだから。
「わたしも、楽しみです」
どちらからともなく手を繋いだ。微笑みを交わす。特に会社では無表情なことの多い黒神さんからするとこの変化は激烈だ。愛のもたらす威力なんだろう。
電車は一路、新宿へと向かう。寂しくも悲しくもなかった。黒神さんと一緒に過ごせることへの、未来への期待感が、わたしの胸のなかいっぱいに広がっていった。
*
勿論、黒神さんに限ってそれだけで済むはずがなく。
「朝っぱらからエッチだなおれたち……」黒神さんによって開発されてしまったこのからだはすぐ反応する。「さおってば。締め付けきっつ。わざと?」
わざとではない。あまりにも気持ちよすぎてつい、膣が収縮してしまうのだ。ぎゅうぎゅうと筋肉が収縮し、きっと黒神さんの感度を高めてくれている。
バースト。官能が爆発してしまいそうだ。黒神さんによって高められた暴力的なまでの官能が。
「……気持ち、いい……」行為のさなか、わたしは彼のからだを抱き締める。いつもわたしが下で黒神さんがうえ。黒神さんの動きが気持ちいい。「ああ……もう、溶けちゃいそう」
現実と妄想の境目が曖昧で、脳味噌がバターみたいに溶けてしまっている。黒神さんの緩やかな腰使いはなんだか、湖に浮かぶ孤独な船を思わせる。孤独で――静謐で。
愛情とはつまり努力なのだと思う。自分を知って貰い、相手のことを開発する努力。
「すげえ……濡れてんのなさお。分かる?」
びたびたと抽挿を繰り広げながら黒神さんは笑う。わたしのおっぱいをわしづかみにするとべろべろと舌で首筋を舐めあげ、、
「や……もう、駄目……黒神さん……わたし、また……」
「おれも、もう……」
いくら細身に見えても男の人のからだは重たい。固い胸板で圧迫され、息苦しさのなかに頼もしさを覚える。しっかりと手を繋ぎ合わせ、重ね合う努力。
黒神さんは、わたしを追い込むことに、容赦しない。舞台が自宅マンションであれ、この壁の薄い築八十年のアパートであれど。
しっかりと追い込まれるわたしは、ちゃんと、黒神さんのことが好きなんだと思う。好きだからこそちゃんと――向き合いたい。
ひとりでシャワーを浴びていると黒神さんが入ってきた。
「や。ちょっと……」
わたしは抗議の声をあげるのだが、見てしまう。黒神さんのペニスが勃起している。
いつも、わたしのことを気持ちよく導いてくれるそこが、なんだか――愛おしい。
黒神さんと一緒にお風呂に入るのは初めてだ。自分のからだに自信なんかないわたしは、つい、鍛え抜かれた黒神さんとの差異を認識してしまうので。いつも、先にシャワーを浴びさせて頂いている。
休日の朝、いたずらで黒神さんを起こすのを別とすれば、わたしはフェラチオをしないほうで。ひょっとしたらこれ、自己中なのかもしれない、という不安も過ぎる。
当惑を残しつつもわたしは尋ねた。「黒神さん、なんで勃起してるの?」
「知らなかったのかよ」とわたしのはだかに背に手を添える黒神さんは、「おまえが知らねえだけで、おれ、結構勃起してんの。おまえの姿見るだけで。条件反射だな。これ」
わたしは笑って答えた。「パブロフの犬っていうんですよこういうの」
そして身を屈め、あなたの屈強な頂きを貪る。
「ああ……もう、駄目ぇ……っ、お願い……ああ、ああ、ああんっ……あんっ……」
冷たい風呂場の壁に手を添え、背後から愛しこまれるわたしの蜜の量はおびただしいほどで。犬のように発情してしまう。
いくら抗議の声をあげようとも、黒神さんは動きを止めない。
立ちバック。背後から濡れたわたしの乳房をむにむにと黒神さんは揉みしだき、
「ああ……さおのなか、最高。たまんない……どうしてきみってそんなに気持ちがいいの?」
「わたしも……だけど、あんっ」
「ここが弱いんだよな……さおは」
顔が見えないのがもどかしい。あのふてぶてしく、俺様的な、圧倒的な快楽を提供する調教者の顔を見せて欲しい。出来ないわたしは黒神さんの恍惚のときの表情を脳内に蘇らせるばっかりで。
黒神さんに愛されるとき、わたしは感じすぎて相手の表情を確かめる余裕がない。スパークした脳内。またたく流れ星たちが作り上げる清流。星の海の中でわたしはただ、感じるだけの無能と化す。
だから、黒神さんの感じるときの表情を見られる機会は貴重で。そう、例えばフェラチオのときなどに限られる。わたしの頭にしっかり手を添え、わたしの口内に射精するときの表情、それからぐったり力を失うあの動きとかも、たまらないんだけどね。
背後から思い切り貫かれ、濡れた乳房を刺激するどころか、黒神さんの手は下方に伸び、
「すっげえ……膝の裏までぐっちょりだぜ……さお」
抜かりなく言葉で愛撫を繰り返す。聴覚までもあなたに支配されている。
「さおのなか。とろっとろ。あっつ。……食いちぎられてしまいそうだぜ……」
「――んっ」
挙句、わたしの愛芽に手をかけ、ぐにぐにと刺激を与える。「やあ……そこ、駄目……三点責めなんて……ずるい……」
すると黒神さんは上半身をわたしの背中に密着させ、
「これが、いいんだろう? さおは」
大きな手でわたしの両の乳首を刺激し、ぬめぬめとしたクリトリスもぐちゅぐちゅといじり倒す。勿論、わたし史上一番弱く、男を待ち望むそこは、あなたの固く太いペニスで貫かれており、――わたしはとうとう、絶叫した。
あなたの行動は止まるはずもなく、本格的にわたしが自分を見失っても、あなたの攻撃は続けられた。
「あん……あんっ、あんっ、あんっ……」
出しては駄目だと思うほどに、声が出てしまう。
一度着替えたはずのわたしだが結局黒神さんに貫かれている。パンティは膝まで下げられ、スカートをまくりあげられ、立ちバック。――立ちバック。
黒神さんとつき合い始めて初めて体験した体位だが、これ、やばい。立っているのがしんどいほどに気持ちいいのに。なんか煽る。
しかも、わたしは薄―いお隣さんとの壁に手を右の頬を押しつけている状態で。顔を左に傾け、せめて聞こえないようにと、声を逃す、のだが。黒神さんがそれを許すはずがなく。
「さーお」
ぱちん、と胸の拘束が緩む。と思ったときには、熱いあなたの手のひらでしっかりと乳房を包まれており、そのあたたかさ――ついさきほどまで味わっていたはずなのに、もうわたしはあなたを懐かしいと感じている。出来ることならば一生、セックスをしていたい。
誰も来ないエデンの花園でわたしとあなたは愛という花を咲かすの。永遠に枯れない不滅の花を。
「さおの、おっぱい、最高……」わたしの髪に顔を埋めながらあなたは、「すげえ、やわこくて、すぅーぐ固くなんのな。たまんねえ……」
ばち、ばち、とあなたがペニスで叩きつける音のなかに甘さが混ざる。紛れもなくそれは、わたしの排出するおびただしい愛の蜜の成せる技で。その潤滑油が二人の感度を高めていく。
頃合いだと分かったのだろう。黒神さんは、
「もう、我慢出来ない。激しくいくぞ、さお」
わたしも、我慢出来なかった。発情した犬のごとく、本能を剥き出しにしたわたしは、あなたの愛を受け止めた。
――電車のなかで、見つめ合った。
ふたりが肩からかけるボストンバッグのなかには、わたしの一週間分の衣類が詰められている。あと文庫本も少々。どうせ黒神さんのマンションに行ったら本そっちのけで愛し合うに決まっているのに、それでも持ち込むのはわたしのこころのどこかに残る意地のようなものだった。――セックスばかり、してるんじゃないのよ、と。
「楽しみだな。きみとこれからずっと一緒に過ごせるのかと思うと」思えば黒神さんは、偽装職場恋愛を提案した当初から、新宿の自宅マンションで過ごすことを提案してくれていたのだ。お母さんの件をきっかけに、動いたかたちだ。
黒神さんの言葉で、わたしのこころのなかに潜む悲観的な予測が消えていく。――いや、消えることなどないけれど、少なくとも黒神さんと一緒にいるあいだは、その悲観的な予測を感じずにいられる。あんなにも愛されたのだから。
「わたしも、楽しみです」
どちらからともなく手を繋いだ。微笑みを交わす。特に会社では無表情なことの多い黒神さんからするとこの変化は激烈だ。愛のもたらす威力なんだろう。
電車は一路、新宿へと向かう。寂しくも悲しくもなかった。黒神さんと一緒に過ごせることへの、未来への期待感が、わたしの胸のなかいっぱいに広がっていった。
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